今週のコナンは青山先生の原作前後編の後編。怪盗キッド回となっています。以下ネタバレしていますのでご注意ください。
今回のキッドの変装はなんと阿笠博士…!前編の感想で私は小五郎か沖矢昴のどちらかではないかと予想したのですが、見事に外してしまったw
最近のキッド回は「誰がキッドなのか?」ではなく、「どのように盗んだか?」ということに焦点が置かれることがほとんどだったので、その意味で今回は非常に新鮮でしたね。”みんながいつもと違う怪しさ”というのがミステリー的に面白かったです。
博士は背が小さいのに(蘭と同じくらい)、蘭が取れなかった本を簡単に取れたこと。指の関節に撒いた絆創膏の位置が違っていたこと。コナンと二人きりの時には「コナン君」ではなく「新一」と呼ぶこと。
相変わらずコナンの鋭い指摘で正体を見破られたキッドですが、今回はビッグジュエル・ルナメモリアを盗みに来たのではなく、ただ次郎吉に売られたケンカを買いに来ただけとのこと。わざわざ律儀ですねw
(それにしても蘭が取ろうとしていた本が「探偵を恋人にする13の条件」というのがまた面白い♪さらにその様子をじーっと凝視するコナンと、ジト目で不機嫌な灰原の掛け合いもよかったです(笑))
それで本題ですが、箱の開け方が書かれた紙が隠された場所もなかなか凝っていたような気がしました。確かに破れたページはパラパラめくると通過してしまいますよね。
しかも索引で調べることがない”肉じゃがのページ”というおまけつき。赤井さんが肉じゃがを作ってきたこと、その流れで公華さんが肉じゃがのレシピについて話していたところがしっかり伏線になっていることに感心してしまいました。
そして前編の感想で謎として挙げた箱の中身は交換日記。ここにはシャイだった公華さんの夫からの本当のメッセージと、彼女へのプレゼントが隠されていたんですね。それを公華さんが見つける前に不幸な事故で亡くなってしまったなんて、なんと悲しい結末…。でも奥さんがようやく自分のプレゼントを手に入れたところを見て、夫も天国で喜んでいることでしょう。
(ちなみに公華さんは箱の中身が交換日記であることを知っていたからこそ、わざわざ次郎吉に依頼をした?水がかかって慌てたのもそういうことですかね?)
また突然現れたために怪しいと感じていた赤井さんですが、首の変声器を写メられてしまったのがやってきた理由。確かにあれを広められてはどこから組織に正体がばれるとも分かりませんからね。
というわけで前編の伏線や謎が丁寧に回収されているとても綺麗にまとまった回だったという気がします。オルゴールの音もキッドがまだ箱を開けていない証明としてしっかり出てきましたし。
そしてとにかくラストの公華さんの嬉しそうな笑顔に救われる回でもありましたね……辛いけどいい話だったなあ(´;ω;`)
さて、次回も原作「新任教師の骸骨事件(前編)」。重要な新キャラクターである若狭留美先生の初登場回となります。小林先生も久し振りの登場ですね。楽しみです。
個人的評価:9(満点10)
【怪盗キッドからビッグジュエルを守れ!!】
— 江戸川コナン (@conan_file) 2018年1月12日
難攻不落の絡繰箱にはキッドが狙うビッグジュエル!
ん・・?なんだこの違和感は・・・。既にキッドは近くにいる!?
TVアニメ『名探偵コナン』「怪盗キッドの絡繰箱(後編)」
1月13日(土)よる6:00から!#名探偵コナン #キッド pic.twitter.com/3k2pMaPF4U
今回のキッドの変装はなんと阿笠博士…!前編の感想で私は小五郎か沖矢昴のどちらかではないかと予想したのですが、見事に外してしまったw
最近のキッド回は「誰がキッドなのか?」ではなく、「どのように盗んだか?」ということに焦点が置かれることがほとんどだったので、その意味で今回は非常に新鮮でしたね。”みんながいつもと違う怪しさ”というのがミステリー的に面白かったです。
博士は背が小さいのに(蘭と同じくらい)、蘭が取れなかった本を簡単に取れたこと。指の関節に撒いた絆創膏の位置が違っていたこと。コナンと二人きりの時には「コナン君」ではなく「新一」と呼ぶこと。
相変わらずコナンの鋭い指摘で正体を見破られたキッドですが、今回はビッグジュエル・ルナメモリアを盗みに来たのではなく、ただ次郎吉に売られたケンカを買いに来ただけとのこと。わざわざ律儀ですねw
(それにしても蘭が取ろうとしていた本が「探偵を恋人にする13の条件」というのがまた面白い♪さらにその様子をじーっと凝視するコナンと、ジト目で不機嫌な灰原の掛け合いもよかったです(笑))
それで本題ですが、箱の開け方が書かれた紙が隠された場所もなかなか凝っていたような気がしました。確かに破れたページはパラパラめくると通過してしまいますよね。
しかも索引で調べることがない”肉じゃがのページ”というおまけつき。赤井さんが肉じゃがを作ってきたこと、その流れで公華さんが肉じゃがのレシピについて話していたところがしっかり伏線になっていることに感心してしまいました。
そして前編の感想で謎として挙げた箱の中身は交換日記。ここにはシャイだった公華さんの夫からの本当のメッセージと、彼女へのプレゼントが隠されていたんですね。それを公華さんが見つける前に不幸な事故で亡くなってしまったなんて、なんと悲しい結末…。でも奥さんがようやく自分のプレゼントを手に入れたところを見て、夫も天国で喜んでいることでしょう。
(ちなみに公華さんは箱の中身が交換日記であることを知っていたからこそ、わざわざ次郎吉に依頼をした?水がかかって慌てたのもそういうことですかね?)
また突然現れたために怪しいと感じていた赤井さんですが、首の変声器を写メられてしまったのがやってきた理由。確かにあれを広められてはどこから組織に正体がばれるとも分かりませんからね。
というわけで前編の伏線や謎が丁寧に回収されているとても綺麗にまとまった回だったという気がします。オルゴールの音もキッドがまだ箱を開けていない証明としてしっかり出てきましたし。
そしてとにかくラストの公華さんの嬉しそうな笑顔に救われる回でもありましたね……辛いけどいい話だったなあ(´;ω;`)
さて、次回も原作「新任教師の骸骨事件(前編)」。重要な新キャラクターである若狭留美先生の初登場回となります。小林先生も久し振りの登場ですね。楽しみです。
個人的評価:9(満点10)
キャラ名も作者の高橋「留美」子からきてるっぽいのがあからさますぎてね…まぁミスリードだとは思うけど