PSPはPSVITAの前世代機のハードです。
国内では2千万台ほどの普及を記録し、任天堂の牙城であった携帯機市場の中でかなり善戦しました。

その結果としてかなりのタイトルが発売され、人知れず眠っているタイトルも多いと思います。
この記事企画では何回かにわたり、PSPの隠れた名作を取り上げていきたいと思います!

(記事タイトルの”PSVITAでも遊べる! ”はPSストアでのダウンロードによります。PSPのゲームソフトはVITAでは使えませんのでご注意ください。)

ちなみにdsの隠れた名作を紹介する記事も現在3本公開中です。合わせてご覧くださいね。

3dsでも遊べる!dsの隠れた名作をご紹介!vol.1 
3dsでも遊べる!dsの隠れた名作をご紹介!vol.2 
3dsでも遊べる!dsの隠れた名作をご紹介!vol.3 

今回紹介するのは、

ラストランカー
グローランサー
の二作です。


ラストランカーはカプコンが完全新規のRPGとして発売した作品。
最強を決める戦士ランキングに参加し、自らのランクを上げていく戦いを描いた物語が展開されます。

<おすすめポイント>

従来のRPGとは一線を画すシステム 

一般的なRPGはパーティーを組んで魔物と戦って・・・というのが多いですよね。
しかし本作はとにかく自分のランクを上げていくことが目的。画面の左上には常に主人公の順位が表示され、その数字を減らしていくことがゲームの趣旨ということになります。

となれば当然バトルは1対1。いわゆるタイマン形式の格闘ゲーム風・リアルタイムバトルで、戦闘自体が非常に面白い作りとなっています。戦術が色濃く反映されますし、それに応じたスキル選択の組み立てに頭を悩ませることも。

またストーリー上とは関係ないキャラとの戦闘などで、格上の相手に勝ったときはかなり爽快です。奥義を発動させた際のド派手は演出もいい感じでしたね。

先の気になる物語

目的がはっきりしている分、ストーリーが薄味なのでは?とプレイした当時は思っていたりもしましたが、それは杞憂でした。むしろいい意味で裏切られました。

「強さの意味」「自らの故郷」「災厄と機構」など予想外に壮大な物語になっていくので、ボリューム感とのバランスもあって濃密なプレイ感覚を体験できます。


著名なクリエイターが参加して作られた一風変わった名作という位置づけの本作。カプコンにはブレスオブファイアなどと合わせて、いずれ続編を出してもらいたいところですね。







続いてご紹介するのはグローランサーシリーズの第一作のPSPでのリメイクタイトル。
以前に復活してほしいシリーズとしても取り上げましたが、ここでももう一度取り上げたいと思います。

<あらすじ>
(以下Wikipediaから引用しています。)
ローランディア王国の宮廷魔術師サンドラに拾われ育てられた主人公。幼少の頃「世界を滅ぼす闇にも世界を救う光にもなる」との予言を受けたため、サンドラにより王都ローザリアの中だけで育てられた。成長したカーマインは、サンドラに「これからは外の世界を経験するよう」言われ、ローザリアの外へ旅立つところから物語は始まっていく。
(引用ここまで)

上の内容ではどんなストーリーなのか掴みづらいかと思いますが、簡単に言ってしまえば戦記もののストーリー。”魔法学院”、”魔法エネルギー”など、ファンタジーの世界観が色濃く物語に反映されています。

<おすすめポイント>

怒涛のドラマチックストーリー 

本作のジャンルは”ノンストップドラマチックRPG"。
その名の通り、作品のすべてがシナリオになっている(イベントが途切れることがない)まさにとんでもない作品です。

その一環として、戦闘ではストーリー上の展開に即したシチュエーションでミッションが指示されます。
例えば敵の逃亡を許してはならない場面ではその敵の足止めを、市民が巻き込まれた戦闘では市民の防衛を、といったように、戦闘もシナリオに組み込まれているんです。
さらに戦闘の進捗に合わせて物語がさらに進行するなど、リアルタイムでシナリオが描かれ続けるというわけですね。 

まさに自分が物語を追体験しているかのように、のめりこんでプレイしてしまうこと間違いなしです!予想だにしない驚愕の展開も多数!

戦略的なシミュレーションバトル

上述した通り、様々な状況に応じた戦闘ですが、それらはすべてシミュレーションRPGスタイルで進んでいきます。
キャラクターをマップ上で動かし、行動を選択。魔法などの発動までにはインターバル(硬直)があり、タイミングをよく考えて慎重に戦う必要があります。

ただ倒せばいいというわけではないので、様々な攻略法があり、うまくキャラを配置できて封殺できたりするとニヤニヤしてしまいますw

マルチエンディングの大ボリューム
 
本シリーズの特徴の一つが休暇。
休暇では好きなキャラとのイベントを見て、好感度をあげることができます。

好感度が上がれば特別なイベントが発生したり、キャラ別のエンディングが発生しますのでやりこみ要素の一つだと言えます。

それに加えて本リメイクではストーリーが大きく分岐します。一つ見るだけでも数十時間かかりますので、RPG二本分の物語が入っているといえるでしょう。ボリューム感は抜群です! 


使い魔の登場やダンジョン、スキルについてなど、まだいろいろな要素について書ききれていないような気がしますが、とりあえずはこの辺りにしておきます。

キャラデザが特徴的なので、そこで二の足を踏む方もいらっしゃるのではないかと思いますが、(私もそうでした)一度始めてしまえば全く気にならなくなります!あまりにも完成度の高い物語に没入してしまうこと請け合いですよ
私の中ではPSPでナンバーワンのRPGの一つですv


さて、いかがでしたでしょうか?RPG好きの方には二作ともおすすめしますよ 

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