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New3ds版が発売された時から気になってはいたものの、なかなか購入するきっかけがなかったダウンロード専売タイトル「ママにゲーム隠された」。Switch版の発売を機にようやく購入(価格は500円)し、1時間ほどプレイしてクリアしましたので、こちらをレビューしていきます!

(いくつかのステージの攻略方法についてネタバレをしています。ストーリー性があるわけではないので問題ないと思いますが、気にされる方は念のためご注意ください。)

まずタイトルでお気付きかと思いますが、本作は超がつくバカゲーです(笑)
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ママに隠されてしまったゲーム機を、部屋の中に転がるアイテムを使って探し出す謎解きパズルゲーム……ただし謎解きといっても、ほとんどのステージが1分もかからずにクリアできるほどの簡単さなので、ジャンルもバカゲーと言った方が適切かもw
ゲーム機が隠されている場所は座布団の下やタンスの中といったごく普通のところから、「それ、ママどうやって隠したんだよ!?」と突っ込みたくなるような場所まで様々。

シチュエーションに関しても、部屋の中で徒競走が始まったり、自転車に吹っ飛ばされたり、おじいちゃんを昇竜拳で吹き飛ばしたり、井戸からママがせり上がってきたり、まさに何でもあり

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これぞカオス!


いろいろと試しているうちに理不尽なゲームオーバーになりまくりますが、これもまた一興。

それと本作は後ろで流れている絶妙に間の抜けたBGMが意外とクセになります。私はこれを口ずさみながらゲーム機探しをしていました。

気になったこととしては、いくつかのステージで「もはやママ関係なくね?!」というステージが散見されたことが挙げられます。

全体的に「……あ、ママ!くそ、見つかったか…」「ママ、こんなところに隠してやがったか……」という感じでママと子どもの激しい闘争が見られるんですが、ゲームの中盤で、”間違い探しをクリアしたらゲーム機がどこからともなく湧いてくる”というようなステージも登場し、それは若干違和感。まあ野暮な指摘であることは承知していますが、「ママが隠しているというより制作スタッフが隠している」感があったんですよね。バカゲーだからこそ、そこはタイトルに忠実な形でこだわってほしかった。

というわけで改めてまとめると、本作はセンスを感じる一発ギャグをテンポよく見ていくゲーム。500円の価値があるかと聞かれれば私は答えに窮しますが、

「うーん、こんなアイテムで何をするって……ファーッwww」
という経験をするのに500円払えるという方、あるいは「久しぶりにママにゲーム隠されたい」という方には本作をおすすめします。

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3つのカップがシャッフル。一体どれにゲーム機が…?
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……そっちかよっ!


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