1512207754402[1934]
今週はアニメオリジナル前後編の後編。前編に引き続き、脚本は宮下準一さんが手掛けています。
以下ネタバレしていますのでご注意ください。

全体的に先週予想したことがいろいろ当たっていたのでちょっと嬉しかったです(笑)
まずは真犯人。蛭川が犯人ということだとなんか単純すぎる気がしていたということに加え、なんだか編集者の言動が胡散臭いなあと思っていたら案の定。
というか実はこの人の脚本はもう何度もこのパターンだったりするので、それで予想がつくということもありますがw

また爆弾は二つ目のものが下水道を通じて、狙いとなる現場に運ばれるようになっているのでは?と推理していましたが、これも一応的中。まあ前編の描写の仕方を見ていたらピンときた方も多そうですけどね。
(でも爆弾が水に浸かって壊れたりする心配はなかったんだろうか??)

「7の真ん中」というのはおおぐま座の北斗七星のちょうど真ん中に位置する「メグレズ」を指しており、現金輸送中だった「メグレズ警備保障」を狙っていたということ。これは前編の時点で推理することはほぼ不可能ですねwちょっとずるいような気が…。
(ちなみに爆発に巻き込まれてしまった会社の人たちは助かったんでしょうか?あの感じだと一命は取り留めているのかな?)

絵本が飛び出す絵本だったことの理由付けは特にありませんでした。たまたまそれを選んだということなのでしょうね。
一方でなぜ絵本のクイズで犯行を予告していたかという理由には言及。
一連の犯行の動機が恨みによるものだと見せかけるため、ということで合っていますよね?犯人を蛭川に見せかけるための道具として利用したと。

疑問なのはこの二人の関係性。蛭川はわざわざ自分が怪しまれるような計画になぜ参加をしたのかということ。今回の前後編はあまり人間関係が詳細に語られなかったので、そのあたりはちょっとモヤモヤが残っています。

印象的だったのはラストで蘭が犯人に怒りをぶつけるシーン。
蘭が犯人に対して感情をあらわにすることって意外と少ないんですよね。それを見つめるコナンの表情がまたよかった。なんだか「網にかかった謎」での蘭の名台詞を思い出してしまいました。(「勇気って言葉は身を奮い立たせる正義の言葉~」というやつです。)

というわけで大筋が読めてしまっただけに、細かなところのアラに目が行ってしまったのが残念でした。もともと私は暗号・クイズ系のお話よりもトリックものが好きなので、好みの問題かもしれませんが。ともあれ次回からは原作前後編。「謎解きは喫茶ポアロで(前編)」が放送されます。平次や和葉も登場しますよ♪楽しみです。

個人的評価:5(満点10)


スポンサードリンク