先日家庭用ゲームの大手メーカーへのイメージを書きましたが、今回はその中小メーカー編の前編です。

(パブリッシャーのみ。またその中でもすべてのメーカーを取り上げているわけではありません。それと辛口の部分がある場合もあります。ご了承ください。)

今回取り上げるのは、

アークシステムワークス/アイディアファクトリー/アクアプラス/アクワイア/アトラス/エクスペリエンス/エンターグラム/角川ゲームス/ガンホーオンラインエンタテインメント/コンパイルハート/スパイクチュンソフト/ソニックパワード

の12社。

あまりにも数が膨大になってしまうので、PART1とPART2に分けて公開します。
(PART2も近いうちに公開予定です。)

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<アークシステムワークス>

アークシステムワークスはここ数年”人気の格闘ゲームシリーズと大量のDL専用タイトル”の展開が中心でしたが、ここ一年はバラエティ豊かなパッケージタイトルの発売が増え、逆に小粒なDL専用タイトルが減ったような気がします。

来年は「ワールドエンドシンドローム」などがすでに発表されていますが、これが個人的に楽しみで仕方ありません。

<アイディアファクトリー>

乙女ゲームと呼ばれる、いわゆる女性向けADVを精力的に発売し続けているメーカー。
発売予定のソフトをまとめる際に公式サイトなどをチェックすると、それぞれのタイトルの設定がかなり凝っているという印象を受けます。この辺り、学園ものADVばかりが目立つメーカーには少し見習ってほしいと思ったり。(学園ものも嫌いではないんですが、いかんせん数が多すぎる気がしています…)

<アクアプラス>

うたわれるものとダンジョントラベラーズシリーズで知られる会社ですが、近年は特にその傾向が強いように思います。
どちらも評価が高く、コアファンを多く抱えている作品なのでしょうがない部分もありますが、全く新しい作品も見てみたいところ。会社の規模的に厳しさもあるとは思いますけどね。

<アクワイア>

ここ数年発売タイトル数がかなり少なくなり、特に今年はAKIBA'S BEAT以来あまりその会社名を耳にしなかったので心配していましたが、なんとスクエニの完全新規作「オクトパストラベラー」の開発を手掛けているというではないですか!これには正直驚きました。

長らくヒット作に恵まれていない印象も強いので、その意味でもオクトパストラベラーをきっかけに、また活発な動きが見えてくるといいですね。

<アトラス>

アトラスは今年はセールス的な意味で好調とは言えない感じでしたが、発売されたタイトルはいずれも高評価を受けました。私もほとんどすべて購入しましたが、実際どれも非常に楽しめましたね。クオリティに関しては相変わらず信頼が置ける会社だと思います。

新たな取り組みとして進められている「PROJECT Re FANTASY(プロジェクト リファンタジー)」や「真・女神転生5」にも期待大!それ以外にも続編希望の作品がたくさんあって、私はアトラスから目を離すことができません。

<エクスペリエンス>

DRPG以外のジャンルへの挑戦として発売されたホラーゲーム「死印」がスマッシュヒットするなど、取り組みの幅を広げているエクスペリエンス。来年にはPS4とスイッチにも移植されるなど、人気が広がっています。

一方で私は次に”ファンタジーもののシミュレーションRPG”辺りが来ないかな?と勝手に期待していたりしますw

<エンターグラム>

恋愛ADV、いわゆるギャルゲー移植を手掛ける会社。だいたい月一本は新作を発売しており、最近ではPS4向けの展開にも力を入れ始めているような印象です。

私はノベルゲームが大好きなのでもちろん応援している会社ですが、ゲーム機への移植の際に追加要素が一切ないのはちょっと寂しいところ。同業の他社で精力的に新規要素を加えている会社がある(ドラマティック・クリエイトなど)ために、それを最近よく感じます。採算的に難しいところはあると思いますがいちユーザーのわがままとして書いておきます。

<角川ゲームス>

この一年は例年以上に続々と新作を出していたこともあり、活発で積極的なメーカーという印象です。国内ではなかなか厳しい売上のこともありますが、拡大してきたアジア市場や純和風作品が欧米でもしっかり売れるようになってきたことが追い風となっているように思います。

来年も早速メタルマックスゼノが発表されていますし、応援していきたい会社の一つです。

<ガンホ―オンラインエンターテインメント>

家庭用ゲームにも力を入れるというようなことを言っていたような気がしますが、実際にはそれがほとんど見えてこないのは個人的にちょっと残念に思っています。

特にここ一年はオンラインゲームを除く純粋なパッケージタイトルを発売していないので、裏で何か進んでいるのかは気になるところ。パズドラの勢いが翳りを見せている今こそ、家庭用でも1本当ててほしいです!

<コンパイルハート>

ある意味ブレないソフト戦略で一定の固定ファンを掴んでいる会社ですが、そうした中でもどちらかというと挑戦的なメーカーという印象があります。

いわゆる一般向けのRPGも少しずつ手掛けるようになってきて、その意味では私もフェアリフェンサーシリーズなど、いくつかの作品には興味を持っています。この手のメーカーはコア層への訴求の点である程度の存在感がありますので、今後も続々と新作を出していってほしいです。

<スパイク・チュンソフト>

スパイク・チュンソフトはダンガンロンパ・風来のシレンなどの人気シリーズを抱えるメーカーで、海外作品のローカライズも行っています。最近はARK: Survival Evolvedのヒットが記憶に新しいところです。

非常に好きな会社ではあるのですが、以前から書いているようにチュンソフト側の動きがあまり目立たないのが気になります。というか不思議のダンジョンの新作です。不思議のダンジョンの新作をください。(大事なことなので2回言いました。)

<ソニックパワード> 

ぼくは航空管制官シリーズ、鉄道にっぽん!シリーズなどを多数発売しているメーカーですが、今年は恐ろしいほどの沈黙を保っていてちょっと心配しています。

ほとんどの作品を3dsで展開してきた会社なので、上手く移行していけるかも鍵になりそう。コアなファンの方もいらっしゃるようなので、これからも新作が出るといいのですが。


以上、12社をピックアップしました。
PART2では日本ファルコムや日本一ソフトウェア、マーベラスなどを取り上げていきます!
それでは!

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