ゼルダ、1-2-Switchに次いでロンチタイトル二作品を簡単にレビューします。
今回はスーパーボンバーマンRとぷよぷよテトリスSです。いずれも有名IPですので、スイッチというハードでの遊び心地という観点を重視して書いています。 

ぷよぷよテトリスS
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二大パズルゲームの競演

落ち物パズルゲームとして人気のぷよぷよとテトリス。
ぷよぷよは同じ色をいくつか揃えて消すことで、テトリスは横一列にブロックを敷き詰めて消すことで相手を攻撃します。

本作ではその二つのシリーズがコラボレーションしており、片方のプレイヤーがぷよぷよで、片方のプレイヤーがテトリスで戦う、といったフレキシブルな対戦設定が可能となっています。
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すでに3dsやVITA、PS4などでも発売されているタイトルのニンテンドースイッチ版なので、ゲーム自体の面白さやボリュームは保証されています。
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Joy-Conを使ったおすそわけプレイに対応!
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本作はニンテンドースイッチのテーブルモードに対応しており、本体に二つ付いたジョイコンを使うことで、スイッチ一台とソフト一本で二人までのマルチプレイに対応しています。

私も京都まで向かう新幹線の中で友人と”おすそわけプレイ”をしてみましたが、これは好評。普段から滅多にゲーム機で遊ばない友人ばかりだったので、一台で完結して遊べることに驚いていました。(ぷよぷよを消した時の細かな振動にも感動していましたよ!)
ちなみに私はどちらも絶望的に下手なのでほぼ負けっぱなしでした(;ω;)(全体的にツムツムなどで鍛え上げられている模様です・・・)

一つ気になったのは操作性。
ぷよぷよテトリスRでは割と細かな操作が必要になりますので、ジョイコン一つを両手持ちするとさすがに少し操作しづらかったように思います。
慣れもあるでしょうし、ジョイコンストラップもつけていなかったのも理由ですが、ミスが続いて十字キーで操作したくなってしまいましたね。

まとめ

この作品は本当にスイッチと相性がいいタイトルだと感じました。
いつでもどこでも誰とでも、一台あればすぐにぷよぷよとテトリスの様々なルールで遊べる、というのは大きな魅力で、後発のマルチタイトルですがかなりの差別化ができています。

本作に限らず、携帯性やおすそ分けプレイによる手軽なマルチプレイはニンテンドースイッチというハードにとって大きな強みとなることが改めて実感できたタイトルになりました。

※ちなみに私はテーブルモードにおいて、一台の小さな画面を複数人でのぞき込むのはきついのでは?と懐疑的に見てしまっていたんですが、実際にやってみると問題なくプレイできました。ソフトの内容にもよるとは思いますが、近い距離・横並びで見る分にはそこまで見づらさは感じられませんでした。

スーパーボンバーマンR> 

ファン待望の新作

久し振りに登場した家庭用機向けのボンバーマン最新作。
ハドソンがコナミに吸収されたことで悲観的な向きが強かったですが、昨年の3ds「桃太郎電鉄」や本作など、ようやくハドソンブランドにも動きが見えてきました。
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ボンバーマンシリーズは時間で爆発するボムを配置し、敵を倒すシンプルながらも爽快で奥深いアクションゲームシリーズです。 
シリーズファンにとっては新ハードロンチでの展開ということで、喜ばれている方も多いでしょう。 

ギャグ性の高いフルボイスストーリーモード
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50以上のステージをクリアしていくストーリーモードはギャグ全開のストーリーが展開。
フルボイスでなかなか楽しめる内容となっています。

おすそ分けプレイ対応

本作でもおすそわけプレイでのマルチプレイが楽しめます。
最大八人まで楽しめますし、対戦アクションとしては魅力的だと思います。

ネット対戦/ジョイコンコントローラーでの遅延
 
本作の大きな欠点がこちら。
コナミも把握しているとのことで、今後のアップデートで改善される可能性もありますが、現段階では大きなマイナスポイントとなっています。 
(本体の問題ではないかという声もあるようですが、ほかのソフトでは特にラグなどを感じることは私はありませんでした。)

モードが少ない 

基本的にはストーリーモードと対戦モード(一人プレイも可能)だけという割り切った作りとなっているため、ボリュームがあるとは言えません。ただ本作は対戦ツールとしての位置づけで購入される方も多いでしょうし、その意味ではモードの少なさは気にならない方もいるとは思います。

まとめ

操作性が向上されればいつものボンバーマンを最新ハードで存分に遊べる内容ということで、まずはラグを解消するアップデートを早いうちにしてほしいところです。
全体的には良くも悪くも昔ながらのボンバーマン、といった感じです。
 

スーパーボンバーマンR
コナミデジタルエンタテインメント
2017-03-03
 

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