Switch/PS4で発売された日本一ソフトウェアの完全新規ADV「殺人探偵 ジャック・ザ・リッパー」を先日クリア!今回はその簡単な感想をまとめていきます♪



概要

本作は19世紀末のロンドンを舞台としたサスペンスアドベンチャー。
切り裂きジャックとして有名な実在の連続殺人鬼を題材にした作品となっていますが、それはあくまで設定にすぎず、本作独自のストーリーが展開されます。

特徴的なのはそのゲームシステム。ストーリーの随所で主人公が探偵として行動するか、ないしは殺人鬼として行動するか問われることになります。そしてその選択次第でストーリーは大きく分岐していきます。

殺人鬼ルートについて(ネタバレなし)


私は殺人鬼ルートを最初にプレイしたのですが、これが本当によくできています。
Twitterでも書きましたが、探偵である主人公が自身の考え方を変えていく過程が非常に丁寧に描かれているんですよ。そのため主人公の行動に違和感を抱くことなく進められました。

探偵ルートについて(ネタバレなし)

一方の探偵ルートは若干あっさりしていた印象。
殺人鬼ルートよりも王道の展開であることは間違いなく、まさしく正史といった感じ。もちろん十分楽しめる内容ではありますが、意外性は少なめです。

気になったこと

いくつか気になったことをまとめておきますと、

・タッチ操作に対応していない(Switch版をプレイ)。
・テキストが既読なのか未読か分からない。
・ヒントコーナーであるボーナスシアターがとにかくメタ表現満載。

とはいえいずれも小さな部分なので、作品の評価が大きく変わるようなことはないと思います。

総評

霧の都ロンドンを舞台とした練りこまれた不気味な世界観と独特なストーリー。丁寧に描写されたキャラクターたち。こだわられたシステムデザイン。作品に合った効果音やBGMの数々。

いずれも完全新規タイトルとは思えない仕上がりで、非常に濃密な時間を過ごすことができ、おすすめの一本になりました!
ローリィ・ゴッドスピードかわいい。
なお本作は推理要素のあるミステリーものではなく、サスペンスものと考えてプレイするのがいいと思います。

関連記事リンク:☆殺人探偵ジャック・ザ・リッパー 攻略 トップページ☆
(お世話になっている外部サイトさんの攻略記事リンクとなります。)




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