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昨日公開された名探偵コナン・から紅のラブレター。
私は早速昨日、公開当日に見てきました!この記事ではそのレビューを書いていきます。
途中からネタバレあり感想も書いていますので、まだご覧になっていない方はご注意ください。
(ネタバレなし感想)
一言で言うとここ数年の傾向とは少し異なる、「コナンらしい映画」だったように思います。
具体的には過去二作のようなアクション偏重の映画ではなく、「ラブコメ要素」・「推理要素」がきっちり含まれたバランスのいい内容だったと思います。
また今回は大阪・京都が舞台で平次&和葉が主役。
二人のファンにとっては嬉しい映画であることは間違いありません。
映像も綺麗でしたし、新キャラである和葉の恋敵・大岡紅葉も嫌味がなく、私は早くも結構気に入ってしまいました。メインテーマ・OP演出・各種BGMなども和風で雰囲気に合っていました。
逆に少し気になったところはいくつかありますが、それはどうしてもネタバレを伴いますので、ネタバレあり感想に書いていきます。あ、一つだけ。ゲスト声優は・・・略。
(ネタバレあり感想)
以下ネタバレしています。ご注意を!
![1471089233763 [40934]](https://livedoor.blogimg.jp/entertainment3150man/imgs/3/d/3dcc9c0b-s.jpg)
まず事件について。
OP前でいきなり殺人事件が起こるのは異次元の狙撃手ぶりでしょうか。
演出はとても生々しく、京都という雅な世界観にフィットした不気味な始まり方でした。ここら辺は初期の作風を少し意識しているような気がしましたね。
続いて起こるTV局の爆破事件。
ここではいきなりエンディングを迎えるかのように派手なアクション。
というか正直このシーンをラストに持ってくるような構成にした方が盛り上がったような・・・w
そこから和葉が競技カルタの試合に出ることになり、平次の母親の静華と猛特訓。
和葉がまさか合気道部とカルタ部を兼部しているとは知りませんでした(笑)
というか和葉がいきなり大会の決勝まで行く実力があったなんて・・・w
中盤はターゲットに送られる百人一首の和歌をベースにした謎解きパート。
例年以上に静かに展開する流れでしたが、ちょくちょく平次&和葉&紅葉の三角関係で笑わせてきて、退屈に思うことはありませんでした。競技カルタのシーンも迫力がありましたしね。
気になったのはゲストの宮川大輔さんが声優を務めたキャラクター。
演技のことはさておき、明らかにおかしな発言を連発して、もはや逆に怪しくないレベル。ここはもっと怪しいキャラとして描いておいて、「実は・・・」とやった方が驚きを与えられたのではないかと思います。
終盤、事件の真相を明かすシーンはなんとバイクでの移動中。
正直言って絵が移り変わりすぎて、平次とコナンがしゃべっていることに集中できない・・・。
ここはもう少し尺を取って落ち着いて描いてほしかったです。今回は事件の真相の裏に隠れた真実もあるわけですから。
なぜ犯行予告に使われた和歌が5つだけだったのか(紅葉に関する和歌は6首ある)、皐月さんとの決戦の前日に現れた名頃さんがそれ以来失踪した理由、TV局の爆破事件と殺人事件の関わりなど、地味ながらもしっかりミステリーしていました。(トリックなどが特になかったのは少し残念ですが、事件の裏の悲しい真実はグッときました。)
ラストのアクションは正直絵が激しすぎて何が起きているのかよく分かりませんでした(笑)
派手にすればいいというものでもないと思うので、見やすく把握しやすい絵作りをしてもらいたいと感じてしまいましたね。
最後の最後は平次がバイクで爆風で大ジャンプするだけ、というのも天国へのカウントダウンをダウングレードさせたような印象でした。
ED・倉木麻衣さんによる「渡月橋~君想ふ~」は控えめに言っても最高でした!
やっぱりコナンは倉木麻衣さんが合います。背景で流れる実写映像も京都の美しい紅葉風景などいい雰囲気でした。今回の作品が思ったより観光的な要素がなかったので、なおさら見入ってしまいました。
ED後は平次&紅葉のギャグ劇場。
「強めに取ったる」を「嫁に取ったる」と聞き間違えていたとは・・・w
それからずっと平次に憧れてきたとは、紅葉さんは一途ですねえ。ちょっと当て馬感がかわいそうに思えましたw
こうなったら今後もたまに出てきてほしいです。
一方新一と蘭のラブコメもほんの少しだけ。
新一が蘭に「せおはやみ~」の和歌で返事をしたというのは粋な話ですね~。
全体を通してレギュラーキャラの出番が少なかったのは若干寂しかったです。
具体的には目暮警部・高木刑事・佐藤刑事ほか警視庁組は登場しなかったほか、灰原哀や阿笠博士は別行動。小五郎も途中から空気でしたw
(まとめ)
色々書きましたが、私は今回の映画、とても良かったと思います。
推理・ミステリーに期待をしている私としては、この路線で次回作以降も作っていってほしいと思います。テンポもよかったですし、バランスも取れていましたからね。
ただラストシーンだけは若干盛り上がりに欠けたような気がしました。
最後に必ず大きなアクションをするのはいいと思いますが、もう少し感情表現に気を使ってほしかったですね。しんみりとした終わり方の方が作品に合っていたような気がします。
ちなみに来年の予告は日本全国の同時停電!?そして安室透の「ゼロ」という言葉。
サイバーテロのような大規模犯罪が巻き起こる派手な作品になるのでしょうか?今からもう楽しみです(笑)
個人的評価:85 (満点100)
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