3dsでもプレイすることができる、dsの隠れた名作をご紹介していく企画第6弾。この記事シリーズは今回で最終回(?)とする予定です。(”3dsの隠れた名作”の記事シリーズはまだ継続予定です。)

これまでのvol.1~vol.5のリンクは以下となります。合わせてご覧ください。

vol.1 (ラジアントヒストリア、ルクスペイン)

vol.2 (怪獣バスターズ、ルミナスアーク3アイズ、名探偵コナンvs金田一少年の事件簿)

vol.3 (ウィッシュルーム、ヘラクレスの栄光)

vol.4(国盗り頭脳バトル、ソラトロボ、スローンとマクヘールの謎の物語2)

vol.5(ワイズマンワールド、だれでもアソビ大全、幻想水滸伝ティアクライス)

さて今回は、

トレジャーリポート(バンダイナムコの公式サイトが見つからなかったので任天堂の紹介サイト)
ぞんびだいすき
ディスティニーリンクス

の三作を取り上げます!

 
トレジャーリポート 機械じかけの遺産
TREASURE REPORT 機械仕掛けの遺産
バンダイナムコゲームス
2011-05-26

19世紀末の富豪が残した遺産の謎に迫っていく冒険ミステリーの物語を楽しみつつ、その中に潜んでいる多数のナゾ(パズルや暗号)に挑んでいく、まさしく”レイトン教授ライク”の作品。本家をかなり意識して開発されたことが伝わってくるゲーム内容で、レイトンファンの方はなかなか楽しめる作品となっています。

ナゾ自体はレイトン教授に多い論理パズルというよりも、ルービックキューブなどをはじめとした立体パズルが多いのが特徴ですが、全体的にナゾは易しめで、解けなくても進めることができるので、お手軽に遊べます。

ドラマチックな物語とギミックパズルの融合

ゲームシステムはレイトン教授を想像していただければ完全にそのままです。そのためレイトンが持っている面白さは本作でもある程度再現されています。
もっともストーリーの練りこみやナゾのボリュームなどは明らかに本家の方が上だとは思いますが、安価なフォロワー作品としてツボはきちんと押さえてある印象です。

手放しでオススメ!というほどの作品ではありませんが、少なくともパズルや謎解きが好きな方であればお値段程度には楽しめる作品だと思いますので、興味があれば期待はしすぎずにプレイされるのもアリだと思います。

ぞんびだいすき
ぞんびだいすき
チュンソフト
2011-01-20

人がゾンビを退治するゲームは数知れず。
しかしプレイヤーがゾンビを操作して人を倒すゲームはちょっと珍しい。本作はそんなユニークな設定のアクションゲームです。

簡単操作でぞんびを自在に動かせる

タッチペンを使ってたくさんのぞんびを直感的に動かすだけの簡単操作で誰でも気軽にプレイできるのが本作の特徴の一つ。

反撃してくる人もいれば、仲間を呼んだり逃げたりする人もいますが、どの順に敵を狙っていくか、行動パターンやタイミング、効率などを考えてぞんびに指示を出すのが面白いです。

中毒性があるぞんびの育成

ぞんびは牧場でアイテムを食べることによって成長していきます。
難易度の高いミッションに備えてぞんびを強化していくことになるわけですが、この育成要素は結構な中毒性があります。

またパッケージのポップなデザインを見ても分かる通り、ぞんびたちがかわいいんですよね(笑)
普通ゾンビと聞けば不気味なホラーを想像される方も多いかもしれませんが、本作はその逆を行っており、わらわらと動き回るぞんびたちに愛着が沸くこと間違いなし!

意外と見え隠れするドラマ性

プレイされると分かるかと思いますが、ぞんびたちは憎めない存在として描かれています。どこか純粋というか。
本作のストーリーはどこか人間というものを少し考えさせられるようなドラマ性を持っています。


全体的に斬新さが光るスパイクチュンソフトのオリジナルタイトル。シミュレーション的な作品が好きな方、ポップなデザイン・システムが気になる方はぜひ♪
(ハチャメチャなルールのサッカーゲーム「デッドサル」も地味に好きだったりしますw)

ディスティニーリンクス

舞台は時計仕掛けの夢の島「アメイジア」。
本作は古の遺産である「夢のゼンマイ」を求めて、このアメイジアを探索していく2D見下ろし型のアクションアドベンチャーです。

プレイヤーは6種類の武器と2種類のスキルを使いこなしながら、ダンジョンを探索してクエストをこなしたり、アイテムを集めて強力な武器や道具を作成していくことになります。

2Dゼルダライクのアクションが楽しい!

ゼルダシリーズのような謎解き要素は少ないものの、手強く個性的なボスとのバトルをはじめとして、なかなかの歯ごたえがある作品となっています。
アクション自体の手触りもよく、緊張感のある探索・戦闘を楽しむことができるのが特徴です。

アイテム収集と合成にはまる

本作ははっきり言って非常に作業感の強いゲームです。討伐・収集・調査といった数々のクエストをこなしたり、ダンジョンを行ったり来たりしてアイテムをたくさん集め、それを使って武器や道具を作成していく、いわゆるおつかいゲームとなっています。
それをハクスラ的なものだと割りきってしまうができれば、本作は十分楽しめる作品だと思います。


作業ゲーが苦手、という方にはおすすめできませんが、後半意外と盛り上がって来るストーリーも加点要素ですし、アクションがあまり得意ではないという方に向けた救済措置・傭兵システムなどもあるなど、地味ではありつつも丁寧なつくりとなっています。2Dアクション好きにおすすめです!







スポンサードリンク