今回は青山先生による原作の後編となります。
さざ波シリーズへと続いていく話ですが、そのさざ波シリーズもアニメオリジナルを一回挟んで翌々週から放送されます。

以下ネタバレしていますのでご覧になっていない方はご注意ください。

まず犯人は予想外れました…w
裏をかいたつもりでしたが、順当に社長の部下が犯人でしたね。ペットとおそろいの服にされて腹が立つのは分かりますが、何も自分の人生を棒に振るような選択をすることはなかったのでは…と思います。まああの社長の性格の悪さは半端ではないんでしょうけど。

さて、トリックはまず試着室の前に靴(に見せかけたもの)を置き、架空の客を作り社長を中央の試着室へと誘導。そこのフェイスカバー?に薬品を塗っておき、被害者を気絶させたというものでした。

なるほどと思ったのは、試着室の前に靴を置いておけば確かにそこは誰も入れない”聖域”になるよなあ、ということ。中に誰かが入っているかもしれない状態では絶対に試着室を開けたりはできませんからね。靴一つだけでそういう空間を作ることができるのはなかなか面白い。

一方でその靴ですが、(野暮な突っ込みかもしれませんが)中敷きとリボンだけではさすがに気付かれるのでは(笑)
もちろんスマホを立たせてハイヒールに見せかけたというフォローはありましたが、うーん、どうなんでしょうwまあでも普通、他の人の靴なんてじっくりは見ないでしょうから、問題はなかったのかな?

さて、犯人がこのトリックを仕掛けたのは2度目だということで、一週間前に二塚さんが倒れたのは犬アレルギーではなく、この薬品のせいだったとのこと。関係ない人を巻き込んでもやめない犯人の執念はおそるべし。それだけ恨みが深かったということですかね。いやあ、怖い。

事件とは別にコナンは世良さんとの記憶を完全に思い出した様子。世良さんはアメリカではなくイギリスに留学していたという事実が判明しました。
イギリスと言えば灰原さんはイギリス人と日本人のハーフですから、ここで灰原さんと世良さんの接点が一つ出てきましたね。

領域外の妹が灰原さんとかなり似ている理由は何かしら血縁関係があるからだと予想しています。例えば領域外の妹と灰原さんのお母さんが姉妹だった、とか。
そしてそれだけではなく、やっぱり赤井さんと宮野明美が付き合っていたということも絶対に何か絡んでくると思います。メールの”追伸”の謎がいまだ残っていますし。(なにそれ?という方は「赤と黒のクラッシュ」をご覧ください。)

というわけでさざ波シリーズが早く見たい!となる終わり方でしたが、冒頭で触れたように、次回は一度アニオリ。
「探偵団と幽霊館」というタイトルはかなりよさげなんですが、1話完結というのが…。こういうホラーな感じの題材はぜひとも2話以上の長編でやってほしいんですけどね~。

個人的評価:7(満点10)






スポンサードリンク