先日からSwitchのダウンロード専売タイトルとして配信が開始されたハチャメチャTPS「モーフィーズ・ロウ」。価格は約2000円と、この手のタイトルとしては非常にお手頃です。


先日Twitterで本作の感想記事を公開するとお知らせしましたが、ようやく公開できました。
というわけで今回の記事では本作の概要のご紹介と、現段階での簡単なレビューをしたいと思います。

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モーフィーズ・ロウ(Morphies Law)のゲーム概要

モーフィーズ・ロウはSplatoonシリーズを彷彿とさせる、4vs4で対戦するサードパーソンシューティング(TPS)ゲームです。

”モーフィー”なるちょっと独特なセンスのロボットを操作し、現時点で3つのルール・4つのステージでの対戦が楽しめます。

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モーフィーの顔はパーツをゲーム内通貨で購入することでサイズ・位置なども含めて自在にカスタマイズができるので、自分好みのオリジナルキャラを作ることができます。まあパーツが個性的過ぎて、ヘンテコな顔しか作れませんが(笑)

さて、本作の最大の特徴は、「武器で攻撃することで相手の質量が奪える」ということです。

どういうことかと言いますと、たとえば相手の頭や腕や足を攻撃すると、自分のキャラの頭や腕や足(すなわち攻撃した部位)がどんどん大きくなり、逆に攻撃を受けると、自分のキャラの該当する部位がどんどん小さくなっていきます。

足が大きくなればジャンプ力が向上し、高いところに上れるようになったりしますし、逆に身体が小さくなれば狭いホースのような通路を通り抜けられるようになったりと、身体の大きさ次第でアクションの挙動やギミックの有利不利が変化するわけですね。

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ちなみに操作性はスプラトゥーンとかなり似通っていて個人的にはすぐに操作に慣れることができました!
攻撃やジャンプ、移動などはすべてスプラトゥーンと同じボタンで可能ですし、ジャイロ操作にも対応していますので、視点の操作もラクチンです♪

本作独自の要素としては、Bボタン長押しでブーストが可能。空中を素早く移動できます。(ゲージ消費がありますので、飛べる時間はわずか。ゲージは自動で回復。)

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武器はメインウェポン(基本)が5種類、サブウェポン(強化)が9種類用意されており、ロケットやペンキなど多彩なものが用意されています。これらを戦略次第でプレイヤーが自在にカスタマイズできますので、現時点で45通りの武器が存在することになりますね。
加えてスペック&プラグインシステムがあり、こちらではスキルを選択することが可能。

顔や身体のカスタマイズだけでなく、武器やスキルもカスタマイズできるのは自由度の高さを感じます。

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さて、ここからは肝心の対戦ルールなどについても簡単にまとめていきます。

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オンラインで自由に楽しめるクイックマッチのほかに、ローカルマルチプレイやフレンドとの合流機能なども搭載。ゲーム部屋を作成して身内だけで楽しむこともできるようになっています。

そして対戦のルールは冒頭にも書いた通り3種類。

<モーフマッチ>
味方チームの全員の質量に合わせて自軍のアバターの大きさが変化。最終的にアバターがより大きい方が勝ちというシンプルなルール。理屈としてはとにかく相手から質量を奪えばいいわけですが、身体が大きければ大きいほど攻撃も食らいやすいので、案外奥深いルールです。

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<ヘッドハント>
マップ中央に設置されたアバターの頭を自軍まで運んだ方が勝ちという、まさに「ガチホコ」と同じようなルール。
頭を運んでいる間は動きが遅くなるので、味方と連携してお互いを守りながら戦う必要があり、非常に共闘感が感じられるルールです。これは楽しい!

<マスハイスト>
アバターの大きさを競うという点ではモーフマッチと似ていますが、相手のアバターを直接攻撃することができたり、質量を回収できるポイントが存在したりするのがこのルールの特徴。非常に立ち回りの難しいルールとなっています。

相手のアバターを攻撃するにはシールドを解除する必要があり、味方がシールド解除スイッチを押している必要があります。
自分のアバターを大きくするべきか、それとも相手のアバターを小さくするべきか。その場に応じた戦略が重要になってくるわけですね。

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画面の感じもなんだかスプラトゥーンを意識しているような…(笑)

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バトルをこなすことでレベルアップ。その際にはピニャータなる人形がもらえ、ランダムでパーツなどがもらえます。ある種のガチャ的なもので、ゲーム内通貨で購入することも可能です。

一通りプレイしてみて

TPSやFPSと聞くとハードルが高く感じられる方もいると思いますが、思っていた以上に手に馴染む、誰でも気軽に楽しめるTPSになっているような気がします!

特に前述の通りSplatoonを非常に意識して作られているような感じがありますので、Splatoon好きは触ってみて損はないのではないでしょうか。

ゲームシステムもユニークですし、それがしっかり戦略性に結び付くゲームデザインは特筆すべきものがあります。
マップも今はまだ4つしかありませんが、1つ1つがなかなか広くギミックも豊富な上に入り組んでいるので、各ステージを探索する面白さもあるんですよね。

一癖も二癖もあるヘンテコなキャラデザは好みが分かれるかもしれませんが、豊富なカスタマイズ要素と溢れ出る”バカゲー感”で視覚的にも楽しめるのがいいところ。

ラグやマッチングの若干のテンポの悪さ、ゲームルールの説明などが大味であることなど、気になる部分もないわけではありませんが、その辺りは今後のアップデートに期待しましょう。
(ゲームシステム的に、運営型のタイトルになりそうなので)

ちょっと気の抜けたパーティーゲーム的TPSでありつつ、本格的にやりこもうと思えば様々な戦略が出てきそうな奥深さを兼ね備えている、そんな魅力的な一本に仕上がっていると思いますよ!


興味がある方は紹介動画もぜひ見てみてください。

鬼武者 - Switch
カプコン
2018-12-20


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