ファミ通が45人の人気ゲームクリエイターに「ニンテンドースイッチ」についてアンケート調査を実施。
その内容がファミ通の最新号に載っていましたので、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

あまりにも人数が多いので、二回に分けたいと思います。PART2も数日以内(できれば明日)公開します。

(追記・2017年1月30日/PART2も公開しました!)

この記事で取り上げていない方で、個別にこの人の回答が知りたい!といった要望がありましたら、可能な範囲にはなりますがコメント欄で対応します。

基本的にクリエイターさんの所属・名前・質問の内容とそれに対する答え、それに加えて私の感じたことをカッコの中に書いていきます。

アークシステムワークス/森利通さん

スイッチで気になった点・・・いつでもどこでも二人でプレイできること。またドックが気になるが、実機を見ないとなんとも言えない。

(まだ実機を見ていないというのが意外ですね。アークシステムワークスはすでにブレイブルーシリーズのスイッチ展開を発表していますが、その生みの親的な存在の森さんがまだ仕様を完全には把握されていないのだとすると、まだまだ発売は遠くなりそうです。)

アイディアファクトリー/東風輪敬久さん

プレゼンテーションの感想・・・「いっしょにチョキっとスニッパーズ」は家族や友達と遊ぶと盛り上がると思う。
スイッチで気になった点・・・ニンテンドースイッチならではの機能を使いつつ、弊社らしいタイトルを前向きに検討していきたい。

(アイディアファクトリーがスイッチに何か出すとすると、まずは定番の薄桜鬼の移植などになりそうです。 そこから新作などに繫がっていくといいですね。)

アクワイア/遠藤琢磨さん

プレゼンテーションの感想・・・ローンチの「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」が出るインパクトはすさまじい。「ARMS」も駆け引きがあり楽しかった。期待のゲーム機。

アトラス/山井一千さん

スイッチで気になった点・・・ゲームソフトを直接誰かに見せて自慢できる点は大きな魅力。(中略)「ARMS」のように直感的で誰もが楽しめるゲームをコミュニケーションの入り口にして、「真・女神転生」のような重厚なソフトへと話題の輪を広げてもらえたらうれしい。

(アトラスといえば重厚なRPG。任天堂が手薄になりがちなジャンルですので、ぜひ積極的にいろいろ作ってほしいですね。スイッチの売れ行き次第では、世界樹シリーズやデビサバシリーズなどが3dsから移籍してきたリする可能性もあります。)

カプコン/杉山晃一さん

スイッチで気になった点・・・HD振動やモーションIRカメラなどアイデアを膨らませる機能はたくさんあるが、いちばんいいなと思ったのは持ち歩ける点。

カプコン/杉本良三さん


プレゼンテーションの感想・・・いきなり発売日と価格の発表で驚かされた。いままでとは違った演出のプレゼンで、ひとつひとつの機能を丁寧に説明されていた印象。

スイッチで気になった点・・・振動が気になっている。まだ振動で進化する部分があったのかと。

(確かにこれまでのプレゼンとは一味違う印象を受けました。3dsやWiiUのときは価格などは最後に発表していた気がしますし、演出の方法もまるっきり違いましたね。)

ガンバリオン/山倉千賀子さん

スイッチで気になった点・・・HD振動。作り手としてこれまでに感じたことのない新しい体験を提供できそうで期待している。

(HD振動は体験された方の感想を聞く限り好評ですね。私も早くどんなものなのか実際に触ってみたいです。ぷよぷよテトリスSのやわらかい感触っていうのがすごき気になっていますw)

グラスホッパーマニファクチュア/須田剛一さん

スイッチで気になった点・・・体感としていかにHD振動を使いこなせるかがキモ。ほかのゲームとは違う仕掛けを発明したい。

(プレゼンテーションでは驚きの滑り芸?を披露していた須田さん。ノーモアヒーローズの新作をスイッチで開発中とのことです。)

グランゼーラ/九条一馬さん

スイッチで気になった点・・・重さや手に物が当たる感じを活かして、昭和の雰囲気がする麻雀ゲームを作ってみたい。

コーエーテクモゲームス/小笠原賢一さん

プレゼンテーションの感想・・・これまで任天堂が創り出してきた楽しさがすべて詰め込まれた感じで好印象。(中略)反面、ネットワークサービスに関する具体的な発表がなかったところが残念。

(ネットワークサービスについては詳細の公開が求められますが、開発者もまだ詳しくは知らないようなのは意外です。細かなところは今後詰めていくんでしょうか?)

コーエーテクモゲームス/早矢仕洋介さん

プレゼンテーションの感想・・・任天堂のハードの歴史の総決算という印象。

コーエテクモゲームス/藤重和博さん

プレゼンテーションの感想・・・価格も思ったより安く盛り上がりに期待。まずは3月3日のハードの発売と同時に「信長の野望・創造 with パワーアップキット」と3月30日に「三国志13 with パワーアップキット」をリリースする。これからも新しいハードを開発者としても盛り上げていきたい。


PART1は以上です。

全体的にスイッチの「価格の安さ」「持ち運びができる利便性」「HD振動などのギミック」「ゼルダなどのソフト」などを評価している声が目立っていました。

一方でまだハードの詳細が伝えられていないようなことを示唆する回答などもあったのが少し気にかかります。新ハード立ち上げ一年くらいは特にソフトメーカーとがっちりタッグを組んでソフトを集めてほしいところですね。


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