ビジュアルノベル/ADVという、ある種ニッチなゲームジャンルにありながら、幅広い層の人気を獲得しているFate(フェイト)シリーズ。
この記事ではそのフェイトシリーズの概要とプレイする順番、タイトル間の関係などをまとめていきたいと思います。
(ネタバレは極力控えているつもりですが、念のため未プレイの方は注意してご覧くださいね。 )
<世界観>
本シリーズのテーマは願いをなんでも叶える聖杯。そしてそれを魔術師たちが奪い合う聖杯戦争です。
聖杯戦争において魔術師はマスターとして、歴史上の英雄や伝説上の存在であるサーヴァントと契約を行い、基本的には強大な力を持つサーヴァント同士が、マスターの指示のもと戦うことになります。
サーヴァントにはそれぞれにクラス(役職)があります。アーチャーやセイバー、バーサーカー、アサシン、ランサー、ライダー、キャスターといった感じですね。当然クラスによって戦い方が変わります。ちなみに主人公である衛宮士郎のサーヴァントはセイバーです。
<シリーズの順番>
フェイトシリーズは関連タイトルが数多く発売されているため、どのような順序でプレイしたらいいのか分からない、という方もいらっしゃると思います。
しかしながら実は本編は意外なほどシンプルで、ゲームでいうと二作品。
Fate/stay night[Realta nua] (フェイトステイナイト、PSVITA)・・・本編
↓
Fate/hollow ataraxia (フェイトホロウアタラクシア、PSVITA)・・・本編後日談
ということなので、フェイトシリーズを遊んだことがない方はステイナイトからプレイされるのがいいと思います。
それ以外の作品については後述します。
<Fate/stay night[Realta nua]>
ステイナイトは大きく分けて3つのストーリーで構成されています。1つにつきだいたい20時間ほどのボリュームです。
①セイバールート(DEENによりアニメ化、2006年)
②遠坂凛ルート(Unlimited Blade Works/通称UBW。ufotableによりアニメ化、2014年)
③間桐桜ルート(Heaven's Feel。ufotableにより映画化決定。2017年公開予定)
3つのルートは当然のことながらヒロインが違うだけということではなく、まるっきり物語の展開が異なります。
簡単にではありますが、順番に概要を書くと、
①セイバールート
セイバーは主人公である衛宮士郎のサーヴァントです。このルートは戦争での共闘を通じて、単純な主従関係ではなく二人がより深い関係になっていく過程を描いた、いわば世界観解説を兼ねた序章ルートです。
序章といってももちろんストーリーは面白いのですが、主人公はあまり活躍しません。
②遠坂凛ルート
セイバールートクリア後にプレイできるルート。
遠坂凛は士郎と同じく聖杯戦争に参加するマスターの一人であり、二人が協力して強大な敵を倒していくルートです。
フェイトシリーズの中ではもっとも王道のルートである、といえるかもしれません。
③間桐桜ルート
上記二つのルートのクリア後に選択できるルート。
3つのルートの中でもっとも異色なルートです。
ヒロインである桜は、主人公と同じ学校に通う後輩で、主人公に好意を抱いています。
聖杯戦争とは一見無縁な彼女ですが、彼女の祖父が・・・ごにょごにょ(ネタバレ防止のため明記は控えます)というストーリー。
予想に反して一番シリアスで暗い展開。このルートでは聖杯戦争に隠された秘密が明かされ、いわゆる解答編のような位置づけとなっています。
<Fate/hollow ataraxia>
こちらはステイナイトの直接の続編であり、後日談を描いた作品。
ステイナイトのどのルートの後ということはなく、「すべてのルートで起こりえた可能性を内包する世界」という設定になっています。
基本的には繰り返す冬木市の四日間で、士郎の視点から各メインキャラクターたちとの平和でのどかなイベントを楽しみつつ、同じ日を繰り返す町の異変と再開した聖杯戦争の謎に迫っていくストーリー。
新キャラクターであるバゼット・フラガ・マクレミッツが登場し、彼女と彼女のサーヴァント・アンリマユの秘密を紐解きながら軸となる物語が進展します。
セイバーや桜、凛にライダーとのプールデートなど、ファンへのサービスも充実している他、多彩なミニゲームも長く遊べます。ステイナイトにはまった方はプレイして損はしないはずですよ。
<関連タイトルなど>
・Fate/Zero
小説版、漫画版とアニメ版がある。アニメ版はufotable。ステイナイトの前日談といえる作品。時系列的にはステイナイトの10年前のお話。順番としては上述のゲーム二作の後を推奨。
・Fate/EXTRA、Fate/EXTRA CCC
PSPで発売されたRPGシリーズ。ステイナイトと世界観やキャラの一部を共有するが、舞台はパラレルワールドであり、直接的な関係はない。CCCは続編にあたる。2017年にアニメ化予定。
・Fate/EXTELLA(フェイトエクステラ)
2016年11月に発売されたばかりのアクションゲーム。エクストラの系譜の新作だが、RPGからアクションとなっている。PS4/PSVITAで発売され20万本超の大ヒット。
・Fate/Grand Order(フェイトグランドオーダー)
スマホ向けに配信されているアプリ。パラレルワールド的な扱いだが、他シリーズの英霊なども多数登場し、ステイナイトとの関係性もある。
だいたいのところはこれくらいでしょうか。プリズマ☆イリヤや様々な小説なども他にありますが、基本的にはどれも本編と大きく外れた派生作品なので、ここでは割愛します。
<総括>
さてそんなわけでここまでまとめてきたフェイトシリーズ。いまだに広がりを見せている、というのが本当にすごいですよね。
いわゆる厨二系のファンタジーですが、その空気感に惹かれる、ないしは抵抗がないという方はぜひ手に取ってみてほしいとおすすめするタイトルです。
いきなりゲームは・・・という方はまずアニメを見てみるのもいいかもしれませんね。(その場合はアンリミテッドブレイドワークス(UBW)からでも問題ないと思います。)
この記事ではそのフェイトシリーズの概要とプレイする順番、タイトル間の関係などをまとめていきたいと思います。
(ネタバレは極力控えているつもりですが、念のため未プレイの方は注意してご覧くださいね。 )
<世界観>
本シリーズのテーマは願いをなんでも叶える聖杯。そしてそれを魔術師たちが奪い合う聖杯戦争です。
聖杯戦争において魔術師はマスターとして、歴史上の英雄や伝説上の存在であるサーヴァントと契約を行い、基本的には強大な力を持つサーヴァント同士が、マスターの指示のもと戦うことになります。
サーヴァントにはそれぞれにクラス(役職)があります。アーチャーやセイバー、バーサーカー、アサシン、ランサー、ライダー、キャスターといった感じですね。当然クラスによって戦い方が変わります。ちなみに主人公である衛宮士郎のサーヴァントはセイバーです。
<シリーズの順番>
フェイトシリーズは関連タイトルが数多く発売されているため、どのような順序でプレイしたらいいのか分からない、という方もいらっしゃると思います。
しかしながら実は本編は意外なほどシンプルで、ゲームでいうと二作品。
Fate/stay night[Realta nua] (フェイトステイナイト、PSVITA)・・・本編
↓
Fate/hollow ataraxia (フェイトホロウアタラクシア、PSVITA)・・・本編後日談
ということなので、フェイトシリーズを遊んだことがない方はステイナイトからプレイされるのがいいと思います。
それ以外の作品については後述します。
<Fate/stay night[Realta nua]>
ステイナイトは大きく分けて3つのストーリーで構成されています。1つにつきだいたい20時間ほどのボリュームです。
①セイバールート(DEENによりアニメ化、2006年)
②遠坂凛ルート(Unlimited Blade Works/通称UBW。ufotableによりアニメ化、2014年)
③間桐桜ルート(Heaven's Feel。ufotableにより映画化決定。2017年公開予定)
3つのルートは当然のことながらヒロインが違うだけということではなく、まるっきり物語の展開が異なります。
簡単にではありますが、順番に概要を書くと、
①セイバールート
セイバーは主人公である衛宮士郎のサーヴァントです。このルートは戦争での共闘を通じて、単純な主従関係ではなく二人がより深い関係になっていく過程を描いた、いわば世界観解説を兼ねた序章ルートです。
序章といってももちろんストーリーは面白いのですが、主人公はあまり活躍しません。
②遠坂凛ルート
セイバールートクリア後にプレイできるルート。
遠坂凛は士郎と同じく聖杯戦争に参加するマスターの一人であり、二人が協力して強大な敵を倒していくルートです。
フェイトシリーズの中ではもっとも王道のルートである、といえるかもしれません。
③間桐桜ルート
上記二つのルートのクリア後に選択できるルート。
3つのルートの中でもっとも異色なルートです。
ヒロインである桜は、主人公と同じ学校に通う後輩で、主人公に好意を抱いています。
聖杯戦争とは一見無縁な彼女ですが、彼女の祖父が・・・ごにょごにょ(ネタバレ防止のため明記は控えます)というストーリー。
予想に反して一番シリアスで暗い展開。このルートでは聖杯戦争に隠された秘密が明かされ、いわゆる解答編のような位置づけとなっています。
<Fate/hollow ataraxia>
こちらはステイナイトの直接の続編であり、後日談を描いた作品。
ステイナイトのどのルートの後ということはなく、「すべてのルートで起こりえた可能性を内包する世界」という設定になっています。
基本的には繰り返す冬木市の四日間で、士郎の視点から各メインキャラクターたちとの平和でのどかなイベントを楽しみつつ、同じ日を繰り返す町の異変と再開した聖杯戦争の謎に迫っていくストーリー。
新キャラクターであるバゼット・フラガ・マクレミッツが登場し、彼女と彼女のサーヴァント・アンリマユの秘密を紐解きながら軸となる物語が進展します。
セイバーや桜、凛にライダーとのプールデートなど、ファンへのサービスも充実している他、多彩なミニゲームも長く遊べます。ステイナイトにはまった方はプレイして損はしないはずですよ。
<関連タイトルなど>
・Fate/Zero
小説版、漫画版とアニメ版がある。アニメ版はufotable。ステイナイトの前日談といえる作品。時系列的にはステイナイトの10年前のお話。順番としては上述のゲーム二作の後を推奨。
・Fate/EXTRA、Fate/EXTRA CCC
PSPで発売されたRPGシリーズ。ステイナイトと世界観やキャラの一部を共有するが、舞台はパラレルワールドであり、直接的な関係はない。CCCは続編にあたる。2017年にアニメ化予定。
・Fate/EXTELLA(フェイトエクステラ)
2016年11月に発売されたばかりのアクションゲーム。エクストラの系譜の新作だが、RPGからアクションとなっている。PS4/PSVITAで発売され20万本超の大ヒット。
・Fate/Grand Order(フェイトグランドオーダー)
スマホ向けに配信されているアプリ。パラレルワールド的な扱いだが、他シリーズの英霊なども多数登場し、ステイナイトとの関係性もある。
だいたいのところはこれくらいでしょうか。プリズマ☆イリヤや様々な小説なども他にありますが、基本的にはどれも本編と大きく外れた派生作品なので、ここでは割愛します。
<総括>
さてそんなわけでここまでまとめてきたフェイトシリーズ。いまだに広がりを見せている、というのが本当にすごいですよね。
いわゆる厨二系のファンタジーですが、その空気感に惹かれる、ないしは抵抗がないという方はぜひ手に取ってみてほしいとおすすめするタイトルです。
いきなりゲームは・・・という方はまずアニメを見てみるのもいいかもしれませんね。(その場合はアンリミテッドブレイドワークス(UBW)からでも問題ないと思います。)
角川ゲームス
2014-11-27
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(お手数ですが"エンタメ"を@に置き換えてください。また"返信がない=気付いていない"なので、Twitterやコメント欄から連絡された旨をお知らせください。)
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