
今回の記事ではPSVR専用のDLソフトである「RollerCoaster Legends」をレビューしていきます!
RollerCoaster Legends(ローラーコースターレジェンド)とは?
本作は2018年2月9日より配信されているPSVR向けのジェットコースター体験ソフト。アイルランドを拠点に活動するWarDucksが手掛けており、価格は600円。コースはギリシャ神話の世界をモチーフにしているのが特徴で、ポセイドンの神殿やステュクス川、ハデスの宮殿などを約8分間で駆け巡ります。


私はギリシャ神話に詳しくないので、残念ながらどのロケーションが再現されているのかということは分かりませんw
ちなみに「ローラーコースター」と「ジェットコースター」は何が違うのか調べてみたところ、ジェットコースターというのは日本でしか使われていない呼び方みたいです。(海外では通じないらしい。)
本当にジェットコースターに乗っている感覚!

まず驚いたのはさすがVRというべきか、ジェットコースターに乗っている臨場感を肌で感じられたこと!
実際にレールの上をスピーディーに進んでいく感覚は本物さながらで、急勾配を一気に駆け抜ける迫力もなかなかのもの。かなりこだわって作られているように思います。
また演出も手が込んでいて、レールを壊されて落下してしまったり、ミノタウロスが目の前を通り過ぎたり、回りの巨大な扉が閉まったり。この辺りはゲームであることを生かしたものとなっていて好印象ですね。

場面が何度か切り替わるので飽きない
本作ならではの特徴は”ギリシャ神話の世界の再現”なわけですが、そのファンタジー感がすごく心地よかった!
不気味な釜(的な)。

RPGで魔王城の最奥へと続く扉(的な)。
これらはあくまで一部で、いろんなロケーションが8分間の中に詰まっていました♪実際のジェットコースターでは再現できないポイントだと思います。
総評など
私は酔いやすい上にスリルを求めないタチの人間なので、実際のジェットコースターにはあまり乗りません。じゃあなんで本作を買ったのかというと、VRでどの程度ジェットコースター感が再現されているのかということが気になったから。というわけで結果はというと……私は再現度80%と評価します。(もうちょっと進化したらVRで遊園地が作れるかも?と思うくらいに楽しめました。)
なお8分間のゲームプレイと聞くと「短い!」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、本作はゲームというよりあくまでも”疑似体験”。1周8分間のジェットコースターなんて多分現実にはないと思いますw(あったとしたら私の三半規管が大変なことになります。)
その意味で、本作を購入される際は”遊園地でアトラクションに乗るときの感覚”でダウンロードされることをおすすめします。8分のジェットコースター体験に600円と考えると、個人的にはリーズナブルな気がしますね。
(普段からジェットコースターにバンバン乗っておられるような”ジェットコースターのプロフェッショナル”が体験された場合どのように感じられるのかは分かりません。その点ご留意ください。)
P.S.
私はVR酔いしやすいタイプですが、本作ではあまり酔いは感じませんでした。
絶叫マシン好きとしては気になる作品です。
アンティルドーンのガンシューティングもジェットコースター要素があったけど、それと比べてどうなのか気になります。