今年もやります!年末商戦のソフト比較記事!
11月に入れば年末商戦が本格化してくるゲーム業界。

そこで今回も昨年(2017年)の12月に発売されたソフトラインナップと今年の12月に発売予定のソフトラインナップを比較
し、今年の年末商戦の盛り上がり具合を分析していきたいと思います。

(ここで取り上げているのは一定の売り上げを記録したタイトル、もしくは一定の売り上げが見込めるタイトルということになります。記事の趣旨からこのようにしています。またこの記事の趣旨はあくまで売上での比較であって、発売タイトルの量や中身などを比べているわけではありません。)
関連記事リンク:2017年12月(年末商戦)のソフトラインナップを昨年と徹底比較!

<2017年12月1週目>
ゼノブレイド2
信長の野望 大志
リトルウィッチアカデミア
進撃の巨人2 未来の座標
カービィ バトルデラックス
The Surge

<2018年12月1週目>
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
ジャストコーズ4
カプコン ベルトアクションコレクション


今年の12月第1週目は、なんといってもスマブラ最新作でしょう。
待望のSwitch向け新作登場ということで、爆発的な売上を記録することが期待されます。具体的にいえば私は「初動100万本/年内累計200万本」規模となるのは間違いないと踏んでいます。
昨年の方がバラエティに富んだラインナップだと見ることもできますが、売り上げ的には今年に軍配が上がりそうです。

<2017年12月2週目>
龍が如く 極2
妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー ソード/マグナム
地球防衛軍5
すみっコぐらし すみっコパークへようこそ
L.A.ノワール
仮面ライダー クライマックスファイターズ

<2018年12月2週目>
ゴッドイーター3(GE3)
JUDGE EYES 死神の遺言
ネルケと伝説の錬金術師たち~新たな大地のアトリエ~
PEACH BALL 閃乱カグラ
ボーダーランズ2 VR
ダイダロス ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ


第2週目は質・量ともにかなり拮抗している印象。
「JUDGE EYES」は「龍が如く 極2」と同規模と予想していますが、難しいのは「GE3」がどの程度の規模となるかということ。
待望の完全新作として期待はかなりのものですが、前作までは携帯機中心の展開だっただけに、PS4専用となったことによる影響が出ないかどうかという部分が懸念点かもしれません。本作の売上がこの週の大きなカギを握っています。

<2017年12月3週目>
デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー
牧場物語 ふたごの村+
The Elder Scrolls V: Skyrim VR

<2018年12月3週目>
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
鬼武者
勇者ネプテューヌ 世界よ宇宙よ刮目せよ!! アルティメットRPG宣言!!
塊魂アンコール
√Letter ルートレター Last Answer


第3週目の比較。ビッグタイトルの発売のなかった昨年と比較すると、今年は「ドラクエビルダーズ2」があるため、ここも今年に軍配が上がります。
「ドラクエビルダーズ2」は2機種の合算で40万本規模を想定しており、昨年の新作群をこのタイトルだけで大きく上回ることになりそうです。
それ以外のタイトルについても、小規模でこそあれ今年の方が粒ぞろいとなっている印象です。

<2017年12月4週目>
リディ&スールのアトリエ
ワンピース海賊無双3 デラックスエディション
アイドルマスター ステラステージ
メダロット クラシックス カブトVer./クワガタVer.
マリオパーティ100 ミニゲームコレクション(正確には12月5週目発売ですが、今年は12月5週目がないのでこちらに加えています。)

<2018年12月4週目>
GO VACATION
マリオ&ルイージRPG3 DX
ディアブロ III エターナルコレクション
真・三國無双7 with 猛将伝 DX


第4週目は拮抗。ただし「GO VACATION」は年末のパーティーゲーム特需とハードとの相性の良さを鑑み、20万本規模と想定しており、その予想が正しければ昨年をやや上回る程度となるのではないかと考えています。
「マリオ&ルイージRPG3DX」については、3dsの退潮がどの程度影響してくるか不透明ですが、10万本規模になるのではないかと予想しています。

まとめ ~今年の年末商戦は昨年を大きく超える!?~

こうして挙げてみると思っていた以上に今年の12月は4週とも昨年より優位なラインナップであると言えそうです。

特にビッグタイトルの発売が不足していた昨年と比べ、今年はやはり「スマブラSP」や「ドラクエビルダーズ2」など市場を牽引する大型作品があるのが大きいでしょう。

延期されてしまったレベルファイブの「イナズマイレブン アレスの天秤」や「妖怪ウォッチ4」などがあればさらにそのラインナップは強固だっただけにその点は少々残念な気もしますが、いずれにせよ今年の年末商戦の盛り上がりが少なくとも昨年以上になるのは確実だと思われます。

加えて11月に発売される「ポケモンLet's GO!ピカチュウ・イーブイ」が12月にどれだけ数字を伸ばすかにも注目が集まることになりそうです。

なお一昨年の12月ソフト総売上本数は約650万本、昨年は約550万本となっています(電撃ソフトランキング参考)が、今年は1週少ないことを考慮しても600万本程度まで伸ばしてくるのではないかと予想します。





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