ファミ通が45人の人気ゲームクリエイターに「ニンテンドースイッチ」についてアンケート調査を実施。
その内容がファミ通の最新号に載っていましたので、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
(この記事はPART2です。PART1はこちら。

この記事で取り上げていない方で、個別にこの人の回答が知りたい!といった要望がありましたら、可能な範囲にはなりますがコメント欄で対応します。

基本的にクリエイターさんの所属・名前・質問の内容とそれに対する答え(一部を抜き出したり意味が変わらない範囲で表現を変えているところがあります・例Switch→スイッチなど)、それに加えて私の感じたことをカッコの中に書いていきます。

スクウェア・エニックス/青海亮太さん

スイッチで気になった点・・・ HD振動は実際に体験しないとわかりにくいですが、あれはスゴイ。「ドラゴンクエストヒーローズⅠ・Ⅱ for Nintendo Switch」にも、この機能を使った遊びを入れている。

(ドラクエヒーローズ2はPS版でプレイ済みですが、 HD振動は私も気になります。やや値段が張るのがネックなところで悩んでいます。)

セガゲームス/飯塚隆さん

プレゼンテーションの感想・・・ハードウェアの紹介はとても魅力的に感じた。(中略)ただ新規IPに突出したソフトウェアの紹介は正直物足りなさを感じた。スイッチらしい魅力的なタイトルだとは思うが、マリオカート8など、現在ラインナップされている他のタイトル群も合わせてスイッチの魅力をアピールした方がよかったと思う。

(長期的に見てシリーズものの作品と新規IPはバランスよく展開していってもらいたいですね。ただ新ハードなのでやはり新鮮さを感じられるラインナップを選んだのだと思います。スイッチの発売までに、もう一度ダイレクトなどでソフト情報を公開してほしいところです。)

セガゲームス/名越稔洋さん

プレゼンテーションの感想・・・実際にステージに立たせていただいたが、打ち合わせの段階から任天堂の並々ならぬ気合を感じた。そういう意味でサードパーティーのトップバッターは久々に緊張した。

(プレゼンテーションに登壇した名越さん。ソフトの具体的な発表がなかったのは残念でしたが、今後に期待しています。)

セガゲームス/細山田水紀さん

スイッチで気になった点・・・すでに「ぷよぷよテトリスS」を開発中だが、仮に新規にゲームを開発することを考えた場合、Joy-Conが分割できる点に注目するのがよいと思っている。

日本一ソフトウェア/新川宗平さん

スイッチで気になった点・・・「日本一ソフトウェアのゲームは携帯機でやりたい」という意見をいただくことが多いので、今後も携帯モードで楽しめるニンテンドースイッチでタイトルを発売していきたい。

(日本一ソフトウェアがロンチでディスガイアを出すのはなかなか衝撃的なことですが、しっかり結果が出るといいですね。私もロンチ展開ということでご祝儀買いしようと思っています。)

バンダイナムコエンターテインメント/原田勝弘さん

プレゼンテーションの感想・・・価格はマーケティング戦略上の観点では予想通りではありましたが、周辺機器に加え、内部構成を知っている業界人の身としては、これは安い、よくこの値段で抑えたなあと率直に思った。

スイッチで気になった点・・・本体がわりと軽いので、勝手な妄想ではありますがカメラ付きJoy-Conを外してモニターをそこいらのアタッチメントに付けてセットし、あとは画面左右分割描画すればワイヤレスVR-HMD化ができる。

(一般的にはスイッチの値段に賛否あるようですが、業界の方の印象では「安い」というワードが目立ちます。ちなみに私は触ってみないことには何とも言えませんが、現時点ではリーズナブルだと考えています。)

ブッコロ/ヨコオタロウさん

プレゼンテーションの感想・・・ニンテンドースイッチと「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の発売日が、いま自分の作っているゲームの一週間後と聞いた瞬間にすべての記憶を失った。

(「ニーア オートマタ」のことですねwそれにしてもすべての記憶を失っているのに、スイッチの発売日を覚えているジレンマ・・・w)

プラチナゲームズ/稲葉敦志さん

スイッチで気になった点・・・プラチナゲームズはニンテンドースイッチの開発会社として名乗りを上げているので、ハードウェアのポテンシャルについて理解している。その上で驚いたのが価格。本当に本当に安い。ものすごい努力の結果だと思うし、このハードを普及させようという強い気持ちを感じる。

(開発者の方がこれだけ手放しで褒めてくれると、ユーザーとしては性能面に期待が持てますね。ますますハードの発売が楽しみになります。)

フリュー/松浦正尭さん

スイッチで気になった点・・・ハイエンドなゲームだけでなく、おもに小~中規模のRPGが集まる土壌ができてくれると、新規タイトルを提案しやすくなるので、その点に一番期待している。

(フリューは新規作を続々各ハードに出していますので、スイッチでもどんどん挑戦的な作品を出してほしいです。特に新規のRPGは減っている中ですから、貴重です。)

マーベラス/高木謙一郎さん

スイッチで気になった点・・・HD振動。”やわらかさ”というものを表現したいので(笑)企画はもう作っていて、あとはどう実現していくかというのを詰めている最中。

(高木さんとHD振動・・・危険な香りがw高木さんらしい変態ながらじっくり遊べるタイトルが出てくるのを楽しみにしています(笑))

レベルファイブ/日野晃博さん

プレゼンテーションの感想・・・レベルファイブとしてもハードに合ったゲームを開発していきたいと考えている。

スイッチで気になった点・・・カメラ機能は付けてほしかった(笑)

(レベルファイブは3dsには終始積極的にソフト展開をしてきましたが、スイッチは若干様子見感が漂っています。できればレイトン本編の新作がまたやりたいですね。ちなみにカメラ機能はQRコード読み込みなどで使っていたみたいですが、なにか代替案はあるのでしょうか?)


以上で二回に分けたまとめを終わります。
全体を通して評判はまずまずのようです。もちろんパートナー企業の新ハードですから、悪く言えない部分もあるのでしょうが、少なくとも一定の完成度のゲーム機に仕上がっているようなので、一安心。

このブログでもこの新ハードの発売に向けてニンテンドースイッチを少しでも盛り上げていければ!と思っています
 
 

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