今週のコナンは青山先生による原作前後編の後編。以下ネタバレしていますのでご注意ください。

いやあ、面白かったですね~♪
最近のコナンの中で、個人的には一番時間が経つのが早く感じました。

それとびっくりしたのが今回の作画監督!青野厚司さんが大復活!!
キャラに丸みがあるこの特徴的な作画は2005年以来作画監督から離れていた青野さんなのでは…?!と思いながら見ていましたが、エンディングのスタッフロールにやっぱり青野さんの名前が……!!
原画ではなく監督としてのコナン担当はなんと13年ぶりということで、テンションが爆上がりしました!またローテーション復活してくれるなら私は本当に嬉しいです!

(※念のため補足※ 青野さんの作画は賛否こそありますが、青山先生のデザインにもっとも近いと言われることもあるくらい人気があります。私はテンションが上がったと書いていることから分かる通り、青野さんの作画が大好きです。)

というわけで本題から脱線してしまいましたが、まずは今回のメインであるスキュタレー暗号の謎。”へん”と”つくり”はそれぞれ科目と曜日を意味していて、セットで五十音表の文字列と対応していたと。

曜日が入っていることは前編の時に気が付きましたが、科目の方は気が付かなかったですし、もしそれに気が付いていたとしても「あいうえお」ではなく「いろはにほへと」順だったとは分からなかったでしょうw実に凝った暗号ですね。

暗号の意味は「ワケマエハ、ヨウイシタ。スグニコイ!」ということで、ボスが10年前に強盗団の仲間に宛てたもの。しかしそれを伝える前に地下の倉庫で足を滑らせて亡くなってしまった、ということですね。(でもなんで骸骨がそのハチマキを握っていたのかが疑問に残りましたが…。)

そしてこの暗号を解いてからのコナンの機転はさすが。
同じ要領で「今夜0時、地下室で待つ。十年ぶりに会おう」とメッセージを残して強盗団の残りのメンバーたちをおびき寄せるとは…w

しかしコナンくん、作戦は素晴らしいけど目暮警部と高木刑事と小五郎と蘭も呼んでおけばよかったのに…(笑)(というか蘭だけでOKな可能性も…w)

案の定白鳥警部はすぐにやられて大ピンチになったわけですが、ここで若狭先生が本性を見せる。やはりこの人は只者じゃないですね。この人のことをコナンも灰原もまったく警戒していないのが心配です。(麻酔銃のこともさらっとしゃべっちゃっていますし…)

それはさておき、いくつか腑に落ちないことを挙げておくと、
・インターネット上に画像を蛙げたのは誰か。(野次馬の誰か?)
・画像を見た強盗団のメンバーがすぐに暗号を解読できたのはなぜか?(ボスに何らかのヒントをもらっていた?)
・光彦が小学校でナチュラルにスマホをいじってるw(これはどうでもいいですねw)
・若狭先生がわざわざもう一度探偵団を地下室に誘い出したのはなぜか?(怖いというのは演技のはず)
とまあ、こんなところでしょうか。

この中で特に気になるのはやはり一番下。若狭先生の目的ですね。
彼女が組織のNo.2であるRUMで、コナンや灰原のことを怪しんでやってきたというのもいろいろと考えづらいですし、逆にFBIやCIAのメンバーだとしても突然潜入してくる理由が見えません。この辺りの謎が明かされるときはいつになるか、待ち遠しいなあ。

全体的には最初に書いたように、暗号の謎も凝っていてよかったですし、また話のテンポも良く、ラストでは新キャラ・若狭留美の豹変ぶりに驚かされる、という密度の濃いお話でしたね~。

さて、そんなわけで次回はミステリーツアーの解答編(前編)!
旅情ミステリーは大好物なので、来週も非常に楽しみです♪

個人的評価:10(満点10)

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