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おすすめ家庭用ゲームソフト

SwitchのおすすめADV総まとめ!【傑作/名作ノベルゲーム集結】

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(最新の追記・2023年9月18日/3作品追加、一部箇所の追記・修正)

Switchといえば、現在「テキストADVゲーム(いわゆるノベルゲーム)」ともっとも相性がいいハードであると言っていいのではないでしょうか。実際にSwitchには続々とADV(アドベンチャー)作品が登場しており、まさにADVゲームの主戦場となっています。

この記事では、毎月数本のADVをプレイし続けているノベルゲームマニアとして、SwitchのおすすめADVを余すことなくまとめていきます!
私がプレイ(クリア)した作品に限って取り上げますので、本当に心からおすすめできるものが揃っています。主観が混じる記事ではありますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。

(この記事はクリア作品が増えるたびに定期的に更新していこうと思います。おすすめノベルゲームリスト決定版のようなものを目指します!現時点でも50作品程度扱っています!)

関連記事リンク:VITAは傑作・名作ADVの宝庫!おすすめタイトル総まとめ!
関連記事リンク:実は大量!PS4で遊べるおすすめの傑作/名作ADV総まとめ!

なお、以下はおすすめ順というわけではありません。
おすすめ度はS+/S/A+/A/Bの5段階で表示しますが、この記事のタイトルすべてがおすすめですので、その中でも私の好み(あくまでも個人的な評価)を反映したものとお考え下さい。

デイグラシアの羅針盤

キーワード:SF/サスペンス/脱出劇/ミステリー
おすすめ度:S


(Switch版はダウンロード専売です)

海底に沈んだ深海遊覧船を舞台としたサスペンスADV。何が起こるかわからないドキドキ感と、科学的なネタをふんだんに盛り込むことによって高められたリアリティ、ゲームならではのギミックトリックなどが魅力の一本。超がつく有名ノベルゲーム「EVER17」へのリスペクトが感じられる作品で、ボリュームもたっぷり。約1000円という安価なダウンロード専売作品とは思えない完成度なので、コスパも抜群です。同人作品ゆえのチープさこそありますが、それを補って余りある内容だと思います。

グノーシア

キーワード:人狼/SF/ループもの/サイコパス/ミステリー/恋愛
おすすめ度:S+

グノーシア - Switch
プチデポット
2020-12-17


SF世界を舞台として、宇宙船に現れた裏切り者「グノーシア」を発見するゲーム。
実際に自分の手でCPUキャラクターたちと人狼を繰り返すことにより、少しずつ物語が明かされていく斬新なシステムのADVとなっています。人狼はルールが難しい印象がある方もいらっしゃると思いますが、この作品では徐々に複雑になっていくので初めての人でも楽しめる安心設計。ホラーチックな演出や、先が気になる展開など、サスペンスとしても非常によくできた名作です。

メモリーズオフ-Innocent Fille-

キーワード:恋愛/冬/学園もの/シリアス/トラウマ
おすすめ度:S



高校生の恋と青春の日常を描く「ライトサイド」と、過去に起きた事件と関連した非日常を描く「ヘビィサイド」の二面性をもった恋愛ADV。
メモリーズオフシリーズといえばかなりの作品がリリースされていますが、基本的な物語は独立していますので、「イノサンフィーユ」からでも問題なくプレイできます。シリーズの掲げる「痛みを伴う重厚な人間ドラマ」が冬の学園を舞台に繰り広げられます。なお、スピンオフ続編「for Dearest」や過去作まとめパッケージ「メモリーズオフヒストリア」も発売されています。


殺人探偵ジャック・ザ・リッパー

キーワード:サスペンス/ファンタジー/ミステリー/ロンドン/切り裂きジャック
おすすめ度:S

殺人探偵ジャック・ザ・リッパー - Switch
日本一ソフトウェア
2019-04-25


霧に包まれた不穏な空気感の漂うロンドンを舞台に、探偵である主人公が殺人鬼・ジャックザリッパーの人格を自身の中に知覚するところから物語が始まります。
探偵ルートと殺人鬼ルートという全く異なるストーリーが用意されており、これが物語の二面性を見事に引き立てています。サスペンスとしての面白さはもちろんのこと、作品独特の雰囲気がとてもいい感じ。あえて言うなら、声優さんの演技が多少気になる部分がありますが、それもある意味この作品の味なのかもしれません。

恋する乙女と守護の楯(2作品)

キーワード:学園もの/女装/護衛/ファンタジー/恋愛
おすすめ度:B(Re:boot The "SHIELD-9"(1作目))・A+(薔薇の聖母(2作目))








(2作目の薔薇の聖母のSwitch版はダウンロード専売のため、PS4版のリンクです。ご注意ください)

ボディーガードである主人公が、護衛対象の通うお嬢様学校に女装して潜入するシリーズ。個人的に女装ものにあまり興味はなかったのですが、比較的明るい作品である上、熱い展開なども用意されていることから、思いのほか楽しめました。
1作目については、各ルートのストーリーが似通っているという問題点がありましたが、2作目は概ね改善されていた印象。なおこのシリーズは主人公と上司の掛け合いがとても面白くて癒されますw

レイジングループ

キーワード:人狼系/サスペンス/推理/ミステリー/民間伝承/神話/恋愛
おすすめ度:S+



人狼を信仰する異質で不気味な休水(やすみず)という集落に迷い込んだ主人公が「死に戻り」というループを繰り返して、村に潜む狼の正体・怪異の謎・伝承の秘密・ループの真相を解き明かしていく、というストーリー。
あまりの面白さに徹夜間違いなし、極上のドキドキサスペンスを味わいたいならもってこいの作品です。詳細なレビュー記事もありますので合わせてどうぞ。

デスマッチラブコメ

キーワード:ラブコメ/サスペンス/神話/学園もの/伝奇/恋愛
おすすめ度:B



告白されると爆死する。そんな突飛な設定の作品ながら、単なるイロモノではなく、非常に骨太な背景が用意されているのが特徴。高校に伝わる呪いの儀式、主人公の過去、爆死の意味など、謎多きストーリーとなっています。なお、この作品はレイジングループのライターさんが手掛けており、そうした片鱗も細かな部分で感じ取れるかも。

蒼の彼方のフォーリズム

キーワード:スポ根/青春/ファンタジー/恋愛
おすすめ度:S+



いわゆる”スポ根もの”の本作。空を飛べるというファンタジー設定の中で、架空の競技フライングサーカスの大会での優勝を目指すという物語です。主人公はヒロインたちの指導を担当するコーチ。甘酸っぱい恋愛要素と爽やかで熱いスポーツの駆け引きを味わえる作品です。
全体的にとても明るく気楽に楽しめますし、主人公の抱える”トラウマ”にもスポットがあたり、いろいろと考えさせられる場面も。あとヒロインがとにかく個性的で可愛いです。

Steins;Gateシリーズ

キーワード:SF/サスペンス/秋葉原/陰謀/都市伝説/恋愛/ループ/科学
おすすめ度:S+





秋葉原にある未来ガジェット研究所の個性的なメンバー(通称ラボメン)たちが、ひょんなことから偶然出来てしまったタイムリープマシンをきっかけに、思いもよらない事態に巻き込まれていくストーリー。キャラクターたちにかなり癖がありますが、神がかった伏線回収は記憶を消してもう一度プレイしたいと思う人が続出するほど。上記の2作品で「シュタインズ・ゲート」の世界を余すことなく堪能できます。

Robotics;Notesシリーズ

キーワード:SF/青春/サスペンス/陰謀/都市伝説/ロボット/種子島/恋愛/科学
おすすめ度:A



種子島の高校のロボット研究部・通称ロボ部の個性的なメンバーたちが、紆余曲折はありながらも、巨大な二足歩行ロボットを作る姿を描いた物語が展開される本作は、シュタゲやカオスヘッドに連なる科学アドベンチャーシリーズの第三弾にあたります。
もちろん本作もただの青春ものということはなく、300人委員会やSERN、渋谷地震といったシリーズでお馴染みの”陰謀”に格闘ゲーマーである主人公は巻き込まれていきます。本編および続編がセットになったのが上記のパッケージ、続編ではシュタインズゲートのダルが登場します。

千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~

キーワード:将棋/ミステリー/サスペンス/青春
おすすめ度:A+



将棋を題材としたケムコ製のミステリーADV。主人公が奨励会からプロを目指していく青春ものとしての要素もありつつ、将棋界を揺るがす「千里眼」「神隠し」なる様々な謎を解き明かしていくことになります。第一部と第二部でストーリーは大きく分かれており、個人的には第二部のドキドキ感が好みでした。将棋の小ネタや豆知識なども豊富ながら、将棋の知識が特になくても楽しめるかと思います。

グリザイアの果実・迷宮・楽園

キーワード:学園もの/トラウマ/ファンタジー/主人公最強/恋愛
おすすめ度:S



学園もの恋愛ADVの人気シリーズです。とはいえただ単純に甘い恋愛だけを楽しむ作品というわけではありません。キャラクターたちは主人公も含め全員が過去にトラウマ的な体験をしたことで心に傷を負っています。
学園生活における触れ合いの中でそんな傷を少しずつ癒し、克服していくことになりますが、それぞれの過去が本当に悲劇的でプレイ中は心にズシリときます。しかしだからこそそれを主人公が救済していく姿に感動することができます。3部作がセットになったパッケージが発売されているほか、世界観を引き継ぎ主人公を交代した新作「グリザイア ファントムトリガー」シリーズも発売されています。

ひぐらしのなく頃に奉

キーワード:ホラー/サスペンス/民間伝承/ファンタジー
おすすめ度:A



おやしろ様信仰が根付いている雛見沢村を舞台にした連続怪死事件に、主人公たちが巻き込まれていく推理ADVです。本作はまず特筆すべきがそのボリューム。本作に収録されているすべてのストーリーをやろうとすれば100時間は下らないでしょう。
前半の和気あいあいとした雰囲気ががらりと変わっていく過程はまさしくホラーで、このカタルシスは味わって損はないものとなっています。

うみねこのなく頃に咲

キーワード:ミステリー/クローズドサークル/遺産相続/魔女/ファンタジー/推理
おすすめ度:S+



名家である右代宮家の面々が六軒島という無人島にて相続会議を行う中、台風でクローズドサークルとなったその島で連続殺人事件が巻き起こる、というストーリー。ミステリーとしての舞台設定はありがちですが、そこに「魔女」や「魔法」という独自のエッセンスが加えられ、想像もつかないような大掛かりで壮大な物語が用意されています。ボリュームは80時間を優に超えるほどの凄まじさで、謎だらけ伏線だらけの展開に脱帽。終盤に少々難があるものの、考察も捗るタイプの作品です。

大図書館の羊飼い

キーワード:学園もの/ファンタジー/恋愛/ラブコメ
おすすめ度:S+



学園生活をより楽しくするために様々な依頼を受けることになった図書部の面々の青春を描いた恋愛ADV。とにかく丁寧な筆致で描かれる魅力的なキャラクターたちにより、物語に厚みを感じられるのがお見事。
ひたむきに努力し、お互いを支えあう図書部の関係性に感情移入してしまうこと間違いなしの傑作です。大きな事件が起こったりするわけではないのですが、強く心に残る一本ですね。

恋愛、借りちゃいました

キーワード:恋愛/学園もの/お金/三角関係/ラブコメ
おすすめ度:S+

恋愛、借りちゃいました - Switch
エンターグラム
2021-07-21


レンタル人材派遣のバイトをする主人公のもとに舞い込んだ「彼氏のふりをしてほしい」「愛人のふりをしてほしい」「友達になってほしい」「お兄ちゃんになってほしい」などの依頼を受け、その結果としてそれぞれといい関係に…というストーリー。この手の作品としては珍しく、三角関係がテーマとなっていますが、重さや暗さはほとんどなく、気楽に楽しめます。キャラクターの掘り下げや掛け合いなども非常に魅力的でした。

AI:ソムニウムファイル

キーワード:SF/ミステリー/夢/サスペンス/ホラー/ギャグ
おすすめ度:A



左目をくり貫かれた遺体が発見されたことから始まる連続殺人事件を、刑事である主人公が追うサスペンスストーリー。主人公の義眼にはAIが埋め込まれており、これが捜査の相棒になります。ADVパートのほかに、重要参考人の夢の中から手がかりを探す「ソムニウムパート」が用意されており、これがかなり斬新。ライターの打越鋼太郎さんらしい見事な伏線回収は魅力的ですが、独特なギャグセンスは好みが分かれるかも。全体的にスリリングかつ謎が謎を呼ぶ展開、非常に楽しめました。

JUDGEMENT7 俺たちの世界わ終っている。

キーワード:SF/AR/ゲーム会社/陰謀/恋愛
おすすめ度:S


(Switchパッケージ版が見つからなかったため、PS4版のリンクとなっています。ご注意ください)

浅草の弱小ゲーム会社「ジャッジメントセブン」の個性的すぎるメンバーたちの(変態ではありつつも)爽やかな青春を描いた作品。
ゲーム内の設定が現実を侵食する世界観、謎多きシナリオ、軽妙な掛け合い、科学ADVシリーズを彷彿とさせる”陰謀のうごめく雰囲気”。なかなかに練られたシナリオが意外なほど牽引力を持っています。
しかしそれでいて全体的にライトな作風となっていて、あらゆる場面でギャグが挿入されることもあって、最後まで比較的気楽に楽しめるのが特徴だと言えそうです。詳細なレビュー記事はこちら。
Switch版は追加ストーリーなども収録された完全版となっています。

ドキドキ文芸部プラス

キーワード:恋愛/学園もの/サイコホラー/文芸
おすすめ度:A



巷で話題のサイコホラーADV。海外発の作品とは思えない完ぺきな翻訳とキャラクターデザインでよくある学園恋愛もの風のストーリーが展開され……ネタバレ防止のため、そこまでしか語れないのです。演出の上手さや作品としての斬新さはやはり魅力的。ただハードの都合で少々システム面の怖さがマイルドになっているようなので、そこは評価が分かれるかも?

時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-

キーワード:学園もの/ファンタジー/推理/ミステリー/恋愛/魔法
おすすめ度:S+



PC三部作が一本にまとまって新シナリオも入っている超ボリュームが魅力の本作。
学園もの+魔法ファンタジー+推理というまさに私のためにあるかのような世界観の作品で、非常におすすめできる内容となっています。
”昼”と”夜”という二つの世界の中、ミストと呼ばれる不思議な道具を巡って起きる様々な事件を、特務分室に所属する主人公たちが解決していく物語。伏線の回収や事件の裏側に隠された真相も見事で、序盤の展開がおとなしすぎることを差し引いても、文句なく傑作だと言えると思います。

ワールドエンドシンドローム

キーワード:ホラー/ミステリー/サスペンス/民間伝承/ファンタジー
おすすめ度:B

ワールドエンド・シンドローム - Switch
アークシステムワークス
2018-08-30


黄泉人伝承が残る海町を舞台とした伝奇ミステリーADV。
不気味な世界観と美しい背景デザインが物語性を高めており、また終盤に明かされる真相はなかなか意外なものになっていました。
一方でシステム面が若干足を引っ張っている印象があり、例えば任意のタイミングでセーブできなかったり、ルート条件が分かりづらかったりといったところはもったいなかったかも。1つの物語としてみればまずまずの出来になっていると思います。

Dies irae -Amantes amentes-

キーワード:バトル/ファンタジー/厨二/伝奇/グロ/恋愛
おすすめ度:S


(Switch版はダウンロード専売のため、リンクはPSP版です。ご注意ください)

ナチス・ドイツにより生み出された魔導兵器・聖遺物を操る者が死闘を繰り広げるバトルものの学園伝奇ADV。大人気のFateシリーズと空気感や文章は似ているといえるのではないでしょうか。
非常に硬派なテキスト、壮大な世界観と音楽、とにかく重苦しい展開が特徴で、正直読むのにかなりパワーを必要とする作品。しかしその分、厨二感満載の激しく熱い戦いが繰り広げられますので、ささる人にはかなりささる内容かと思います。

シークレットゲーム・リベリオンズ Secret Game 2nd Stage

キーワード:デスゲーム/サスペンス/頭脳戦/心理戦
おすすめ度:S


(Switch版はダウンロード専売のため、リンクはPSP版です。ご注意ください)

1作目が「シークレットゲーム」、2作目が「リベリオンズ Secret Game 2nd Stage」であるデスゲームもののサスペンスADV。PDAという装置に各プレイヤーのクリア条件や特殊機能が設定されており、これを駆使して疑心暗鬼のデスゲームに身を投じることになります。頭脳戦としてもよくできており、特に個人的には2作目がおすすめです(ストーリーに直接的なつながりはないので、2作目からでもプレイできます)。

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者/うしろに立つ少女

キーワード:クリック型/ミステリー/推理/サスペンス/リメイク
おすすめ度:A


任天堂製という非常に貴重なミステリーADVのリメイク作品。リメイク開発は科学ADVシリーズで有名なMAGES.が担当しています。消えた後継者は田舎の小さな村で起こる遺産を巡る連続殺人を描いており、うしろに立つ少女は学園に伝わる怪談話の謎を描いていて、だいぶ雰囲気は異なっています。いわゆるノベルゲームとは違い、クリック型のADVとなっており、総当たりをせざるを得ないのはやや面倒に感じることも。とはいえ、現代風にしっかりリメイクされていますので、手軽に楽しめる良作だと思います。各作品のボリュームは3~5時間程度。

ダンガンロンパ トリロジーパック+ハッピーダンガンロンパS

キーワード:ミステリー/推理/サスペンス/ホラー/豪華声優
おすすめ度:S+



謎のマスコット・モノクマに閉じ込められた主人公たちが、学園や島などの閉鎖空間でコロシアイを繰り広げるミステリーADV。事件が起こると、自身の手で捜査を行い、学級裁判で犯人を捜すことになります。いわゆる逆転裁判などと近いゲームシステムではありますが、空気感やデザインなどはかなり独特。上記の作品は本編全3作とスピンオフのテーブルゲームを収録した決定版となっています。

逆転裁判1・2・3

キーワード:ミステリー/推理/サスペンス/裁判
おすすめ度:S



裁判をテーマにしたミステリーADVシリーズである逆転裁判のナンバリング初期3作品をひとまとめにしたお買い得パッケージ。3作合わせればかなりのボリュームですので、コストパフォーマンスは抜群です。システム面やストーリーの面白さはさることながら、テキストの独特なセンスや個性が豊かすぎる登場人物たちなど、シリーズならではのスパイスがふんだんに盛り込まれている作品です。

大逆転裁判1・2

キーワード:ミステリー/推理/サスペンス/裁判/ロンドン/明治
おすすめ度:S+



逆転裁判シリーズの派生作品として登場した「大逆転裁判」ですが、こちらは2作品が完全につながった前後編2部作となっています。文明開花の時代、大日本帝国と大英帝国を舞台に巻き起こる事件の数々。それらがすべて一本につながっていく壮大な物語。神がかった伏線回収に驚くこと間違いなしです。個人的にはシリーズ通してもっとも気に入っている作品ですね。

バディミッション BOND

キーワード:サスペンス/バディ/潜入捜査/漫画風/アクション要素/ファンタジー
おすすめ度:A



任天堂とルビーパーティーが手を組んで開発された完全新規ADV。暗躍する犯罪組織「DISCARD」を壊滅させるべく、性格も出自も過去もまったく異なる、訳あり4人組が奮闘する物語が展開されます。漫画風のドラマチックな演出に力が入っており、捜査パートと潜入パートがあるなど、ゲーム性も一定程度用意されています。メインメンバーが全員男なのでどこか乙女ゲーム感がありますが、しっかりとヒロインもいますのでご安心をw

金色ラブリッチェ(2作品)

キーワード:学園もの/恋愛/青春/王女/感動系
おすすめ度:S

金色ラブリッチェ - Switch
エンターグラム
2021-02-25

金色ラブリッチェ-Golden Time- Switch
エンターグラム
2021-02-25


ひょんなことから全寮制学園に入学した主人公が、そこに通う北欧の小国のお姫様やクラスメートたちと交流を深めていく学園もの恋愛ADV。いきなり女子寮に放り込まれるなど、設定としては比較的ありがちな印象を受けますが、序盤は周りからかなり辛辣な反応をされるなど、一風変わった部分も。そして何より、この作品はただの恋愛ゲームではありません。主人公が過去を思い出すにつれて、衝撃的な事実が明らかになります。
Golden Timeの方は後日談+スピンオフ続編という内容なので、無印版が気に入ったらぜひ。

まいてつ -Pure station-

キーワード:鉄道/ファンタジー/町おこし/恋愛/政治
おすすめ度:A+



新動力機関が登場したことにより、鉄道が次々と廃線となった大廃線時代が舞台という斬新な設定の作品。主人公は人型の鉄道車両制御モジュールであるヒロイン・ハチロクとともに、故郷の町おこしと蒸気機関車の復活を目指していくことになります。
専門用語が飛び交う独自の世界観のもと、政治的な戦いや過去の記憶との葛藤などもあり、非常に密度の濃い物語が展開。鉄道を介した少し泥臭い青春ストーリー、といった感じでしょうか。

Summer Pockets REFLECTION BLUE

キーワード:恋愛/夏休み/感動系/卓球/ファンタジー
おすすめ度:S

Summer Pockets REFLECTION BLUE - Switch
プロトタイプ
2021-07-01


祖母の遺品整理で訪れた鳥白島を舞台とした、主人公やその仲間たちの甘く切なくかけがえのないひと夏の冒険を描いた作品。クラナドやリトバスで知られるKeyブランドの作品だけあって、普通の恋愛ADVとは一線を画すような仕掛けが盛りだくさんで、作品そのものがまるで芸術作品のような美しさを放っています。キャラクターたち一人一人に用意された背景と、それらが結び付ける主人公との絆は感動的なストーリーを生み出しています。
REFLECTION BLUEは無印版のストーリーをそのまま収録しつつ、新ヒロイン・新イベントをはじめとした様々な要素が追加された完全版となっています。

アーキタイプ・アーカディア

キーワード:SF/バトル/VR/RPG
おすすめ度:A+



「さささぐ」で知られるウォーターフェニックスが手掛ける、原罪病なる精神疾患が蔓延り崩壊した終末世界を舞台とした作品。治療のために使われるVRMMORPGのゲームの中で、主人公たちが過去の記憶や平和な世界を求めて戦うことになります。
いわゆるソードアートオンラインにも通ずるデスゲームものになり、RPGらしい仲間たちとの出会いや別れ、成長や関係性の進展など、様々な要素が物語を彩ります。少々チープさが目立つ作りではありますが、ケムコADVとしてのクオリティは十分に保っている印象。クリアまで25時間ほどとボリュームもありますが、飽きずに楽しめました。

ワールドエンドエコノミカ 完全版

キーワード:SF/経済/青春/恋愛/株/バトル
おすすめ度:S+


(ダウンロード専売タイトルにつき、ライトノベル版のリンクです)

急速に経済発展を遂げた月面都市を舞台とした作品。主人公は投資家として株の売買をすることを特技としており、それを武器に大きな野望を抱いています。しかしそんな主人公が次第に月面そのものの存亡がかかる事態へと巻き込まれていくことに。
経済を題材とする非常に稀有な作品で、他に類を見ないストーリー展開。魅力的なキャラクターたちとの青春や恋愛の要素もありながら、楽しく投資についての知識を得ることもできます。一人一人が信念に従って時に協力し、時に対立しながらスケールの大きな事態へと臨んでいく、そんな素晴らしく感動的な物語が味わえます。なお序章にあたるエピソード1はやや静かなスタートですが、独特な世界観の紹介を兼ねていることから、致し方ないように感じます。

パルフェ リメイク

キーワード:カフェ経営/恋愛/青春/感動系
おすすめ度:S

パルフェリメイク - Switch
エンターグラム
2021-11-25


カフェ店長である主人公が、店員であるヒロインたちとの交流を深めていく恋愛ADV。
本作はただ甘い恋愛を楽しむ作品というわけではなく、ヒロインそれぞれが抱える悩みや過去、そして罪といったものを丁寧な心理描写とともに切り取っており、適度にシリアスな作品ともなっています。キャラクターたちの感情の変化を繊細に描いた名作となっています。ボリュームはやや少なめで、手軽にプレイするのに向いた作品かもしれません。

さくらの雲*スカアレットの恋

キーワード:タイムトラベル/大正/ミステリー/恋愛/感動系/ファンタジー
おすすめ度:S



ひょんなことから100年前の世界にタイムスリップしてしまった主人公が、探偵事務所に関わるヒロインたちとの出会いを通じて、自身のタイムスリップの謎や周囲で起こる事件を解き明かしていく物語。
キャラクターたちそれぞれのもつ役割が練られており、ストーリーとキャラクターの結びつき方は芸術的。意外性のある展開はなかなかのリーダビリティがありますが、序盤はややスローペース。中盤以降から面白くなってくる印象でした。

マガツバライ

キーワード:バトル/恋愛/アクション/ファンタジー/和風
おすすめ度:S



ディエスイレなどで知られるlightの完全新規作品。マガツなる敵を払う霊奏士を養成する学園を舞台としたバトルADVとなっています。
さすがはlight作品というべきか、本作の魅力は何といってもバトル描写の妙。スピーディーかつ多彩な戦術が数々登場し、熱く盛り上がること間違いなしといえるでしょう。文学的でやや冗長な地の文は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、明るい日常パートを含めてlight作品の中ではかなり軽めで読みやすくなっていると思います。

ガラス姫と鏡の従者

キーワード:学園/恋愛/ファンタジー/お嬢様
おすすめ度:B

ガラス姫と鏡の従者 - Switch
エンターグラム
2022-01-27


王候科と従士科の2つがある学園を舞台とした恋愛ADV。主人公は様々なタイプのお姫様の世話を焼きながら、一人前の従者を目指すことになります。
重大な秘密を抱えていたり、内に秘めた思いを隠していたり、それぞれが事情を抱えながら主人公と接することになるため、物語は色彩に富んだ印象。ただ、リアリティに欠けているように感じられる部分が目立つため、人を選ぶ作品かもしれません。

月の彼方で逢いましょう

キーワード:SF/恋愛/ファンタジー/学園/大人/青春/感動系
おすすめ度:S

月の彼方で逢いましょう - Switch
エンターグラム
2022-02-24


高校2年生の夏と25歳サラリーマンの夏が、過去と未来をつなぐ不思議なスマートフォンで交差する、SF系のADV。様々な謎や伏線が展開されるサスペンス要素と、主人公を取り巻く個性的なキャラクターたちとの青春を描く群像劇的な要素がバランスよく取り混ぜられた作品で、非常に斬新かつ意欲的な内容となっています。
キャラクターデザインや背景グラフィックもこだわられており、一言で表現すれば「美しい作品」。各ヒロインの抱える事情が物語に重みを生み出していて、大人向けテイストの作品となっています。

9-nine-

キーワード:バトル/恋愛/SF/ファンタジー/ループ
おすすめ度:S+

9-nine- Switch
ぱれっと
2022-06-23


超能力のような力を行使できるようになるアーティファクトという道具の流出をきっかけに、主人公たちが非日常の戦いに巻き込まれていくバトル系ADV。
シナリオの分岐などはほとんどなく、一本道の展開(章ごとにヒロインが変わる形式)。進めていくごとに謎が次々と明かされていき、真実に迫っていきます。ストーリーの素晴らしさはもちろんのこと、キャラクターたちの魅力が突き抜けていて、とてもおすすめの一本。かなり複雑で難解な物語でありつつ、熱く燃えるシンプルな部分もあり、また衝撃的な事実が明らかになったりと、リーダビリティは抜群です。

アノニマス・コード

キーワード:SF/サスペンス/都市伝説/中野/陰謀/ループ/科学
おすすめ度:A

ANONYMOUS;CODE - Switch
MAGES.
2022-07-28


シュタインズ・ゲートやカオスチャイルドなどで有名な科学ADVシリーズの最新作。
2037年の中野を舞台としており、全世界防衛システムの暴走による大規模災害やシケイダ3301暗号、ファティマ第3の予言などの都市伝説と結びつく陰謀に主人公たちが巻き込まれていきます。
主人公はセーブ&ロードという不思議な力をもっており、これがゲームシステムのカギとなっていますが、これが正直なところテンポの悪さを感じさせる要素に。
またストーリーの規模が大きくなりすぎたことで、シリーズ特有の身近に迫る恐怖が薄れている印象。ボリューム面も15時間程度で日常描写がほとんどないなど、気になる部分は多かったといえます。設定は興味深く、ジェットコースターのような起伏の激しい展開はスリリングなため、シリーズの大ファンとしては非常に惜しさを感じる一本です。

白昼夢の青写真

キーワード:SF/恋愛/現代/近未来/中世/ファンタジー/純文学/感動系/シリアス
おすすめ度:S+

白昼夢の青写真 - Switch
ラプラシアン
2022-11-17


ラプラシアンの手掛ける超大作ADV。
本作は非常に独創的なシステムが採用されており、3つの全く異なる舞台・世界観の物語がランダムに展開。それらが大きな1つの物語へと繋がっていく、という構造になっています。
現代を舞台に高校の非常勤講師と女生徒の禁断の恋を描くcase1、中世を舞台にシェイクスピアの半生を描くcase2、写真家を目指す少年のひと夏の青春を描くcase3。そのそれぞれが短編として見事な完成度を誇ります。しかしこれらはあくまでもcase0のためにあるにすぎず……。すべてが繋がったとき、私はこの作品の凄まじさに言葉を失いました。掛値なしに、ノベルゲーム最高峰の作品だと思います。このページをご覧になっているすべての方にプレイしていただきたい、それくらいの自信をもっておすすめする一本です。詳細は個別レビュー記事(Switch「白昼夢の青写真」レビュー!鳥肌必至の超最高峰ノベル!)にて語っています。

サマータイムレンダ Another Horizon

キーワード:SF/タイムリープ/サスペンス/オカルト/ファンタジー/頭脳バトル/恋愛
おすすめ度:S+



漫画原作でアニメ化もされたサマータイムレンダのゲーム版。本作はそれらに一切触れていない人でも一から楽しめるタイムリープサスペンスADVとなっています。
幼馴染(ヒロイン)が死んでしまったとの報せを受け、主人公が和歌山県にある故郷の小さな島に帰るところから物語は始まります。この島では昔から自分のそっくりさんである影(ドッペルゲンガー)を見たら死ぬ、という言い伝えがあり、序盤から不穏な空気が漂います。
中盤までは謎が多く提示され、不気味なサスペンス調のストーリーが展開。しかし敵などが判明していくと、そこからは一気に頭脳バトルの様相を呈します。一粒で二度おいしい作品といったところでしょうか。
タイムリープの緊張感を再現するためか、次々に選択を迫られ、多数のバッドエンドを迎えながら、細い正解ルートを探り当てていくこととなります。田舎を舞台にしたオカルトチックな作品ということもあり、キャラクターたちの方言も癖になる一本です。マイナーですがおすすめの作品。

紅月ゆれる恋あかり

キーワード:スポ根/アクション/恋愛/近未来/熱血/ファンタジー
おすすめ度:S

紅月ゆれる恋あかり -Switch
エンターグラム
2023-02-22


「刃道」なる剣戟スポーツが人気となっている、近未来を舞台としたスポ根系ADV。シリーズ前作として「絆きらめく恋いろは」も家庭用(PS4)で発売されていますが、世界観こそ共通しているものの、単体で十分に楽しめるようになっています。
主人公は刃道を教える学園の教員として出向することになり、そこで出会った規格外のヒロインたちと、学園生の参加するトーナメントでの優勝を目指すことになります。
少々現実感に欠ける設定など気になった部分もありますが、バトルシーンはなかなか熱く、また各ヒロインの優勝への思いや成長が丁寧に描かれているところはよかったです。

パラノマサイト File.23 本所七不思議

キーワード:オカルト/怪談/ホラー/ミステリー/サスペンス/昭和/ファンタジー/呪い/バトル/クリック型
おすすめ度:S+

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)
みゆき, 宮部
新潮社
1995-08-30

(注:ダウンロード専売タイトルにつき、上記リンクは同じ本所七不思議を題材とする小説作品であり、本作との直接の関係は一切ありません。)

本所七不思議を題材とするオカルティックホラーミステリーADV。
七不思議にまつわる呪いの力を手にした呪主(かしりぬし)たちが、大切な人の蘇りをかけて殺し合うことに。昭和レトロな空気感が不気味さや何が起こるか分からない恐怖感を絶妙に引き立てており、その没入感は最上級レベル。数々の登場人物たちが思いもよらない複雑な人間関係を形成しており、それらが紐解かれていく過程が複数視点のザッピングシステムによって見事に描かれています。
また本作で見逃せないのが演出の上手さと魅力的な音楽、陰のあるアートデザイン、ギミック満載のゲームシステムで、これらが独特の世界観をさらに高めています。
完全新規作品として驚くべき完成度を誇る傑作でありつつ、10時間ほどのボリュームで2000円程度というコスパも抜群の作品です。ネタバレは厳禁、本所七不思議に隠された真実をぜひ味わってみてください!

空のつくりかた -under the same sky, over the rainbow-

キーワード:ファンタジー/魔法/日常/恋愛
おすすめ度:B

※ダウンロード専売のため、リンクはありません。

探偵社を営む主人公と、魔法使い見習いが繰り広げるドタバタコメディ。
吸血鬼が存在していたり、都市が浮いていたりと、設定がモリモリでありつつも、ストーリーの展開そのものは非常にシンプル。要素がてんこもりの世界観と物語が絡み切っていないように感じられる部分が少々難点からもしれません。
とはいえ、頭をからっぽにして気楽に楽しめる一本だと思います。

雲上のフェアリーテイル

キーワード:ファンタジー/魔法/日常/恋愛
おすすめ度:A+

※ダウンロード専売のため、リンクはありません。

「空のつくりかた」の続編にあたる作品。世界観などは完全に共通しており、キャラクターなども関連しているのですが、ストーリーは独立しているので、本作からでも問題なくプレイできます。
前作と同じような空気感の作品ではありつつ、設定やキャラクターなどはブラッシュアップされており、個人的にはこちらの方が高評価。
特にヒロインたちの魅力が大幅にパワーアップしているような印象を受けました。どちらか片方だけプレイするのであれば、こちらがおすすめです。

蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1S / EXTRA2S

キーワード:スポ根/青春/ファンタジー/恋愛/短編
おすすめ度:S




上で紹介した「蒼の彼方のフォーリズム」の続編にあたる作品。
EXTRA1Sは真白ルートの、EXTRA2Sはみさきルートの後日談となっています。いずれもプレイ時間は3~5時間ほどの短編にはなりますが、演出面などはかなり気合が入っており、密度の濃い内容だといえます。
1Sはヒロインとの甘い恋愛に全振りしているのに対し、2Sはフライングサーカスという競技をさらに掘り下げていくような内容で、熱い試合の様子がたっぷりと描かれています。その意味では、本編の正統続編のような位置づけなのかもしれません。ボリューム的には少々物足りなさもありますが、シリーズのファンであれば、手に取って損はない出来であると思います。

超探偵事件簿レインコード

キーワード:ミステリー/推理/サスペンス/ホラー/ファンタジー/豪華声優
おすすめ度:S

超探偵事件簿 レインコード -Switch
スパイク・チュンソフト
2023-06-30


雨が降り続ける街・カナイ区を舞台として、特殊な探偵能力をもつ超探偵たちが、巻き起こる事件や街そのものの謎を解き明かしていくミステリーADV。
脚本を含め、ダンガンロンパチームが再集結して作られた作品だけあり、雰囲気やゲームの流れはダンガンロンパそのもの。ファンとしては待望の1本です。
とはいえ、正直にいえば事件の完成度、謎解きのクオリティ、ゲームシステムはいずれも少々パワーダウンしている印象。期待値が高すぎたということもありますが、ロード時間の長さや冗長な演出なども気になりました。もっともそれは超名作・ダンガンロンパ(特に2や3)と比べての話。シリーズ化も視野に入れていそうなので、今後の展開にさらに期待を込めたいと思います。そして、この時代に本気のミステリーADVを作ってくれること自体に、全力の敬意と感謝を表したいです。

Deep One

キーワード:バトル/ファンタジー/厨二/伝奇/和風/魔法/恋愛
おすすめ度:S+



名家の生まれである主人公とその妹ヒロインが、家督争いに端を発する激しい戦いに巻き込まれていく本格ファンタジーバトルADV。
硬派な地の文による哲学的な描写と、その厨二的な設定・空気感・ネーミングはまさしくFateシリーズのそれを彷彿とさせ、作者が同じと言われれば信じてしまうレベル。一方で、フォロワータイトルと一言で片づけてしまうことのできない本格的な作品でもあります。この手の作品としては珍しい純和風の世界観や、気合の入ったバトルシーンの目まぐるしい演出など、本作ならではの要素も十分に感じます。
どうしても表現の冗長さは人を選ぶ部分はあり、読んでいて疲れる作品ではありますが、先が気になる展開が続くので、リーダビリティが低いとは思いませんでした。熱いバトルものとしてはトップクラスの出来でしょう。なお、本作は全体を通して1ルートという印象。未完結の作品であり、実際に続編・領界侵犯のプロローグが収録されています。

シオリノコトハ -DarkReflections-

キーワード:サスペンス/ホラー/脱出/クローズドサークル/恋愛/VTuver
おすすめ度:S

※ダウンロード専売のため、リンクはありません。

一風変わった不思議な図書館に閉じ込められた主人公たちが、閉鎖空間で発生する事件に巻き込まれていくサスペンスホラーADV。ダウンロード専売ということで低価格ですが、ストーリーはなかなかの牽引力を誇り、非常に楽しめました。値段相応のチープさは多少あれど、伏線や謎はしっかりと回収されますし、短編としてはボリュームも十分。一方、フルボイスなのは嬉しいところではあるのですが、声優をVTuberが務めているため、演技面については正直違和感を覚える部分もありました。

今後追加予定の作品一覧(一部)

・探しものは、夏ですか。
・すだまリレイシヨン
・冤罪執行遊戯 ユルキル
・カオスヘッド
・カオスチャイルド

【エンタメ最高マンの選ぶGOTY2022】今年遊んだ全作品一覧+評価!

王冠
GOTY2022~ESM~、今年も発表です!!
GOTYとは”Game of The Year”の略称で、その年のゲームタイトルのうち、最も評価の高い作品が選ばれる賞のことを意味しています。

今回の「エンタメ最高マンが選ぶ”GOTY2022”!」記事では、私が今年購入・プレイした作品をダウンロード専売作品も含め、全作品一覧形式でご紹介した上で、簡単なランク付けをしていきます!
(この記事の内容はすべて私の嗜好・独断・偏見によって構成されていますので、そこはあらかじめご了承ください。)

それではまず今年プレイした全作品を一挙にご紹介!
(GOTY~ESM~では今年発売された作品に限らず、私が今年購入(ダウンロード含む)したものをすべて含めさせていただきます。おすすめゲーム紹介的な側面も兼ねていますのでご理解ください。一方で昨年以前からプレイしている作品はすべて除いています。)

関連記事リンク:個人的”GOTY2017”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:個人的”GOTY2018”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:個人的”GOTY2019”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:エンタメ最高マンが選ぶ”GOTY2020”!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:【エンタメ最高マンの選ぶGOTY2021】今年遊んだ全作品一覧+評価!

2022年に購入/プレイしたタイトル一覧

(・Splatoon2(Switch))
(・リングフィットアドベンチャー(Switch))
(・Apex Legends(PS4))

・黎の軌跡(PS4)
・ビビッドナイト(Switch)
・さくらの雲*スカアレットの恋(Switch)
・SCARLET NEXUS(PS4)※
・キャスタウェイズ(Switch)
・レッツプレイ!オインクゲームズ(Switch)
・マガツバライ(Switch)
・ガラス姫と鏡の従者(Switch)
・面積迷路ジーニアス(Switch)
・モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。(以下略)(Switch)※
・月の彼方で逢いましょう(Switch)
・トライアングルストラテジー(Switch)
・カテゴリー1(Switch)
・バーチャルバトル(Switch)
・フライトゥギャザー!(Switch)
・フォールガイズ(Switch/PS4)
・千恋万花(Switch)
・意味がわかると怖いミステリー(Switch)
・ファミリーチェス(Switch)
・9-nine-(Switch)
・Nintendo Switch Sports(Switch)
・アノニマスコード(Switch)
・Splatoon3(Switch)
・ドギーニンジャ 爆熱ストライカーズ!(Switch)
・黎の軌跡Ⅱ(PS4)
・ツールズアップ!(Switch)※
・ジョガーノート(Switch)
・白昼夢の青写真(Switch)
・PUZZLE & DRAGONS Nintendo Switch Edition(Switch)
・スーパー野田ゲーPARTY(Switch)※
・スーパー野田ゲーWORLD(Switch)※
・パーティパーティタイム(Switch)※
・INVERSUS(Switch)


(※がついているソフトはまだあまり遊べていないタイトル、機種はプレイ・購入したハードのみ記載。)

合計すると33本ということになりました。
昨年は全部で39本でしたので、購入数は減少。一昨年は46本でしたので、(昨今忙しいのもあり)近年は減少傾向ですね。今年の場合は、なんといってもSplatoon3の発売が大きかったのもありますが。

さて、ここからTGAなどのGOTYにならって、各部門の受賞作・ノミネート作を発表いたします!あくまで私が遊んだ中で選んでいます。

また昨年からは部門の分け方を変更。従来は「RPG部門」「アクション部門」「アドベンチャー部門」としていましたが、前回から「ストーリー部門」「アイデア部門」「音楽部門」としています。

注・ノミネート作品は黒字、受賞作品は赤字としています。評価はSSS,SS,S,A,B,Cの6段階でつけています。

ストーリー部門

白昼夢の青写真(Switch)
英雄伝説 黎の軌跡(PS4)
9-nine-(Switch)

ストーリー部門は「白昼夢の青写真」を選出!

白昼夢の青写真 - Switch
ラプラシアン
2022-11-17


3つの全く異なる世界観の短編が、大きな物語へと繋がっていく斬新な設定のADV。
ここでは詳しくは語りませんが、本当に本当に素晴らしい作品でした。恋愛あり青春ありSFあり感動あり。これほど感情を揺さぶられたのは、久しぶりでした。個人的にはノベルゲーム最高峰の1つとして数えられるような名作だと思います。
レビュー記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

関連記事リンク:Switch「白昼夢の青写真」レビュー!鳥肌必至の超最高峰ノベル!


英雄伝説 黎の軌跡 通常版
日本ファルコム
2021-09-30


軌跡シリーズ、カルバード共和国編の1作目となる本作。
エレボニア帝国編である閃の軌跡シリーズや創の軌跡からキャラクターを一新しており、仕切り直しの作品となっています。
主人公の年齢が20代半ばということもあるのか、雰囲気やストーリー展開は大人向けにシフトした印象。アクションとコマンドを任意で切り替えられる斬新な戦闘システムが導入されるなど、変化の大きい内容に。個人的には、キャラクターも魅力的な上、ストーリー面で原点回帰を感じる部分も多く、非常に楽しめました!

9-nine- Switch
ぱれっと
2022-06-23


アーティファクトという聖遺物により超能力を使えるようになった少年少女の繰り広げる戦いを描く、ファンタジックバトルADV。
本作は各章に1人のメインヒロインが設定されており、基本的には一本道のストーリーとなっています。その中で、少しずつ謎や人間関係が明らかになっていくので、個人的にはこの仕様はとてもぴったりだと感じました。キャラクターたち(とりわけヒロインたち)の魅力が存分に描かれていることに加え、かなり複雑に作られた物語は一見の価値あり。想像していたよりもシリアスな展開が多く、のめり込んでプレイしてしまいました。

アイデア部門

白昼夢の青写真(Switch)
Splatoon3(Switch)
トライアングルストラテジー(Switch)


アイデア部門は物語性・アクション性・ゲームシステム・ジャンルなどを問わず、作品のアイデアそのものの素晴らしさを評価する部門となります。

白昼夢の青写真 - Switch
ラプラシアン
2022-11-17


「白昼夢の青写真」がストーリー部門とアイデア部門の二冠に!
全く異なる3つの世界観の短編が1つに結び付いていく美しさは、まさしく芸術。その見事な技巧に敬意を表します。詳細は上述のレビュー記事にて。

いちゲーム作品というより、むしろ私の生活ルーティンとなっているSplatoon。その最新作が遂に登場しました。
新スペシャル・新武器・新ステージ・新モードを引っ提げていますが、現段階では「予想していたレベルの面白さ」といったところ。システム面でかなり遊びやすさなどが向上しているのを高く評価している一方、武器や新ステージのバランスには少々首を傾げる部分もあります。さらにいえば、ランクシステム(S+到達の難易度の大幅引き下げ・Xマッチのレート制度・部屋パワーの非表示・バンカラオープンでの武器変更の不便さなど)の不満点は数多く、今後に期待するところが大きいですね。

HD-2Dシリーズ最新作にして、初めてのタクティクスRPG(シミュレーションRPG)である本作。
戦乱の大陸を舞台に、重厚な戦記が描かれており、個人的な好みドストライク。ゲーム中の様々な場面で「BENEFIT」「MORAL」「FREEDOM」の3つの価値観を基にした選択を繰り返すことになり、その結果が物語や仲間キャラクターに影響していくという非常に面白い仕掛けも。歴史を自ら紡いでいる感覚が新鮮でした。
この手の作品の中でも比較的硬派な部類で、難易度もかなり高め。じっくり腰を据えてプレイしないと簡単に全滅するようなバランスです。その意味で戦略を立てたりや育成を進めたりするのが楽しく、中毒性も抜群。ぜひ「トライアングルシリーズ」として続編にも期待したい一本でした。

音楽部門

英雄伝説 黎の軌跡(PS4)
Splatoon3(Switch)
英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ(PS4)

音楽部門はやはり安定のファルコム作品が強し!

英雄伝説 黎の軌跡 通常版
日本ファルコム
2021-09-30


主題歌もよかったですが、それ以上に各種戦闘曲が名曲揃い!特に手配魔獣戦の曲がお気に入りで、ヘビロテしています。それ以外にも「Tharbad Night」や「黎き狭間の中で」など、耳に残る曲が多く、素晴らしいサウンドだったと思います。
Splatoonシリーズも音楽の素晴らしさは言わずもがなですが、本作のBGMは前作までと比べると爆発力には欠けている印象。
もっとも、プレイ時間が増えていけばいくほど耳には残るでしょうし、アップデートでまだまだ曲数自体が大量に増えるでしょうから、現時点での評価は時期尚早かもしれませんね。ひとまずは2位に置いておきます。

黎の軌跡Ⅱもさすがはファルコムという感じではあったのですが、個人的には黎の軌跡には及ばなかった印象。とりわけ戦闘曲たちがやや影が薄いか。逆にOP曲「CRIMSON SiN」とED曲「現在という煌めき」が歴代でも上位にくるレベルで気に入っています。

2023年 期待の新作部門(発売予定日順)

期待度はSSS~Aの4段階で表記しています。記事公開時点で来年発売が明言されている作品からのみピックアップしています。赤字が現段階での「大本命」タイトルです。

サマータイムレンダ Another Horizon(Switch/PS4)
期待度:A

ホグワーツ・レガシー(PS5/XSX/Switch/PS4/XOne)
期待度:A

DYSCHRONIA: Chronos Alternate
(PS5/Switch)
期待度:S

紅月ゆれる恋あかり(Switch/PS4)
期待度:SSS

ルーンファクトリー3 スペシャル(Switch)
期待度:A

LOOP8(ループエイト)(Switch/PS4/Xone)
期待度:SS

すだまリレイシヨン(Switch/PS4)
期待度:S

蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1+2S(Switch)
期待度:SS

超探偵事件簿 レインコード
(Switch)
期待度:SSS

百英雄伝(PS5/XSX/PS4/Xone)
期待度:A

イースX -NORDICS(ノーディクス)-
(PS5/Switch/PS4)
期待度:A

幻想水滸伝 1&2 HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争(Switch/PS4/Xone)
期待度:A



第5回GOTY~ESM~に選ばれたのは!?


Game of The Year~ESM~2022

白昼夢の青写真


実はこれ、ほぼ悩んでいないです。強いて言うなら、「Splatoon3」や「黎の軌跡」との同時選出とするか悩んだかなというくらい。それくらい突き抜けた衝撃を受けた作品でした。過去に遊んだ様々なノベルゲームの中でもトップクラスなのは間違いありませんし、多くの方にプレイしてほしい作品です。
Splatoon3と黎の軌跡は僅差で次点という感じ。

2022年 総合ランキング

1位 白昼夢の青写真 
評価:SSS
2位 Splatoon3 
評価:SSS
3位 英雄伝説 黎の軌跡
評価:SSS
4位:9-nine-
評価:SSS
5位 トライアングルストラテジー
評価:SS
6位 英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ
評価:SS
7位 レッツプレイ!オインクゲームズ
評価:SS
8位 ビビッドナイト
評価:SS
9位 月の彼方で逢いましょう
評価:S
10位 千恋万花
評価:S
11位 
さくらの雲*スカアレットの恋
評価:S
12位 アノニマスコード
評価:A
13位 マガツバライ
評価:A
14位 Nintendo Switch Sports
評価:A
15位 ガラス姫と鏡の従者
評価:A



16位以下は順位をつけず、評価のみを箇条書きで記していきます。

・キャスタウェイズ(Switch)
評価:C

・面積迷路ジーニアス(Switch)
評価:B

・カテゴリー1(Switch)
評価:A

・バーチャルバトル(Switch)
評価:B

・フライトゥギャザー!(Switch)
評価:B

・意味がわかると怖いミステリー(Switch)
評価:B

・ファミリーチェス(Switch)
評価:B

・Nintendo Switch Sports(Switch)
評価:B

・ドギーニンジャ 爆熱ストライカーズ!(Switch)
評価:B

・ジョガーノート(Switch)
評価:B

・INVERSUS(Switch)
評価:B

最後に

なかなかのボリュームの記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!
今年は年始に黎の軌跡をプレイし、年末に黎の軌跡Ⅱをプレイするという、“軌跡イヤー”でした。つい先日黎の軌跡Ⅱをクリアしたばかりで、現在は次にプレイするソフトを検討中。いくつか積みゲーがないわけではないのですが、気分次第ということで考えていきたいと思います。候補は「ゼノブレイド3」「スカーレットネクサス」「絆きらめく恋いろは」「月姫」「魔法使いの夜」などなど。
この中から選ぶのか、はたまた全然違う作品をプレイしているのか、近況はまたTwitterでつぶやいていきたいと思います!

紅月ゆれる恋あかり -Switch
エンターグラム
2023-02-22

LOOP8(ループエイト) - PS4
マーベラス
2023-03-16


【エンタメ最高マンの選ぶGOTY2021】今年遊んだ全作品一覧+評価!

王冠
GOTY2021~ESM~、今年も発表です!!
GOTYとは”Game of The Year”の略称で、その年のゲームタイトルのうち、最も評価の高い作品が選ばれる賞のことを意味しています。

今回の「エンタメ最高マンが選ぶ”GOTY2021”!」記事では、私が今年プレイした作品をダウンロード専売作品も含め、全作品一覧形式でご紹介した上で、簡単な評価とランク付けをしていきます!
(この記事の内容はすべて私の趣向・独断・偏見によって構成されていますので、そこはあらかじめご了承ください。)

それではまず今年プレイした全作品を一挙にご紹介!
(GOTY~ESM~では今年発売された作品に限らず、私が今年購入(ダウンロード含む)したものをすべて含めさせていただきます。おすすめゲーム紹介的な側面も兼ねていますのでご理解ください。一方で昨年以前からプレイしている作品はすべて除いています。)

関連記事リンク:個人的”GOTY2017”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:個人的”GOTY2018”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
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2021年に購入したタイトル一覧

・AI ソムニウムファイル(Switch)
・恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"(Switch)
・恋する乙女と守護の楯 薔薇の聖母(Switch)
・Among Us(Switch)
・Unrailed!(Switch)
・ケーキバッシュ(Switch)
・ヒューマンフォールフラット(Switch)
・Ultimate Chicken Horse(Switch)
・バディミッションBOND(Switch)
・異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~(Switch)
・異世界酒場のセクステット ~Vol.2 Adventurer's Days~(Switch)
・異世界酒場のセクステット ~Vol.3 Postlude Days~(Switch)
・エーペックスレジェンズ(Switch/PS4)
・ドギーニンジャ 爆熱ストライカーズ!(Switch)
・新サクラ大戦(PS4)
・うみねこのなく頃に咲 ~猫箱と夢想の交響曲~(Switch)
・ルーンファクトリー5(Switch)
・ファミコン探偵俱楽部 消えた後継者(Switch)
・ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女(Switch)
・あつまれ!ボウリング(Switch)
・ノックアウトシティ(Switch)
・アエリアルライフ(PS4)※
・恋愛、借りちゃいました(Switch)
・Fly Punch Boom!(Switch)
・Tricky Towers(Switch)
・スカーレットネクサス(PS4)※
・暁の護衛 トリニティ(PS4[PSNow])
・オーバーライド 巨大メカ大乱闘 スーパーチャージエディション(Switch)
・金色ラブリッチェ(Switch)
・英雄伝説 黎の軌跡(PS4)←現在プレイ中ですが未クリア
・ドキドキ文芸部プラス(Switch)
・Killer Queen Black(Switch)
・ワールドエンドエコノミカ 完全版(Switch)
・パルフェ リメイク(Switch)
・さくらの雲 スカアレットの恋(Switch)※
・ひらめきパズル!面積迷路(Switch)
・レッツプレイ!オインクゲームズ(Switch)
・ビビッドナイト(Switch)
・ティルトパック:グルグル大祭り(Switch)

(※がついているソフトはまだあまり遊べていないタイトル、機種はプレイ・購入したハードのみ記載。)

合計するとパッケージが19本、ダウンロード専売が20本ということで、合計は39本ということになりました。
昨年は全部で46本でしたので、購入数は減少。一昨年の38本とほぼ同数という結果でした。

さて、ここからTGAなどのGOTYにならって、各部門の受賞作・ノミネート作を発表いたします!あくまで私が遊んだ中で選んでいます。

また今年からは部門の分け方を変更。昨年までは「RPG部門」「アクション部門」「アドベンチャー部門」としていましたが、今年は「ストーリー部門」「アイデア部門」「音楽部門」とさせていただきます。

注・ノミネート作品は黒字、受賞作品は赤字としています。評価はSSS,SS,S,A,B,C,D,Eの8段階でつけています。

ストーリー部門

暁の護衛 トリニティ(PS4[PSNow])
ワールドエンドエコノミカ(Switch)
うみねこのなく頃に 咲(Switch)

ストーリー部門はなんと10年以上前の作品から選出。独自路線を貫かせていただきますw
PSNowのキャンペーンが実施されていたことから、ようやくプレイするに至ったのですが、私の趣向にこれでもかとクリーンヒット。

お嬢様のボディガードを務める主人公が、ヒロインたちとの関係を深めたり、大きな陰謀に立ち向かったりする物語が展開されるファンタジーADV。とんでもない過去をもつ主人公が、魅力的なキャラクターたちとの出会いを通じて変化していく過程がお見事。
3部作ですが、特に3作目の「罪深き終末論」の面白さには驚きました。好きなノベルゲームを5本挙げろと言われれば間違いなく入ってくるようなハマり具合。終盤のあっさり具合など気になるところは多々あれど、それでもなお珠玉の一本として私の心に刻み込まれました。

WORLD END ECONOMiCA I (電撃文庫)
支倉 凍砂
KADOKAWA
2015-10-03


月面を舞台とした経済ADV。株取引が武器の少年が、月面存続にも繋がるような大きな陰謀に立ち向かっていく物語。出会いと別れ、成長と挫折。信念と感情の二者択一。そういった様々な要素がストーリーに美しく調和して織り交ぜられています。
株式や経済についても細かく分かりやすく解説されており、魅力的なキャラクターたちとの壮大な冒険に深みを与えています。





嵐によって隔絶された六軒島で起こる、「魔女」の遺産相続を巡る連続殺人事件を描いたミステリーADV。純粋なミステリーの側面もあれば、メタミステリーの側面もあり、ファンタジーの部分もある。はっきり言って、これだけの大掛かりな仕掛けと複雑な構造を1つのギミックストーリーとして完成させている手腕には脱帽です。80時間以上にもなるボリュームのため、万人におすすめしづらい部分もありますが、作品としてのレベルはとてつもないです。ただ1点、本格ミステリとしての謎解きに期待しすぎると肩透かしに合うかもしれません。

アイデア部門

うみねこのなく頃に 咲(Switch)
ヒューマンフォールフラット(Switch)
Among Us(Switch)


アイデア部門は物語性・アクション性・ゲームシステム・ジャンルなどを問わず、作品のアイデアそのものの素晴らしさを評価する部門となります。



ストーリー部門にもノミネートした「うみねこ」をアイデア部門では1位選出!
前述の通り、アイデア面でも本当にすごかった。物語の途中で突然パズルチックな本格推理小説(犯人当て)が始まったのには驚きましたw



ふにゃふにゃのヒューマンを操作して各ステージを攻略していくアクションゲーム。
私は全ステージを2人マルチプレイでクリアしましたが、本当に盛り上がりました。大型の車を動かしたり、風車や転がる岩に飛び乗ったり、バンジージャンプをしたり、このゲームでしか味わえない大胆な謎解きの数々。ステージによっては4~5時間悩まされたりすることもありましたが、それでも飽きずにプレイできました。




宇宙船を舞台とした人狼ゲーム。フレンドたちとの疑心暗鬼の騙しあいやビクビクしながらの協力がとにかく面白いゲーム。
インポスターになったときのドキドキ感はこのゲームならではですね!誰でもサイコパスになった感覚を楽しめる作品ではないでしょうか。

音楽部門

うみねこのなく頃に 咲(Switch)
暁の護衛 トリニティ(PS4[PSNow])
新サクラ大戦(PS4)

音楽部門も「うみねこ」を1位選出。二冠を達成です。
本当に素晴らしい曲が多かった。



「誓響のイグレージャ」「オカルティクスの魔女」「重ね合わせの猫箱」といった主題歌はもちろん、「Happy Maria」「胡散の香り」「黄金の嘲笑」などの劇伴曲も名曲揃い。

暁の護衛の音楽も魅力的でした。特にギャグシーンの曲のバリエーションがすごい!どの曲を聴いても、主人公と各キャラ(特にツキ)との掛け合いが思い起こされます。

新サクラ大戦 - PS4
セガゲームス
2019-12-12


シリーズをはじめてプレイすることになった新サクラ大戦ですが、こちらはやはりメインテーマが魅力的でした。物語の随所にメインテーマが流れるのですが、そのたびにテンションが上がります。

来年期待の新作部門(発売予定日順)

期待度もSSS~Eの8段階で表記しています。

マガツバライ(Switch)
期待度:SS

ガラス姫と鏡の従者(Switch/PS4)
期待度:S

月の彼方で逢いましょう(Switch/PS4)
期待度:S

トライアングルストラテジー(Switch)
期待度:S

冤罪執行遊戯ユルキル(Switch/PS4)
期待度:A

MUSICUS!(Switch/PS4)
期待度:B

Splatoon3(Switch)
期待度:SSS

9-nine-(Switch/PS4)
期待度:SS

英雄伝説 黎の軌跡2 -CRIMSON SiN-(PS5/PS4)
期待度:SSS

アノニマスコード(Switch/PS4)
期待度:SS


※発売時期未定のタイトルは除いています。

第4回GOTY~ESM~に選ばれたのは!?


Game of The Year~ESM~2021

暁の護衛 トリニティ
うみねこのなく頃に 咲

今年も悩みに悩んだGOTY2021ですが、上記の2作品をチョイスさせていただきます!

「暁の護衛 トリニティ」については、まさかの13年前に発売された旧作を選ぶことになるとは自分でも思っていませんでした。しかしドラマCDまで買ってしまうくらいハマった作品なので、ここは自分の心に正直にいくことにします。
とはいえ、今年発売の作品から選ばないのもどうかと思いますので、とんでもない数のギミックが物語のあちこちに仕掛けられたそのアイデアと、世界観や音楽のすばらしさなども考慮し、「うみねこのなく頃に 咲」を同時選出とします。

2021年クリア作品・総合ランキング

1位 暁の護衛 トリニティ 
評価:SSS
2位 うみねこのなく頃に 咲 
評価:SSS
3位 ワールドエンドエコノミカ 完全版
評価:SSS
4位:恋愛、借りちゃいました
評価:SSS
5位 Apex Legends
評価:SS
6位 恋する乙女と守護の楯 薔薇の聖母
評価:SS
7位 ヒューマンフォールフラット
評価:SS
8位 Among Us
評価:SS
9位 AI:ソムニウムファイル
評価:S
10位 パルフェリメイク
評価:S
11位 レッツプレイ!オインクゲームズ
評価:S
12位 ビビッドナイト
評価:S
13位 新サクラ大戦
評価:A
14位 金色ラブリッチェ
評価:A
15位 ひらめきパズル!面積迷路
評価:A


※「英雄伝説 黎の軌跡」は現在未クリアのため、除外しています。

16位以下は順位をつけず、評価のみを箇条書きで記していきます。

・恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"(Switch)
評価:B
・Unrailed!(Switch)
評価:A
・ケーキバッシュ(Switch)
評価:B
・Ultimate Chicken Horse(Switch)
評価:A
・バディミッションBOND(Switch)
評価:A
・異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~(Switch)
評価:B
・異世界酒場のセクステット ~Vol.2 Adventurer's Days~(Switch)
評価:B
・異世界酒場のセクステット ~Vol.3 Postlude Days~(Switch)
評価:B
・ドギーニンジャ 爆熱ストライカーズ!(Switch)
評価:B
・ルーンファクトリー5(Switch)
評価:C
・ファミコン探偵俱楽部 消えた後継者(Switch)
評価:A
・ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女(Switch)
評価:A
・あつまれ!ボウリング(Switch)
評価:B
・ノックアウトシティ(Switch)
評価:A
・Fly Punch Boom!(Switch)
評価:D
・Tricky Towers(Switch)
評価:B
・オーバーライド 巨大メカ大乱闘 スーパーチャージエディション(Switch)
評価:B
・ドキドキ文芸部プラス(Switch)
評価:B
・Killer Queen Black(Switch)
評価:B
・ティルトパック:グルグル大祭り(Switch)
評価:B
・英雄伝説 黎の軌跡(PS4)
評価:暫定SSS(未クリアにつき除外)

最後に

なかなかのボリュームの記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!
新年は「黎の軌跡」のクリアを目指していくことになりますが、来年もいろいろなゲームに出会えれば嬉しいですね。個人的には来年の初頭~春に注目タイトルが集まっているので、そこが楽しみ。あとは間違いなくスプラトゥーン3の年になると思いますw

英雄伝説 黎の軌跡 通常版
日本ファルコム
2021-09-30


VITAは傑作・名作ADVの宝庫!おすすめタイトル総まとめ!

<2021年10月22日更新>

<この記事は適宜追記を加えていきます。2019年1月時点で30作品以上のおすすめタイトルを取り上げています。>


ビジュアルノベルやテキストアドベンチャーとは、簡単に言ってしまえば「純粋に文章を読む」というジャンル。操作と言えばタッチパネルをタップしたり、ボタンを押したりするのがほとんど。たまに出てくる選択肢を選ぶだけの作品も多数あります。

では小説と何が違うかと問われれば、もはや背景やキャラクターがビジュアルとして画面に表示されていることくらいだったりするわけで、「そういうゲーム性の低いゲームには興味がない!」という方もいらっしゃると思います。

しかし私はこのジャンルがRPGと同じくらい大好きです。ストーリーをとにかく重視するプレーヤーなものですから、すべてをシナリオに注ぎ込んでいるこのジャンルの傑作たちの虜になってしまった、という感じです。

さて、このジャンルがもっともたくさん展開されているのがPSVITA。今でもMAGES/5pb.やドラマチッククリエイト、エンターグラム(前TGL)などのメーカーを中心に、毎週続々と展開されていてすべてチェックするのが難しいほど。今回はその中から「これは絶対に間違いない!!!」という、私が実際にプレイした作品の中でもさらにおすすめができる作品を一覧の形でまとめていきます

(数が多いため、レビューと概要をそれぞれ一言ずつ簡単に書いていくことにします。今後個別にここで紹介したタイトルの詳しいレビューも続々と公開していく予定です)

※なおランキング形式というわけではありません。順番は全く関係ありませんのでご注意ください。

(この記事は累計30000PVを突破!ご覧いただきましてありがとうございます!被っているタイトルも多いですが、PS4のADVについても書いていますのでよろしければ合わせてご覧ください。実は大量!PS4で遊べるおすすめの傑作/名作ADV総まとめ!

なおSwitchのおすすめADVについては、SwitchのおすすめADV総まとめ!【傑作/名作ノベルゲーム集結】をご覧ください!

シュタインズ・ゲート(一連の関連作品含む)



これは今更挙げる必要もない名作中の名作でしょう。
秋葉原にある未来ガジェット研究所の個性的なメンバー(通称ラボメン)たちが、ひょんなことから偶然出来てしまったタイムリープマシンをきっかけに、思いもよらない事態に巻き込まれいくストーリー。キャラクター(特に主人公)にかなり癖がありますが、神がかった伏線回収は記憶を消してもう一度プレイしたいと思う人が続出するほど。

なお「Steins;Gate」は本編、「Steins;Gate 線形拘束のフェノグラム」「Steins;Gate 比翼恋理のだーりん」はファンディスク、「Steins;Gate 0」は続編(過去編)、「Steins;Gate ELITE」は本編のフルアニメ版です。

ダンガンロンパ1,2 / NewダンガンロンパV3

ダンガンロンパ1・2 Reload
スパイク・チュンソフト
2013-10-10


こちらもあまりにも有名でわざわざ紹介するまでもないかもしれませんが、念のため。ダークな世界観でのミステリーで、息をつかせない物語が展開。超本格的な推理作品ですから、推理作品が好きな方は騙されたと思ってプレイしてみてください。簡単ではありますがシリーズの紹介記事を書いていますので、ぜひどうぞ。



ダンガンロンパシリーズ三作目となるV3。過去二作と世界観を一新し、才囚学園を舞台に新たなコロシアイが始まります。
とはいえシリーズ過去二作のプレイは推奨。また様々な冒険を孕んでいるため、賛否の分かれるところはあると思います。しかし推理ゲームとしての完成度は今回も十分です。詳しいレビュー記事(1章までの感想全体の感想)を書いています。ネタバレは避けているつもりですが、注意してご覧ください。(追記4・2017年1月25日)

クロガネ回姫譚 -閃夜一夜-



学園ものの熱血バトルADVである本作。主人公は学内の対テロ組織に所属し、特殊警察のような過酷な任務に挑んでいきます。テンポのいい読みやすさと、戦いの描写の盛り上がり、そして何より世界観の設定が素晴らしいですね。主人公が最強というラノベなどでよく見かける設定なのですが、それだけでは終わらない凝った物語となっています。ストーリーの終盤にはまだ終わらせたくない!という気持ちになっていましたよ。

ちなみにダウンロード専売ではありますが、本作キャラの一人にスポットを当てた短編と、本作キャラが登場する麻雀ゲームも配信されています。

解放少女SIN



こちらは大国からの侵略から新日本国を守るための戦いを描いた作品。現代的な政治色の強い作品という時点で珍しいのですが、ロボットものとしての迫力のある演出も魅力。推理要素や熱い展開なども含め、あらゆる要素を取り混ぜていてとにかく濃密な物語となっています。ヒロインが大統領で主人公はその補佐官という突飛な設定に納得さえできてしまえば、あとは最高のストーリーに飲み込まれるでしょう。全体的に暗くシリアスなのでそれが苦手な方は注意です。

蒼の彼方のフォーリズム



いわゆる”スポ根もの”の本作。空を飛べるというファンタジー設定の中で、架空の競技フライングサーカスの大会での優勝を目指すという物語です。主人公はヒロインたちの指導を担当するコーチ。甘酸っぱい恋愛要素と爽やかで熱いスポーツの駆け引きを味わえる作品です。

全体的にとても明るく気楽に楽しめますし、主人公の抱える”トラウマ”にもスポットがあたり、いろいろと考えさせられる場面も。あとヒロインがとにかく可愛いです。続編も発売予定となっていますが、詳しい情報が公開されたころに個別の詳細記事を書きたいと思っています。ちなみに2018年3月29日にはニンテンドースイッチ版も発売が予定されています。

(追記・2018年7月8日/開発元が事業の停止と続編開発の凍結を発表。非常に残念な形となってしまいました…。)

ルートダブルBefore Crime After Days 

(VITA版はダウンロード専売となっています。AmazonリンクはPS3パッケージ版。)


事故で封鎖された原子力発電所でのパニックサスペンスストーリーが展開される本作。ルートダブルというタイトル通り、二つの視点・違う場面での二つのストーリーが用意されていて、どちらからプレイするかによって物語の意味が180度変わるというとんでもない仕掛けが施されています。謎が謎を呼ぶ展開や、別のルートで明かされる真実を推理する楽しみも含まれた傑作です。こちらも遠くないうちに個別の感想記事を書きたいと思っています。(追記3・2016年11月20日/ルートダブルの詳細レビュー記事を書きました。ぜひご覧ください。)

穢翼のユースティア Angel's blessing








PCゲームブランド・オーガストによるダークファンタジーの移植タイトルが本作。世界は上層と下層、さらにスラム街に分かれ、スラム街は無秩序な世界。そこでかつては殺し屋として生計を立て、今では何でも屋のカイムが主人公。ある日上層から売られてきた貴族の惨殺されているのが発見されて…というストーリーです。
背中に羽が生える羽化病やスラムでの事件。ジャック・ザ・リッパーのことを彷彿とさせる世界観の中でカイムの運命は大きく左右されていきます。カイムが本当にかっこいいキャラで、ストーリーも最高!ただしアダルティな部分が多々あるのと、不気味な雰囲気の物語なので苦手な方は注意が必要です。

特殊報道部

特殊報道部
日本一ソフトウェア
2012-08-23


死のレターやクローン、UFOなど超常現象やオカルト事件の取材を通じて謎を解き明かしていく日本一ソフトウェアのADV。主人公はテレビ局に勤めていて、どんなプログラム構成にするかによってストーリーが分岐します。この手のテーマだと真相は放り出されることが多いですが、それは本作でも同じ。ただ納得がいかないということはなく、 丁寧に結末まで描いた作品です。同社の流行り神シリーズをマイルドにしたような印象です。

グリザイアの果実→グリザイアの迷宮→グリザイアの楽園



学園もの恋愛ADVの人気シリーズです。とはいえただ単純に甘い恋愛だけを楽しむ作品というわけではありません。キャラクターたちは主人公も含め全員が過去にトラウマ的な体験をしたことで心に傷を負っています。
学園生活における触れ合いの中でそんな傷を少しずつ癒し、克服していくことになりますが、それぞれの過去が本当に悲劇的でプレイ中は心にズシリときます。しかしだからこそそれを主人公が救済していく姿に感動することができます。また一方でその主人公自身の過去を描いたエピソードもあり、世界観にさらなる奥行きが生まれています。

ちなみにファンディスク的な作品として「グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-」が、世界観を引き継ぎ主人公を交代した新作「グリザイア ファントムトリガー01&02」も発売されています。

ひぐらしのなく頃に粋

ひぐらしのなく頃に粋
加賀クリエイト
2015-03-12


ひぐらしと言えばこれは有名、おやしろ様信仰が根付いている雛見沢村を舞台にした連続怪死事件に、主人公たちが巻き込まれていく推理ADVです。本作はまず特筆すべきがそのボリューム。本作に収録されているすべてのストーリーをやろうとすれば100時間は下らないでしょう。なんといっても小説20冊分以上がフルボイスですからね。
前半の和気あいあいとした雰囲気ががらりと変わっていく過程はまさしくホラーで、このカタルシスは味わって損はないものとなっています。

ブレイブルーシリーズ(カラミティトリガー→コンティニュアムシフト→クロノファンタズマ→セントラルフィクション)



格闘ゲームシリーズとして有名なブレイブルーシリーズですが、この作品はとにかくバトルファンタジーとしてのストーリーが凝っていることで知られています。専門用語が連発されるのでハードルは高めですが、VITAで展開されている中だとコンティニュアムシフトエクステンドと、クロノファンタズマをプレイされるのがいいと思います。熱いバトルアニメが好きな方におすすめです。現在は主人公をラグナとしての物語は完結しています。

アリアズカーニバルサクラメント 



アーケンと呼ばれる特殊な能力を使って、部活同士が学園内でポイント(バトルで勝つともらえる)を競い合うという設定のADV。主人公の持つ謎の力や、学園に隠された謎など恋愛ADVでありつつもストーリーで読ませるタイプの作品です。ポイント一位を取るとアリアという称号を得られるということで、チーム戦が繰り広げられるのですが、この描写が面白い。重くないので手軽なのもおすすめポイントです。

フェイトシリーズ(フェイト ステイナイト→フェイト ホロウアタラクシア)



フェイトシリーズは聖杯戦争に巻き込まれることになった主人公・衛宮士郎とその使い魔(サーヴァント)であるセイバーが他のマスター(魔術師)たちと生死をかけた戦いに身を投じていくという王道ファンタジーノベルです。有名度で言えばこの記事で紹介している中でもトップクラスの本作ですが、その人気の秘密は何といってもバトルものとしての熱さ、そしてキャラクターたちの魅力にあるでしょう。今は廉価版が出ていてお安くプレイできるのもいいですね。

シリーズの順番などについてまとめた詳細な記事もありますので、合わせてご覧ください。

百花繚乱エリクシル Record Of Torenia Revival



新米の巡察使であるブルームが大貴族の不正を暴いたことをきっかけに、辺境の村ミルトスに飛ばされてしまい、その土地で村おこしに奮闘していくという物語。主人公は頭脳明晰なのですが超がつく堅物。しかし嫌味がなくとても好感のもてる人物です。そしてそのひたむきな態度に村の人たちもだんだん心を開いていきます。頭を空っぽにしてのんびりと楽しめる快作です。

&-空の向こうで咲きますように



幼馴染たちとともに「二つの月」の謎に迫るファンタジーADV。基本的には軽いノリのストーリーなのですが、願いが叶う道具を手に入れたことをきっかけに、主人公たちは日常を揺るがす大事件に巻き込まれていきます。全体的に似たような展開が各ルートで繰り返されるのが難点ですが、人間関係を少しずつ明かしていく上手さはなかなかだと思います。

ハーヴェストオーバーレイ



AR(拡張現実)技術の進歩により、生活にARが欠かせないという近未来SFチックな世界観のアドベンチャー。ハーヴェストオンリアルなるゲーム内ゲームを主人公たちがプレイするという展開で、そのゲームをプレイすることを通じて、ヒロインたちとの仲が深まっていきます。本作はハーヴェストの運営母体である会社やその関係者などにまつわる秘密が明かされていく過程が楽しく、また純粋にRPGをプレイしているような感覚をノベルゲームで味わえるのが魅力だといえるでしょう。

かまいたちの夜 輪廻彩声


孤立した雪山のペンションで起こる連続殺人の謎を解き明かすミステリーADV。名作サウンドノベルとして知られるかまいたちの夜に、キャラ絵やボイスを搭載し新シナリオを加えたリメイク作品です。
リメイクの内容に賛否こそありますが、名作として知られるだけあって事件の完成度はさすが。ボリュームについては、ミステリー篇だけだと5時間ほどでコンプリートできますが、すべてのシナリオをコンプリートするには20時間近くかかるので、コスパがそこまで悪いということはないかと思います。詳しいレビューはこちらです。(追記5・2017年2月23日)

デザイア リマスターバージョン



人気ライターとして知られた菅野ひろゆきさんによるSFサスペンスADV。閉鎖された島・デザイアの謎の研究施設へ取材にやってきたアルバートが事件や不可解な出来事に巻き込まれていくというストーリー。

タイムパラドックスを題材に、非常に興味深くまた複雑な物語となっている反面、矛盾が多くみられることや演出や会話、システムが古臭い部分がある、そして説明不足が目立つのが難点といえるでしょう。ただラストの展開は正直驚きましたね。よくこんな世界観を作り上げたな…と感心してしまいました。

時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-



PC三部作が一本にまとまって新シナリオも入っている超ボリュームが魅力の本作。
学園もの+魔法ファンタジー+推理というまさに私のためにあるかのような世界観の作品で、非常におすすめできる内容となっています。

”昼”と”夜”という二つの世界の中、ミストと呼ばれる不思議な道具を巡って起きる様々な事件を、特務分室に所属する主人公たちが解決していく物語。
伏線の回収や事件の裏側に隠された真相も見事で、序盤の展開がおとなしすぎることを差し引いても、文句なく傑作だと言えると思います。

レイジングループ

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人狼をモチーフにしたダウンロード専用のホラーサスペンスノベルADV。
人狼を信仰する異質で不気味な休水集落に迷い込んだ主人公が「死に戻り」というループを繰り返して、村に潜む狼の正体・怪異の謎・伝承の秘密・ループの真相を解き明かしていく、というストーリー。
あまりの面白さに徹夜間違いなし、ドキドキ感を味わいたいならもってこいの作品です。詳細なレビュー記事もありますのでぜひどうぞ。(2017年8月16日・追記7)

ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- V - 



300年前の世界にタイムスリップしてしまった主人公が、江戸元禄時代を舞台に忠臣蔵の歴史に翻弄されつつも、四十六士の命と忠義を守るために、そして自身が元の時代に戻るために奔走する大ボリュームのノベルADV。

歴史に疎い私でものめりこんでプレイしてしまうほどの息をつかせぬ展開と、熱く燃える戦いの描写。そして切ない出会いと別れの数々。ループ物としてのファンタジー要素と丁寧に描いた実在の時代背景が見事に融合し、その世界観はまるで違和感を感じさせない完成度となっています。本作は身も心も強くなっていく主人公の成長の物語でもあり、熱血バトルストーリーが好きな方には特におすすめします。傑作です!(2017年11月1日・追記8)

ロボティクスノーツ・エリート



種子島の高校のロボット研究部・通称ロボ部の個性的なメンバーたちが、紆余曲折はありながらも、巨大な二足歩行ロボットを作る姿を描いた物語が展開される本作は、シュタゲやカオスヘッドに連なる科学アドベンチャーシリーズの第三弾にあたります。

もちろん本作もただの青春ものということはなく、300人委員会やSERN、渋谷地震といったシリーズでお馴染みの”陰謀”に格闘ゲーマーである主人公は巻き込まれていきます。
連絡がつかなくなった姉のため、ロボットにかけるヒロインの情熱、それに絆されていくロボ部の仲間たち、そして徐々に明らかとなる見えない敵。いくつかの謎が宙に浮いてしまったままなのは惜しいところですが、それは今後発売予定の正式続編「ロボティクスノーツ・DaSH(ダッシュ)」に期待しましょう。一癖も二癖もある青春群像に興味がある方はぜひ。(2017年12月2日・追記9)

オカルティック・ナイン



全体的に評判は低めですが、オカルトを題材としたテーマ性とプレイヤーを引き込む魅力的な謎かけは一定のレベルに到達していると思います。実際井の頭公園で起こるニゴロ事件やコトリバコの事件の怖さはなかなかのものでした。

問題はアニメ版の方がゲーム版より詳しいくらいで、ゲーム版でも謎が謎のまま回収されずに残っていたりするということ。ただこれについては現在さらなる追加シナリオが開発中であるらしく、無料のパッチとして提供されるとのことですので、それ次第では一般的な評価も変わってくるかもしれません。現時点ではオススメとまでは言えませんが、アニメ未視聴であれば十分楽しめる作品であるような気はします。(2017年12月15日・追記10)

俺達の世界わ終っている。

俺達の世界わ終っている。 - PSVita
レッド・エンタテインメント
2017-11-09


浅草の弱小ゲーム会社「ジャッジメントセブン」の個性的すぎるメンバーたちの(変態ではありつつも)爽やかな青春を描いた作品。
ゲーム内の設定が現実を侵食する世界観、謎多きシナリオ、軽妙な掛け合い、科学ADVシリーズを彷彿とさせる”陰謀のうごめく雰囲気”。なかなかに練られたシナリオが意外なほど牽引力を持っています。
しかしそれでいて全体的にライトな作風となっていて、あらゆる場面でギャグが挿入されることもあって、最後まで比較的気楽に楽しめるのが特徴だと言えそうです。詳細なレビュー記事はこちら。(2018年1月30日・追記11)
なお2019年にはSwitch/PS4向けに完全版「JUDGEMENT7」も発売されます。

千の刃濤 桃花染の皇姫



穢翼のユースティアで知られるオーガスト原作の和風ファンタジーADV。皇国と共和国の衝突を軸としつつ、戦闘力に秀でた武人である主人公が自らの忠義のために戦う物語が展開。作りこまれた世界観はリアリティがあり、呪術・呪装刀といったファンタジックな要素がその魅力を高めています。
また演出にもかなり力が入っている印象で、視覚的にも楽しいのがいいところ。個別ルートがかなり短めであることは惜しいところですが、キャラや舞台に魅力を感じる方にはおすすめです。(追記12/2018年3月15日)

桜花裁き 斬



江戸時代を舞台とした逆転裁判ライクの推理ADV。桜花町の中町奉行となった主人公が様々な事件を解決していく物語となっています。
事件一つ一つは比較的簡素で、奉行パートもそこまで長くありませんが、その分自分で捜査して自分で犯人を突き止める流れをスムーズに楽しむことができます。
またキャラクターの抱える秘密や大きな謎などが明かされていくストーリー展開はなかなか凝っており、ライトな雰囲気ではありつつも引力は十分あるように感じます。(追記12/2018年3月15日)

ハロー・レディ! -Superior Dynamis-



復讐を題材とした学園もの恋愛ADV。世界観はよくあるような印象でしたが、実際にプレイしてみると学園ものというより復讐ものの珍しいストーリー展開で、なかなか引き込まれます。
主人公の秘密を解き明かしていく過程は先が気になりますし、キャラクターたちも魅力的ですが、ルートが変わっても大筋の物語が変わらないこと、主人公の行動原理に納得しづらいことなどがたまにきずといったところ。復讐劇というキーワードに抵抗がない方にはおすすめです。(追記13/2018年7月8日)

双子座のパラドクス



双子の兄弟がそれぞれ現代世界と異世界に分かたれてしまうことからストーリーがはじまるSF系の作品。
学園を舞台とはしていますが、非日常を描いていることもあって、青春学園ものとは大きく異なる雰囲気となっており、物語は思いもよらぬ方向へと進んでいきます。
2人の主人公をザッピングしながら、様々な謎を明かしていく構成はなかなか練られていると思います。(追記14/2019年1月8日)

大図書館の羊飼い



学園生活をより楽しくするために様々な依頼を受けることになった図書部の面々の青春を描いた恋愛ADV。とにかく丁寧な筆致で描かれる魅力的なキャラクターたちにより、物語に厚みを感じられるのがお見事。
ひたむきに努力し、お互いを支えあう図書部の関係性に感情移入してしまうこと間違いなしの傑作です。おすすめ。(追記14/2019年1月8日)

ワールドエンドシンドローム



黄泉人伝承が残る海町を舞台とした伝奇ミステリーADV。
不気味な世界観と美しい背景デザインが物語性を高めており、また終盤に明かされる真相はなかなか意外なものになっていました。
一方でシステム面が若干足を引っ張っている印象があり、例えば任意のタイミングでセーブできなかったり、ルート条件が分かりづらかったりといったところはもったいなかったかも。1つの物語としてみればまずまずの出来になっていると思います。(追記14/2019年1月8日)


さて大量に展開されているVITAのADVのうち、ほんの一部ではありますがおすすめタイトルを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。どれも一筋縄ではいかない緻密なストーリー展開で、「文章をただ読むだけなのは・・・ 」「小説でいいじゃん」という方にもむしろおすすめしたいですね

またこの記事にはこれからもプレイしてこれは!と思ったタイトルを定期的に追記していきます。興味のあるタイトルがあった方はぜひチェックしていただければ嬉しいです。
皆さんからこれもおすすめだよ!という作品を教えていただければそれもできる限りプレイしたいと思っています。最終的にはVITAのADVライブラリのようなページにするのが目標です(笑)

※近日発売(or購入)・本記事に追加予定の作品
あまつつみ、ISLAND、魔女こいにっき、メモリーズオフ イノサンフィーユ、ロボティクスノーツダッシュ など

暫定的なまとめ

熱いバトルが楽しみたい!
→フェイトシリーズ、クロガネ回姫譚、アリアズカーニバルサクラメント、ブレイブルーシリーズ、ギルティギアシリーズ、忠臣蔵46+1-V-、千の刃濤 桃花染の皇姫、ハローレディ、Dies irae(PSP) など

頭を使って推理を楽しみたい!
→ルートダブル、ダンガンロンパシリーズ、ひぐらしのなく頃に粋、かまいたちの夜 輪廻彩声、時計仕掛けのレイライン、レイジングループ(DL専売)、end sleep、id(イド)、桜花裁き斬、ワールドエンドシンドローム、シークレットゲーム(PSP) など

タイムトラベルやSFが好き!
→シュタインズ・ゲートシリーズ、タイムトラベラーズ、解放少女SIN、デザイア、ロボティクスノーツエリート、俺達の世界わ終っている。、双子座のパラドクス など

ほんわかのんびりプレイしたい!
→百花繚乱エリクシル、キスベル、”&”空の向こうで咲きますように、ハーヴェストオーバーレイ、大図書館の羊飼い など

スポ根と恋愛要素の融合!
→蒼の彼方のフォーリズム、リトルバスターズ など

シリアスなダークファンタジー!
→穢翼のユースティア など

恋愛だけど重たいのがいい!
→グリザイアの果実シリーズ、ホワイトアルバムシリーズ、車輪の国 向日葵の少女(PSP) など

オカルトのような不気味な世界がいい!
→ 特殊報道部、真流行り神2、カオスヘッド、カオスチャイルド、オカルティックナイン など

(2016年10/5追記1 )
(2016年10/28追記2) 
(2017年6/11追記6)
(2018年1/15デザイン変更・記事全体の紹介文等を修正)
(2019年1/8追記14・紹介文の一部修正)

エンタメ最高マンが選ぶ”GOTY2020”!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

GOTY2020~ESM~、今年も発表です!!
GOTYとは”Game of The Year”の略称で、その年のゲームタイトルのうち、最も評価の高い作品が選ばれる賞のことを意味しています。

今回の「エンタメ最高マンが選ぶ”GOTY2020”!」記事では、私が今年プレイした作品をダウンロード専売作品も含め、全作品一覧形式でご紹介した上で、簡単な評価とランク付けをしていきます!
(この記事の内容はすべて私の趣向・独断・偏見によって構成されていますので、そこはあらかじめご了承ください。)

それではまず今年プレイした全作品を一挙にご紹介!
(GOTY~ESM~では今年発売された作品に限らず、私が今年購入(ダウンロード含む)したものをすべて含めさせていただきます。おすすめゲーム紹介的な側面も兼ねていますのでご理解ください。一方で昨年以前からプレイしている作品はすべて除いています。)

関連記事リンク:個人的”GOTY2017”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:個人的”GOTY2018”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:個人的”GOTY2019”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

2020年に購入したタイトル一覧

・シンソウノイズ(PS4)
・グルガモス(Switch)
・チョークダッシュカーニバル(Switch)
・十三機兵防衛圏(PS4)
・オーバーウォッチ(Switch/PS4)
・千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~(Switch/PS4)
・送り犬(Switch)
・タンブルストーン(Switch)
・ブロブ カラフルなきぼう(Switch)
・あつまれ どうぶつの森(Switch)
・ドスコイの壁(Switch)
・スクリーンチート(Switch/PS4)
・CHAOS;CHILD(PS4/PSVITA/PS3/XboxOne)
・CHAOS;CHILD らぶchu chu!!(PS4/PSVITA)
・コンダクト トゥギャザー!(Switch)※
・ノーリロードヒーローズ(Switch)
・NinNinDays(Switch)
・グノーシア(Switch/PSVITA)
・ペルソナ5R(PS4)
・ペルソナ5S(Switch/PS4)
・シナプティック ドライブ(Switch)
・世界のアソビ大全51(Switch)
・デスマッチラブコメ!(Switch/PS4)
・棋士 藤井聡太の将棋トレーニング(Switch)
・PERFECT ANGLE イリュージョン パズル(Switch)
・創の軌跡(PS4)
・マヨナカ・ガラン(Switch/PS4)
・Mugsters – マグスターズ -(Switch)※
・蹴落とし!トレジャーハンター!(Switch)
・スペルブレイク(Switch/PS4/XboxOne)※
・フォールガイズ アルティメット ノックアウト(PS4)※
・AI:ソムニウムファイル(Switch/PS4)
・シークレットゲーム KILLER QUEEN(Switch)
・まいてつ Pure Station(Switch/PS4)
・カガミハラ/ジャスティス(Switch)※
・恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"(Switch/PS4)
・恋する乙女と守護の楯 薔薇の聖母(Switch/PS4)※
・キャスタウェイズ(Switch/PS4)※
・異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~(Switch)※
・はたらくUFO(Switch)※
・フォーザキング(Switch)
・Moving Out(Switch/PS4)
・Urban Flow: 交通パニック(Switch)※
・Among Us(Switch)※
・Unrailed!(Switch/PS4)※
・Wargroove(Switch)※


以上となります!(正確に記録しているわけではないので、いくつか抜けがある場合があります。※がついているソフトはまだあまり遊べていないタイトルです。)
合計するとパッケージが19本、ダウンロード専売が27本ということで、合計は46本ということになりました。

昨年は全部で38本でしたので、購入数は増加。
今年は新型コロナウイルスでの自粛の影響などもあり、ゲームに充てられる時間が昨年より多かったことが理由かもしれません。といいつつも結局Splatoonに時間を使ってしまうので、クリア数はそんなに増えていませんけれども(^_^;)

さて、ここからTGAなどのGOTYにならって、各部門の受賞作・ノミネート作を発表させていただきます!
あくまで私が遊んだ中で選んでいますので「おいおい、あれを選ばないとか、にわかだろ!」と思われることもあるかもしれませんw

注・ノミネート作品は黒字、受賞作品は赤字としています。評価はSSS,SS,S,A,B,C,D,Eの8段階でつけています。

RPG部門

英雄伝説 創の軌跡(PS4)
ペルソナ5R(PS4)
十三機兵防衛圏(PS4)

RPG部門は軌跡シリーズ最新作である「創の軌跡」と「ペルソナ5R」を同時選出!

英雄伝説 創の軌跡 通常版
日本ファルコム
2020-08-27

評価:SSS

「創の軌跡」は空の軌跡FCから10作にわたって描かれてきたゼムリア大陸の物語、その前半戦の締めくくりといえる内容になっていましたね。シリーズファンとして過去作のキャラクターが一堂に会するシーンはとにかく感慨深かった。2021年に発売予定の「黎の軌跡」への期待も膨らみます!





評価:SSS

「創の軌跡」と並んで素晴らしい出来だったのが「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」。怪盗団がテーマということで、どんなストーリーになるのか想像できなかったのですが、これぞペルソナと思わせつつも、まったく新しいスタイリッシュすぎる作品に!システム面も相当にブラッシュアップされており、シリーズで一番ハマりました。


十三機兵防衛圏 - PS4
アトラス
2019-11-28

評価:SS

この作品はRPGと分類すべきではないかもしれませんが、群像劇であるという点、パラメータやレベル上げ、パーティ編成の要素があるという点を考慮して、こちらに入れています。
それはさておき、こちらも素晴らしい作品でした。美麗で幻想的かつノスタルジックなグラフィック、断片的に語られつつパズルのピースのように組みあがっていく伏線だらけのストーリー、そして独自性の強いバトルシステム。それらが見事に調和した1本でした。

アクション部門

あつまれ どうぶつの森(Switch)
ペルソナ5S(Switch/PS4)
スクリーンチート(Switch/PS4)


アクション部門は今年を象徴するような作品である「あつまれ どうぶつの森」を選出!


評価:SSS

こちらはアクションゲームに分類すべきかは疑問ですが、適切な部門がないのでこちらで取り上げることにしました。
仮想世界の中、みんなでゆるく繋がれる。今の時代にぴったりの作品だったと思います。




評価:S

無双チックなアクションがペルソナのシステムと融合。
思っていた以上にペルソナ5本編の雰囲気や世界観を再現したスピンオフとなっており、お見事でした。


・スクリーンチート
評価:S

ダウンロード専売の隠れた名作を発見!
4つに分割された画面で戦うFPSゲームなのですが、この作品の斬新なところはプレイヤーがすべて「透明人間」であること。つまり敵の姿が表示されないんですね。そこで大事なのが別のプレイヤーの視点を盗み見る(スクリーンチートの語源)ことで相手の位置を予測すること。これが癖になる面白さなんです!


アドベンチャー部門

Chaos;Child(PS4/PSVITA/PS3/XboxOne)
シンソウノイズ(PS4)
グノーシア(Switch/PSVITA)
AI:ソムニウムファイル(Switch/PS4)

ADV部門は大混戦!
今年は個人的に大当たりの作品が多く、豊作の1年でした!その中でも特に楽しめた「カオスチャイルド」と「シンソウノイズ」をダブル選出とさせていただきます。

CHAOS;CHILD - PS4
MAGES.
2015-06-25

評価:SSS

渋谷を舞台とした連続猟奇殺人を題材としたホラーサスペンスADV。
以前から興味をもっていたものの、グロ描写が苦手(ホラー描写は好き)な私はプレイを躊躇していたのですが、セールをきっかけに思い切って購入。やはり科学アドベンチャーは最高でした…!数日間は余韻でボーっとしてしまったほど。




評価:SSS

シンソウノイズは相手の心を読むことができる主人公が様々な事件に巻き込まれていくミステリーADV。古典的ミステリからファンタジックミステリ、サスペンスなど、様々な色合いの事件が織り交ぜられており、非常に引き込まれる。詳しくはレビュー記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
レビュー記事:PS4「シンソウノイズ 受信探偵の事件簿」レビュー!青春ファンタジックミステリの大傑作!




グノーシア - Switch
プチデポット
2020-12-17

評価:SSS


僅差の3位はグノーシア。
こちらは人狼を題材にしたADVですが、単に物語を楽しむだけの作品ではなく、実際に登場キャラクターたちと人狼をプレイすることができます。この斬新さはとにかく素晴らしく、とにかく人におすすめしたくなる作品です。




評価:まだクリアしてないため評価未定

上述の通り、まだクリアできていない「AI:ソムニウムファイル」ですが、すでにめちゃくちゃ面白く、ストーリー・システムにドはまりしているため、特別にノミネート。
人工知能であるアイボウとの掛け合いはコミカルだったりシリアスだったり、本物の相棒のよう。来年のGOTYではクリアした上で改めて正式にノミネートされるかも。



来年期待の新作部門(発売予定日順)

期待度もSSS~Eの8段階で表記しています。

うみねこのなく頃に咲 ~猫箱と夢想の交響曲~(Switch/PS4)
期待度:S

バディミッション BOND(Switch)
期待度:SS

ルーンファクトリー5(Switch)
期待度:SS

・ブレイブリーデフォルト2(Switch)
期待度:A

アノニマスコード(Switch/PS4)
期待度:SS

真・女神転生(Switch)
期待度:S

冤罪執行遊戯ユルキル(PS4)
期待度:A

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者(Switch)
期待度:A

ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女(Switch)
期待度:A

鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚(PS4)
期待度:A

地球防衛軍6(PS4)
期待度:A

英雄伝説 黎の軌跡(PS4)
期待度:SSS

※発売時期未定のタイトルは除いています。

第4回GOTY~ESM~に選ばれたのは!?


Game of The Year~ESM~2020

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

今年も悩みに悩んだGOTY2020ですが、やはり一番世界に入り込んで無心で楽しめたのはこちらかなと思います!
我が怪盗団「ザ・エンタメマン」の面々も喜んでくれていることでしょう!

2020年クリア作品・総合ランキング

1位 ペルソナ5 ザ・ロイヤル
2位 英雄伝説 創の軌跡
3位 カオスチャイルド
4位 シンソウノイズ 受診探偵の事件簿
5位 グノーシア
6位 あつまれ どうぶつの森
7位 十三機兵防衛圏
8位 棋士・藤井聡太の将棋トレーニング
9位 まいてつ Pure Station
10位 千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~ 


最後に

冒頭でも触れましたが、今年はおうち時間が増えて、ゲームの購入数は昨年よりやや増加。
といってもスプラトゥーンやリングフィットアドベンチャーなど、もはや日課となっている作品が多く、積みゲーは例年以上となってしまっておりますw

また今年は良質なADVが多く出会えたという意味で、ADV好きゲーマーとしてはうれしい限りでした。
昨今は発売タイトル数の減少が顕著な中、新しい試みもいろいろと現れてきています。従来型の「ノベル」作品ももちろんこれまで通り応援していきたいですが、ADVゲーム市場そのものが盛り上がるようなタイトルの登場にも期待していきたいと思います。


ちなみに今年はRPGのプレイ数が少なかった(というより大作系に時間をとられた)ので、来年は「ゼノブレイドDE」「幻影異聞録#FE」といった今年の宿題をプレイしつつ、いろいろクリアしていければと思っています。

また来年の期待作品を12本挙げましたが、これらを含め、来年もたくさんの素晴らしい作品に出会えれば嬉しいです♪

というわけで以上となります。
なかなかのボリュームの記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!

PS4「シンソウノイズ 受信探偵の事件簿」レビュー!青春ファンタジックミステリの大傑作!

シンソウノイズ

今日は久しぶりのレビュー記事を書いていきたいと思います!
というのも、PS4で発売されたADVである「シンソウノイズ 受信探偵の事件簿」がめちゃくちゃ面白かったんですよ。これは書かねば!と奮い立ちましたw



本作は「受信能力」という、相手の心の中を読めてしまう主人公が、様々な事件を解決していく推理ADVとなっています。

もっともこの能力が万能なら、推理が介入する余地がなくなってしまうわけで、いくつか制限があります。

・一部を除き、誰の心の声なのかを判別することはできない。
・相手の心の壁が厚い場合は、そもそも心の声を読み取れない。
・心の声を読み取るためには、至近距離にいなくてはならない。

この「受信能力」を使って事件の推理をしていく過程が非常に斬新で、この作品の独自色を強めてくれています。

体験版も配信中。1章・2章を無料でプレイできます。セーブデータの引継ぎはできませんが、未読スキップ機能がありますので、そこまで問題にはならないかと思います。

先が気になるストーリー

ネタバレになってしまうので細かいことは言えませんが、本作では序盤に非常に大きな謎が提示されます。
それが作品全体を貫く謎となっており、ノベルゲームでもっとも重要と言える「リーダビリティ」を高めてくれています。


一つ一つの事件はトリックなどを含めてそこまで凝っているというほどではありませんが、捜査の過程が細かく描かれているおかげで非常に推理がしやすい。自分で事件を解決している感をしっかり味わうことができます。

また先に述べたように「受信能力」を活用して推理を進めていく展開はとても新鮮です。
犯人の焦りや怒り、犯行計画や事件の裏事情などを自分だけが知ることができるわけで、それに伴う主人公の孤独感や緊迫感が伝わってくるのも上手いなぁと思いましたね。

ちなみに本作のストーリーは序盤/中盤/終盤で大きく雰囲気が変わります。

序盤:古典的ミステリ
中盤:ファンタジー×ミステリ
終盤:ファンタジー×サスペンス

序盤は現場の見取り図が挿入されるなど、古典的な推理小説風の内容となっています(ツイートの画像にいくつか貼っておきました)。

一方で中盤以降はファンタジー要素が大きな割合を占めるようになってきます。融合のさせ方が非常に上手く、きっちり物語全体と整合性を取っているので私は気になりませんでしたが、多少好みが分かれる部分ではあるかもしれませんね。

 (個人的には第3章の不気味さと第5章のロジックがとても好きです。)


キャラクターが魅力的で青春ものとしても高く評価できる

いわゆるミステリー系統の作品は謎解きに主眼を置くことが多く、キャラクター描写が弱いといった欠点があるケースが見受けられます。

しかしながら本作は学園を舞台とした「青春もの」としても素晴らしい出来に仕上がっています!

まずなんといっても主人公の所属する班のメンバーたちが本当に個性的。
ヒロインたちのかわいさはもちろん、キャラクター1人1人の境遇や性格も丁寧に設定されており、それがしっかりと物語に絡んでくるんです。

人間関係が紐解かれ、また恋愛関係や友情関係が育まれていくのに合わせて、霧がかかったように先を見通せない物語の輪郭が明らかになっていく、というイメージですね。

本作をクリアする頃には、登場人物みんなに愛着が湧き、もっとこの世界に浸っていたい!と思えました。
(だってヒロインかわいいんだもん。)

<お気に入りヒロインランキング>

(左上:雪本さくら、右上:大鳥百合子、左下・右下:風間夏希)

3位 雪本さくら
メインヒロインと言うべき存在。謎多き少女ですが、彼女の抱える事情を知り、さらに好きになりました。

2位 大鳥百合子
名家の息女、超美形というテンプレ的なキャラに見えながら、いろいろな苦悩に苛まれている普通の少女、というところに惹かれます。

1位 風間夏希
ちょっとガサツだけど明るく快活な少女。いつでも真っ直ぐなその性格と、積極的で一途な姿勢が個人的にはどストライク。見た目(キャラクターデザイン)も一番好きです!


総評

そんなわけで「シンソウノイズ」、私は最高に楽しむことが出来ました!
クリアまでおそらく30時間ほど、その結果行き着いた”真相”にも納得がいきました。

自分で推理をしながら進めていくことのできるミステリとしての魅力。
「受信能力」をはじめとしたファンタジー要素が作り出す斬新さ。
個性的なキャラクターたちの紡ぐ青春ものとしての楽しさ。


それらが見事なバランスで混ざり合った傑作。こういう作品がもっともっとプレイしたいと思わされた1本でした。
少しでも興味がある方は、ぜひまずは体験版をプレイしてみてください!めちゃおすすめです!



個人的”GOTY2019”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

GOTY2019~ESM編~、今年も発表です!!
「なんのこっちゃ?」という方のために補足。GOTYとは”Game of The Year”の略称で、その年のゲームタイトルのうち、最も評価の高い作品が選ばれる賞のことを意味しています。
……そして~ESM~というのは”エンタメ最高マン”の略ですね(^^;

要は、私が今年プレイした作品をダウンロード専売作品も含め、全作品一覧形式でご紹介した上で、簡単な評価とランク付けをしよう!という企画です!
(この記事の内容はすべて私の趣向・独断・偏見によって構成されていますので、そこはあらかじめご了承ください。)

それではまず今年プレイした全作品を一挙にご紹介!
(GOTY~ESM~では今年発売された作品に限らず、私が今年購入/ダウンロード/プレイしたものをすべて含めさせていただきます。おすすめゲーム紹介的な側面も兼ねていますのでご理解ください。)

関連記事リンク:個人的”GOTY2017”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!
関連記事リンク:個人的”GOTY2018”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

2019年に購入/プレイしたタイトル一覧

・閃の軌跡3(PS4)
・閃の軌跡4(PS4)
・ロボティクスノーツDaSH(Switch/PS4/PSVITA)
・BLAZBLUE CENTRALFICTION(Switch/PS4/PS3)
・シンソウノイズ(PS4)※
・この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(Switch/PS4/PSVITA)
・殺人探偵 ジャック・ザ・リッパー(Switch/PS4)
・Switch版イースVIII -Lacrimosa of DANA-(Switch)
・イース9 -Monstrum NOX-(PS4)※
・Summer Pockets(Switch)
・実況パワフルプロ野球(Switch)
・スーパーマリオメーカー2(Switch)
・ファイアーエムブレム 風花雪月(Switch)
・東京クロノス(PSVR)
・アストラルチェイン(Switch)
・ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてS(Switch)
・メモリーズオフ イノサンフィーユ(Switch/PS4/PSVITA)
・リングフィットアドベンチャー(Switch)
・ビリオンロード(Switch)
・地球防衛軍5(PS4)
・Splatoon2(Switch)
・大乱闘スマッシュブラザーズSP(Switch)
・ペルソナ5 ロイヤル(PS4)※
・デイグラシアの羅針盤(Switch)
・シンフォニック=レイン(Switch)※
・planetrian ちいさなほしのゆめ(Switch)
・名探偵コナン スケボーラン 怪盗キッドと神秘の秘宝(Switch)
・フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(PS4)※
・オバケイドロ(Switch)
・グーニャファイター(Switch)
・Nine Parchments(Switch)
・暁の軌跡(Switch/PS4/PSVITA/PS3)
・僕とナースの研修日誌(Switch/PS4/PSVITA)
・The Escapists 2(Switch)
・リスク 世界征服ゲームDEMO(Switch)
・Stikbold! ドッジボールアドベンチャー!DELUXE(Switch)
・スライド&ゴー(PS4)※
・不如帰 大乱(Switch)※

以上となります!(正確に記録しているわけではないので、いくつか抜けがある場合があります。※がついているソフトはまだあまり遊べていないタイトルです。)
合計するとパッケージが23本、ダウンロード専売が15本ということで、合計は38本ということになりました。

昨年は全部で53本でしたので、購入数はかなり減っています。
理由は純粋にゲームをプレイする時間があまり取れなかったこと。あとスプラトゥーンのやりすぎです(^_^;)
来年はもっとたくさんソフトを買いたいところですね!

とまあそれはさておき、ここからTGAなどのGOTYにならって、各部門の受賞作・ノミネート作を発表させていただきます!
あくまで私が遊んだ中で選んでいますので、「おいおい、あれを選ばないとか、にわかだろ!」と思われることもあるかもですが……w

注・ノミネート作品は黒字、受賞作品は赤字としています。評価はSSS,SS,S,A,B,C,D,Eの8段階でつけています。

RPG部門

英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ&Ⅳ(PS4)
ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてS(Switch)
ファイアーエムブレム 風花雪月(Switch)

RPG部門は閃の軌跡シリーズ最新作とドラクエ11Sを同時選出!
前者発売は2018年ですが、閃の軌跡3と合わせて2019年の年始にプレイ。過去作主人公が一堂に会するシーンにはとにかく感動しました。長く続くシリーズだけに思い入れも深く、信者感満載ですが自動的に選んじゃいます(笑)

英雄伝説 閃の軌跡IV - PS4
日本ファルコム
2018-09-27

評価:SSS

4作に及ぶエレボニア帝国編の完結作となる本作は、大陸全土を巻き込んだ壮大なスケールのストーリーが展開。前作の驚愕のラストからどのようにストーリーが続いていくのか、とにかく引き込まれてしまいました!
来年夏には「創の軌跡」の発売も控えていますし、今後も軌跡シリーズから目を離せません!


関連記事:PS4「閃の軌跡3」レビュー!熱い絆と絡み合う陰謀を緻密に描いた傑作!


ドラクエ11のSwitch版は同率1位。
ボイスのあるドラクエというのは新鮮で、今まで以上にストーリーに浸ることができたのも嬉しいポイント。転職や仲間モンスターシステムがないなど、バトル面が若干あっさりめに感じましたが、そこは次回作以降に期待したいと思います♪


評価:SS

従来のファンタジー戦記ものとしての重厚なシナリオに加え、学園ものとしての魅力も兼ね備えた新しいファイアーエムブレムの完成形でした。
あまりに要素がてんこ盛りのため、遊びつくせないほどのボリュームがありましたが、ちょこちょことのんびり進めていきたい作品です。

アクション部門

リングフィットアドベンチャー(Switch)
実況パワフルプロ野球(Switch)
アストラルチェイン(Switch)


アクション部門は身体を動かして遊ぶリアルな”アクション”ゲームであるリングフィットアドベンチャーが受賞!



評価:SSS

正直に言って最初に情報が公開された時は全く興味が湧かなかったんです。しかし実際にプレイされている方の感想を聞いているうちにだんだん欲しくなってきて購入。途端にドハマりしてしまいました!
運動不足になりがちな私としては、こうして運動のモチベーションを保てるソフトの存在はありがたい限り。そんな感謝の意を込めて、選出させていただきます。

めっちゃツイートしてました(笑)

実況パワフルプロ野球 - Switch
コナミデジタルエンタテインメント
2019-06-27

評価:SS

数年ぶりに購入したパワプロ。
やっぱり選手を育成するのが楽しく、ひたすらサクセスモードと勝ち抜きのトーナメントを楽しんでおりました!
携帯機ならではのローカル対戦に対応しているのも嬉しいポイントで、4人でのマルチプレイでも重宝しています。


プラチナゲームズらしいスタイリッシュなアクションが楽しめるアストラルチェイン。
ド派手な演出やレギオンとの連携により、普通に遊んでいても自分がスーパープレイをしているような気分になれるのが素晴らしいところ。
世界観やキャラクターも気に入りました♪

アドベンチャー部門

東京クロノス(PSVR)
メモリーズオフ イノサンフィーユ(Switch/PS4/PSVITA)
殺人探偵ジャック・ザ・リッパー(Switch/PS4)
Summer Pockets(Switch)


ADV部門はVRアドベンチャーという新しい境地を切り開いた挑戦作、東京クロノスを選出させていただきました!

TOKYO CHRONOS (PSVR専用)- PS4
MyDearest株式会社
2019-08-22

評価:SSS

渋谷に閉じ込められた8人の高校生たちが、過去にあった事件の真相を解き明かしていくミステリーADV。
何が起こるか分からないドキドキ感と、徐々に明かされていく人間関係など、ストーリーの引力はかなりのもの。またそれだけでなく、VR作品であることを生かした演出により、没入感がさらに高まっているのだから素晴らしい。ノベルゲームの新しい進化の形の一端を垣間見ることができました!


評価:S

メモリーズオフシリーズは本作で初めてプレイしましたが、特に問題なく楽しめました!
恋愛が題材ではありますが、展開は終始重たく、またミステリーチックな部分もある複雑なストーリー。冬という作中の季節にぴったりの、切れ味鋭い作品でした。


評価:S

実在の連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパーをどのようにフィクションに落とし込むのか、非常に注目していた作品。殺人鬼ルートと探偵ルートに分岐するまで、各所で2種類の好対照な選択肢が用意されているのも、システムとして面白いところ。完全新規作でこうしたチャレンジングな作品が登場したのはとても意義深いと感じます。

関連記事リンク:Switch「殺人探偵 ジャック・ザ・リッパー」レビュー!

Summer Pockets - Switch
プロトタイプ
2019-06-20

評価:S

のどかな島を舞台に、仲間たちとのひと夏を追体験できる恋愛ADV。
Key作品らしい切なくも感動的な展開と、徐々に明かされていく各ヒロインの秘密。魅力的なキャラクターたちとの尊い日々を楽しむことができる作品です。

ダウンロード専売タイトル部門

オバケイドロ(Switch)
デイグラシアの羅針盤(Switch)


DL専売タイトルも規模の大きな作品が増えてきて、今年も非常に豊作でした。DL作品は来年ももっとバンバン買っていきたいと思っています。


評価:SSS

ダウンロード専売タイトルとして配信され、先日パッケージ版が発売されたオバケイドロ。
オバケ1人とニンゲン3人によるケイドロ(かくれんぼ+鬼ごっこのイメージ)が楽しめる作品です。
だれでも手軽にプレイできるシンプルさと、駆け引きの面白さを両立させたバランスは秀逸。また可愛らしい世界観も気に入りました♪

deigurashia
評価:SSS

深海に沈んだ潜水艦を舞台としたサスペンスADV。何が起こっているのか分からない緊迫感は、無関係ながら同社の開発するルートダブルに通ずるところがあります。
また考察しがいのある巧妙に仕掛けられたトリックも見どころで、本作の深みを増す一助となっているように思います。ミドルプライスながら大ボリュームというところもお買い得な傑作です。

来年の購入(ほぼ)確定作品部門(発売予定日順)

幻影異聞録#FE Encore(Switch)
千里の棋譜 ~現代将棋ミステリー~(Switch/PS4)
あつまれ どうぶつの森(Switch)
リベンジ・オブ・ジャスティス(Switch/PS4)
Root Film(Switch/PS4)
ブリガンダイン ルーナジア戦記(Switch)
Killer Queen Black(Switch)
英雄伝説 創の軌跡(PS4)

ルーンファクトリー5(Switch)
ブレイブリーデフォルト2(Switch)
デスカムトゥルー(Switch/PS4)
冤罪執行遊戯ユルキル(PS4)


現時点で購入確定タイトルは12本程度。来年はダウンロード専売タイトルを含めて50本くらいは購入したいところですが。

※発売日未定のタイトルは除いています。

第2回GOTY~ESM~に選ばれたのは!?


Game of The Year~ESM~2019

ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてS

閃の軌跡3&4にしようと思ったのです。めっちゃ悩みました。
しかしやはりGOTYはその年に発売されたタイトルから選んだ方がよいのではないか、ということもあり、同率1位としていたこちらを選出することにしました!

PS4/3ds版は未プレイでしたので、新鮮な気持ちでSwitch版をプレイできたのも大きい。ドラクエのナンバリング最新作に相応しい大作だったと思います。

ノミネート作以外のタイトル評価

最後に今回惜しくもノミネートされなかったプレイ作品いくつかにSSS,SS,S,A,B,C.D,Eで評価を付けておきたいと思います。コスパなども踏まえた個人的な評価となります。

・ロボティクスノーツDaSH(Switch/PS4/PSVITA) S

・この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(Switch/PS4/PSVITA) A
ループ系のSFアドベンチャーである本作は、ストーリーの引力が素晴らしい。惜しむらくは、総当たり的なシステム面でしょうか。シナリオが面白いだけに、ちょっと面倒に感じてしまうことも。

・スーパーマリオメーカー2(Switch) SS
マリオ初心者の私も三作のステージを投稿するなど、非常に楽しめた一本。誰かに遊んでもらえるのはとても嬉しいですし、知り合いの作ったステージの凄さに驚くのもまた一興。アストラルチェインとどちらを3位にするか悩みました(^_^;)

・ビリオンロード(Switch) A
まだ2時間ほどしかプレイできていませんが、いわゆる桃鉄的作品。
大逆転が発生するような要素が少なく、マイルドな味付けながら、安定して楽しめそうな一本です。

・planetrian ちいさなほしのゆめ(Switch) A

・名探偵コナン スケボーラン 怪盗キッドと神秘の秘宝(Switch) D
コナンファンということで購入したこちら、正直に言ってゲームとしての完成度は低め。値段に見合っているかということも踏まえてこの評価とさせていただきます。

・グーニャファイター(Switch) B
100円セールで購入しましたが、グニャグニャのキャラを操作する独特のシステムが意外と面白い。パーティーゲームとしてありではないかと思います。

・Nine Parchments(Switch) A
ナインパーチメンツは、最大4人でキャラクターを育成しながら進めていくアクションゲーム。意外なほど練られていて、戦略性も高め。なかなかおすすめです!
 
・僕とナースの研修日誌(Switch/PS4/PSVITA) A
・Stikbold! ドッジボールアドベンチャー!DELUXE(Switch) B
ドッジボールを題材とした本作、簡単操作ではちゃめちゃなバトルが楽しめ、パーティーゲームとしてまずまずの出来だと思います。

というわけで以上となります。
なかなかのボリュームの記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!

Switchは名作揃い!おすすめタイトル総まとめ&プレイ全作品レビュー!

はじめに

(追記10/ 2019年1月14日・13タイトル追加)
(追記9/ 2018年9月22日・11タイトル追加, 記事構成をリニューアル。)
(追記8/ 2018年4月22日・8タイトル追加。)

ニンテンドースイッチではパッケージタイトル・ダウンロード専売タイトル問わず、多数の素晴らしいゲームが発売されています。

この記事ではそんなスイッチで私がプレイした全作品を一挙にレビュー!
人気作はもちろん、隠れた名作・傑作も含め、様々なジャンルのソフトの簡単な感想と評価をまとめていきます

また今後私が新しいソフトをプレイするたびに、この記事にそのソフトのレビューも追記していきます。

この記事についてはこれから長期的に更新し、ニンテンドースイッチのおすすめ作品一覧のような形(レビューのアーカイブ機能も兼ねて)にしていくのが目標です!
この記事が、皆様のスイッチでの魅力的なソフト探しの一助となれば幸いです。

(※一部、他ハードでプレイ済み作品のスイッチ向け移植タイトルも取り扱いますのでご了承ください。また順番は基本的には購入順です。)

スイッチ

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド



オープンワールドゲームとなったゼルダシリーズの最新作。
広大なフィールドで何をするのも自由というシリーズのお約束が大きく見直された革新的作品です。
複雑に入り組んだ大型のダンジョンは少ない分、祠の謎解きやフィールドそのものの地形を利用したギミックなどが多数用意されており、携帯機でもあるスイッチの特性に合わせ、「大作だけどサクッと遊べる」作品に仕上がっています。

各方面で絶賛を浴びる素晴らしいタイトルとなっていますので、悩んでいる方は購入して損はしないと思います。
レビュー記事リンクニンテンドースイッチ/ロンチ作品簡単レビュー<ゼルダ ブレスオブザワイルド、1-2-SWITCH>編

1-2-SWITCH

1-2-Switch
任天堂
2017-03-03


テレビ画面を見て遊ぶのではなく、他のプレイヤーと目を合わせて遊ぶ。パーティーゲームにそんな新たな一石を投じたのが本作です。

20以上の様々な対戦型のミニゲームが収録され、大勢が集まる場での破壊力はなかなかのもの。どれもルール、操作が単純な分、普段ゲームをプレイしない人とでも気兼ねなく楽しめます。HD振動やジョイコンといったハードならではの要素を加えているのも〇。ただし一人で遊ぶと悲しくなるのでご注意を。
関連記事リンクPS4の新作情報、1-2-スイッチ個人的ミニゲームランキングなどゲーム雑記

ぷよぷよテトリスS



ぷよぷよとテトリスのコラボレーションタイトルとして生まれた”ぷよテト”のニンテンドースイッチ版。
ゲームの内容自体は概ね他機種版と同じですが、テーブルモードでのおすそわけプレイがとても便利で、本体とソフトが一つずつあれば気軽に対戦プレイが可能。

二大パズルゲームがうまく合わさったルールもいくつか収録され、まさに決定版と呼ぶにふさわしい内容となっています。HD振動にも対応しています。
レビュー記事リンクニンテンドースイッチ/ロンチタイトル簡単レビュー<ぷよぷよテトリスS、スーパーボンバーマンR>編

スーパーボンバーマンR

スーパーボンバーマンR
コナミデジタルエンタテインメント
2017-03-03


旧ハドソンの人気シリーズ・ボンバーマンがスイッチで大復活を遂げたのが本作。
発売当初はラグやモードの少なさで大変に悪評が出回っていましたが、継続的なアップデートによって、現在は少しずつ評価も高まってきています。

爆弾を置いて相手を吹き飛ばすというシンプルなゲーム性で対戦プレイはやはり盛り上がりますし、ストーリーモードも面白い。対戦アクションを探している方は選択肢に入れてもいい出来になってきたと思います。
レビュー記事リンクニンテンドースイッチ/ロンチタイトル簡単レビュー<ぷよぷよテトリスS、スーパーボンバーマンR>編

VOEZ(ヴォイズ)

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ダウンロード専売タイトルとして2500円で発売中のリズムアクションゲーム・VOEZ。(2018年1月11日にはパッケージ版も発売。)

安価な値段とは裏腹に収録曲はなんと150曲ほどという大ボリュームで、そのどれもが素晴らしい曲ばかり。いろいろなジャンルが一堂に会し、まさしくリズムゲームのおもちゃ箱とでも形容したい作品となっています。操作性も良好、とても爽快で、ゲームオーバーの概念がないためリズムゲームが苦手な方でも問題なく楽しめます。
レビュー記事リンク特大ボリュームの爽快リズムゲーム!Switch版VOEZレビュー!

ARMS

ARMS
任天堂
2017-06-16


バネのようなのびーる腕のキャラを操作して戦う格闘アクションゲーム。
任天堂の新規タイトルとして発売された本作は、格闘ゲームでありながらシューティングゲームのようでもあり、また1vs1のバトルだけでなく、協力プレイや2vs2、バレーボールにバスケットボールといった個性豊かなルールが収録。アームの種類も豊富で自分に合った構成を考える楽しさもあります。

さらに体感型ゲームとしての側面もあり、ジョイコンによるモーション操作も可能で、直感的なプレイが可能となっています。おすそわけプレイもでき、顔を突き合わせてのマルチプレイでその魅力が何倍にもなるタイトルです。
関連記事リンクARMSの真の面白さに気付いた!その他任天堂系の情報のまとめ

ドラゴンクエストヒーローズ1&2 for Nintendo Switch



ドラクエ無双ともいうべきアクションRPGである「ドラクエヒーローズ」のシリーズ2作品がセットになったパッケージ。

スイッチ版は”シドー”の追加やライアンの追加、HD振動への対応といった新要素も収録されています。
歴代ナンバリングのドラクエ作品のキャラやBGMが登場するなど、ファンとしては嬉しいクロスオーバー的な側面もあり、お馴染みのモンスターをなぎ倒していく爽快感もあります。純粋なアクションとしては珍しくタワーディフェンスの色合いがあり、また敵が固いために作業感も感じられますが、十分楽しめる作品です。

グーの惑星


 
ネバネバの生き物である「グー」を操って、さまざまなミッションに挑んでいく物理アクションパズルゲームである本作。ダウンロード専売で価格は1000円です。
バランスや効率、ステージごとのギミックの利用なども考えつつ、可愛らしいグーをゴールに導いていきます。

よく考えてプレイしないとグーが崩れてしまったり足りなくなってしまったりするので、頭を使いながらじっくりと遊ぶのに適したタイトルです。パズルアクションが好きな方はぜひ。

マリオカート8デラックス



WiiUで発売されたマリオカート8に追加要素を収録した完全版となるデラックス。
特にバトルモードがかなり充実しているのが特徴で、「パックンvsスパイ」や「ふうせんバトル」など5種類のルールを収録。

レースではアイテムを二つ持てるようになったり、3段階目のドリフトも追加。Splatoonシリーズなどからガール・ボーイといった新キャラも追加されています。
レビュー記事リンクマリオカート8デラックス レビュー!対戦が熱いレースゲーム決定版!

中毒パズル レベルスプラス

パズル中毒

その名の通り、確かに中毒性が高いRPG風のパズルゲーム。ダウンロード専売作品で700円となっています。
青いのが味方パネル、赤いのが敵パネル、黄色いのがお宝パネルで、同じ数字のパネル同士をくっつけるとレベルが一つアップ。お宝のレベルや味方のレベルを上げつつ、敵パネルをどんどん消していって高得点を目指していきます。

どの順でどのパネルを消すかによって状況が一変するのが面白く、スコアアタックに延々と挑戦してしまうような魅力があります。

Splatoon2



スプラトゥーン2はもはや説明が不要な作品かもしれません。
インクを塗り合って戦ういわゆるTPSアクションゲームですが、独自のジャイロ操作は慣れると思い通りにイカを操ることができて気持ちいい。

ナワバリバトル、ガチエリア・ガチヤグラ・ガチホコ、サーモンランなど多様なルールで対戦/協力プレイが可能で、シンプルなルールから想像が付かないほど立ち回りの奥深さが実感できる作品です。やればやるほどハマってしまう。「最初から美味しいスルメイカのような作品」と名付けておきます。
関連ページリンクSplatoon2記事カテゴリ(レビュー・攻略・プレイ日記等)

レイジングループ

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ケムコによる人狼をテーマにしたサスペンスホラーノベルアドベンチャーゲーム。ダウンロードソフトとして3000円で配信されています。

バイク事故で偶然たどり着いた休水集落で発生した謎の怪異に巻き込まれて死んだ主人公は、自らが最初の夜に戻ったことに気が付きます。この”死に戻り”というループを繰り返し、怪異の謎・人狼の正体に迫っていく物語が展開されます。

先が読めないハラハラドキドキ・やめどきが見つからないシナリオ。魅力的で個性的なキャラクターたち。人狼ゲームの面白さを詰め込んだ裁判のような「宴」。伏線が少しずつ紐解かれていくカタルシスもお見事!大ボリュームなので完全クリアまで30時間はかかると思います。ちなみにPS4ではパッケージ版も発売中。おすすめです!
レビュー記事リンク人狼がテーマのADV・レイジングループが最強に面白い!クリアレビュー!

DE MAMBO (デマンボ)



とにかく相手を吹っ飛ばす対戦型アクションゲームであるデマンボ。ダウンロード専売で1500円で配信されていますが、私はセールで500円だったので購入。

シンプルでスピーディーなアクションなので、戦略性というよりもパーティー性に特化したタイトルであり、一人プレイのモードはあるものの、マルチプレイが前提の作りという印象を受けました。協力プレイが可能なサバイバルモードも収録されています。

全体的に説明があまり親切ではないこと、価格が1500円というのは割高に感じられてしまうことなどが欠点と言えそうで、気になる方はセールなどのタイミングで安く購入されるのをおすすめします。

メゾン・ド・魔王

mezon

様々な機種に展開されているタワーディフェンス系のシミュレーションゲーム。ダウンロード専売で864円で配信中。

本作では魔王となってアパートを経営。住民としてやってくるモンスターたちに指示を出して勇者たちを撃退していく、という内容になっています。

可愛らしいへんてこなモンスターたちの生活を眺めているだけでも楽しいですが、アパートをグレードアップして住人たちを強く育てていくのも中毒性あり。クエストで勇者の襲来やハプニングなどもあり、戦略的に進めていくSRPGっぽさもあります。

クエストオブダンジョンズ



スイッチではまだほとんど登場していないローグライク系のダンジョンRPG。本作はフライハイワークスより800円のダウンロードソフトとして配信されています。(スイッチ版はアリーナモードという新モードが搭載されています。)

ローグライクとは風来のシレンやトルネコの大冒険で知られる入るたびに地形やモンスター、アイテムが変わる自動生成のダンジョンを探索していく不思議のダンジョンスタイルのゲームのこと。
この作品はウォーリア、ウィザード、アーチャー、シャーマンという異なる特徴を持ったキャラクターを選択し、オーソドックスでシンプル、それでいて骨太なダンジョン探索が楽しめます。

翔べよ!!ドラゴン!



DSiウェアとして配信された同名タイトルのスイッチ版。価格は300円で、新たにおすそ分けプレイに対応した二人プレイモードが収録されています。
本作は3人の格闘家が修行のために延々と滝を登っていく縦スクロールのアクションゲーム。高得点を目指してどんどん上にジャンプしていくだけのシンプルなゲームですが、これがなかなかどうして地味に面白い。

エンドレスなゲームで目的こそありませんが、鳥を足場にコンボを稼いで一挙高得点!といったプレイングもできますし、ちょくちょくボスも登場したりと、スコアアタックが熱い作品。ジャンプアクションとしての手触りも良好で、この値段なら十分楽しめる内容だと思います。

ぺんぎんくんギラギラWARS

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アーケードのアクションゲームとして生まれたペンギンくんが、スイッチで1800円のDLソフトとして大胆なアレンジと共に復活!

10個のボールを投げ合って相手のHPをゼロにした方が勝ちという「ドッジボール」と「ホッケー」を融合させたような対戦型のアクションゲームで、もちろんおすそわけプレイにも対応。各ステージに用意されたギミックや溜め攻撃のタイミング、反射する角度を計算するなど戦略性もあり、マルチプレイで盛り上がること間違いなしの作品です。

音楽やグラフィックにもセンスを感じられ、1800円という価格に十分見合った内容になっていると思います。
レビュー記事リンクSwitchでド派手に再誕!ぺんぎんくんギラギラWARSレビュー!手軽に楽しめる快作!

王だぁランド!

oudaa

自ら勇者を作り、その勇者で世界を冒険することも可能。逆に王様となってイスから動かずに好き勝手やることも可能。そんな1本で3度美味しいポイソフトの傑作が本作です。価格は888円。(3ds版もあります。)

個人的に特に推したいのが勇者の育成モード。様々なランダムイベントを通じて勇者の特定のパラメータが強化され、また数多くのスキルを選んで自分好みの勇者を作ることができます。これがパワプロくんのサクセスモードとかなり近い作りとなっていて、パワプロシリーズでオリジナル選手を作るのが好きな方にピッタリです!

また育てた勇者を使って冒険するモードではクエストや魔王討伐、アイテム収集などRPGでお馴染みの要素が楽しめます。
どのモードもボリュームたっぷりで、コストパフォーマンスもお見事。長く遊べる作品となっています。

謎解きメール

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200問のちょっとしたクイズが収録された200円のダウンロード専用タイトル。
閃きが必要なものから発想の転換が必要なものまで、どれもそこまで練られた問題ではないとはいえ、価格の安さにしては暇つぶしになります。
大作のプレイ中の息抜きなどにも適しているのではないでしょうか。

ファイアーエムブレム無双



ファイアーエムブレムと無双のコラボレーションとして生まれたFE無双。
3すくみやキャラ選択といったFEらしい戦略性、キャラ・装備育成といったRPG的な要素に加え、無双シリーズの敵を一騎当千する爽快感が見事に融合した作品。

覚醒/イフ/紋章の謎からの参戦がほとんどであるというところは確かに残念ではありますが、それ以上にFEと無双のシステムの驚くべき親和性が生み出した完成度の高さは必見です。この手のコラボにしてはストーリーもなかなか綺麗にまとまっています。
レビュー記事リンクFE無双のクリア後レビュー!いつもの無双に戦略性が加わった傑作!

スーパーマリオ オデッセイ



久しぶりの完全新作・箱庭マリオである本作。今回はマリオとそのオトモ"キャッピー"の旅がテーマとなっており、様々な特徴を持った国がたくさん登場します。中でも都市の国・ニュードンクシティはシリーズとしても挑戦的なステージとなっており、本作の新しさを象徴しています。

また帽子を飛ばして色々な敵に乗り移る新アクション・キャプチャーによって、これまでになかった多数のギミックが生まれ、一本の中にこれでもかというほどの仕掛けが凝縮したタイトルになっています。今作のテーマ曲でもあるボーカル曲とともにシリーズの歴史を感じられる粋な演出も見物です。
レビュー記事リンクスーパーマリオオデッセイを購入!序盤をプレイした感想
関連記事リンク私がスーパーマリオオデッセイで撮ったおもしろ画像集
関連記事リンクスーパーマリオオデッセイ"Jump Up, Super Star!"歌詞を和訳してみた!

ザ・ブリッジ

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白黒のどこか不気味な雰囲気が特徴の2Dパズルアクションゲーム。ステージを回転させることによって一見到達できなさそうなゴールを目指すシンプルな内容ですが、だまし絵のようなステージや、反重力や吸い込まれる渦など物理法則を超越したギミックが登場するステージなど、手強い謎解きを楽しめます。価格は990円とお手頃で、全24×2=48ステージが収録されています。

シノビリフレ -SENRAN KAGURA-

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閃乱カグラシリーズのスピンオフタイトルとして発売されたDL専用ソフト。価格は1000円。
SwitchのギミックであるHD振動を生かし、飛鳥をマッサージするというネタゲームですが、凝ったシチュエーションや揺れ、仕草のリアルさなど、バカにできない内容になっています。”間違って”購入してしまう紳士が続出し、任天堂のe-shopで週間ランキング1位を獲得するほどの人気ぶりです。
現在は飛鳥のほか、追加キャラとして雪泉・紫が各1000円で配信中。
レビュー記事リンクHD振動はどんな感じ!?シノビリフレ閃乱カグラをレビュー!

ゼノブレイド2



モノリスソフトが贈る超大作のRPG。テイルズオブシリーズを彷彿とさせる今風のアニメチックなデザインですが、内容は驚くほどに硬派。複雑ではありつつも戦略性の高い疑似MMO的な戦闘システム・先が気になる大ボリュームのシナリオ・やりこみ度の高い育成要素・冒険心をこれでもかとくすぐる広大で仕掛けだらけの街とフィールド・豊富なクエスト・壮大な音楽...etcどれをとっても一線級というとんでもない作品になっています!不親切なところが散見されることさえ目を瞑れば、私は文句が何もありません!

JRPG(デザイン面・システム面・ストーリー面)が苦手、という方を除けばどなたにでもおすすめしたいです。
レビュー記事リンクゼノブレイド2のネタバレなし序盤レビュー!なんだこの面白さは!?
レビュー記事リンクこれぞJRPGの最高峰!ゼノブレイド2クリアレビュー!

ママにゲーム隠された!

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ママに隠されたゲームを探し出す脱出系の謎解きアドベンチャーゲーム。見れば分かるように超がつくバカゲーで、あの手この手でゲーム機をゲットするハチャメチャな作品。私はこういうノリは嫌いではなく、なかなか楽しめましたが、500円という価格設定は人によって捉え方が異なるかもしれません。
レビュー記事リンクこれぞ一発ネタ!Switch版"ママにゲーム隠された"レビュー!

不思議の幻想郷 TOD リローデッド

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PS4/PSVITA版に続き、ニンテンドースイッチでも配信が開始された風来のシレン風のローグライクRPG。東方プロジェクトを題材としていますが、私のように一切知識がないプレイヤーでも楽しめるようになっています。また膨大なボリュームがありますので、はまればかなり長くプレイできると思います。ただしゲームオーバー時にアイテムがロストしないのは、不思議のダンジョンファンから賛否が分かれそうなポイントだと思います。(追記5・2018年1月5日)

Super Beat Sports(スーパービートスポーツ)

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バットやラケット、ギターなどでリズムよくボールを跳ね返す、スポーツを題材としたリズムアクションゲーム。まさに任天堂のリズム天国ライクな作品で、シンプルなのに操作感が心地よく長く楽しめるという魅力もそのまま。

本作は5つのミニゲームから構成されており、そのうちの2つは4人対戦、3つは2人プレイも可能。この中でもホッケー的なルールのリズムラケットは超面白いです!価格は1600円と手に取りやすいのがいいですね。なお体験版も配信されています。(追記6・2018年1月14日)

マリオ+ラビッツ キングダムバトル



任天堂のマリオとUBIソフトのラビッツがコラボレーションしたシミュレーションゲーム。

マス目状のマップを動き回り、遠くから敵を射撃するシンプルなゲーム性に思いきや、味方と協力してジャンプすることで一気に距離を離したり、スライディングと組み合わせて効率的にダメージを与えたりと、その戦略性の高さには驚きました。

各ステージを探索してコレクションアイテムを収集する要素や、カスタマイズによって自分好みの戦い方を探す楽しみもあります。

全体的に難易度はかなり高めで、しっかり考えて動かさないとすぐにゲームオーバーになってしまうバランス。ストーリー性がないに等しいのは気になりますが、SRPG好きは購入を検討する価値アリだと思います。(追記7・2018年2月2日)

ポイソフトのズン

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ポイソフトのトランプカードゲーム。ズンというあまり知られていないマイナーなルールが題材のため、ルールの把握と戦略の理解に少々時間がかかりますが、価格の安さ(500円)を考えれば十分遊べる内容。おすそわけによるローカル対戦を付けてほしかったというのが正直なところではあります。

あなたの四騎姫教導譚

あなたの四騎姫教導譚 - Switch
日本一ソフトウェア
2018-03-08


見下ろし視点のステージクリア型アクションゲーム。ヒロインとなる4人の姫を教導騎士として育成するゲームとしては珍しいタイプの作品です。
攻撃の方法を場面ごとに使い分ける戦略性と姫の育成システムが想像していたより複雑で、慣れるまで面白さが分かりにくいのが難点ですが、ストーリーはなかなかに先が気になる展開で、テンポの良いアクションパートと噛み合っている印象。大作の合間に気楽にプレイするくらいがいいかもしれません。

Dear My Abyss

Dear my Abyss

登場キャラはシルエット、背景は水彩画のように滲んだグラフィックという特徴的なサスペンスノベル。価格は972円ですが、パッケージクラスのボリュームがある作品です。
燃えない本を題材としたオカルティックで神話的な世界観で、全体的に不気味でサスペンスフルな物語が展開。若干の百合描写は人を選ぶように思います。

FAST RMX

FASTRMX

近未来の世界観のハイスピードレーシングアクションゲーム。任天堂のF-ZEROを彷彿とさせるような作品です。

加速がとにかく重要なシステムとなっており、ブーストのタイミングやジェットの色変えなど、テクニックが向上すると楽しくなってくるタイトル。おすそわけプレイによるマルチプレイも可能となっています。

オーバークック スペシャルエディション

オーバークック

オーダーされた料理を効率よく作っていくアクション要素ありのシミュレーションゲーム。いわゆるピクミンのように、状況やステージ・役割分担などを臨機応変に考えながら、高いスコアを目指していきます。

こちらもおすそわけプレイによる協力マルチプレイに対応しており、これがまた最高に盛り上がります。おすすめです!

ロケットリーグ

ロケットリーグ

ジャンプやロケット飛行が可能な車を操作してサッカーをするスポーツアクションゲーム。全世界で大人気となっている有名作品です。

空中のボールに車体を当てるのが難しく、私はまだ一人前のプレイができませんが、上達してくるとかなりアクロバティックに動けるようになるみたいですね。こちらもパーティーゲームとしてマルチプレイが熱い作品です。

スチームワールドディグ2

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スチームロボットを操作してつるはしで地中深くを掘り進めていく探索型の2Dアクションゲーム。その操作感の気持ちよさはさることながら、練りこまれたステージの仕掛けを解きながら先を目指していくメトロイドヴァニア作品としての完成度も高い。
さらにプレイヤーを飽きさせないよう、定期的に新アクションが追加されたり、ハクスラ的に能力を強化したりして移動範囲が広がっていくゲーム性もお見事です。価格は2000円ほどと高めですが、十分その額に見合う密度の濃い作品だと言えるでしょう。

Nintendo Labo Toy-Con 01 : Variety Kit



段ボールキットでピアノや釣り竿、お家などを作って実際に触って楽しむことができる遊び心の溢れたニンテンドーラボシリーズの第一弾。
個人的にはトイピアノで実際に音が鳴った時は結構な衝撃がありました。波形やテンポの読み取り、録音や再生などもすべて段ボールで作ったボタンで行うことが可能で、笑ってしまいましたよw
プレイヤーのアイディア次第では新しい発明をすることも可能となっている自由度もすごいですね。

ワールドサッカーピンボール

soccer pinball

サッカーを題材としたピンボールゲーム。
筐体の一番奥の部分がゴールネットとなっていて、そこにシュートを決められるとなかなか気持ちがいいです。
ダウンロード専売タイトルで価格は300円とお安い設定なので、気軽に手を出せる作品だと思います。

蒼の彼方のフォーリズム



空を飛ぶことができる世界観における架空のスポーツ「フライングサーカス」を題材とした青春恋愛ADV。綿密な設定と細やかな筆致で架空の競技とは思えない熱さがある作品で、ただの恋愛ADVとは一線を画した名作。

私は普段スポーツもののノベルゲームや小説はほとんど手に取る機会がないのですが、この作品のパワーには圧倒されました。続編が楽しみで仕方ありません。(追記・続編は開発会社の解散に伴い中止されました。)

マリオテニス エース



マリオテニスシリーズの最新作。
本作は加速やねらいうち、テクニカルショットといった新アクション・新システムがかなり多く用意されており、過去作と比べてかなりゲーマー向けの内容となっています。
ただし丁寧なストーリーモードが収録されており、これをクリアしていくと自然と操作が覚えられるようになっているのは親切ですね。

アップデートでキャラクターなどが定期的に追加されており、長く楽しめるタイトルになっていると思います。

ダマスカスギヤ 東京始戦

ダマスカスギヤ

近未来SFチックな世界観をもつハクスラ系アクションゲーム。
基本的にはミッションを受けて報酬でギヤを強化してまたミッションを受けて…という繰り返しなのですが、シンプルながらもアクションとしてまずまず楽しめますし、やはりハック&スラッシュのやりこみ要素は中毒性の高さも感じさせます。

仲間がミッション途中でだいたいやられてしまって共闘感がないこと、もう少しゲーム性に変化がほしかったことなど不満がないでもありませんが、世界観やシステムに惹かれるのであれば悪くない作品だと思います。

ザ フレイムインザフラッド

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サバイバル系の川下りローグライクゲーム。

……と一言で済ませると何が何やら?という感じかもしれませんが、本当にそんな感じ(笑)
主人公は一匹の犬とともに生き残りをかけて川を下るわけですが、この緊張感がすさまじいんですよ。

マップはランダム生成となっており、どんなアイテムが手に入ってどんな動物と出会うかは運次第。過酷な世界を生き延びるため、様々な素材をクラフトして戦略的に立ち回ることが求められます。
なお世界観にフィットした美しいグラフィックも個人的に評価したいポイントです。

ひぐらしのなく頃に 奉



雛見沢村の連続怪死事件を描いたサスペンスADV。
PSVITAで発売された「ひぐらしのなく頃に粋」にさらに新規のシナリオが追加されており、すべて読了しようと思ったら100時間ほどはかかりそうなほどのボリューム。

物語は平和な日常と不気味さやホラー感のコントラストがすさまじく、その世界観に引き込まれてしまうこと間違いなし。それだけに真相は若干肩透かし感があるのが惜しいところですが…。
いずれにせよ名作であることには変わりありませんので、興味をお持ちの方はぜひ手に取ってみてください。

大図書館の羊飼い



さすがオーガスト、よくある学園ものADVでこれだけ面白い作品を作るとは…。おそるべし!

本作は何でも屋のような活動をはじめた図書部のメンバーの青春を描いた恋愛ADV。設定やシナリオはそこまで凝ったものではなく、壮大な世界観や大仕掛けの謎が用意されているというわけでもないのですが、キャラクターたちの機微をひたすら丁寧に描写することで、自分が図書部の一員となったような気分で楽しむことができる素晴らしい内容となっています。

恋愛ADVなのに、青春=恋愛ではないと心から感じさせてくれ、素直にこんな学生生活をしてみたいと思える作品でした。ノベルゲーム好きにおすすめ!

オーバークック2

オーバークック2

ギミックだらけの厨房で仲間と協力しながら効率的に料理を作っていくドタバタアクションゲームの第二弾。システムは概ね前作を引き継いでいますが、新アクション「投げる」の追加で動きにさらに幅が生まれ、よりチームワーク力が求められるようになった印象です。

またオンラインプレイにも対応しましたので、いつでも気軽にフレンドと協力プレイができるようになったのが大きいですね。

関連記事リンクSwitch「オーバークック2」簡単レビュー!前作からの進化ポイントも紹介!

みんなで空気読み。

空気読み

全部で100問のちょっとした問題を解いていくことで、どの程度空気が読めているかを診断してくれるソフト。ゆるゆるの雰囲気でちょっとクスリと笑ってしまうような小ネタ感あふれる内容となっています。

2人でプレイするモードやクリア後の隠しモードなども収録されており、500円という価格分は十分に楽しめるのではないでしょうか。

モーフィーズ・ロウ

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攻撃した部位の質量を相手から奪うことができ、どんどん巨大化しながら戦うはちゃめちゃなTPSゲームです。
Splatoonシリーズと同じく4vs4の対戦が楽しめ、ジャイロやジャンプなどの操作性もかなり似通っていますので、スプラ好きにはおすすめできる作品です。
ステージのギミックやルールの独自性も多く、やりこんでいけばかなり熱く盛り上がれるポテンシャルを感じます。価格が1944円とお手軽なのもいいところ。

関連記事リンクSwitch「モーフィーズ・ロウ」バカゲー感溢れる斬新TPS!簡単レビュー&ゲーム紹介!

ワールドエンド・シンドローム

ワールドエンド・シンドローム - Switch
アークシステムワークス
2018-08-30


100年に1度黄泉人がよみがえり事件が起こる。そんな伝承がささやかれる海町・魅果町を舞台としたミステリーADV。
ひと夏の学校生活でヒロインたちとの恋愛を楽しみつつ、隠された真相を明かしていくサスペンスフルな物語となっています。

任意のタイミングでセーブができなかったり、移動場所を選択できる自由度と引き換えにシステム的な煩雑さが目立ったりと気になる部分はありますが、結末はなかなかどうして想像がつかないものでした。なおジャンルはミステリーとなっていますが、どちらかというと伝奇ものとしての色合いが強いのでそこは注意が必要です。

ガンズゴア&カノーリ2

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迫りくるギャングやゾンビを撃退していく2DのアクションRPG。
なかなか難易度が高く歯ごたえのある作品ですが、最大4人での協力マルチプレイに対応しているのがいいところ。
操作が独特なので、慣れるまで少々時間がかかるのが惜しいところでしょうか。

オクトパストラベラー

オクトパストラベラー - Switch
スクウェア・エニックス
2018-07-13


昔ながらのロールプレイが楽しめる完全新規の王道RPG。
8人の主人公それぞれにエピソードが用意されており、フリーシナリオのような形で自由に冒険できるのが特徴の作品となっています。

RPGで重要な戦闘システムですが、本作は非常に戦略性が高いコマンドバトルとなっており、仲間が増えるほどに行動の選択肢が増えて自由度も増していきます。

古き良きRPGでありつつ、新しさを兼ね備えているのも魅力。たとえば各キャラにはフィールドコマンドという特殊能力が設定されており、使い方次第で様々な攻略法が見つかります。

シュタインズ・ゲート エリート



SFもの名作ADVであるシュタインズ・ゲートをフルアニメで再構築したリメイクタイトル。
ゲームでありながら、まるでアニメを見ているような感覚で楽しめる本作は、ノベルゲームの新しい形を提案してくれたように思います。

無論シュタインズ・ゲート自体は泣く子も黙る傑作なので、未プレイの方はぜひ本作を手に取ってみていただきたいですね♪

関連記事リンク「Steins;Gate ELITE」でシュタゲ熱が再燃!シュタゲゼロのアニメ版感想も!

すばらしきこのせかい Final Rimix



渋谷の街を舞台としたスタイリッシュなアクションRPG。
DSで発売された無印版に様々な追加要素を加えた完全版として発売されたタイトルです。

タッチ操作やフリック操作でリズムゲームのように敵と戦う独特の戦闘システムがなかなか秀逸で、使用するバッジによって攻略に幅が生まれるのもいいところ。
音楽も世界観に非常にマッチしており、作品を上手く盛り上げてくれています。

戦場のヴァルキュリア

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王道の戦記ファンタジーと特徴的なゲームシステムが融合したアクティブシミュレーションRPGの移植版。

戦術的に兵を配置し隊を指揮するシミュレーション要素と、実際に兵を操作するアクション要素を融合させた画期的なシステムは国内外で高い評価を受けています。

シリーズの第一作目となる本作は、小国・ガリア公国が巨大な帝国を撃退するまでの英雄譚が描かれており、ドラマチックな展開もお見事です。

戦場のヴァルキュリア4



戦場のヴァルキュリアシリーズの最新作として発売されたのが本作。
さらにブラッシュアップされたゲームシステムにより、戦略性はさらに高まっており、また育成などのやりこみ要素もかなり強化されています。

ストーリーはシンプルながらも先が気になる展開となっており、まさしく王道と呼ぶにふさわしい内容。過去作との大きな関連はありませんので、本作からプレイしても問題ありません。
個人的には3と並んで過去最高傑作だと思っています。

レビュー記事リンクSwitch/PS4「戦場のヴァルキュリア4」レビュー!シリーズ最高傑作ここに誕生!?

Dies irae ~Amantes amentes~

Dies irae

厨二系の伝奇バトルファンタジーADV。
Fateシリーズに近い空気感ですが、あちらよりもさらに重ための印象でした。というのもたいがいの戦いが絶望的なシチュエーションのため、プレイしていてかなり疲れるんです(笑)

キャラクターたちがそれぞれ哲学的な考え方をもっており、それがどこか小難しい言い回しで表現されていることもあり、少し腰を入れてプレイする必要がある作品です。面白いんですけどね。

RPGツクールMV Trinity



プログラミングの知識がなくてもオリジナルRPGが作れることでお馴染み、RPGツクールシリーズの最新作。

私もRPGを作るぞ!と意気込んでいたのですが、前作に当たるツクールフェスとは大きく仕様が変わっていて困惑中。またロードやレスポンスまでの時間がやや長いのもなかなかストレスに…。
時間が取れる時にもう一度再チャレンジをしてみるつもりですが、作品を公開できるかは未定です。

リベリオンズ Secret Game 2nd Stage

リベリオンズ

デスゲームもののサスペンスADV。
参加者与えられたスマホのようなデバイス・PDAにそれぞれ搭載された特殊機能や、各々のクリア条件、運営による罠。様々な要素が絡み合い、不測の事態が連続する非常に引き込まれる物語となっています。

複数のルートが用意されていますが、個人的には一番最初のルートがやはり新鮮で、感心させられましたね~。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL



パーティー性と競技性を高いレベルで兼ね備えた、スマブラシリーズの最新作。
歴代のシリーズで登場した全キャラクターに新規参戦のキャラクターを加え、全部で70以上のファイターが使用できる圧巻のボリューム。

灯火の星や勝ち抜き乱闘など、一人でも楽しめる要素がかなり充実しており、歴代最高傑作という声が各所で上がっています。

ちなみに私はやはりクッパジュニアが使っていて楽しいですね(笑)
インクリングは強いらしいですが、本家と同様インク管理が難しいように思いました(初心者の感想)。

No Heroes Here

NOH

迫ってくる敵を撃退して城を守るタワーディフェンス型のアクションゲーム。

本作のコンセプトはオーバークックシリーズと近しく、最大4人で協力して効率的に敵を撃退することが重要になります。具体的には、大砲や火薬を作成、それを発射台にセット、撃ち終わったら片付けが必要となるため、それらの作業をうまく分担して進めていかなければいけないんです。

オーバークックシリーズよりもややシンプルですが、RPG風の空気感は本作ならではとなっています。

GO VACATION

GO VACATION(ゴーバケーション) -Switch
バンダイナムコエンターテインメント
2018-12-27


カワウィー島を舞台に、50以上のレジャーやミニゲームが楽しめるパーティーゲーム。
実際に島を散策して観光気分を味わいつつ、途中でミニゲームを見つければそちらを楽しむことも可能。お宝さがしに興じるのもよし、スタンプを集めるのもよしで、遊び方に幅があるのがいいところ。

ひとつひとつのミニゲームは意外としっかり作られている印象。個人的にはビーチバレーが楽しかったですね。
一方で視点操作がジャイロに限られているのが気になるところ。ここはスティック操作も入れてほしかったです。

デイグラシアの羅針盤

deigurashia

プレイ中につき近日追記。

近日当記事に追加予定のソフト(一部)

・テイルズオブヴェスペリア
・ロボティクスノーツダッシュ
・シンフォニック=レイン


個人的”GOTY2018”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

GOTY2018~ESM編~、今年も発表です!!
「なんのこっちゃ?」という方のために補足。GOTYとは”Game of The Year”の略称で、その年のゲームタイトルのうち、最も評価の高い作品が選ばれる賞のことを意味しています。
……そして~ESM~というのは”エンタメ最高マン”の略ですね(^^;

要は、私が今年購入した作品をダウンロード専売作品も含め、全作品一覧形式でご紹介した上で、簡単な評価とランク付けをしよう!という一大企画です!
(この記事の内容はすべて私の趣向・独断・偏見によって構成されていますので、そこはあらかじめご了承ください。)

それではまず今年プレイした全作品を一挙にご紹介!
(GOTY~ESM~では今年発売された作品に限らず、私が今年購入したものをすべて含めさせていただきます。おすすめゲーム紹介的な側面も兼ねていますのでご理解ください。)

関連記事リンク:個人的”GOTY2017”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

2018年に購入(プレイ)したタイトル一覧

・マリオ+ラビッツ キングダムバトル(Switch)
・千の刃濤 桃花染の皇姫(PSVITA)
・Starblood Arena(PSVR)
・マンガ・カ・ケール(PS4/PSVITA)
・ザ フレイムインザフラッド(Switch)
・ポイソフトのズン(Switch)
・あなたの四騎姫教導譚(Switch/PS4/PSVITA)
・蒼の彼方のフォーリズム for Nintendo Switch(Switch/PS4/PSVITA)
・Firewatch(Switch/PS4)
・クリプトオブネクロダンサー(Switch/PS4/PSVITA)
・スーパービートスポーツ(Switch)
・桜花裁き 斬(PSVITA)
・ハローレディ! Superior Dynamis(PSVITA)
・Bloodborne(PS4)※
・ダマスカスギヤ 東京始戦(Switch/PS4)
・Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit(Switch)
・FAST RMX(Switch)
・スチームワールドディグ2(Switch)
・ロケットリーグ(Switch/PS4/XboxOne)
・BLAZBLUE CENTRALFICTION(Switch/PS4)
・ペルソナ5(PS4)※
・マリオテニスエース(Switch)
・大逆転裁判(3ds)
・大逆転裁判2(3ds)
・イースVIII -Lacrimosa of DANA-(Switch/PS4/PSVITA)
・OCTOPATH TRAVELER(Switch)
・大図書館の羊飼い -Library Party-(Switch/PS4/PSVITA)
・クロバラノワルキューレ Black Rose Valkyrie(PS4)※
・オーバークック2(Switch/PS4)
・Morphies Law(Switch)
・ワールドエンドシンドローム(Switch/PS4/PSVITA)
・フェアリーフェンサー エフ ADVENT DARK FORCE(PS4)※
・STEINS;GATE ELITE(Switch/PS4/PSVITA)
・閃の軌跡3(PS4)
・閃の軌跡4(PS4)※
・すばらしきこのせかい -Final Remix-(Switch)
・World Soccer pinball(Switch)
・戦場のヴァルキュリア HDリマスター(Switch/PS4)
・戦場のヴァルキュリア4(Switch/PS4)
・双子座のパラドクス(PSVITA)
・ガンズゴア&カノーリ2(Switch/PS4)
・Dear My Abyss(Switch)
・みんなで空気読み。(Switch)
・Thumper リズム・バイオレンスゲーム(Switch/PS4/PSVR)
・ノーヒーローズヒア(Switch/PS4)
・RPGツクールMV Trinity(Switch/PS4/XboxOne)
・リベリオンズ Secret Game 2nd stage(Switch)
・Dies irae -Amantes amentes-(Switch)
・大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(Switch)
・シンフォニック=レイン(Switch)※
・デイグラシアの羅針盤(Switch)
・Downwell(PS4/PSVITA)
・GO VACATION(Switch)


以上となります!(正確に記録しているわけではないので、いくつか抜けがある場合があります。なお無料タイトルは省いています。※がついているソフトはまだあまり遊べていないタイトルです。)
合計するとパッケージが30本、ダウンロード専売が23本ということで、ひとまず合計は53本ということになりました。

昨年は全部で58本でしたので、購入数は微減。昨年自体も例年よりは少ないくらいでしたから、そう考えるともっとたくさん購入したかったですね。ただゲーム熱が衰えているというわけでは全くありません!単純に時間が足りず、積みゲーだらけになってしまったゆえに、多くのタイトルの購入をなくなく見送った結果です…(^_^;)

とまあそれはさておき、ここからTGAなどのGOTYにならって、各部門の受賞作・ノミネート作をいっちょまえに発表させていただきます!!
あくまで私が遊んだ中で選んでいますので、「おいおい、あれを選ばないとか、にわかだろ!」と思われることもあるかもですが……w

注・ノミネート作品は黒字、受賞作品は赤字としています。評価はSSS,SS,S,A,B,C,D,Eの8段階でつけています。

RPG部門

戦場のヴァルキュリア4(Switch/PS4)
OCTOPATH TRAVELER(Switch)
閃の軌跡3(PS4)

RPG部門は戦場のヴァルキュリア最新作をチョイス!3作品とも期待していた通りの素晴らしい出来でとても嬉しかったですね。


評価:SSS

シリーズ久々の新作とは思えない見事な完成度で度肝を抜かれました!
磨き上げられたゲームシステムによって、戦略性がさらに高まり、爽快感と緊張感がバランスよく両立していました。ストレスのないインターフェースも含め、まさしく正当に進化した内容になっていると思います。
戦記ものとしてのストーリーも王道を攻めており、シンプルながらも先が気になる展開となっていました。

関連記事リンク:Switch/PS4「戦場のヴァルキュリア4」レビュー!シリーズ最高傑作ここに誕生!?

オクトパストラベラー - Switch
スクウェア・エニックス
2018-07-13

評価:SS

完全新規RPGとして高い注目を浴びた本作ですが、その前評判に違わぬ丁寧な作りに感銘を受けました。近年では珍しいほどにオーソドックスなRPGでありつつも、ただ懐かしいだけの作品ではなく、挑戦的な仕組みを多数取り入れていたのが印象的でした。
本作で私が気に入ったのはやはりその戦闘システム。仲間が増え行動の選択肢が増えてくると、一気に楽しくなりますね。


評価:SS

軌跡シリーズ・エレボニア帝国編の第3作目。今年は閃の軌跡4が発売され、ついに帝国編が完結をみたということで、先日からプレイを開始したところ。
士官学校の教員となったリィンを主人公に、これまでの入り組んだ伏線がどうなっていくのか、わくわくしながらプレイしております♪
まだクリアまで相当に時間がかかりそうなので、軌跡信者としてとりあえずはノミネートだけしておきますw

関連記事リンク:英雄伝説 軌跡シリーズの個人的名曲集!音楽から軌跡デビューもアリ!

アクション部門

オーバークック2(Switch)
マリオテニスエース(Switch/PS4)
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(Switch)


アクション部門はマルチプレイ可能なタイトルが上位を独占。いずれもオフ会やオンラインなどで対戦・協力を楽しむことができました!


評価:SS

ドタバタ料理アクションとして大好評だったオーバークックの最新作。
ギミックやアクション、新レシピの追加などにより、前作をプレイしていても新鮮に楽しめる内容となっていますし、相変わらずマルチプレイが楽しい!
刻一刻と変化する緊張感の中、ハプニングの連続でとにかく笑いが絶えない素晴らしい作品。文句なしの名作だと思います!

関連記事リンク:Switch「オーバークック2」簡単レビュー!前作からの進化ポイントも紹介!


マリオテニスの最新作とした登場した本作。
ねらいうちや加速、テクニカルショットなどの新システムが多数盛り込まれて戦略性が高まっていることに加え、それらをじっくり習得できるストーリーモードも収録されている親切な作り。
従来のシンプルなルールで楽しむこともでき、幅広いプレイヤーが楽しめる内容となっていたのではないでしょうか。


やはり今年はこの作品は外せませんよね(笑)
スマブラの最新作、今回も大充実の内容となっており、本格的な対戦アクションでありつつ、パーティーゲームとしても楽しめる傑作となっています。
オフ会やオンラインでのマルチで何度か楽しんでいますが、今後も定期的にプレイする機会が作れればと思っています。

アドベンチャー部門

大図書館の羊飼い -Library Party-(Switch/PS4/PSVITA)
大逆転裁判1/大逆転裁判2(3ds)
桜花裁き 斬(PSVITA)


ADV部門は悩みに悩みました。というのも、大図書館と大逆転裁判のどちらを今年のNo.1にするか決めかねたからですw


評価:SSS

一見ありふれた学園もののように見える本作。確かに大きな事件が起こるわけでも、どんでん返しが用意されているわけでもありませんが、ひたむきに青春と向き合う等身大のキャラクターの人間模様に引き込まれました。どのキャラクターも、ある意味ではちっぽけとも言える悩みを抱えていたりしますが、そうした細かい部分を丁寧に描写しているからこそ、ストーリーに厚みを感じられるのだろうと思います。


評価:SSS

いろいろな方がおすすめされているのを見て購入に踏み切った本作ですが、よくここまで大掛かりな謎を作り上げたなと感心してしまう名作でした!
伏線に次ぐ伏線に、「本当にこれ回収できるの?」と思っていましたが、終盤になって怒涛のように話が繋がってくる。これぞミステリーの醍醐味だといえるでしょう。推理ADVの面白さを存分に取り入れた作品でした。

関連記事リンク:3ds「大逆転裁判1」レビュー!光るセンスと読ませるシナリオの妙!
関連記事リンク:3ds「大逆転裁判2」レビュー!各事件の感想とひとつ気になること


評価:SS

こちらも推理ADVですが、町奉行が主人公の時代ものとなっています。
特徴的な世界観で様々な事件が巻き起こることになりますが、驚いたのはそれらがしっかりと一本の線として繋がっていたこと。予想外の展開が連続する中盤以降は一気に面白くなる印象。人間関係が複雑なので、時間を置かずにプレイすることをおすすめします。

ダウンロード専売タイトル部門

FIREWATCH(Switch/PS4)
スーパービートスポーツ(Switch)
スチームワールドディグ2(Switch)


DL専売タイトルも規模の大きな作品が増えてきて、今年も非常に豊作でした。DL作品は来年ももっとバンバン買っていきたいと思っています。

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評価:SSS

山火事監視員である主人公が、次々に不審な出来事に遭遇していくサスペンス系のミステリーアドベンチャー。
実際に美しい山を探索できるインタラクティブ性の高さと、無線での会話だけでストーリーが語られる特徴的なシステムが魅力の作品で、その不思議な世界観の完成度には目を見張るものがあります。

関連記事リンク:PS4「FIREWATCH」レビュー!背筋ゾクゾクの傑作ミステリー!

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評価:S

スポーツを題材とした5つのリズムアクションが収録された作品。
それぞれ最大2~4人で楽しむことができ、シンプル操作ながらも爽快感や緊張感を味わうことができる内容となっています。
手触り感はリズム天国シリーズを彷彿とさせるものがあり、Switchのダウンロード作品の中でもお気に入りです。

関連記事リンク
Switchのおすすめダウンロードソフトをご紹介!vol.1

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評価:S

地面を掘って奥へ奥へ。迷路のように入り組んだ広大な地底を探索するメトロイドヴァニア系の2Dアクションゲーム。
絶妙なタイミングで新アクションが解禁され行動範囲が広がっていくゲームバランスはお見事。こちらも手触り感が素晴らしく、高い中毒性がある作品です。

来年の期待作品部門

ファイアーエムブレム 風花雪月(Switch)
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S(Switch)
イース9 -Monstrum NOX-(PS4)
ロボティクス・ノーツ DaSH(Switch/PS4/PSVITA)
シンソウノイズ ~受信探偵の事件簿~(PS4)
Summer Pockets (サマーポケッツ)(Switch)
EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN (アース ディフェンス フォース アイアン レイン)(PS4)
チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!(Switch/PS4)


現時点で購入確定タイトルは20本程度。来年は今年より時間が取れそうなので、1本でも多くプレイしていければと思っています。

第2回GOTY~ESM~に選ばれたのは!?


Game of The Year~ESM~2018


戦場のヴァルキュリア4

今年はいろいろな意味で悩んだのですが、戦場のヴァルキュリアのシリーズ復活作を選ぶことに決めました!

長いブランクを経た久しぶりの新作とは思えない高い完成度と抜群の安定感に驚かされましたし、シリーズファンとして再びの船出を心から嬉しく思います。そういったところもちょっと加点して、今回はこちらを”GOTY2018”とさせていただきます!

ノミネート作以外の全タイトル評価一覧

最後に今回惜しくもノミネートされなかったプレイ作品すべてにSSS,SS,S,A,B,C.D,Eで評価を付けておきたいと思います。コスパなども踏まえた個人的な評価となります。

・マリオ+ラビッツ キングダムバトル(Switch) A
シミュレーションRPGとして手ごたえのある作品でしたが、個人的にはあまりハマれなかったのが残念。

・千の刃濤 桃花染の皇姫(PSVITA) SS
丁寧に構築された世界観が魅力の和風ファンタジーADV。演出に力が入っていたのも〇。

・Starblood Arena(PSVR) B
シューティング系タイトルはVRでの臨場感がすごい!

・マンガ・カ・ケール(PS4/PSVITA) A
絵が描けなくてもマンガを作ることができるツール系タイトル。マンガ的な演出の大変さを実感した1本。

・ザ フレイムインザフラッド(Switch) A
川下りアクションとサバイバルとローグライクの要素がひとつになった独特の作品。

・ポイソフトのズン(Switch) D
ズンというルールのトランプゲーム。マルチプレイに対応してほしかったというのが正直なところ。

・あなたの四騎姫教導譚(Switch/PS4/PSVITA) C
世界観やストーリーはなかなか楽しめましたが、意外とシステムが難解でハードルの高さを感じました。

・蒼の彼方のフォーリズム for Nintendo Switch(Switch/PS4/PSVITA) SSS
PSVITA版をクリア済みですが、大好きな作品なのでSwitch版も購入してしまいましたw

・クリプトオブネクロダンサー(Switch/PS4/PSVITA) A
リズムゲームとローグライクの融合した斬新さが見事な1本。

・ハローレディ! Superior Dynamis(PSVITA) A
学園ものADVでありながら復讐を題材としたダークさがアクセントに。

・ダマスカスギヤ 東京始戦(Switch/PS4) B
ハック&スラッシュの楽しさが魅力ですが、単調さが若干もったいない気も。

・Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit(Switch) S
ゲームと段ボールを融合させた画期的すぎる作品。トイピアノは特にお気に入り。

・FAST RMX(Switch) A
ハイスピードのレーシングアクション。グラフィックもいい感じでした。

・ロケットリーグ(Switch/PS4/XboxOne) A
車を使ったサッカーという発想がまず面白い。いまだになかなかうまく操作できないんですけどねw

・BLAZBLUE CENTRALFICTION(Switch/PS4) SS
ブレイブルーシリーズの最新作。格闘ゲームでありながら相変わらずの高いストーリー性が魅力。

・Morphies Law(Switch) S
攻撃するとその部位が大きくなるという特徴的なシステムのTPS。Splatoonと非常によく似た操作体系のため手に馴染みやすいですし、対戦ルールも面白い。なかなかおすすめです。

・ノーヒーローズヒア S
オーバークックを彷彿とさせる段取りアクション。本作は城を守るために敵を効率よく撃退していくタワーディフェンスとなっています。

・ワールドエンドシンドローム(Switch/PS4/PSVITA) S 
田舎の海町を舞台としたミステリーADV。伝承を題材にしているだけあって不気味さやホラー感があるのがいいですね。ただシステム面に少々難があったのがもったいなかったかも。

・STEINS;GATE ELITE(Switch/PS4/PSVITA) SSS
シュタインズ・ゲートをフルアニメーションで再構成した1本。ADVの新しい進化を垣間見ることができた気がします。

・すばらしきこのせかい -Final Remix-(Switch) S
渋谷を舞台にしたアクションRPG。独特の戦闘システムとスタイリッシュなBGMにハマってしまいました。

・World Soccer pinball(Switch) C
非常に安価なピンボールゲーム。値段相応に楽しめる内容です。

・戦場のヴァルキュリア HDリマスター(Switch/PS4) S
初代・戦場のヴァルキュリアのHDリマスター。1作目から完成されたシステムなのがすごいですね。

・双子座のパラドクス(PSVITA) A
双子が異世界と現実世界に分かたれてしまうところから始まるSF系ADV。謎多き物語は意外な展開に。

・ガンズゴア&カノーリ2(Switch/PS4) B
ギャングとなってゾンビと戦う2Dアクション。かなり難易度が高いのですが、協力マルチプレイに対応しているのがいいところ。

・Dear My Abyss(Switch) A
クトゥルフ神話を題材にしたホラーサスペンスADV。かまいたちの夜のようなシルエットキャラクターが特徴。

・みんなで空気読み。(Switch) B
100問のクイズを通してどれくらい空気が読めるか診断するソフト。笑えるネタ系タイトルとして楽しめます。

・Thumper リズム・バイオレンスゲーム(Switch/PS4/PSVR) A
迫力のあるハイスピードのリズムゲーム。私はVRでプレイしたので余計に臨場感がすごかったですね。

・RPGツクールMV Trinity(Switch/PS4/XboxOne) B
オリジナルRPGを作るぞ!と意気込んでいたのですが、なかなか難しい。そしてロード時間がちょっときつかったり。

・リベリオンズ Secret Game 2nd stage(Switch) SS
デスゲームもののサスペンスADV。絶望的な状況下で生まれるドラマチックな展開が見もの。個人的にはやはりルートAが本当に面白かったです。

・Dies irae -Amantes amentes-(Switch) S
厨二感満載のバトルファンタジーADV。ここまで振り切ってしまうと逆に清々しくかっこよくも感じますが、シリアス展開がほとんどで疲れます(笑)

・デイグラシアの羅針盤(Switch) SS
まだプレイ開始したばかりなのですが、序盤から謎だらけで掴みはばっちり。評価は暫定です。

・Downwell(PS4/PSVITA) A
セールで75円だったので購入。深い井戸をどんどん下っていくだけですが、井戸は毎回地形が変化したりコンボがあったりと、長くプレイする工夫が感じられます。

・GO VACATION(Switch) S
50種類以上のレジャーやミニゲームが楽しめる作品。一つ一つ意外なほど丁寧に作られていますし、島を探索する楽しさもあります。


というわけで以上となります。
なかなかのボリュームの記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!

キングダム ハーツIII - PS4
スクウェア・エニックス
2019-01-25


「Steins;Gate ELITE」でシュタゲ熱が再燃!シュタゲゼロのアニメ版感想も!

この記事では私の「シュタインズ・ゲート」への愛を語っておりますが、未プレイで「シュタゲってどんな作品?」という方は以下の紹介記事も合わせてご覧ください。

関連記事リンク:SFものの最高峰ADV!シュタインズ・ゲートの魅力!

またオリジナル創作も書いちゃいました!よろしければこちらもぜひご覧ください♪

関連記事リンク:「STEINS;GATE」後日談的創作大公開!(前編)[エンタメ最高マンオリジナル二次創作]
関連記事リンク:「STEINS;GATE」後日談的創作大公開!(前編)[エンタメ最高マンオリジナル二次創作]

シュタインズ・ゲート最高!!!

シュタゲエリート

シュタインズ・ゲートの無印本編をフルアニメでリメイクしたSwitch/PS4/PSVITA「シュタインズ・ゲート エリート」。
”全編アニメーション”ということで「テンポが損なわれるのでは?」などと心配もしていましたが、まさに杞憂でした。ゲームとアニメが一体化することで没入感も味わえますし、ADVの新たな進化の可能性を見せてくれたのではないかと思っています。

ちなみに特典として付属した「ファミコレADV シュタインズ・ゲート」も少しだけプレイ。
よくこれだけファミコンソフトを再現しているなと感心してしまいましたw

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それにしても久しぶりにラボメンたちと再会できたことで、私のシュタゲ熱は一気に再燃!!!
Twitterでも同じことをつぶやいたわけですが(笑)

そして”彼ら”と出会った瞬間、どうやら私の世界線が変わってしまったようで、「シュタインズ・ゲート ゼロ」のアニメも一気見してしまいました!

(……これがシュタインズ・ゲートの選択!? エル・プサイ・コングルゥ…)
(……しかもこれを見終えると本編がまたやりたくなる…。これが我々にエリートを買わせるために機関が仕組んだ作戦か。くそ、機関め、なかなかやるではないかッ!)

(※ゲーム版のシュタゲゼロも購入したのですが、オカリンの変わり果てた姿に耐え切れず断念してしまっていました。)

というわけでせっかくですし、このアニメ版「シュタインズ・ゲート ゼロ」の感想も簡単に書いていきます!重大なネタバレは避けているつもりですが、特に無印本編を未プレイの方は念のためご注意ください。



シュタインズ・ゲート ゼロのアニメ版感想(ネタバレ注意!)

シュタインズ・ゲートゼロはオカリンがβ世界線の結末を受け入れてシュタインズ・ゲート世界線への到達を断念してしまうところから、再びシュタインズ・ゲート世界線を目指すまでを描いた、いわば本編の補完的な作品となっています。

つまりは本作で描かれているのは牧瀬紅莉栖が犠牲となった世界線であり、絶望の末に厨二病を封印した変わり果てたオカリンの姿です。

ゼロシュタゲ

ゲーム版はそのあまりの痛々しさに耐えられず、私はプレイを断念。アニメ版を見ようと思いつつも、それも気が進まないような状況でした。「シュタインズ・ゲート」という作品が、そしてラボメンたちがあまりに好きだったからこそ、彼らが架空の存在だとは思えず、その苦しさはまるで自分のことのようだったんです。
(つまりはそれだけ感情移入させてもらったということ。そのことがシュタゲという作品がどれほど優れているかの証明にもなりますね。)

しかし今回、シュタインズ・ゲートエリートをプレイして熱が再燃したのをきっかけに、なんとか勇気を出して第1話から見始めてみたのですが……。

……本当に見てよかった。

最終回まで見た感想は、”感動”という言葉だけでは言い表せない素晴らしい内容でした。

ああ、β世界線のオカリンはこれだけ辛い思いと葛藤を抱えながら、地獄のような時間を必死に生き抜いてきたのかと。

仲間と共に再び立ち上がるまでの間、これだけの艱難辛苦に直面していたのかと。

それは客観時間ではほんの数分、いや数秒のことかもしれない。しかしオカリンの主観時間ではどれほどに膨大な時間だったのかと。

本作によって「シュタインズ・ゲート世界線」の持つ意味は大きく変わってくるような気がしました。本編だけでは決して理解しきれない”重み”が確かにそこにありました。

新キャラクターたちの活躍

本作で活躍する新キャラクターたちがまたいい感じなんです。
特にクリスティーナがアメリカにいた頃の先輩にあたる比屋定真帆ですよ。
(ロリッ子好きとかいうわけではないですからねw)

彼女の抱える内なる思いと、それを確かに見つめる心ある人工知能「アマデウス」。
シュタインズ・ゲート世界線に向かうために、裏で彼女たちが必要不可欠な存在であったことを、ラボメンたちはきっと頭の片隅に記憶しているのではないかと思いますね。

まゆりが感情を露わにする場面は震えた

全編通して感動しっぱなし、涙腺もゆるみっぱなしだったんですが、やっぱりまゆりがその思いを”告白”するシーンは震えました。

天然の裏に隠した彼女の素顔。本当の気持ち。
それが物語に非常に重要な影響を与えていく展開に、心を揺さぶられました。本当にこのストーリーを考えている人は神なんじゃないだろうか。

粋な演出がにくい

無印のアニメ版もそうでしたが、いいところでメインテーマや過去主題歌、ゲーム版主題歌などを織り交ぜてくるのが本当にずるい(笑)

そんなん盛り上がらないわけがないじゃん!
そしてもちろん音楽のみならず、「岡部倫太郎」が「鳳凰院凶真」を取り戻す瞬間は本当にしびれましたよ。ためてためてドカーンと、そんな感じでしたね。ああ、これこそがシュタゲだ。そう実感した瞬間でした。これが見たかったんだ!と。



最後に

そんなわけでこの「シュタインズ・ゲートゼロ」、もう本当によくできていました。
無印と比較すると複雑になりすぎて、あれここおかしくない?というようなちょっとした破綻も見受けられますが、それはオカリンとラボメンの”命を削ったタイムリープ”の前では些末なこと。

心が締め付けられるような辛いシーンもありますし、本編とは違う意味でとっつきづらい部分もありますが、本編が楽しめた方はぜひともこのゼロの物語を味わっていただきたいですね。本作を知ることで過去を変えることの重さがまた違ったものに感じられますし、ようやく手にした第三の世界線がどれほど大切なものなのか、その見え方も変わってくるんです。

…というわけで、こんなに長々と熱く語るつもりはなかったのですが、いつの間にかヒートアップしてしまいました(笑)
最後に言いたいことは一つだけ。シュタゲ、最高!!!!!



シュタインズ・ゲートをまだプレイしていない人が羨ましい…。私も記憶を消してもう一度プレイしたいくらいですよ(笑)
 

Switch「モーフィーズ・ロウ」バカゲー感溢れる斬新TPS!簡単レビュー&ゲーム紹介!

先日からSwitchのダウンロード専売タイトルとして配信が開始されたハチャメチャTPS「モーフィーズ・ロウ」。価格は約2000円と、この手のタイトルとしては非常にお手頃です。


先日Twitterで本作の感想記事を公開するとお知らせしましたが、ようやく公開できました。
というわけで今回の記事では本作の概要のご紹介と、現段階での簡単なレビューをしたいと思います。

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モーフィーズ・ロウ(Morphies Law)のゲーム概要

モーフィーズ・ロウはSplatoonシリーズを彷彿とさせる、4vs4で対戦するサードパーソンシューティング(TPS)ゲームです。

”モーフィー”なるちょっと独特なセンスのロボットを操作し、現時点で3つのルール・4つのステージでの対戦が楽しめます。

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モーフィーの顔はパーツをゲーム内通貨で購入することでサイズ・位置なども含めて自在にカスタマイズができるので、自分好みのオリジナルキャラを作ることができます。まあパーツが個性的過ぎて、ヘンテコな顔しか作れませんが(笑)

さて、本作の最大の特徴は、「武器で攻撃することで相手の質量が奪える」ということです。

どういうことかと言いますと、たとえば相手の頭や腕や足を攻撃すると、自分のキャラの頭や腕や足(すなわち攻撃した部位)がどんどん大きくなり、逆に攻撃を受けると、自分のキャラの該当する部位がどんどん小さくなっていきます。

足が大きくなればジャンプ力が向上し、高いところに上れるようになったりしますし、逆に身体が小さくなれば狭いホースのような通路を通り抜けられるようになったりと、身体の大きさ次第でアクションの挙動やギミックの有利不利が変化するわけですね。

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ちなみに操作性はスプラトゥーンとかなり似通っていて個人的にはすぐに操作に慣れることができました!
攻撃やジャンプ、移動などはすべてスプラトゥーンと同じボタンで可能ですし、ジャイロ操作にも対応していますので、視点の操作もラクチンです♪

本作独自の要素としては、Bボタン長押しでブーストが可能。空中を素早く移動できます。(ゲージ消費がありますので、飛べる時間はわずか。ゲージは自動で回復。)

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武器はメインウェポン(基本)が5種類、サブウェポン(強化)が9種類用意されており、ロケットやペンキなど多彩なものが用意されています。これらを戦略次第でプレイヤーが自在にカスタマイズできますので、現時点で45通りの武器が存在することになりますね。
加えてスペック&プラグインシステムがあり、こちらではスキルを選択することが可能。

顔や身体のカスタマイズだけでなく、武器やスキルもカスタマイズできるのは自由度の高さを感じます。

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さて、ここからは肝心の対戦ルールなどについても簡単にまとめていきます。

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オンラインで自由に楽しめるクイックマッチのほかに、ローカルマルチプレイやフレンドとの合流機能なども搭載。ゲーム部屋を作成して身内だけで楽しむこともできるようになっています。

そして対戦のルールは冒頭にも書いた通り3種類。

<モーフマッチ>
味方チームの全員の質量に合わせて自軍のアバターの大きさが変化。最終的にアバターがより大きい方が勝ちというシンプルなルール。理屈としてはとにかく相手から質量を奪えばいいわけですが、身体が大きければ大きいほど攻撃も食らいやすいので、案外奥深いルールです。

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<ヘッドハント>
マップ中央に設置されたアバターの頭を自軍まで運んだ方が勝ちという、まさに「ガチホコ」と同じようなルール。
頭を運んでいる間は動きが遅くなるので、味方と連携してお互いを守りながら戦う必要があり、非常に共闘感が感じられるルールです。これは楽しい!

<マスハイスト>
アバターの大きさを競うという点ではモーフマッチと似ていますが、相手のアバターを直接攻撃することができたり、質量を回収できるポイントが存在したりするのがこのルールの特徴。非常に立ち回りの難しいルールとなっています。

相手のアバターを攻撃するにはシールドを解除する必要があり、味方がシールド解除スイッチを押している必要があります。
自分のアバターを大きくするべきか、それとも相手のアバターを小さくするべきか。その場に応じた戦略が重要になってくるわけですね。

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画面の感じもなんだかスプラトゥーンを意識しているような…(笑)

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バトルをこなすことでレベルアップ。その際にはピニャータなる人形がもらえ、ランダムでパーツなどがもらえます。ある種のガチャ的なもので、ゲーム内通貨で購入することも可能です。

一通りプレイしてみて

TPSやFPSと聞くとハードルが高く感じられる方もいると思いますが、思っていた以上に手に馴染む、誰でも気軽に楽しめるTPSになっているような気がします!

特に前述の通りSplatoonを非常に意識して作られているような感じがありますので、Splatoon好きは触ってみて損はないのではないでしょうか。

ゲームシステムもユニークですし、それがしっかり戦略性に結び付くゲームデザインは特筆すべきものがあります。
マップも今はまだ4つしかありませんが、1つ1つがなかなか広くギミックも豊富な上に入り組んでいるので、各ステージを探索する面白さもあるんですよね。

一癖も二癖もあるヘンテコなキャラデザは好みが分かれるかもしれませんが、豊富なカスタマイズ要素と溢れ出る”バカゲー感”で視覚的にも楽しめるのがいいところ。

ラグやマッチングの若干のテンポの悪さ、ゲームルールの説明などが大味であることなど、気になる部分もないわけではありませんが、その辺りは今後のアップデートに期待しましょう。
(ゲームシステム的に、運営型のタイトルになりそうなので)

ちょっと気の抜けたパーティーゲーム的TPSでありつつ、本格的にやりこもうと思えば様々な戦略が出てきそうな奥深さを兼ね備えている、そんな魅力的な一本に仕上がっていると思いますよ!


興味がある方は紹介動画もぜひ見てみてください。

鬼武者 - Switch
カプコン
2018-12-20


Switchのおすすめダウンロードソフトをご紹介!vol.1

新企画「Switchのおすすめダウンロードソフト紹介」スタートします!!!

昨今では中小規模の意欲的なDL専売作品、以前ならパッケージタイトルとして発売されていたようなアイディア勝負の新規作品、国内・海外で一般的となった斬新なインディーズ作品など、多彩な新作がダウンロードソフトとして続々と配信されています。

特にSwitchでは毎週数多くのタイトルが登場しており、私も毎週eショップの更新情報をどこよりも早く(?)まとめております!

ニンテンドーeショップの更新情報
(当ブログの該当カテゴリへのリンクです。)

しかしタイトル数が多くなるにつれて埋もれる作品が増えてしまうのもまた事実。そこでこの記事シリーズでは「隠れた名作を発掘する!」をキーワードに、SwitchでプレイできるおすすめDLソフトを定期的にご紹介していきたいと思います!

(なおパッケージタイトルやこの記事で紹介するダウンロードタイトルも含め、私がSwitchでプレイした全タイトルを簡単にレビュー・紹介している記事もあります。合わせてご覧ください。)

関連記事リンク
Switchは名作揃い!おすすめタイトル総まとめ&プレイ全作品レビュー!

Switchのおすすめダウンロードソフト

※この記事シリーズではタイトル数は絞り、一本一本を丁寧に紹介していきます♪

Super Beat Sports(スーパービートスポーツ)


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Harmonixが手掛けるリズムアクションゲームである本作。価格は1600円。
スポーツをテーマとした5つのミニゲームが収録されており、うち3つは2人プレイ、2つは最大4人プレイが楽しめます。

選べるのは「ワッキーバット」「ネットボール」「ゴブルゴルフ」「バディボール」「リズムラケット」の5種。

基本的にどのルールも曲のリズムに合わせてタイミングよくボタンを押すだけの簡単操作ですが、とにかく爽快感が抜群!また登場する宇宙人たちの個性的な動きを見ていると、不思議なくらいノリノリになれますw

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こちらはバディボール。3匹の宇宙人が投げるボールを打ち返して相手のライフを減らしていく対戦型のルールです。(4人プレイ可)

宇宙人は全部で4種類くらいいて、それぞれ投げるボールのスピードが違います。プレイヤーはどの宇宙人に打ち返すかを見極め、対戦相手のリズムを乱すのがポイントとなります。(基本的には速いボールを投げる宇宙人に返すのが良さそうです。)

反射神経がものを言う非常にシンプルなルールですが、これが結構熱中してしまって、毎回10試合20試合とダラダラ遊んでしまいますw前知識がほとんどない状態で楽しめるのがいいですね♪

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そしてこちらがリズムラケット。これですこれ、これがもうメチャクチャ面白い
もともと私はエアホッケーが大好きなんですが、まさしくリズムアクションとエアホッケーが華麗に融合しています!(4人プレイ可、CPUを入れた2vs2も可能)

ルールはシンプルで相手のゴールにボールをシュートするのが目的なんですが、画像にもあるようにギミックや宇宙人がいろいろと配置されています。(配置はゴールの度に色々と変わります。)

例えば宇宙人にボールが入ると、3・2・1のリズムで勢いよくボールを好きな方向に発射できます。直接ゴールを狙うもよし、反射で翻弄するもよし。まさにホッケーの醍醐味が味わえます。

また反射のスピードによってちゃんと流れる音楽のリズムも変わるので、ボールの動きに躍動感が感じられるのが素晴らしいポイント。手触りの心地よさも相まって中毒性が高いのなんの!実力が拮抗した相手と一緒にプレイすれば盛り上がること間違いなしですよ!

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それ以外の3つのルールも2人で一緒に攻略ができますし、もちろん一人プレイでやりこむことも可能。難易度の高いステージはかなり苦労しますが、クリアしがいがあります♪

ゲーム性・操作感は「リズム天国」シリーズと非常に近いと思いますので、Switchでリズム天国がやりたいなあ…と思っておられる方はぜひお試しください!リズムラケット万歳!あ、ロード時間が長いのだけはアップデートされたりすると嬉しいんですが…。

The Bridge(ザ・ブリッジ)


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続いてご紹介するのは「The Bridge」。
こちらはモノクロの世界を右に左に傾けて(回転させて)謎を解く”ロジックパズルゲーム”です。価格は990円。(2018年3月14日までは693円のセール価格で購入できます。)

本作は物理法則を超越したダマシ絵のようなステージをくるくると回転させ、それぞれのギミックを上手く活用することによって「扉」を目指します。

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全部で24のステージが用意されており、それぞれが一筋縄ではいかないものばかり。(クリア後の別バージョンを含めると48ステージ。)
時間の巻き戻し機能がありますので、とりあえずこっちに回転…という感じで試行錯誤ができる作りになっています。

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苦労の末に謎が解けるのが非常に心地よく、大作ゲームの合間にちょこっとずつ進めるのにもってこいな作品。影絵のような不思議で独特な世界観・手強い物理パズルといったキーワードに興味がある方はぜひプレイしてみてください♪

中毒パズル レベルスプラス


パズル中毒

今回最後にご紹介するのは「中毒パズル LEVELS+」です。
本作はRPG風のパズルゲームで、価格は700円となっています。

こちらもルールはごくごくシンプル。青いパネルは味方、黄色いパネルは宝、赤いパネルは敵をそれぞれ表しており、味方と宝は同じ数字のパネル同士を合体させてレベルを1上げることができます。

黄色いパネルや赤いパネルはレベルが同じかそれ以上の青いパネルで消すことができますので、敵を排除しつつ、高レベルの宝を回収してハイスコアを目指していきます。

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パネルを上手く動かしてピンチを打開する楽しさ、次のパネルをどこに出現させるかよく考えることで一気に味方や宝のレベルを上げる戦略性。なるほど、これは確かに”中毒パズル”ですね。

レベル5以上の宝を完成させると、赤パネルをすべて黄色パネルに変えることができる”カミナリ”がゲーム中一度だけ使えるようになります。この発動のタイミング次第ではスコアもだいぶ変わってきそうで、そのあたりも突き詰めていくと面白いかもしれません。

なおスコアランキングをネットにつないでみることができますが、上位の人たちのスコアは桁が2つくらい違いました。おそるべし…。

まとめ

というわけで今回は以上となります。
vol.2もそう遠くないうちに公開するつもりですので、またよろしくお願いします。





3dsの隠れた名作をご紹介!vol.4

3dsソフトの隠れた名作を紹介していく企画第4弾。
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第1~3弾のリンクも下に貼っておきますので、合わせてご覧ください。
3dsの隠れた名作をご紹介!vol.1
3dsの隠れた名作をご紹介!vol.2
3dsの隠れた名作をご紹介!vol.3

今回は、

・レゴシティ アンダーカバー チェイスビギンズ
・ドンキーコングリターンズ3D
・ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー
・リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産
・パイロットウイングスリゾート

の5作品をピックアップします!

レゴシティ アンダーカバー チェイスビギンズ



Switch/PS4/WiiUで発売された「レゴシティ アンダーカバー」。その2年前という設定の本作は、レゴブロックで作られた街を舞台とする3Dアクションゲーム。いわゆる前日談にあたる作品です。

全体的なゲームシステムなどは「レゴシティ アンダーカバー」とほとんど同じで、主人公であるチェイス・マケインは犯罪者を追うために車を奪ったり物を破壊しまくったりとなんでもあり。

3dsのソフトとは思えない広大なフィールドを自由自在に探索できるという観点から見れば本作は十分な出来栄えとなっていますし、手軽に遊べるということで手も出しやすいですから、お試しでプレイされるのも悪くないと思います。

とはいえ、もちろん無印アンダーカバーの方が様々な点において完成度が高いのは事実なので、興味がある方はできれば本作の後に無印版をプレイされると、フィールドの違いや地続きとなった物語によって、単体でプレイするよりも断然楽しめるのではないでしょうか。

ドンキーコングリターンズ3D



2010年に発売されたドンキーコングリターンズの3ds向けリメイクタイトル。ジャンルは無印版と同じ横スクロールアクションゲームとなっています。

かなり高難度として知られたWii版のオリジナルモードで遊ぶことができるのはもちろん、ゲームバランスを変更し難易度が緩和されたニューモードも搭載。さらに8つの新作コースも収録されているなどの追加要素も収録しています。

タルのロケットやトロッコなど、各ステージには手強いギミックが満載で、攻略のしがいがある作品で、普段あまり横スクロールアクションをプレイしない私は大苦戦。友人とのマルチプレイでちょこちょこ進めるような形で遊びました。

とはいえ前述のニューモードでは初心者用の救済アイテムなども用意されていますので、根気さえあればアクションがあまり得意ではない方も楽しめるのではないかと思います。

ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー



大規模な砂漠化が進み、それをきっかけとした戦乱が繰り広げられているヴァンクール大陸。その中で2つの大国であるアリステルとグランオルグの戦いを描いた王道ファンタジーRPGで、DSで発売された無印版のリメイク作品となります。

本作の大きな特徴は主人公が持つ「過去に戻る能力」。白示録と呼ばれる不思議な書物を手にしたストックは、望まない未来を変えていくことで、世界の滅亡を防ぐために奔走します。

ラジアントヒストリアが名作たる最大の理由はシナリオの構成のすばらしさにあると思います。本作は正伝と異伝という2つの全く異なるルートを同時に行き来しながら歴史を作り替えていくことになるのですが、これが複雑に絡み合うシナリオの魅力を一層高めてくれています。
(リメイク版ではさらに第三のシナリオとして亜伝が追加されており、触れられていなかった謎も明かされています。)

戦闘システムも3×3のマス目を用いた特徴的なシステム。これがなかなか戦略的で、行動順序を入れ換えながらコンボを繋げていくことで敵をスムーズに倒せるのがツボでした。

硬派な世界観ではありつつも、ユーザーフレンドリーで遊びやすく、完成度の高いシナリオにぐいぐい引き込まれる。そんな手堅いつくりの名作RPGをぜひプレイしてみていただきたいですね。

リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産

リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産(特典なし)



「レイトン教授シリーズの謎解きパートをリズムゲームに変えた作品」
本作を簡潔に説明するとしたら、まさにこんな感じではないでしょうか。

父親の失踪の謎を探るために芸術品を盗み出す怪盗が主人公……完全にコナンの怪盗キッドの設定そのままですね(笑)

侵入や逃走など、ストーリーの展開に合わせた50種類以上のリズムゲームが随所に挿入されますが、それらがいずれもしっかりと作られているのに好感が持てます。

「スペースチャンネル5」「サンバDEアミーゴ」のシステムを踏襲したリズムゲームも収録されているなど、往年のセガのリズムアクションゲームファンも必見の内容となっていますし、ストーリーのテンポの良さ・嫌味の無いキャラクターたちなど、全体的に不満点も少ない内容。新規IPとは思えない、こなれた作品であるという印象です。

パイロットウイングスリゾート



南国の島「ウーフーアイランド」を飛行機・ハンググライダー・ロケットベルトの3種類の乗り物で自由に飛び回ることができるスカイスポーツシミュレーションゲーム。

細かな目的がたくさんあるわけではなく、どちらかというと気楽にのんびりとフライトしてその風景や雰囲気を楽しむことに重点が置かれているような気がします。
(ミッションフライトでスコアを伸ばそうとするといきなりシビアなゲームに早変わりしますがw)

全体的にロケーションが少ないため、景色を見慣れてしまうと飽きが来るのも早いという難点はありますが、純粋に空を飛ぶ気持ちよさを感じられるという点では貴重な作品だと思います。

ちなみに個人的にはジェット噴射で細かく移動をコントロールできるロケットベルトが好きでしたね。古代遺跡や夜のフライトで見られる花火など、ロケーションやシチュエーションなどを増やして順当に進化させればさらに魅力的な作品になるのではないかと思っています。


というわけで今回は以上となります。vol.5も更新予定ですのでお楽しみに!

個人的”GOTY2017”大発表!今年遊んだ全作品一覧+評価も!

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GOTY2017~ESM編~、ついに発表です!!いやあ、この記事はとにかく時間がかかった…(笑)5日間ほどかけて少しずつ書いていましたが、もうクタクタですw

それはさておき、「なんのこっちゃ?」という方のために補足しておくと、GOTYとは”Game of The Year”の略称で、その年のゲームタイトルのうち、最も評価の高い作品が選ばれる賞のことを意味しています。
……そして~ESM~というのはエンタメ最高マンの略ですね(^^;

要は、私が今年購入した作品をダウンロード専売作品も含め、全作品一覧形式でご紹介した上で、簡単な評価とランク付けをしよう!という企画でございます!
(この記事の内容はすべて私の趣向・独断・偏見によって構成されていますので、そこはあらかじめご了承ください!)

それではまず今年プレイした全作品を一挙にご紹介!
(GOTY~ESM~では今年発売された作品に限らず、私が今年購入したものをすべて含めさせていただきます。おすすめゲーム紹介的な側面も兼ねていますので、どうかご理解ください。)

今年購入した作品は以下!

・ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(Switch/WiiU)
・1-2-Switch(Switch)
・スーパーボンバーマンR(Switch)
・ぷよぷよテトリスS(Switch)
・マリオカート8デラックス(Switch)
・ARMS(Switch)
・Splatoon2(Switch)
・ファイアーエムブレム無双(Switch/3ds)
・スーパーマリオオデッセイ(Switch)
・ゼノブレイド2(Switch)
・デッドオアアライブ エクストリーム3(PS4/PSVITA)
・閃の軌跡3(PS4)※
・地球防衛軍5(PS4)
・ニューダンガンロンパV3(PS4/PSVITA)
・かまいたちの夜 輪廻彩声(PSVITA)
・蒼き革命のヴァルキュリア(PS4/PSVITA)
・DESIRE(PSVITA)
・時計仕掛けのレイライン(PSVITA)
・イース8(PS4/PSVITA)
・end sleep(PSVITA)
・ChuSingura46+1(PSVITA)
・ロボティクスノーツ エリート(PSVITA)
・オカルティックナイン(PS4/PSVITA/XboxOne)
・俺達の世界わ終っている。(PSVITA)※
・千の刃濤 桃花染の皇姫(PSVITA)※
・不思議の幻想郷TOD RELOADAD(PS4/PSVITA/注・SwitchはDL専売)
・ナチュラルドクトリン(PS4/PSVITA)
・実況パワフルプロ野球ヒーローズ(3ds)
・ファイアーエムブレムエコーズ もうひとりの英雄王(3ds)
・ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー(3ds)
・世界樹と不思議のダンジョン2(3ds)
・真女神転生 ディープストレンジジャーニー(3ds)※
・A列車で行こう3Dネオ(3ds)※
・大逆転裁判(3ds)※
・大逆転裁判2(3ds)※
・ロデア ザスカイソルジャー(3ds)
・どうぶつの森 amiibo+(3ds)※
・VOEZ(Switch)
・グーの惑星(Switch)
・レイジングループ(Switch/PS4/PSVITA)
・デマンボ(Switch)
・謎解きメール(Switch)
・レブナントサーガ(Switch/PS4/PSVITA/PS3)※
・忘失のイストリア(Switch/PSVITA)※
・中毒パズル レベルスプラス(Switch)
・The Bridge(Switch)
・ぺんぎんくんギラギラウォーズ(Switch)
・シノビリフレ 閃乱カグラ(Switch)
・ママにゲーム隠された!(Switch/3ds)
・サマーレッスン アリソンスノウ(PSVR)
・つみきBLOQ VR(PSVR)
・Pinball FX2 VR(PSVR)
・カタルヒト ワールドエンドエコノミカ1/2/3(3ds)
・アスディバインクロス(3ds)
・スバラシティ(3ds)

以上でございます!(正確に記録しているわけではないので、いくつか抜けがある場合があります。というか来年からはしっかりメモしておこうと反省。なお無料タイトルはすべて省いています。※がついているソフトはまだあまり遊べていないタイトルです。)
合計するとパッケージが37本、ダウンロード専売が20本ということで、ひとまず合計は57本ということになりました。

今年は長く遊べる作品が多かったので、その意味では例年と比べて購入したタイトルは(多分)少なめです。ただSwitchがロンチ年だったこと、ハードをとても気に入ったこともあり、Switchタイトルはなかなかのペースで購入していますね。

というわけで、ここからTGAなどのGOTYにならって、各部門の受賞作・ノミネート作をいっちょまえに発表させていただきます!!
あくまで私が遊んだ中で選んでいますので、「おいおい、あれを選ばないとか、にわかだろ!」と思われることもあるかもですが……w

注・ノミネート作品は黒字、受賞作品は赤字としています。

<RPG部門>

ゼノブレイド2
ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー
ファイアーエムブレムエコーズ もうひとりの英雄王


RPG部門はゼノブレイド2が文句なしで個人的今年No.1!もっとも私が閃の軌跡3をプレイできていたなら、ここは激戦となっていただろうと思うのですが、閃3の前に過去作すべてを復習しようと思っているうちに年内に遊べなくなってしまったので…(^^;


評価:S+
まさにJRPGの進化の方向性を世界に見せつけてくれた、そんな作品だと思っています。インターフェース的な部分で減点すべき箇所がたくさんあるのは事実ですが、それ以上に加点したいところがたくさんある作品。結果的に私は本作に満点をつけます。詳細なレビューは以下をご覧ください。
関連記事リンクゼノブレイド2のネタバレなし序盤レビュー!なんだこの面白さは!?
関連記事リンクこれぞJRPGの最高峰!ゼノブレイド2クリアレビュー!(ネタバレあり)


評価:A+
アトラスの貴重なファンタジーRPG。本作のような”歴史を書き換える”世界観をゲームシステムに上手く落とし込んでいるのはお見事です。DS版に続きリメイク版も楽しませてもらいました。RPG好きなら絶対にプレイすべき名作だと思います。


評価:A+
個人的には近年のファイアーエムブレムで一番楽しめた作品。特にその熱いストーリー、アルムとセリカのすれちがう運命に感銘を受けました。シミュレーションパートに関しては「if」の方が一枚上手な印象ですが、街やダンジョンの探索など本作独自のシステムは新鮮味がありました。
関連記事リンクRPG色の強い異色作品!ファイアーエムブレムエコーズクリア後レビュー!

<アクション部門>

Splatoon2
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
地球防衛軍5


アクション部門はこちらも私の中では文句なしでSplatoon2。今年一番プレイしたタイトルで、そのプレイ時間は約400時間。前作に引き続きもはや日課です(笑)


評価:S+
プレイ当初は武器やステージがかなり制限され、前作を2500時間遊んだ身としてはいろいろと物足りなさを覚えていましたが、現在は様々な要素が拡充され、それに応じて評価も向上しました。特にサーモンラン・ガチアサリといった新モード・新ルールは古参プレイヤーとしては嬉しい限り。記事もいろいろ書いていますのでSplatoon2カテゴリからご覧ください私がSplatoon2を引退するのは、おそらくSplatoon3が発売された日になるでしょう。
関連記事リンク:Splatoon2ガチマッチ完全攻略!C-からS+への道[ガチアサリ編]


評価:S
これは選ばないと怒られるでしょう…というのはさておき、その広大なフィールドで自由度の高い冒険ができるというのは従来のゼルダでは考えられなかったこと。さらに本作独自の凄みはやはり思ったことを何でも試せるというところにあるでしょう。フィールドの空気感の心地よさ、アクションの手触りも別格。
関連記事リンクニンテンドースイッチ/ロンチ作品簡単レビュー<ゼルダ ブレスオブザワイルド、1-2-SWITCH>編


評価:S
まだ購入してまもないため、やりこめていませんが、今の時点ですでに最高傑作だと確信してしまうほどの出来栄え。アクションの気持ちよさ、戦略的な攻略の楽しさはもちろん、今作はとにかく快適さが光ります!複数獲得した武器が少しずつ強化されること、使っていない兵科の武器・アーマーが得られることなど、シリーズでも不満だったところが見事に改善されて、まさに集大成といえる内容になっています。

<ADV部門>

ChuSingura46+1-V-
ニューダンガンロンパV3
レイジングループ


今回一番悩んだのがこのADV部門。最終的に選んだ忠臣蔵46+1-V-は今年発売のタイトルではないのですが、本当にのめり込んだ作品なのでお許しください。評判を聞くに、大逆転裁判1・2をプレイできていたら、ここもさらなる激戦となっていたかも。


評価:S+
パッケージを見た時にはこんなに熱く燃える作品だとは思ってもいませんでした。ただ萌える作品なのかと(失礼)。でもプレイしてみてその印象は一変。江戸元禄時代の歴史を題材に構築された、骨太でテーマ性の強いシリアスなストーリーに感動の嵐。これは高評価で溢れているのも納得です。思い出すだけで泣けてきます。というか忠臣蔵の歴史に興味がわきました。


評価:S
最後まで悩んだのがダンガンロンパの新作V3。今作も推理ADVとしての完成度は申し分なしで、相変わらずプレイヤーの度肝を抜いてくる素晴らしい物語でしたが、賛否の分かれるラストが私個人としては少し残念。シリーズとしてはやはり2が一番好きですね。本作も十分それに迫ってはいるのですが。
関連記事リンク「ニューダンガンロンパV3」クリア後レビュー(核心的ネタバレなし)


評価:S
今年のADVを語る上でやはり外せないのは本作でしょう!人狼と閉鎖村を題材としたホラーチックな物語は、先が気になりすぎて眠れませんでしたwこちらも最終盤の展開でちょっとクールダウンした印象ですが、それでもなお素晴らしい作品。PS4でのパッケージ版も決まり、ますます広がってほしい傑作。
関連記事リンク人狼がテーマのADV・レイジングループが最強に面白い!クリアレビュー!

<DL専売部門>

レイジングループ

VOEZ
Pinball FX2 VR


DL専売タイトルも規模の大きな作品が増えてきて、今年も非常に豊作でした。DL作品は来年ももっとバンバン買っていきたいと思っています。


評価:A
VOEZ(ヴォイズ)はなんと150もの曲が収録されているリズムアクションゲーム。タップ操作で気持ちよく演奏できる作品で、プレイしているうちにきっとお気に入りの曲に出会えるはず。こちらもSwitchでパッケージ版が決まり、その勢いを感じます。
関連記事リンク特大ボリュームの爽快リズムゲーム!Switch版VOEZレビュー!

pinballFX
評価:A-
VRによって自宅にピンボールがやってきたような気になれるソフト。演出も素晴らしく、オーソドックスなピンボールではありながら、その臨場感や迫力を味わえるのがいいですね。ハードの恩恵を受けているVRならではのタイトルだと思います。
関連記事リンクPSVRで迫力ピンボール!「Pinball FX2 VR」レビュー!

<来年の待望作品部門>(すべて同率ということにさせてください

戦場のヴァルキュリア4(PS4/Switch[後発])
ファイアーエムブレム完全新作(Switch)
閃の軌跡4 THE END OF SAGA(PS4)
ワールドエンドシンドローム(Switch/PS4/PSVITA)
桜花裁き 斬(PSVITA)
project オクトパストラベラー(Switch)


戦場のヴァルキュリアの待望の復活、閃シリーズの完結作、FEの久々の据え置き新作、完全新規RPGとなるオクトパストラベラー、そしてミステリーを題材としたADV2本。来年は今年以上に私の好みの作品が多そうで、かなり豊作となる予感がしています。すでに20本以上購入予定のソフトがありますので、今年と同様、遊ぶ時間の捻出に苦労しそうです(笑)

関連記事リンク:戦場のヴァルキュリア4がPS4とSwitchで大復活!!
関連記事リンク:閃の軌跡シリーズの新作が2018年に発売決定!(正式発表・追記あり)
関連記事リンク:PSVITAで逆転裁判ライクの推理ADV「桜花裁き斬」が発売決定!
関連記事リンク:project オクトパストラベラーの「DEMO Ver」レビュー!これは名作になりそう…!

<ハード部門>

Nintendo Switch
PSVR

ハードはやはりSwitchは外せません。今年は早速もっとも稼働したゲーム機となりました。
また今年はPSVRも購入。ほぼ毎日起動してちょこちょこ遊んでいます。新たなゲーム体験を色濃く感じることができ、満足しています。


そして栄えある第一回GOTY~ESM~に選ばれたのは!
……ジャン!!!


Game of The Year~ESM~2017


ゼノブレイド2

Splatoon2とゼノブレイド2で非常に悩んだ末、結局ゼノブレイド2を選択!
私は”スプラ最高マン”と改名してもいいほどのスプラトゥーン好きなので、Splatoon2にしようかとも思ったのですが、受けたインパクトの大きさではやはりゼノブレイド2に軍配。この場で選ぶにふさわしいのはゼノブレイド2だろうという結論に至りました!
不親切なところも多く、文句がないわけではないんですが、逆に賞賛したいポイントもこれほど多い作品は滅多にありません!JRPGは受け付けない、という方以外にはぜひともおすすめしたいタイトルです!

<ノミネート作以外の全タイトル評価一覧>
最後に今回惜しくもノミネートされなかったプレイ作品すべてにS,A,B,C,Dで評価を付けておきたいと思います。コスパなども踏まえた個人的な評価となります。

・1-2-Switch B
みんなで遊ぶときの盛り上がりは期待以上!一人で遊んだ時の悲しさは想像以上!

スーパーボンバーマンR B
購入当初はラグなどもあって高評価はできない出来でしたが、繰り返しのアップデートで徐々に改善。

・ぷよぷよテトリスS B
私としては初のぷよテトでしたが、これは面白い。融合させてみるもんですね。

・マリオカート8デラックス B
バトルモードが充実し、さらにパーティーゲーとしての完成度が高まった作品。
関連記事リンクマリオカート8デラックス レビュー!対戦が熱いレースゲーム決定版!

・ARMS A
伏兵現る!マルチプレイ対戦がめちゃくちゃ楽しいのでちょっと驚きました。

・ファイアーエムブレム無双 A
無双でありながらFEらしさも感じられ、個人的には満足の一品。続編もプレイしてみたい。
関連記事リンク:FE無双のクリア後レビュー!いつもの無双に戦略性が加わった傑作!

・スーパーマリオオデッセイ A
マリオ本編系統はほぼ遊んでこなかった私でもクリアまでしっかり楽しめた作品。ボーカル曲最高!
関連記事リンクスーパーマリオオデッセイ"Jump Up, Super Star!"歌詞を和訳してみた!
関連記事リンクスーパーマリオオデッセイを購入!序盤をプレイした感想
関連記事リンク私がスーパーマリオオデッセイで撮ったおもしろ画像集!

・デッドオアアライブ エクストリーム3 B
VRでプレイしてみましたが、技術の進歩すごい。

・かまいたちの夜 輪廻彩声 B
キャラクターデザインに賛否はありましたが、過去の名作を今風にリブートする心意気を買いたい。
関連記事リンク現代のミステリーADVとして再登場!「かまいたちの夜 輪廻彩声」感想!

・蒼き革命のヴァルキュリア B
来年「戦場」の最新作がついに出ますので、意識はすでにそちらに向かっています(笑)

・DESIRE B
いろいろと気になるところは多いながらも、こんな世界観をよく作り上げたな!?という驚きに満ちていました。

・時計仕掛けのレイライン S
ファンタジーと学園ものと推理ものの要素をうまく取り入れた名作でした。大ボリュームでおすすめ。

・イース8 S
ファルコムのゲームに外れなし。アクションRPGとして決して見逃せない一本です。君はアドル=クリスティンを知っているか?!

・end sleep B
封鎖された洋館でのミステリー。いろいろと先が読めてしまうのが惜しかったです。

・ロボティクスノーツ エリート B
楽しんでプレイできましたが、回収されない伏線が多いのがやや不満。続編に期待というところでしょうか。

・オカルティックナイン B
分岐までが面倒であったり、こちらも未回収の伏線が多かったり。とりあえずアニメの方を見ることにします。

・不思議の幻想郷TOD RELOADAD A
シレンやトルネコの新作が出ない中、大型のローグライクDRPGは貴重な存在。PSVITA版をプレイしました。

・実況パワフルプロ野球ヒーローズ B
タイトルが”プロ野球”なのにプロの選手が一人も出ないってつまり……どういうことだってばよ!?

・世界樹と不思議のダンジョン2 A
世界樹の迷宮の育成の楽しさとローグライクの楽しさが融合。DOEのシステムは若干面倒に感じることも。

・グーの惑星 B
グーの挙動が可愛らしい物理パズル。なかなか中毒性が高い良作。

・デマンボ C
いろいろと説明不足な作品。値段設定もちょっと高すぎる印象があります。

・謎解きメール C
IQサプリのようなちょっとしたクイズを解いていく内容。200円という値段相応の内容。

・中毒パズル レベルスプラス B
シンプルながらRPGっぽさのある、スコアアタック系パズルゲーム。タイトルに偽りなしの中毒性。

・The Bridge B
こちらも意外と楽しめた物理パズルゲーム。だまし絵のようなステージを攻略していくのが楽しく、かなり頭を使います。

・ぺんぎんくんギラギラウォーズ B
ホッケーとドッジボールを掛け合わせたような内容。一台のスイッチで楽しめるので対戦ツールとしてもおすすめ。
関連記事リンクSwitchでド派手に再誕!ぺんぎんくんギラギラWARSレビュー!手軽に楽しめる快作!

・シノビリフレ 閃乱カグラ B
HD振動もこんな使われ方をするとは…(しみじみ)……私は好きですよ。
関連記事リンクHD振動はどんな感じ!?シノビリフレ閃乱カグラをレビュー!

・ママにゲーム隠された! B
500円でママにゲームを隠してもらおうではないか!
関連記事リンク:これぞ一発ネタ!Switch版"ママにゲーム隠された"レビュー!

・サマーレッスン アリソンスノウ B
まさにそこにいる感覚。それは手を伸ばしたら触れることができそうなレベル。技術の進歩すごい!(2回目)

・つみきBLOQ VR B
つみきを積むだけのゲームではなく、ステージごとにいろいろなルールが用意されているのは評価ポイント。
関連記事リンクPSVRを体験するのに最適!つみきBLOQ VRレビュー!非常にコスパよし!

・カタルヒト ワールドエンドエコノミカ1/2/3 B
株や経済を題材としたADVは珍しく、非常に楽しめました。世界観もいい感じ。

・アスディバインクロス B
ケムコの相変わらずの大安定RPG。細部にいたるまでオーソドックスで丁寧なつくり。

・スバラシティ A
中毒性が高い都市づくりパズルゲーム。ちまちまといつまでも遊んでしまう良作。

というわけで以上となります。
なかなかすごいボリュームの記事になってしまいましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました!

3dsダウンロードソフトのおすすめタイトル総まとめ!お手軽傑作の宝庫(一言レビュー集)

本記事は2016年10月10日に公開した記事を、2017年12月17日にリメイクした記事となります。読みやすさを意識して簡単に装飾を加えたほか、扱うタイトルもいくつか増やしています。また紹介文も一部修正をしています。

3dsのダウンロードソフトは実は意外な傑作・名作の宝庫です。
1476074849091[109]
一昔前まではパッケージで展開されていたような意欲的な新規作などが多数展開されているほか、海外のインディーズタイトルのローカライズ、小粒で手軽なミニゲームチックなタイトル、小型のスピンオフタイトル、ダウンロードソフトとして人気シリーズ化したタイトルなど、本当に大量の作品がリリースされているんですね。その数は数百タイトルにも及びます。

でもそれだけありますと当然のことながら埋もれてしまう作品も大量に存在します。そこでこの記事では、私の遊んだことがあるすべてのダウンロードソフトを一言レビューと五段階の採点(S,A,B,C,D)を添えてご紹介していきたいと思います!
採点はコスパなども考慮して総合的に判断しています。

(注・紹介順はおすすめ順ということではありません。発売順でもありません。)

プチノベルシリーズ「収穫の12月」~「収斂の12月」(全13作)
1476073026630[102]
3dsでは珍しい恋愛ADV。複雑な人間関係、土地神の存在、友情の崩壊などいくつかのテーマをうまくまとめた名作です。1作目は5時間ほど遊べて100円とかなりお得なので、独特の世界観・語り口を味わうにはうってつけです。13作の連作形式となっており、四季によってメインテーマが変わります。(注・2作目以降は200円です。)
評価:S

マーセナリーズサーガ 2 / 3
マーセナリーズサーガシリーズはタクティカル・シミュレーションRPG。見た目こそチープですが、重厚な戦記ストーリーと戦略的なバトルが楽しめる、いわゆるファイアーエムブレムライクな作品。各500円と安価な割にボリュームも十分です。
評価:A

タッチバトル戦車シリーズ(1~4) 
かなり売れているらしい戦車を操作する見下ろし型のシューティング。操作は簡単ですが味気無さも感じるのが欠点とも言えるかもしれません。 価格は500円。
評価:C

チャリ走シリーズ(DX・DX2ギャラクシー・超チャリ走あつめて!超獣ハンター)
1476072819859[88]
自転車を走らせ、ジャンプして障害をよけて進んでいく2D横スクロール型アクション。アプリなどで有名な作品で、単純なシステムながらも地味にダラダラプレイしてしまう中毒性も兼ね備えています。価格は各600円・600円・680円。
評価:B

ひゅーストン・新ひゅーストン
ポイソフトの名を知らしめた作品。石を井戸に落とし、それをうまく操作して奥底を目指すという独特なゲーム性で、3D機能も生かされていてなかなかの完成度。500円。案外難しく、コースを覚えるレースゲームのようなところがあります。
評価:B

王だぁランド!
1476072841916[107]
パワプロのサクセスモードのように様々なイベントを通して勇者を育て、その勇者で世界を冒険できる本格RPG。またRPGでおなじみの王様になって世界を支配するモードも収録。1000円にしてかなりの遊び応えです。現在はSwitch版も配信中。
評価:S

殺人ミステリー切り裂きジャック
1476072855637[87]
切り裂きジャックの事件を捜査して推理するADV。不気味な雰囲気や恐怖演出は悪くないですが、特に考察的な内容が含まれているわけではなく、ストーリー的な意味では多少薄さを感じる内容です。
評価:C

巡界のクレイシア 
異世界に呼び出された主人公の冒険を描いたRPG。最近のラノベなどでよくある設定ではありますが、ケムコの作品らしい丁寧さを感じる作品でもあります。価格は1080円。
評価:B

魔女と勇者1 / 2
わらわらと出現する敵を勇者が体当たりで倒し、魔女を守るドット絵アクション。タワーディフェンスチックな作品ですが、爽快感抜群で戦略性もあり。かなりおすすめできる作品です。各400円と安いのもいいですね。
評価:S

@SIMPLE DLシリーズVol.21 THE鑑識官
1476072864785[108]
D3パブリッシャーの人気シリーズ・シンプルシリーズの一つで、個性的なキャラクターが多数登場する推理ADVが本作です。証拠を調べたり専門家に情報を聞いたりと、鑑識ならではの科学捜査を楽しめる一風変わった作品。価格は500円です。
評価:A

不思議の国の冒険酒場
1476073139193[99]
フィールドを探索して食材を集め料理を作り、国一番の酒場を目指していく経営RPG。価格は648円と安価ですが、思っていた以上に冒険ができるという印象で、なかなか遊べる内容になっています。
評価:B

不思議の国のラビリンス
1476072874214[90]
こちらは不思議の国の冒険酒場の関連タイトル。ですがジャンルはローグライクで、いわゆる不思議のダンジョンシリーズのシステムとなっています。手軽にダンジョンに潜れるのでこの手のジャンルが好きなら損はしないでしょう。価格は648円。
評価:S

Q 
スマホでも展開されているQ。様々なお題をクリアしていく物理演算パズルで、思考力やひらめきを必要とするアクションパズルゲームです。スマートデバイス版に100ステージが加えられているとはいえ、700円というのは少々割高に感じるのが惜しいところでしょうか。
評価:B

大盛り!いきものづくりクリエイトーイ
1476073038146[103]
任天堂のいわゆるバカゲー枠。自分で作ったヘンテコな生き物を動かして冒険できるというクリエイト系の作品。うまく作れば人気キャラなども作れ、それを他人からもらったりあげたりすることもできます。私もクレヨンしんちゃんのマサオ君やレイトン教授など、いろいろなキャラを作りました。今度それを紹介する記事を書いても面白そう、などと思っています。非常にオススメです。
評価:S

ナゾのミニゲームちょいがえ
1476073050783[104]
戦闘ではなく、多種多様なミニゲームをプレイすることでキャラがレベルアップするという異色なRPG。そのミニゲーム1本1本の完成度が高いのが魅力で、ボリューム的に500円とはとても思えません。甲南電気製作所のタイトルはどれも手が込んでいるように感じます。
評価:S

ハングリーバーガー
1476073080209[106]
上から落ちてくる様々な食材をうまく重ねて客の注文通りのハンバーガーを作るアクション。バランスが悪いと崩れてしまうのですが、この挙動を見ているだけでも楽しい。400円と手頃ですし、おすすめです。
評価:A

電波人間のRPG 1 / 2 / 3 / Free
電波人間を捕まえてそのキャラ達で冒険する本格RPG。画面からいろんな種類の電波人間を見つけて捕まえるのは「ポケモンGO!」を彷彿とさせます。無料版もありますが、私は3がおすすめ。価格はそれぞれ800円・1000円・1000円です。
評価:A

タケヤリマン
とにかくハリボテを突きまくる、ただひたすらそれだけのアクションゲーム。響きが卑猥?なんのことでしょうか。価格は300円とお安く意外と楽しいのですが、数回繰り返すと飽きてしまうのが惜しいところ。
評価:C

メゾン・ド・魔王
1476073116052[97]
魔物たちにマンションを貸す経営シミュレーション。可愛らしい魔物たちの生活を俯瞰的に眺める楽しさに加え、敵が攻め込んできたときにその魔物たちを上手く操作する戦略性も求められます。なかなかの良作。価格は864円。現在はスイッチ版も配信されています。
評価:A

神創世界グリンシア
1476073124884[98]
こちらはケムコのRPG。トレジャーハンターの主人公一家が宝を狙う冒険を描いています。グラフィックや演出は若干チープですが、戦闘バランスをはじめとしてシステム的な部分は相変わらず丁寧。価格は1080円です。
評価:B

@SIMPLE DLシリーズVol.26 THEテニス
1476073164310[101]
シンプルシリーズのテニスアクションゲーム。非常にオーソドックスでノーマルなテニスが楽しめます。マリオテニスのようなド派手なショットは打てませんが、価格相応に遊べる内容になっています。400円。
評価:A

一騎当千!スマッシュヒーローズ
猫が無数の敵を吹っ飛ばす爽快なアクションゲームです。キャラごとに操作性が違うのはいいのですが、全体的に飽きが早いような気もします。とはいえお安いのでそこまで気にはならないか。価格は400円です。
評価:C

クルりんスッシー / にかくでスッシー
前者は寿司を回転させて三つ揃えて消していくパズルゲーム。後者は同じものを二つ揃えて消していく二角取りゲームです。コンボで寿司を消せたときはなかなか気持ちよく、またコミカルなキャラによるゆるゆるなストーリーも楽しめます。価格はいずれも400円。
評価:B

EYERESH(アイレッシュ)for ニンテンドー3ds
1476073197352[91]
3Dの立体映像を見たり、ミニゲームをプレイしたりして眼をストレッチ&トレーニングできるタイトル。本作の魅力はなんといっても半端じゃない3Dの飛び出し!これは驚きます。3dsでここまで飛び出す映像が作れるのかということを体感するためだけに購入するのもアリ。価格は1500円とお高めですが、それも許せる内容です。
評価:A
関連記事リンク:3dsで本当に飛び出る3D映像!「EYERESH」レビュー!

ファタモルガーナの館
1476073218663[95]
フリューのビジュアルノベルレーベル「カタルヒト」から展開されたインディーズADV。館の過去を探り謎を解き明かしていくテキストADV作品です。価格は950円。PSVITAでは新規シナリオ・外伝作品などを収録したパッケージ版も発売されていますが、サクッと遊びたいという場合は安価なこちらもおすすめ。
評価:A

もののけ探偵 信太のあやかし事件帳
1476073206346[94]
大正時代の花の帝都を舞台に、舞い込んでくる妖しい事件を解決していくというADV。妖怪が登場するなど、設定や雰囲気はとても良いのですが、ストーリーはいささかありきたりな感もありました。価格は800円。
評価:B

キルカドライブ
1476073263187[92]
デッキを組んでリアルタイムに進行する戦いをこなしていくカードバトルゲーム。「パックを買ってデッキを組んで対戦をする」というカードゲームらしい楽しさは本作でも味わえます。リアルタイムバトルなのでちょっと忙しいのが好みの分かれるポイントにはなるかもしれません。シナリオも明るく王道でまずまずの内容です。800円。
評価:A

サバクのネズミ団!
1476073232065[96]
移動要塞サバクフネをパワーアップさせ、ネズミたちの生活を操っていくシミュレーションゲーム。シムシリーズや前述のメゾンド魔王に近い作品です。道中様々なイベントが発生する本作は、冒険を楽しむ要素もあり、アークシステムワークス渾身の出来。処理落ちが勿体ないところではありましたが、2017年12月21日発売予定のスイッチ版では修正されているといいですね。
評価:S
 
クリムゾンシュラウド 
ファイナルファンタジータクティクスで知られるゲームクリエイター・松野泰巳さんの手掛けた骨太RPG。ダイスによって展開が変わるというテーブルトークRPG風の作品です。硬派ですが濃密なファンタジーといった作品で、はまればかなり楽しめる作品です。価格は800円。
評価:A 

レンタル武器屋deオマッセ 
レベルファイブのギルド01に収録されていたうちの一つ。武器をリズムゲーム風に鍛冶。勇者のその後は作った武器次第という異色の経営シミュレーション。軽いノリですが意外な展開もあり、なかなか楽しめる作品です。ツイッターならぬ”ドナイナッター”での勇者たちのつぶやきを見るのも面白い。価格は800円です。
評価:A

解放少女
こちらもギルド01に収録されていたタイトル。爽快なシューティングが楽しめるタイトルです。ボリュームこそ多くありませんが、かなり濃密な時間が過ごせる作品です。価格は800円。本作の世界観を存分に生かした続編・解放少女SINがPSVITAでアドベンチャーゲームとして展開されています。キャラや世界観・テキストADVにに抵抗がなければ、セットでプレイされることをおすすめします。
評価:A








ワールドエンドエコノミカ1・2・3

1476073241026[89]
フリューのカタルヒトレーベルのインディーズADV。経済(というか株)をテーマに熱い物語が繰り広げられます。意外と勉強になることも多々。エピソードは1・2・3で続き物となっており、現在は完結しています。価格は各800円。
評価:A

脱出アドベンチャーシリーズ(旧校舎の少女・魔女の住む館・悪夢の死神列車・シアワセの赤い石・終焉の黒い霧・呪いの数列・神降しの占い盤・第七の予言)
1476073272248[93]
シリーズ全8作が展開されている人気の脱出ADVタイトル。閉じ込められた場所で暗号や謎を解き、脱出を目指すだけでなく、かなり力の入ったストーリーが売りになっています。価格は600円~820円、第七の予言のみ1500円となっています。
評価:S

蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト無印・爪
1476109254559[110]
ロックマンの生みの親・稲船さんが監修する横スクロールのアクションゲーム。ストーリーはライトノベルチックな展開。アクションは比較的気軽に楽しめるシステムになっています。各1960円。2作まとめたパッケージ版も3dsとニンテンドースイッチで発売中です。
 評価:A


 

疾風すりぬけアナトウス
ブロックを回転したり移動させたりして、決められた形の穴に通していくアクションパズルゲーム。2人対戦にも対応しており、素早い判断が重要になるゲームです。価格は800円。
評価:B

ニンテンドー3DSガイド ルーヴル美術館
ルーブル美術館に所蔵されている絵画を鑑賞できるタイトル。30時間以上という大ボリュームの作品解説の音声も収録され、それ以外にも仮想体験ソフトとして様々な機能を搭載しています。価格は税抜で1714円。なおこちらはゲームタイトルではないので評価は控えます。

スバラシティ
1513522152200
タッチでブロックをまとめてハイレベルな建物を作り「スバラシティ」を目指していく町づくりパズ
ル。単純操作と奥深さを両立した中毒性の高いゲームとなっています。価格は500円です。
評価:S

クエストオブダンジョンズ
1513522192790[1947]
4つの職業のキャラから一人を選択してダンジョンを探索するRPG。いわゆる自動生成のローグライク形式の作品で、難易度も高め。戦略的な動きを求められる内容となっています。現在はスイッチ版も配信中。価格は800円。
評価:B

RPGツクールフェスプレイヤー
1513522183595[1946]
RPGツクールフェスでプレイヤーが作成したRPG作品を自由にダウンロードして楽しめる、プレイ専用ソフト。無料で大量の作品が遊べるので、ある意味最強のソフトと言えるかも。私もオリジナルRPGを配信中です。
評価:S
関連記事リンク:ツクールフェスでのRPG制作・完成報告!!オリジナル作品の配信を開始しました!!
関連記事リンク:エンタメ最高マンが制作したRPG!「救国の英雄戦記」攻略!

TRUE REMEMBERANCE 記憶のかけら
1513522163007[1944]
悲しい記憶を忘却させることができる”記憶封士”である主人公・”クロメ”と、記憶を消してもらうために彼の元に訪れたヒロイン・”ラ”が紡ぐ感動的なストーリーの本格ノベルゲーム。価格は510円です。おすすめです。
評価:S

アスディバインクロス
1513522173486[1945]
盗賊団・ブルーアイズに所属する主人公が王女を助け、それをきっかけに数奇な運命に巻き込まれていく物語が展開されるケムコのRPG。なかなかのボリュームで遊びごたえがあります。価格は1080円。
評価:A

ということで大量の3dsダウンロードソフトのレビュー・紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。ダウンロードソフトはまだまだ無数のタイトルが眠っています。これだけあると発掘する楽しさがありますね

もし皆さんにも何かおすすめがあれば教えてくださいね!



実は大量!PS4で遊べるおすすめの傑作/名作ADV総まとめ!

いわゆるテキストADVはPSVITAでの展開が中心となっていますが、マルチ展開されるソフトも増え、実はPS4でもたくさん発売されています。

そんなわけでこの記事ではPS4で遊べるおすすめの名作アドベンチャーを一挙にご紹介していきたいと思います!
基本的にPSVITAの同趣旨記事とタイトルはほとんどかぶっていますが、ノベル系のゲームを腰を据えてプレイしたい!という方の参考になれば幸いです。
この記事は定期的に追記していきます。)

関連記事リンク:VITAは傑作・名作ADVの宝庫!おすすめタイトル総まとめ!

科学アドベンチャーシリーズ

まずは言わずと知れた名作、シュタゲの略称で知られる「シュタインズ・ゲート」。科学アドベンチャーシリーズの2作目にあたり、秋葉原を舞台にタイムリープを題材としたSFサスペンスが繰り広げられる作品。
あまりにも名作すぎて、記憶を消してもう一度やりたいという人が続出するレベルの作品で、かくいう私もラストの展開には鳥肌が立ちました。主人公の厨二な言動は慣れるまでちょっとかかるかもしれませんが、未プレイの方は絶対に遊ぶべし!

関連記事リンク:SFものの最高峰ADV!シュタインズ・ゲートの魅力!


シュタインズ・ゲートの正統続編と位置付けられている「シュタインズゲート ゼロ」。本編が非常にすっきりした終わり方なので、本作をプレイしなければいけないということはないのですが、シュタゲ的な構成の上手さは健在。本編の物語の裏に隠されていたさらなるエピソードを知りたい!というファンは手に取って損はしないでしょう。


ちなみにシュタインズ・ゲートの本編をTVアニメの素材で再構築し、”アニメで遊ぶ”ことができるのが「シュタインズ・ゲート エリート」。ストーリーは基本的には同じものということですが、オリジナル版のクセのあるキャラクターデザインが気になるという方は、こちらをプレイされるのもありかもしれません。(オリジナルのデザインは慣れるとすごく愛着が沸くので無印もオススメです。)
PS4の初回限定版では、スピンオフ的作品「線形拘束のフェノグラム HD」のプロダクトコードが付属してくるそうです。


科学アドベンチャーシリーズ4作目にあたる「カオスチャイルド」は、1作目の「カオスヘッド」の世界観・設定を受け継ぐ後継作にあたります。(とはいえ未プレイでもそこまで支障はないとは思います。)
3作目にあたる「ロボティクス・ノーツ」とは打って変わり、非常に凄惨な連続殺人事件を題材としているため、全編通してシリアスかつダークな仕上がり。描写がグロテスクなので、そういったものが苦手な方にはおすすめできませんが、ファンの間ではシュタゲと比肩する名作と名高いタイトルです。


そのカオスチャイルドのファンディスクにあたる作品。タイトルからして本編とは違い恋愛要素が中心にはなっていますが、世界観を崩さない程度のバランス感覚で作られているため、本編が楽しめた方は手に取られることをおすすめします。

ダンガンロンパシリーズ
【PS4】ダンガンロンパ1・2 Reload
スパイク・チュンソフト
2017-05-18

こちらもあえて紹介するまでもないかもしれませんが、ミステリーADVの最高峰・ダンガンロンパ1とダンガンロンパ2がセットになった作品。
強烈すぎるキャラクターたちが作り出す異様なまでに完成された世界観と、ミステリーとしての推理の面白さは超一級品。私は特に2が大好きです。

関連記事リンク:ダンガンロンパシリーズ二作品の事件を一つずつ振り返る


ダンガンロンパシリーズ最新作にして問題作「ダンガンロンパV3」。相変わらず高品質な謎解きが大ボリュームで楽しめる作品ですが、本作の特徴はなんといっても本筋のストーリーのぶっ飛びっぷり。プレイしながら完全に目が点になってしまいましたw

関連記事リンク:「ニューダンガンロンパV3」クリア後レビュー(核心的ネタバレなし)

蒼の彼方のフォーリズム HD EDITION

空を飛ぶことができる靴があるという世界観。フライングサーカスと呼ばれる架空の競技に打ち込む主人公(コーチ)とヒロインたち(選手)。私はあまり熱血スポーツものはプレイしてきませんでしたが、本作の青春を真っ直ぐに描いた物語には一瞬で引き込まれました。これがもう本当に素敵な世界観で、よくある恋愛ADVでしょ?という方にこそ遊んでみてほしいですね!

レイジングループ

人狼や民俗学・神話を題材としたホラーサスペンスADV。人狼が誰なのかを決める話し合いである「宴」の面白さは上で挙げたダンガンロンパの裁判と通ずるものがあります。ダンガンロンパ好きはプレイして損はありません!
とにかく先が気になって読み進める手が止まらなくなること請け合いのタイトルです。おすすめ!

関連記事リンク:人狼がテーマのADV・レイジングループが最強に面白い!クリアレビュー!

極限脱出シリーズ(ZERO ESCAPEシリーズ)

極限脱出シリーズとは、主人公たちが閉鎖空間に閉じ込められ、デスゲームを強いられるという脱出アドベンチャーシリーズ。
本作は「極限脱出 9時間9人9の扉」と「極限脱出ADV 善人シボウデス」をセットにしたパッケージとなっています。哲学やオカルトなどの要素も取り入れたストーリーの面白さはもちろんのこと、脱出方法を考える手強い謎解きも魅力。ゲーム的なインタラクティブ要素が強めのシリーズだと言えます。

【PS4】ZERO ESCAPE 刻のジレンマ
スパイク・チュンソフト
2017-08-17

極限脱出シリーズの最新作であり、同時にシリーズの完結作と位置付けられているのが本作です。
相変わらず先の読めない展開で、シリーズで謎となっていた伏線の鮮やかな回収、題材と合った脱出のための謎解きのバランスなど、非常にきれいにまとまった作品だという印象です。シリーズがすべて同じハードで楽しめるのもいいですね。

ライフイズストレンジシリーズ
ライフ イズ ストレンジ - PS4
スクウェア・エニックス
2016-03-03

まず最初に白状しておきますが、私は本作をプレイしておりません(^^;
しかしながらあらゆるところで絶賛の嵐といった様相なので、これは間違いがないのだろうと思い、あえて取り上げることにしました。
というわけでネットからの受け売りですが、本作は主人公である高校3年生の少女・マックスが同級生の失踪の秘密に迫るADV。時間を巻き戻すことができる主人公はその能力で未来を変えながら謎の真相を追究していくことになる、ということです。
紹介してしまっただけに本作は私も折りを見てプレイしてみようと思っています。評判の高さからその出来に期待。ちなみに続編として本作の前日譚という「ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム」の国内発売も決定しているようです。

Rewrite
Rewrite
プロトタイプ
2017-03-23

よくある現代風学園もの恋愛アドベンチャーだと思っていた時代が私にもありました。……全然違った!!
本作は何気ない日常が突如として流転する、壮大なスケールで構築されたファンタジー作品。緻密に計算された世界観と巧妙に仕組まれた伏線によって、物語の後半の展開が一気に加速していきます。このカタルシスはジャンルこそ全然違いますが「ひぐらしのなく頃に」に通じるところがあるかも。

今後この記事に追加を予定している作品
・千の刃濤、桃花染の皇姫
・Song of memories
・ワールドエンドシンドローム
・アノニマスコード  など

3dsでも遊べる!dsの隠れた名作をご紹介!vol.6

3dsでもプレイすることができる、dsの隠れた名作をご紹介していく企画第6弾。この記事シリーズは今回で最終回(?)とする予定です。(”3dsの隠れた名作”の記事シリーズはまだ継続予定です。)

これまでのvol.1~vol.5のリンクは以下となります。合わせてご覧ください。

vol.1 (ラジアントヒストリア、ルクスペイン)

vol.2 (怪獣バスターズ、ルミナスアーク3アイズ、名探偵コナンvs金田一少年の事件簿)

vol.3 (ウィッシュルーム、ヘラクレスの栄光)

vol.4(国盗り頭脳バトル、ソラトロボ、スローンとマクヘールの謎の物語2)

vol.5(ワイズマンワールド、だれでもアソビ大全、幻想水滸伝ティアクライス)

さて今回は、

トレジャーリポート(バンダイナムコの公式サイトが見つからなかったので任天堂の紹介サイト)
ぞんびだいすき
ディスティニーリンクス

の三作を取り上げます!

 
トレジャーリポート 機械じかけの遺産
TREASURE REPORT 機械仕掛けの遺産
バンダイナムコゲームス
2011-05-26

19世紀末の富豪が残した遺産の謎に迫っていく冒険ミステリーの物語を楽しみつつ、その中に潜んでいる多数のナゾ(パズルや暗号)に挑んでいく、まさしく”レイトン教授ライク”の作品。本家をかなり意識して開発されたことが伝わってくるゲーム内容で、レイトンファンの方はなかなか楽しめる作品となっています。

ナゾ自体はレイトン教授に多い論理パズルというよりも、ルービックキューブなどをはじめとした立体パズルが多いのが特徴ですが、全体的にナゾは易しめで、解けなくても進めることができるので、お手軽に遊べます。

ドラマチックな物語とギミックパズルの融合

ゲームシステムはレイトン教授を想像していただければ完全にそのままです。そのためレイトンが持っている面白さは本作でもある程度再現されています。
もっともストーリーの練りこみやナゾのボリュームなどは明らかに本家の方が上だとは思いますが、安価なフォロワー作品としてツボはきちんと押さえてある印象です。

手放しでオススメ!というほどの作品ではありませんが、少なくともパズルや謎解きが好きな方であればお値段程度には楽しめる作品だと思いますので、興味があれば期待はしすぎずにプレイされるのもアリだと思います。

ぞんびだいすき
ぞんびだいすき
チュンソフト
2011-01-20

人がゾンビを退治するゲームは数知れず。
しかしプレイヤーがゾンビを操作して人を倒すゲームはちょっと珍しい。本作はそんなユニークな設定のアクションゲームです。

簡単操作でぞんびを自在に動かせる

タッチペンを使ってたくさんのぞんびを直感的に動かすだけの簡単操作で誰でも気軽にプレイできるのが本作の特徴の一つ。

反撃してくる人もいれば、仲間を呼んだり逃げたりする人もいますが、どの順に敵を狙っていくか、行動パターンやタイミング、効率などを考えてぞんびに指示を出すのが面白いです。

中毒性があるぞんびの育成

ぞんびは牧場でアイテムを食べることによって成長していきます。
難易度の高いミッションに備えてぞんびを強化していくことになるわけですが、この育成要素は結構な中毒性があります。

またパッケージのポップなデザインを見ても分かる通り、ぞんびたちがかわいいんですよね(笑)
普通ゾンビと聞けば不気味なホラーを想像される方も多いかもしれませんが、本作はその逆を行っており、わらわらと動き回るぞんびたちに愛着が沸くこと間違いなし!

意外と見え隠れするドラマ性

プレイされると分かるかと思いますが、ぞんびたちは憎めない存在として描かれています。どこか純粋というか。
本作のストーリーはどこか人間というものを少し考えさせられるようなドラマ性を持っています。


全体的に斬新さが光るスパイクチュンソフトのオリジナルタイトル。シミュレーション的な作品が好きな方、ポップなデザイン・システムが気になる方はぜひ♪
(ハチャメチャなルールのサッカーゲーム「デッドサル」も地味に好きだったりしますw)

ディスティニーリンクス

舞台は時計仕掛けの夢の島「アメイジア」。
本作は古の遺産である「夢のゼンマイ」を求めて、このアメイジアを探索していく2D見下ろし型のアクションアドベンチャーです。

プレイヤーは6種類の武器と2種類のスキルを使いこなしながら、ダンジョンを探索してクエストをこなしたり、アイテムを集めて強力な武器や道具を作成していくことになります。

2Dゼルダライクのアクションが楽しい!

ゼルダシリーズのような謎解き要素は少ないものの、手強く個性的なボスとのバトルをはじめとして、なかなかの歯ごたえがある作品となっています。
アクション自体の手触りもよく、緊張感のある探索・戦闘を楽しむことができるのが特徴です。

アイテム収集と合成にはまる

本作ははっきり言って非常に作業感の強いゲームです。討伐・収集・調査といった数々のクエストをこなしたり、ダンジョンを行ったり来たりしてアイテムをたくさん集め、それを使って武器や道具を作成していく、いわゆるおつかいゲームとなっています。
それをハクスラ的なものだと割りきってしまうができれば、本作は十分楽しめる作品だと思います。


作業ゲーが苦手、という方にはおすすめできませんが、後半意外と盛り上がって来るストーリーも加点要素ですし、アクションがあまり得意ではないという方に向けた救済措置・傭兵システムなどもあるなど、地味ではありつつも丁寧なつくりとなっています。2Dアクション好きにおすすめです!







PSVITAの隠れた名作をご紹介!vol.3

この記事では多彩なソフトが発売されているPSVITAのソフトの中で、若干知名度が低めの隠れたおすすめタイトルを紹介していきたいと思います。

PSVITA編vol.1はこちら
PSVITA編vol.2はこちら

今回は、
ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド
零の軌跡Evolution
クロガネ回姫譚-閃夜一夜-
蒼の革命のヴァルキュリア
墨鬼 SUMIONI
エスカ&ロジーのアトリエ Plus
穢翼のユースティア Angel's Blessing
の7タイトルをピックアップします!


レーシングアクションゲームと言えばやはり据え置き機で!という方が多いとは思いますが、携帯機であるVITAでもお手軽に本格レースが楽しめるのが本作です。

警察との手に汗握るカーチェイスやライバルとの激闘を通じて、モスト・ウォンテッド(最重要指名手配者)になるのが目的です。走りながらあちらこちらを破壊する爽快感や、上手く道を選んで警察の目をかいくぐる緊張感はVITA版でも十分に表現されており、またオンライン対戦も非常に盛り上がります。

操作性もよく、また難易度もそこそこなので、シリーズ作と比べてもサクサク進められるのも良いところだと思いますね。


軌跡シリーズの4作目にあたる「零の軌跡」に様々な追加要素を加えた本作。
1作目から3作目にあたる空の軌跡三部作から主人公と物語の舞台を一新し、別の角度からシリーズ共通の世界「ゼムリア大陸」の戦乱を描いています。

前三部作とストーリーはもちろん深く関わってはいますが、今作からプレイしても概ね設定やキャラクターなどは把握できるかと思いますので、あまり時間がないけどシリーズに興味がある、という方はここから始めるのも一つの手ではあると思います。

近代的で都市型の舞台となり、また主人公がクロスベル警察に所属しているという設定上、様々な事件を解決していく物語で、ちょっとした推理要素なども融合。戦闘システムもブラッシュアップされ、一本のRPGとしての完成度はさすがとしか言いようがありません。続編である碧の軌跡と地続きの物語となっていますので、ハマると長く遊べるのも◎!


意外と数少ない熱血バトルもののノベルADV。主題歌はシュタインズ・ゲートなどでお馴染みの志倉千代丸さんが手掛けています。

物語の舞台は戦勝国とはなったものの、テロが多発する日本(作中では某国と表現されています)。このテロ対策として設置された特殊警察部隊を養成する学校の中で、実際に警察庁の仕事を行うエリートチーム「黒金班」の実働部隊リーダーを務めるのが主人公です。

学園での生活を送りながら、バイトとして危険な任務をこなしていく黒金班の大きな戦いを描いた本作は、とにかく先が気になるシナリオが魅力。定番のライバル登場的な展開あり、熱く燃えるバトル描写あり、そして明らかになる巨大な陰謀に立ち向かう壮大さもあり。主人公のカッコよさも際立つ作品です。おすすめ!


戦場のヴァルキュリアのスピンオフタイトルとして生まれた本作。いろいろなところで評判を見てみると、かなりの低評価となっていますが、私はこれをあえて取り上げることにしました。

まず本作は後に大罪人と呼ばれることになる主人公たちの復讐の物語。私怨のために戦争を利用しようとする彼らの生き様を描く群像劇となっています。
システムは戦場のヴァルキュリアシリーズの”シューティングアクション+シミュレーション”とは似て非なる”アクション+コマンドRPG”。

さて本作の評判が良くない理由の一つに、これを”ヴァルキュリアシリーズの最新作”として期待していた方が多かったことが挙げられます(私もそうでした)。
しかしシステム面をはじめ、全く別物の作品となっていたために、この期待を裏切られたと感じる人が多かったのだと思います。

また本作はとにかくムービーが多く、プレイ時間の半分はムービーというくらいの印象。ストーリーをドラマチックに描くという意味でこれは一概にダメだとは私は思いませんが、挿入のタイミングやバランスが大事だったのではないかと思います。

ではなぜここで取り上げたかと言えば、”完全新規のオリジナル作品”としてみれば、見所もある作品だと感じるからです。音楽とグラフィック、世界観はとてもいいですし、ストーリーも前知識を一切仕入れずにプレイすれば、起伏こそないものの、ある程度楽しめると思います。少なくともここまでの酷評を受けるほどの作品ではないように思いますので、”ムービーゲー”に耐性がある方は値崩れしている今、手に取ってみてはいかがでしょうか。

墨鬼 SUMIONI
アクワイア
2012-02-09

アクワイアによるタッチ操作で墨汁を操る新感覚の横スクロールアクションゲームである本作。
筆で道を作ったり、術式を発動して攻撃したり、墨神を召喚したり、水筆で攻撃を消したりと、独特のゲーム性でステージを自由に攻略していくことができます。

雰囲気や和風のグラフィックもとてもよく、欠点らしい欠点はボリュームがかなり少ないことくらいでしょう。とはいえ現在はかなり安価になっていますので、今はリーズナブルかと思います。(早ければ3~5時間ほどでコンプリート出来てしまう。)

試みそのものが斬新で、練りこめばさらに面白くなりそうな作品だけに、マイナー作品として埋もれてしまっているのは少し勿体なく感じますね。


私がアトリエシリーズの中で唯一プレイしたのがこちら。男主人公がシリーズで初めて登場しているため購入したのですが、これが本当に素晴らしい出来でした。初心者の私でも問題なくストーリー・システムについていけたので、シリーズ未プレイの方でも大丈夫だと思います。(シリーズの中でも難易度は比較的易しめのようです。)

エスカとロジーのもどかしくも微笑ましい関係性をはじめ、魅力的なキャラクターたちとの様々なイベント。そしてシリーズ最大の魅力である調合システム。これが本当に楽しく、強力なアイテムを調合すること自体がゲームの大きなモチベーションになります。

また本作ではエスカ編・ロジー編とそれぞれの主人公を選択してプレイできるので、シリーズ比ではどうなのか分かりませんが、一般的なRPGと比べてもボリューミーな内容だと思います。全体的にとても丁寧なつくりで、調合したアイテムを駆使して強敵と戦うのが本当に楽しかったですね。またいつか、男主人公も選択できるアトリエがプレイしたいです。


上層と下層、さらにスラム街とその階級によって生活が大きく変わる世界。そこでかつては殺し屋として生計を立て、今では何でも屋となったカイムを主人公としたダークファンタジーADVです。

背中に羽が生える羽化病やスラムでの事件。ジャック・ザ・リッパーのことを彷彿とさせる世界観の中でカイムの運命は大きく左右されていきます。
パッケージからは想像がつかないほど、シリアスで閉塞感のある世界観。まさしく大人のために作られた異色のファンタジーという様相の作品で、主人公のカイムが奔走する姿に心を打たれます。おすすめ!


というわけで今回は以上です。
もし興味を持っていただける作品があれば嬉しいですね♪

[2017年10月12日のゲーム情報]よいこマイクラシーズン2が配信開始!など

今日もいくつかゲーム関連情報をピックアップ!

1.よゐこのマイクラでサバイバル生活~まだ見ぬ大地を求めて~(シーズン2)の第一話が配信開始!

お笑いコンビ「よゐこ」の二人がSwitch版「マインクラフト」をプレイする動画シリーズ・通称「よいクラ」。そのシーズン2・第1話が本日より配信開始。

今回は濱口さんも言っていましたが、ドラクエのタイトルのようなカッコいい副題が付いています。(が内容は相変わらずの緩さ(笑))


ちなみにシーズン1の動画をまとめた記事もありますので、まだ見ていない方はシーズン1からぜひ見てみてください♪
よゐこの二人による「マインクラフト」プレイ動画が面白い!

2.ゲームセンターDX「スーパーマリオオデッセイ」編が明日公開!

同じくよゐこの濱口さんによるゲームセンターCXならぬ、ゲームセンターDXの「スーパーマリオオデッセイ」編が2017年10月13日に配信決定!

毎回CXに負けず劣らず面白い動画になっていて、中でも私は特にゼルダブレスオブザワイルド編とヨッシーウールワールド編が好き。今回も新作購入の後押しとなるような動画になっていることに期待しています♪
(現在予告動画が限定公開されています。)

3.デモンゲイズ2 グローバル エディションがPS4/PSVITAで発売決定!
デモンゲイズ
角川ゲームス
2013-01-24

デモンゲイズ2 - PS Vita
角川ゲームス
2016-09-29

角川ゲームス/エクスペリエンスによる人気ダンジョンRPG「デモンゲイズ2」の完全版が2017年12月14日に発売決定!

本作は英語のテキスト・ボイスが追加され、PS4版はフルHDにも対応。
私は過去二作ともPSVITA版をプレイ済みですが、比較的サクサク進められるDRPG入門にも最適な非リーズで、ジェムを使って装備品を入手するハクスラ的な要素も魅力。
遊びやすく親切な作品となっていますので、なかなかオススメです。

4.UNDERTALEのパッケージ版が2018年1月11日に発売決定!

私も気になっていてプレイしようと思っている「Undertale」のパッケージ版が2018年の1月11日にでPS4/PSVITAで発売決定!
いい機会なのでぜひともプレイしようと思います♪

5.ケムコのRPG「レブナントサーガ」がニンテンドースイッチで配信決定!

ケムコによる王道RPG「レヴナントサーガ」がPS4/PSVITA/WiiU/PS3に次ぎ、2017年10月19日にスイッチでも配信決定。
スイッチはまだRPGの作品数が多くありませんので、これは朗報。私も購入したいと思っています。


6.PSVITA「忠臣蔵46+1-V-」が面白すぎる!

完全にプレイ日記ですが、忠臣蔵を題材にしたPSVITAのノベルゲーム「ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- V」に見事にハマっております。

私は忠臣蔵などまったく知識がなく、単純に評判がいいという理由だけで衝動買いしましたが、こんなに熱い物語のADVだったとは…!これだからノベルゲームはやめられない。プレイ当初に感じたとある設定の違和感(好み的な問題です)など今やどこ吹く風です。

江戸・元禄時代という300年前にタイムスリップしてしまった主人公が、主君の仇討ちに奔走する赤穂浪士四十七士たちの運命と歴史のうねりに巻き込まれていく、という物語の本作。

ただの萌えゲー?いいえ燃えゲー。

史実を元にした世界観と本作独自のループ世界・呪いといったファンタジー要素が見事にマッチした、個性豊かな多数のキャラが繰り広げる”義”と”忠誠”、”武士道”、そして主人公自身の”成長”を描いたストーリー。
ボリューミー過ぎてまだクリアしていませんが、ここまで感動で3度泣いてしまいました

歴史的な知識が一切なくても十二分に作品にのめり込めるシナリオライターさんの描写力はお見事で、命と命がぶつかる激しい剣劇も手に汗握ること間違いなし!こんな大傑作が歴史の影に埋もれているとは!!
熱い作品が好きな方、本当にオススメです!クリア後におすすめ記事を改めて書こうと思っています。


3dsでも遊べる!dsの隠れた名作をご紹介!vol.5

3dsの隠れた名作をご紹介していく企画第5弾。
これまでのvol.1~vol.4のリンクは以下となります。合わせてご覧くださいね。

vol.1 (ラジアントヒストリア、ルクスペイン)

vol.2 (怪獣バスターズ、ルミナスアーク3アイズ、名探偵コナンvs金田一少年の事件簿)

vol.3 (ウィッシュルーム、ヘラクレスの栄光)

vol.4(・国盗り頭脳バトル 信長の野望、ソラトロボ それからCODAへ、スローンとマクヘールの謎の物語2)

今回は、
ワイズマンワールド
だれでもアソビ大全
幻想水滸伝 ティアクライス
の3作を取り上げます!
(ワイズマンワールドは公式サイトが見つかりませんでしたので、電撃オンラインの紹介記事のリンクを載せています。)

ワイズマンワールド

ジャレコによる王道RPGとして知られ・・・あまり知られていない本作、ワイズマンワールド。
崩壊が進んでいく世界を舞台に、若き魔法使いが世界の再生を目指していく、往年のRPG感を強く感じさせる作品です。

ホムンクルス合成の楽しさ

本作ではホムンクルスと戦闘で手に入れたモンスターの魂を合体させて強化させていくことができます。
この仕組みはメガテンシリーズ(その派生であるペルソナシリーズ、デビサバシリーズも)のシステムと近いものがあり、育成の楽しさはなかなかのものがあります。

難易度が高めのバトルが育成のモチベーションに

戦闘は気を抜くとあっさりやられてしまうこともあるほど、意外と高難度。
これは近年の作品としては賛否の分かれるポイントかもしれませんが、属性やチェーンバトル、連撃といった要素によって、しっかり考えながらプレイしなければいけませんし、スキルはモンスターの合成をして整えていかないと厳しくなってきますので、育成の動機付けという点を意識して考えられたバランスなのだろうと思います。

ドット表現のグラフィックがいい感じ

本作の世界観にぴったりなドット絵のグラフィックは作品のシステムとも相まって、昔懐かしさを感じさせます。オーソドックスなコマンドバトルRPGが好きな私としては、この雰囲気はとても気に入りました。

全体的には大きな欠点もなく、コンパクトではありつつもしっかり遊べる佳作RPGという印象の作品。
戦闘アニメがスキップできないことや、作業感の若干の強さなど欠点がないわけではありませんが、昔ながらのRPGが好きならプレイして損はない作品だと思います♪

だれでもアソビ大全

だれでもアソビ大全は40種類以上の定番ゲームが一本のソフトにまとまったとてもお得な作品です。
収録されているのは大富豪やポーカー、ばばぬきといったトランプゲーム、将棋、チェス、すごろくといったボードゲーム、ボーリングにダーツなどのアクションゲーム、そしてソーダやバランスゲームといったパーティーゲームなど多種多様。

一本のソフトがあれば最大8人でのマルチプレイができるのもポイントで、タッチペン一本でわいわい楽しめるのがお手軽でいいところです。

プレイ中に文字チャットができる

他の人のターンなどで暇なときは、ゲーム内のチャット画面でお絵描きをしたり指定した相手にメッセージを送ったりできます。これが面白くて、自分の番になったことに気が付かずひたすら謎のメッセージを送り続けてしまうこともしばしば(笑)大勢で顔を突き合わせて遊ぶときの破壊力は異常ですw

個人的にはバランスゲームが好き

バランスゲームは順番にハコを揺れる台の上に載せていくだけなのですが、次の人が乗せづらいようにあえてバランス悪く置いたりする意地悪プレイが面白い。いわゆるジェンガのような楽しみ方ができます。

どのゲームもシンプルで、ルールなどの予備知識は最低限で大丈夫ですので、気軽にサクッと対戦が楽しめるという意味ではとてもおすすめのソフトです。
また意外と一人でもちまちま遊べてしまいますし、ちょっとした合間の暇つぶしにもちょうどいいのではないかと思います。最初にも書きましたが、一本あるだけでアソビの選択肢が広がる得した気持ちになるソフトですよ♪

幻想水滸伝 ティアクライス
幻想水滸伝ティアクライス コナミ・ザ・ベスト
コナミデジタルエンタテインメント
2010-02-18

「108人の仲間を集める」。
それが一つのテーマとなっている人気RPGシリーズ「幻想水滸伝」の外伝的作品。

百万世界といういくつもある並行世界のうちの一つの物語ということで、ナンバリング作品の紋章世界とは設定などいろいろな点が異なるのですが、その分シリーズをプレイしたことがない方などにも入りやすい単発作品として楽しめるのが特徴です。

先が気になる物語

様々な種族が登場し、戦記物としての色もあり、人と食い違う記憶・隠された世界の歴史など謎が謎を呼ぶ展開もある。
とにかく先が読めずのめり込んでしまう物語はまさしく幻想水滸伝らしい素晴らしいもので、ストーリー重視のRPGプレイヤーの方にはぜひとも遊んでいただきたいです。

DSの作品でありながらシナリオは大ボリューム、イベントや戦闘などではキャラクターがボイス付きでどんどんしゃべります。今遊んでもそこまで古さが気にならない部類の作品ではないかと思いますね。

個性豊かな108人の仲間たち

シリーズおなじみの仲間集め。
108人の仲間のうち大部分は集めなくてもメインストーリーに影響はありません。
しかしこれだけいるキャラクターたちが皆個性的であることと、そのそれぞれにサブシナリオや依頼などが用意されていて十分掘り下げられることから、どんどん集めたくなること間違いなし!

普通108人も仲間がいたら、ほとんどがモブキャラのようになりがちだと思いますが、それぞれしっかり特徴をつけて差別化してあるので、ちゃんと一人一人に愛着が湧くのもGOOD。

拡大していく本拠地を歩き回る楽しさ

前項とも関係しますが、仲間を集めていくたびに本拠地の城の機能が拡張されたり、進化したりします。
これによって本拠地を探索するのが本当にワクワクでした。「ああ、戻ってきたなあ」という安心感は格別だった記憶があります(笑)

さて、本作はこれら以外にもサクサクテンポよく進む戦闘や耳に残る民族学的な音楽など、おすすめポイントがたくさん。
幻想水滸伝の本編シリーズと比較してしまうと評価もいろいろ変わってきてしまうのかもしれませんが、一本の独立した作品として見た場合、ティアクライスはかなりの完成度を誇っていると言えます。新品でもかなり安価になっていますので、コストパフォーマンスも最高だと思いますよ!


というわけで今回は以上となります。
現在DSソフトは発売から時間が経ち、今回の幻想水滸伝をはじめ、かなり値段的にお買い得となっているものも多いので、名作をプレイするのに意外といいタイミングな気がします。興味をお持ちのタイトルがあればぜひ!


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