今回はPSVR専用ソフトであるつみきBLOQ VRを簡単にレビューしていきます。ダウンロード専売タイトルで、価格は1080円。思っていた以上によくできていたのと、VR入門用ソフトとしてピッタリな作品だと思ったので、取り上げてみることにしました。
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本作は積み木をバランスよく積んでいくというシンプルなゲーム性のアクションゲームです。
安価ではありますが、シングルプレイの豊富なステージ(70ステージ以上)と対戦モードが収録されており、クリア条件・ルールも様々。そのため飽きることなく、「あともう1ステージ」とダラダラ遊んでしまう魅力があります。

積み木なんて現実で遊べばいい?
――ノンノン。
積み木がVRになった没入感は予想以上でした。

それと先に言及しておきたいのは、前述の通り本作がVRの体験に慣れるのに適しているということ。

私はゲームであまり酔いを感じたことはなかったのですが(乗り物酔いはもともとかなりする方です)、VRは最初すごく酔いました。どうしても視点を合わせるために頭を動かしたり、画面が揺れ動いたりすることで乗り物酔いに似た症状が出てしまったんですね。

まだ激しいゲームはなかなか辛いものがありますが、最近はようやくVRにも馴染んできて、動画であったり視点移動がそこまで多くない作品については酔わなくなりました。要は慣れが肝心で、おそらくもう少し経てばアクションゲームなどもちょっとずつプレイできるようになる気がしています。

そんな中、本作は固定された視点でつみきブロックを積んでいくだけの内容なので、酔う心配があまりないと言えます。一方で目の前に並んだ積み木ブロックはリアリティーがあって、本当に自分で積み木を持ったり載せたりしている感覚は感じられ、VRらしい体験をすることは可能になっていますので、「VRを買ったはいいものの、さて何のソフトで遊ぼう?」という方に最適なんです!

各ステージを新鮮に楽しめる

本作はつみきブロックを一定の高さまで積んだり、指定されたブロックをバーにぶつからないように効率的に並べたり、ブロックでレーザーの向きを変えてスイッチを起動させたり、爆弾をセットしてブロックを遠くに飛ばしたりと、ステージごとにクリア条件が様々ですので、単純な操作性ではありつつも、すぐに飽きてしまうという心配が少ないのが特徴です。むしろ非常に中毒性があって、難しいステージでも「チクショー!!!」と言いながら遊び続けてしまいます(笑)

またステージの隠しブロックを見つけるおまけ要素があるほか、ただクリアするだけではなくより良いクリアを目指す要素もあったりしますので、パズルゲーム的な楽しみ方もできます。
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どんどん高く積んでいくステージ。
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崩れないようにできる限り多くの積み木を台の上に載せていくステージ。
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レーザーを上手く反射させていくステージ。
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爆弾を設置してできる限り遠くまでブロックを吹き飛ばすステージ。

上の3つはあくまで一例で、これ以外にも斜めった台座にブロックを積んだり、橋をかけるためにブロックを積んだり、とにかくあの手この手でブロックを積ませてきます(笑)進めば進めるほどギミックも登場して手強くなっていきます。

ガイドのロボットがよくしゃべる

いい・悪いは抜きにして、ガイドのロボットが独特の口調でよくしゃべります。慣れてくるとだんだん心地よくなってくる不思議。いわゆる”うざかわいい”というやつでしょうかw

というわけでこの積み木ゲーム、なかなか面白いっす。
1080円と安いっすから、超おすすめっす。
積み木を実際に積む機会ってあんまりないっすけど、VRなら何かを用意する必要もないっすから、気軽にブロックが積めるっす。
ちなみにパズルが苦手な人でも、一番簡単なブロンズクリアのハードルは低めっすから、そんなに心配はいらないっすよ。シルバー・ゴールドクリアを目指すとやりこみもできそうっす。
ルールの説明は若干不親切なところもあるっすけど、それはガイドが悪いっす。でもプレイヤーがちょっと苦労するだけっすから許してもらえるっすよね。


…ガイドロボットの口調とノリはこんな感じです。
最初はうざいっすけど…あ、移ってしまった。








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