3dsソフトの隠れた名作を紹介していく企画第3弾。
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第1,2弾のリンクも下に貼っておきますので、合わせてご覧ください。
3dsの隠れた名作をご紹介!vol.1
3dsの隠れた名作をご紹介!vol.2

今回は、

エクストルーパーズ

ファイアーエムブレムエコーズ

世界樹と不思議のダンジョン

アンチェインブレイズ エクシブ

Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン

の5作品をピックアップします! 


カプコンによる完全新規のシューティング系のハンティングアクションゲームが本作です。(PS3でも発売されています。)

とにかく爽快でスタイリッシュ、ド派手なエフェクトが特徴のシューティングゲームとしての魅力、熱く王道・漫画風の演出で彩られるSFチックな学園ものの物語。様々なミッションを仲間と協力してこなしていくゲームシステム。すべてが高いレベルで合わさった個人的超おすすめタイトルです。

ロックオンによって視点の操作は不要。武器が弾切れしてリロードをする操作もなし。(ただし弾切れすると一定時間攻撃はできなくなる。)攻撃は大きく分けてメイン武器とサブ武器、そしてサーマルエナジーを溜めて撃つことができる強力な必殺技”EX-Tブラスト”の三種類というシンプルさ。しかしそれでいてきっちり奥深いアクションゲームとなっているのが本当にお見事です。

主人公・ブレンが装備するジェットパック(というと今はSplatoon2が頭に浮かんでしまいますがw)によって、回避や高速移動が可能。この手触りが気持ちよく、長い移動も全く苦になりません。

一人プレイも最高に楽しいですがローカル・オンラインに対応した協力・対戦マルチプレイもまた格別。共闘ゲームの一つの形としてなんとか続編を出してもらいたい作品です。

この作品は動画を見ていただくのが分かりやすいと思いますのでPVを張り付けておきます。



ファイアーエムブレム外伝を大幅にリメイクしたのがこのFEエコーズ
バレンシア大陸を舞台に、神官セリカと戦士アルムという二人の主人公がリゲルとソフィアという二つの国を取り巻く戦乱に巻き込まれていく、という物語ですが、かなり重厚で先が気になる、シリーズ屈指の充実した展開となっています。

そもそもファイアーエムブレムシリーズと言えば、ユニットをマス目状のマップで指揮して敵を撃破していくシミュレーションRPGですが、本作は外伝が元になっているだけあって、シリーズでもかなり異色の作品です。

例えば本作にはダンジョンが存在し自由に探索が可能
また村や城などではアイテムを探すことができたり、人と会話をすることもできます。
どちらかというと”オーソドックスタイプのRPGで戦闘パートがシミュレーションシステムになっている作品”という表現がしっくりくる感じでしょうか。

戦闘については難易度選択が可能ですし、シリーズ直近のifや覚醒と比べると簡略化されています(3すくみがない、デュアルなどがない)ので、どちらかというと手軽に戦略的バトルが楽しめます。
とはいえただ簡単になったというわけではなく、魔物を召喚してきたり、ロングレンジで凶悪な攻撃をしてきたりするとんでもない敵もたくさん登場。詰め将棋的な楽しさは健在です。

(もう少し詳しいレビュー記事もあります。よろしければこちらもどうぞ。)


世界樹と不思議のダンジョン2が2017年8月31日に発売されるということで、一作目にあたる本作を取りあげておきたいと思います。

世界樹と不思議のダンジョンシリーズは「世界樹の迷宮」と「不思議のダンジョン」という二大ダンジョンRPGシリーズのコラボレーションタイトルとして生まれた作品となります。

世界樹の迷宮シリーズと言えば自分でマップを描きながら、そしてスキルポイントを割り振ることで新たなスキルを修得しながら、少しずつ巨大なダンジョンの探索を進めていくのが特徴です。

一方の不思議のダンジョンシリーズは入るたびに地形・落ちているアイテム・出現する敵が変わる中、基本的には毎回レベル1の状態から、鍛えた装備品や強力なアイテムを駆使しながら一気にダンジョン最深部を目指していくのが特徴。

こうして書いてみても分かりますが、はっきり言って全く方向性が違うシリーズなんですね。なので、前作のことを初めて聞いたときは、正直「このコラボは無謀なのでは・・・」と思っていました。

しかし実際に遊んでみると・・・。
あれ、全く違和感なく二作品が融合してる・・・?

基本的なデザイン・育成回り(キャラメイクや操作性、職業など)は世界樹寄り、ダンジョンの仕組みは不思議のダンジョン寄りといったように、メリハリをつけて二作を合体させていることで、両作品の良さを、お互いが邪魔することなく両立させていたんですね。これはいい意味で驚きました。

また独自の仕組みである砦の建設によるD.O.E(世界樹で言うF.O.E、ヤバい強敵)から街を守る要素、琥珀床を踏んで溜まるゲージでブラストスキルを発動する要素なども、ばっちり作品にフィットしていました。

ローグライクらしい中毒性・やりこみ性もきっちりあって、どちらかのシリーズのファンの方はもちろん、ダンジョン探索が好きな方に手放しでおすすめできる作品となっています。


次もダンジョンRPG。
フリューによる完全新規オリジナルタイトルとして発売された「アンチェインブレイズ」シリーズの二作目となります。(ちなみに私は一作目・レクスは未プレイです。)

封印された女神クリューネアに自らの願いを叶えてもらうため、仲間とパーティーを組んで巨大迷宮「ティターン」を探索する、という世界観。ダンジョンRPGとしてはかなり物語が凝っているのは魅力です。

加えて戦闘・育成システムも面白い。
モンスターの魂を解放(アンチェイン)することでフォロワー(仲間)として従えることができるようになります。

仲間となったフォロワーはマスターである主人公たちの攻撃に追随してシンクロアタックを行ったり、敵の攻撃をガードしてくれたりします。
高難度のゲームのため、これが本当にありがたく、攻略の一つのポイントとなっています。

また育成の一環としてフォロワーから話しかけられ、選択肢で最適な答えを返し絆を深めるといったメガテンシリーズを彷彿とさせる要素もあります。

登場するキャラクターも魅力的(特にヒロイン・・・毎回こんなこと言っているようなw)で、フォロワー同士の戦い・ジャッジメントバトル、絆クエストとスキルマップによるマスターの育成といった独自要素もなかなか充実している本作。
ハック&スラッシュのような繰り返しプレイの楽しさもあり、隠れまくっていますが高難度DRPG好きにかなりおすすめしたい作品です。


最後は任天堂発売のタイトルとは思えないほど全力で隠れている「コードネームスチーム」をピックアップします。

本作はターン制のシミュレーションにシューティング要素が加わった、まさに「戦場のヴァルキュリア」のアメコミ版と言える作品。(いわゆるターン制TPS)

私はこのちょっぴり(?)”バタ臭い”とも言えるキャラクターデザインは正直なところ全く好みではなかったりしますが、(口が悪くて申し訳ありません、あくまで個人的に、です)ゲーム作品としては非常に面白い作品で評価も高いため取り上げました。

時代は19世紀、アメリカ大統領リンカーンが結成した”S.T.E.A.M”なる部隊を指揮し、蒸気(スチーム)の力でエイリアンを撃退していくというストーリー。

歩いたり攻撃したりするにはスチームが必要となり、これが切れてしまうと次の自分のターンまで行動ができなくなります。
ステージごとに地形を把握し、敵に先制を取られないよう注意深く進み、味方(視点)を切り替えつつ戦略的にエイリアンを狙い撃っていきます。

視野にエイリアンが入れば、敵ターンにも味方が自動的に迎撃してくれるのも戦場のヴァルキュリアと同じところ。時には待ち伏せをして相手を蜂の巣にする戦い方も重要となります。
(もちろん敵もこちらのターンには逆に迎撃してきますので、慎重に行動しなければなりません。)

ちなみにファイアーエムブレムの「マルス」、「アイク」、「ルキナ」、「ルフレ」のamiiboを持っていると本作にゲスト参戦させることも可能です。
アクティブな戦略的バトルを楽しみたい方にもってこいのタイトルとなっています。


以上となります。
ちなみにvol.4は公開予定ですが少し間が空いてしまうかもしれません。
3dsにはまだまだ隠れた傑作が眠っているでしょうから、定期的に発掘していきたいとは思っています。


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