スクウェア・エニックスがニンテンドースイッチ向けに発売を予定(開発はアクワイア)している完全新規の独占RPG「project OCTOPATH TRAVERER」の体験版ソフト、DEMO ver.を一通りプレイしましたので、この記事でレビューしていきます!
本作はブレイブリーデフォルトシリーズの開発チームが手掛ける、ドット絵のグラフィックスが懐かしいオールドタイプのコマンドRPG。
しかしただのオールドRPGではなく、しっかり現代に受け入れられる「古き良き、新しいRPG」となっているように感じました。
というわけで、以下もう少し掘り下げて感想を書いていきたいと思います。
(今回の体験版では8人の主人公のうち、踊り子と騎士の二人の物語の序章を遊ぶことができます。)
・王道のファンタジー感が漂う世界観の素晴らしさ
RPGって最初にその作品の世界観に馴染むまで意外と時間がかかったりするものですよね。
しかし本作は不思議なくらいスッと最初から物語に溶け込むことができました!
その一つの要因はドット絵のキャラクターと調和した美しく幻想的な街並みにあるように感じます。
私は本作のミニチュアのように精巧な世界に一目惚れしてしまい、しばらく景色を眺めてしまいました。私はリアル調の背景よりも、ファンタジーど真ん中のグラフィックが好きなんですよね。久々にズキューンときましたよ!
砂漠の歓楽街。この雰囲気が大好き!
山間の村もいい感じ!
とはいえもちろん本作の世界観の良さは町並みだけではありません。
私は初めに踊り子・プリムロゼを選びましたが、彼女の設定がいきなりストーリーに関わってきます。
踊り子と劇場と権力者である支配人。先が気になる展開が冒頭から続き、彼女の物語をもっと追いたい!と思いました。
・キャラ固有のフィールドコマンドシステムが新しい!
主人公8人はそれぞれ別々に特別なコマンドを持っています。
例えば踊り子のプリムロゼは「誘惑」。
街の人を誰でも誘惑し、どこへでも連れ歩くことができ、戦闘にも参加させることができます。それぞれ使える技や強さが違いますので、製品版ではいろいろなキャラを連れ回す楽しみがありそうです。
一方で騎士のオルべリクは街の人々と「試合」でバトルをけしかけることができます。
経験値を稼いだり、アイテムをもらえたりと、どんどんいろいろな相手と戦いたくなりますね。
またこうした特殊コマンドを用いてサブクエストを進める要素もあるようです。
かなり開発工数がかかりそうな大掛かりな要素ですが、残り6人にどんな能力があるのかワクワクします!
・戦闘が戦略的で楽しい!演出もド派手でGOOD!
コマンドRPGですから、やはり戦闘システムは重要ですが、体験版の時点で戦闘がめちゃくちゃ楽しいではありませんか!
敵ごとに指定された回数だけ弱点をつくことでブレイク状態に突入し、相手は気絶して攻撃不可・防御低下状態になります。
また毎ターン、1つずつブーストゲージが溜まっていき、これを最大3つまで解放させることで攻撃回数を最大4回にしたり、技の威力を高めたりすることができます。
一気に弱点を突いてブレイク状態にするか、ブレイク状態にしてから一気に行動を畳みかけるのか。上手く行動すれば相手に行動させずに完封できることもあり、プレイヤーがしっかり考えて楽しめる戦闘システムとなっています。これ、パーティーメンバーが増えるとすごいことになりそうです。
(ちなみにこのブーストはブレイブリーデフォルトシリーズの「ブレイブ&デフォルト」とは似て非なる仕組みです。「ブレイブ&デフォルト」の場合は行動を前借りしたり貯めておいたり、といった感じでしたが、ブーストは普通に行動しているだけで毎ターン溜まります。ですので、より攻撃的かつスピーディーに戦闘を進められるように思います。)
演出が派手なのも見どころ。
ブーストを解放して技を放った際の画面のエフェクトの美しさが気持ちいい!
(ちなみに本作はランダムエンカウントとなっています。)
・ダンジョン/フィールドの至る所に隠された宝箱
ダンジョンやフィールドも幻想的なデザインで・・・とどうしても視覚面に話が飛んでしまいますが、探索の楽しみを引き立てる宝箱がたくさん配置されているのがGOOD!
特に宝箱までのルートが隠れていたりするので、「どうやって取るんだろう?」とダンジョン進行のモチベーションを高めてくれています。
<個人的に要望したい点>
①HD振動をさらに増やして欲しい!
扉を開ける時やアイテムを購入する際にHD振動が使われているようです。
これがなかなかいい感じなので、もっといろいろな場面に対応してくれると嬉しいです。
②主人公の移動速度を上げてほしい!
ちょっと移動にもっさり感を覚えたので、もう少しスピードをアップしてもいいような気がしました。
③ボス再戦時にイベントスキップを!
コツを掴むまでプリムロゼ編のボスにやられてしまいましたが、その都度イベントを見るのは面倒でした。イベントスキップ機能は実装してほしいですね。
④キャラの会話ウインドウに顔グラフィックを表示してほしい!
この意見には賛否あるとは思いますが、私としてはキャラの顔は常に見ながらプレイしたい派なので、このように感じました。「ドット絵で想像しながら楽しむのがいいんだ!」という方もいらっしゃると思いますので、ON・OFF機能を付けてくれればありがたいですね。
さて、そんなわけでDEMOバージョンを評価してきましたが、私はとにかく製品版をすぐにでもプレイしたくなりました。王道のファンタジーRPGとして、すでにかなり完成度が高いように思います。これがさらにどのような形で進化していくのか、楽しみに待ちたいですね!
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