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名探偵コナンは今年で放送20周年。
その記念企画の大トリを飾るのが、金曜ロードショーで放送された「エピソード”ONE”」です!

名探偵コナンの第一話とそれ以前の時系列で、現在に至るまでに登場してきた様々なキャラクター(FBIや安室透なども含む)にもスポットライトを当てた 、まさにコナンの「原点」を描いた作品です。

以下ネタバレをしていますので、まだご覧になっていない方は注意してくださいね!

<~OP>

宮野志保の姿の灰原。白衣が似合いますね。
マウスを使ってAPTX4869の動物実験。幼児化したマウスを見て驚く。

こういうシーンはほんとに新鮮ですね!灰原哀としてそういったことをしていたという話はありましたが、やはり映像として見せられると全く伝わり方が違います。

そして場面転じて工藤新一水族館事件の回想へ。

<OP~トロピカルランドに行く前まで>

まさかのOPは「胸がドキドキ」!!!
THE HIGH-LOWS(ザ ハイロウズ)の曲で、コナン放送当初で使用されていたOP曲です!
ファンからしたら予想をいい意味で大きく裏切る不意打ちで、私も一瞬固まってしまいました。

米花水族館からの帰り。
新一のせいで携帯を側溝に落としてしまった蘭。
しかし新一の「トロピカルランドに連れていく」というお誘いですぐに機嫌が直る(笑)
それだけ新一とのデートが蘭にとって魅力的だということですねw純粋にトロピカルランドに行ってみたいというだけかもしれませんがw

そしてジンが裏切り者を始末するシーン。
エンジン、シートベルトは問題なく安心したところで・・・という演出が憎いw緊迫感が伝わってくる描写でした。

次の日の朝。
新一の家にやってきた蘭。携帯を買いに行くのを新一が忘れていた。

そんな新一に朝ご飯を作ってあげて洗い物までしてくれる蘭は女神ですねwというかもはやこの二人が新婚の夫婦に見えたのは私だけではないでしょう(笑)

サッカーで遊んでいる探偵団。新一を見て、
「あのお兄さんみたいにサッカーの上手な友達がいたら、歩美たちも上手くなるのにね」
こういうセリフもいちいち上手い。
あのお兄さんがまさかコナンの姿になって探偵団に加わるなどと誰が予想できるでしょうかw

相変わらず治安がすごいことになっている米花町ですが、それはさておき園子の家へ。使用人のお帰りなさいを完全に無視する園子wお嬢様感をここぞとばかりに出していますね。

両親の鈴木朋子や鈴木史郎が出てくるのも珍しいですが、園子の家自体を見られるのも珍しいですね。次郎吉も一瞬だけ登場しました。客として来ているのが第一話の最初に出てくる足が治ってないようにみせかけていた犯人のおじいさん。
後ほどその事件のシーンもきっちりと描かれていますね。(蘭の空手の大会を抜け出す羽目になっていますがw怒りでパワーアップするのもお約束w)

大会の応援席には妃英理と園子、小五郎。そして相手側(杯戸高校・和田陽菜の応援席)にはしっかり京極真もいます。こういうところもホントに抜け目なくて、感心しきりです。

というわけで前半パートはここまで。
全体的に明るいテンションで、新一たちがまだ高1だったころの日常を描いていました。第一話放送当時のギャグ調も久々に復活し、阿笠博士の実験失敗爆発や蘭の電柱破壊、地球儀で犯人を殺す(殺しかけているの間違いでしたw)といったシーンも再現されていました。

<トロピカルランドに行った後~ED前>

劇場版第四弾・瞳の中の暗殺者で描かれた「コーラを頬に当てる新一」、「噴水」の名場面が!
なんだかまた映画が見たくなってきます。こうしてみるとトロピカルランドでの出来事って本当に密度が濃く、ここでの話だけで1クール使えそうな気がしますw

そして驚いたのが二人が楽しんでいるシーンで流れた挿入歌!
なんとZARDの「運命のルーレット廻して」、原曲です!
最近ユニット・ラポンポンのカバーでOPとして復活したばかりですが、ここでは坂井泉さんのオリジナル。久しぶりにTVで歌声を聞くことができました。坂井さんも天国で喜んでいるのではないかと思います。

しかしそんな楽しい時間も束の間。
ついに来てしまったジェットコースター。ある意味でいえばコナンの物語が始まるそのきっかけともいえる場所です。

ジンとウォッカも当然登場。
どんな顔で乗るのかなあと思ってみていたら真顔すぎて吹きましたwウォッカは上から双眼鏡、ジンはキャンティーに連絡を取っていますが、それにしても真顔(笑)

キャンティーがジェットコースターを見つめるコルンに「乗りたいの?」
それに対して頬を赤らめるコルン。
・・・・・・
!?!?!?!?!
ある意味今回私が一番驚いたシーンかも(笑)コルンは憎めない奴ですねw

さて、そしてジェットコースターで事件。
首が切られるというショッキングなものですが、案外そのまま描いていて驚きました。もっとマイルドにするかなと思っていましたが、現場の血の跡など映像がきれいな分第一話よりもグロさ(リアルさ)が増していましたね。

第一話当時はやってきた目暮警部にジンとウォッカがビビりまくっていましたが、当然その描写は修正。ジンに至っては身元を調べようとした警部を拳銃で撃とうとしていましたね。やはりこれでこそ組織ですし、断然緊迫感を感じさせるシーンになっていました。

ちなみに事件の内容や推理の過程などに関しては概ね第一話通りですが、演出が変わり絵が変わるだけで全く別物で新鮮になっていましたね。今日の感想では新鮮という言葉を繰り返し使わずにはいられませんw

帰り道。
新一はウォッカの後をつける。蘭が泣いているのにそれでも行くんですから、正義感が強すぎるというか・・・。それがあだになってしまうわけですが。

後ろから迫るジン。
映画でも何度も見ているシーンですが何度見ても緊張。「今回こそ避けて!」と毎回思ってしまうんですけど、当然避けられません(笑)新一の運動神経なら避けられそうですけど。蘭のキックは全発避けていましたし。しかも今回はジンが「探偵ごっこはそこまでだ!」とか言ってタイムラグがありましたし。いやジンの技術がすごいのかもw
ちなみに殴る武器が細長い警棒?アイスピック?みたいなものになっていました。元はバットでしたけど、これも今の組織のイメージには合わないですからね。

そして薬を飲まされる新一。苦しみまくるわけですが、山口勝平さんの演技が迫真ですね!痛みというか辛さが見ている方にも伝わってくるようでした。

コナンの姿になった新一。
意外と体の縮んだことに気が付くのが遅い(笑)普通目線の高さ(と声)ですぐに異常に思い当たりそうですけど、鏡を見て初めて自分が小1の姿になったことを知る。1それと関係ありませんがコナンの声の安心感。

自分の家に逃げてきますが、扉に手が届かない(笑)コナンが小さすぎるのか、扉が高すぎるのか。それともその両方か(笑)

博士に「お尻のほくろから生えた一本の毛、コロンボのミートソース」によって自分の正体を信じてもらったコナン。ここから江戸川コナンと名乗るまでのあたりはほぼ原作・映画の前説通りですね。

蘭の家に居候することになったコナン。
蘭から新一への思いを聞き顔真っ赤。このシーンかなり大好きなので、今の絵で復活したのがすごくうれしいです。

<ED~>

第二話以降の事件のいくつかをピックアップしてガンガン流すこれまた憎い演出。
特に月光ピアノソナタ殺人事件!!
そして外交官殺人事件!!
さらには黒の組織10億円強奪事件!

名作たちが最新のキャラデザで描かれるのには鳥肌が立ちました!
なんというかすべてのお話をこんな風にリメイクしてもらいたいなんて妄想が頭の中に・・・(笑)新作ももちろんですが、旧作のリメイク放送も定期的にやってくれたりしないですかねえ。

そのあとにはキッドとの初邂逅の場面やジョディ・赤井がベルモットを追う場面。そして灰原が組織時代に調査のために新一の家を訪れていた場面も初の映像化!

子どものころの服だけが無くなっていたタンス。幼児化したマウス。蘭の電話してこいというメッセージとトロピカルランドでの写真。新一の行方調査を死亡に書き換える志保。そういったセリフやOPなどの一瞬では出てきていたものがすべて繋げた映像として描かれていることに感動です。

<全体を通して>

今だからこそできるコナンの原点。
いやあ、想像以上でした。

今の原作の展開に即して、これまでに言われてきた様々なことがすべて余すことなく映像となり、よりコナンという世界観の壮大さに驚きましたし、その後を知っているからこそ、新たな発見がたくさんありました。まさにエピソードワン。

ただリメイクというわけではなく、また後付けというより肉付けを施し、ストーリーにより重みと深みを持たせた傑作だったと思います。

普段見られないコナンが小さくなる前の日常でワクワク。
そしてコナンが小さくなってまだ灰原と出会う前。元に戻れる確証もない絶望的な状況。そこでズシンと心に来る恐怖。前半・後半が本当に素晴らしいバランスで描かれていました。

20周年ラストに相応しい超大作。劇場で公開してくれればよかったのに!と思うくらいでした。

(劇場といえば劇場版21弾・から紅の恋歌(ラブレター)の特報映像も公開されましたね。相変わらずの爆弾(笑)服部、死ぬなよ!っていうのはなかなかレアだと思います。こちらも楽しみですね!!)

個人的な評価:100 (満点 10)


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