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アーケードのアクションゲームとして生まれ、ファミコンやゲームボーイといった家庭用ゲームとしても何作品かがリリースされている「ぺんぎんくんWARS」シリーズ。

その最新作がゲーム機向けとしては30年近くの時を経て、最新ハードであるNintendo Switchでまさかの復活!その作品がこの記事でレビューしていく「ぺんぎんくんギラギラWARS」です!(本作は1800円のDL専用タイトルです。)
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私はもともとこのシリーズ自体を知らなかったのですが、PVを見て面白そうだと購入を決意。
実際に遊んでみるとこれが単純明快・シンプルなんですが、派手で楽しい対戦ツールとして素晴らしい出来になっていました。絵面もそうですが、色使いなどもお洒落で不思議な魅力がたっぷり!

そもそもペンギンくんウォーズってどんな作品なの?というところから説明します。
(詳しくは一番下の動画を見ていただくと手っ取り早いかもしれません。)
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ゲーム画面はこのような感じ。
基本的には10個のボールを投げ合い、相手にぶつけることでダメージを与えていって、HPをゼロにした方が勝ちというルール。簡単に言ってしまえば「ドッジボールとホッケーの融合」という印象です。
(相手にボールを当てるドッジボール要素、両端の壁の反射の角度を調整してボールの跳ね返りでの攻撃を狙えるホッケーの要素)

ただし”溜め投げ”(Yボタン)やステージ上に出現する”反射板”や”爆弾”、”とげボール”といった多様なギミック、そして”必殺技”、全ボールを相手陣地に送った際に発動する”全ボールアタック”といった要素が、この単純な作品に戦略性と意外な奥深さ、リプレイ性を生み出しています。
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小さな画像で見づらくて恐縮ですが、一番上にはカーリングのように滑って敵陣に到着すると爆発するアイテム、真ん中にはボールを弾き返す反射板、一番下には書かれた方向にボールが加速するギミックが登場しています。

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↑必殺技の際にはちゃんとカットイン演出があります。これはペンギン(レイリー)ですが、これ以外にも異なる必殺技・ため攻撃を持つキャラが多数登場します。

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本作では一人プレイ専用のストーリーモード、自由にルールを設定しローカル対戦モード、インターネットによるオンライン対戦モードが収録
上の画像はストーリーモードでの”挑戦状”選択画面。
ここで誰と戦うかを選んだり、ショップでボールや能力を購入したりすることができます。

ストーリーモードは1vs1はもちろん、2vs2のタッグマッチや3人勝ち抜き戦、条件を満たすとプレイできるボス戦など、いろいろなシチュエーションでバトルを進めていきます。
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バトルで集めた”キャンディー”を使ってキャラクターの移動速度やボールのスピード、攻撃力や防御力といったステータスをアップさせることができます
しっかりとここでぺんぎんたちを鍛えておかないと、なかなか厳しい戦いになります(笑)
(あとからリセットも可能なので、熟練のプレイヤーは縛りプレイもいいかもしれません。)

おすすめポイント

対戦ツールとしてかなり使えそう!

1800円という安価な値段ですが、おすそわけプレイによって一本あればジョイコン4つまでを一台に登録して最大4人でプレイ可能
またニンテンドースイッチを縦に置き、見下ろすようにして対面でプレイするモードもありますので、二人プレイなら画面を分割することなくプレイすることができます

ギミックなどルールの設定や1vs1にするかダブルスで2vs2にするかなど、好きな形で対戦プレイ・協力プレイが楽しめるのも評価できます。
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↑2vs2の対戦の様子。画像のようにボールを全部とげボールに変えることもできます。

しっかりと実力が反映されるシステム

見た感じ、ただボールを適当に投げるだけにも見えるかもしれませんが、溜め撃ちで気絶させたところへ反射を利用して続々と追撃したり、溜め撃ちばかり狙う相手にスピーディーにボールを投げて全ボールアタックで大ダメージを与えたりと、テクニックもしっかり要求される作りになっていると思います。
今のは上手くいったな!というコンボ攻撃ができるととても爽快です♪

タイトルの通りギラギラしたペンギンのキャラがいい!
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このデザインがなかなかツボです(笑)
本作のちょっとふざけた世界観というかゲーム性にばっちりフィットしていますw

耳に残る音楽
これは動画でも一部流れていますので、興味ある方は実際に聞いてみてください。


手軽にマルチプレイを楽しめる良作となっていますので、わいわい対戦を楽しむのに向いたソフトだと思います。なかなかオススメです!



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