今日は復活を望むゲームシリーズの第4弾ということで、5つのゲームシリーズ(タイトル)を挙げていきます。
(基本的に約5年以上家庭用に完全新作が発売されていない・発売の予定がないシリーズ作品に限って取り扱っています。)

トルネコの大冒険や幻想水滸伝、パワポケなどをピックアップしたvol.1はこちら
戦場のヴァルキュリアやガガーブロリロジー、ワイルドアームズなどをピックアップしたvol.2はこちら
ルーンファクトリーや風来のシレン、パルテナにF-ZEROなどをピックアップしたvol.3はこちら

遊戯王タッグフォースシリーズ
遊戯王ファイブディーズ タッグフォース6
コナミデジタルエンタテインメント
2011-09-22

人気のカードゲーム「遊戯王」を題材としたゲームシリーズであるタッグフォース。
TF1からTF6までが発売されている人気シリーズです。

タイトルの通り、通常のシングルデュエルはもちろんのこと、2vs2のタッグデュエルも売りとなっており、遊戯王のゲームシリーズとしてはおそらく現状もっとも完成度の高い作品となっています。

ゲームの面白さはそのまま遊戯王の面白さなので、説明するのが難しいところではありますが、私自身は7~8年ほど前まで実際にカードを集め、デッキを作ってデュエルしていましたw

しかし近年は環境が変わったり、カードを集める大変さ(時間的にも金銭的にも)やルールがどんどん難解になってきたことなどもあったりして、ご無沙汰です。
同じように「昔はやっていたけど、今は全く・・・」という方も多いのではないでしょうか。

その点ゲーム版であればカードを集めるのにお金をかける必要はありませんし、自分の思うようにデッキを作って気軽に対戦ができますし、今こそ新作がプレイしたい!
私に限らず”最近のカードの知識は全くありませんが、思い出に残るカードを使って久し振りにデュエルをしたい”。そういう需要って結構あるのではないかと思います。

コナミということでなかなか期待するのは難しいと思ってあきらめていましたが、最近は桃太郎電鉄やボンバーマンを復活させるなど、家庭用に若干の回帰の傾向もみられるので、「タッグフォース7」、期待半分で待ちたいと思います。

ソウルサクリファイスシリーズ
SOUL SACRIFICE DELTA ソウル・サクリファイス デルタ
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2014-03-06

本作はSIEJAがロックマンの生みの親として知られるコンセプトの稲船さんと共同開発したハンティングアクションゲーム。
魔法を前面に押し出したスピーディーなアクションで大型の敵と戦う作品で、”デルタ”は無印版の完全版となっています。

本作の特徴はその不気味すぎる世界観。グリム童話を題材にした物語を、一冊の絵本を読み進めていくという形式で追体験することになります。これが思いのほか練りこまれていて、予想を裏切る展開を次々に繰り出してきます。物語を楽しむためだけに買ってもいいほどの出来栄え。

アクション自体は様々な魔法を組み合わせ、連携して戦うのが本当に爽快で、装備する魔法を変えながら自分なりの戦術を見つける楽しさがあります。
また倒れた仲間を救済するか生贄にするか中道を貫くか、物語の設定が魔物との戦いの中でも登場し、よりその世界観の魅力を増すことに成功しています。

白雪姫や赤ずきん、シンデレラ、ブレーメンの音楽隊など、誰もが知っているキャラが恐ろしいデザインで魔物となり、マップもお菓子の家やラプンツェルといった童話を新解釈したという特徴的なものばかり。
その圧倒的な世界観は本当に魅力的で、続編を待望しています。

ヴァルキリープロファイルシリーズ

北欧神話をモチーフにした舞台・物語のRPGシリーズ。
1作目にあたる「ヴァルキュリープロファイル レナス」(PSP版)、2作目「ヴァルキュリープロファイル シルメリア」(PS2)、そして3作目「ヴァルキュリープロファイル 咎を背負う者」(DS)の三作品が発売されています。

3作目であるDS版は戦闘システム(SRPGスタイル)をはじめとしていろいろと変更された要素も多いのですが、このシリーズならではの重厚な世界観と引き込まれる物語は健在。
主人公の行動次第で物語が変わっていくマルチエンディングシステムとなっており、神への復讐を軸としたストーリーが展開されます。

特に一作目と三作目は特におすすめの出来となっていますし、興味のある方はぜひ!
正統な続編やリメイクなども期待したいところです。

ルクスペイン
ルクス・ペイン(特典無し)
マーベラスエンターテイメント
2008-03-27

シリーズものではありませんが、私は本作をとても推し続けているので、ここでも取り上げてしまいました。
以前の記事でも取り上げたことがありますので、そこから一部分を引用しつつ、改めて紹介していきたいと思います。

物語の舞台は歴史深く、自然に溢れた街、如月市。そこではほんの些細な事件から殺人事件まで、多岐にわたる様々な事件が異常な件数発生。

これはサイレントと呼ばれる精神寄生体(負の想念)の感染者の増加によるもので、この感染者、そして感染源となる宿主を特定するために特殊機関に所属している能力者の主人公が任務を遂行していく、という世界観の”伝奇ジュブナイルアドベンチャー”となっています。

どこか不気味な街で事件の謎に迫っていくワクワクドキドキのサスペンスフルなストーリー展開。印象に残る個性的なキャラクターたち。そしてADVでありながら、サイレントとの対決や操作パートなどで挿入される様々なアクション。そしてイベントによるマルチエンディング。

ペルソナシリーズのストーリーパートをさらにダークにしたような印象で、ジュブナイルものが好きな方には手放しでおすすめします。埋もれさせておくには本当に惜しい、素晴らしい作品ですので、ぜひとも多くの方にプレイしていただきたいですね。そして天と地がひっくり返って続編へ・・・!と妄想する次第です。

テイルズオブワールド レディアント マイソロジーシリーズ

テイルズオブシリーズの外伝作品で、シリーズを横断したクロスオーバータイトルとして知られる「レディアントマイソロジー」シリーズ。

2011年に発売された3でシリーズが完結したということで、それ以降新作は発売されていません。(ワールドシリーズとしてみると2014年に3dsで「レーブユナイティア」が発売されています。)

テイルズオブシリーズはキャラクター人気が高く、こういったお祭りタイトルで各作品のキャラクターたちが共演する、というのはファンディスク的な意味合いも大きく、根強い新作待望の声があります。
近年の新作からもキャラを登場させて、新たな作品としてリブートさせるのもアリなのではないでしょうか。

レディアントマイソロジーシリーズは完成された戦闘システム、自由な武器合成・強化など豊富なやりこみ要素、この手のタイトルとしては意外としっかりした物語、キャラ同士の会話が楽しめるおなじみのスキットなど、一本のRPGとしても魅力的な作品だったので、復活させれば一定の話題性を得られると思っています。


今回は以上です。
どれもそのままシリーズ終了となってしまうのはもったいない作品ばかり。
願わくはそう遠くない未来、この中のいくつかでも新作の吉報が聞きたいところですが・・・。

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