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今週のコナンはアニメオリジナル二部作の後編。
脚本は前編後編とも宮下準一さんです。以下ネタバレしていますので、注意してください。

~OP

「暗闇が動き出した」って表現がカッコいいですねw
まあ乗せられているのは霊柩車なんですが・・・。

OP~

葬儀場を探す灰原たち。
そこに蘭がタクシーで駆けつける。

蘭「コナン君は?」
光彦「見つかりました!」
元太「あいつ、今霊柩車の中」

異次元の会話ですね・・・霊柩車なう・・・という()

コナンが車の中で遺言状を発見。盗難事件と誘拐事件がつながる。
探偵団と蘭はタクシーで唐橋グループ会長の葬儀場へ。 

それにしても元太の「置いてくぞ!」にジワジワ来ました(笑) 
元太君、タクシー代払えるんですかねw

霊柩車が火葬場に出発していることを聞いた灰原たち。
まだ霊柩車は到着していない。故人にゆかりの場所を回っているのではないかという推測が浮上します。
そこで一同はコナンの乗った車を追跡することに。

ここでも元太の「もっと飛ばせよ、おっちゃん!」にジワジワ来ましたw
元太の口調って注目していると結構面白いんですよね。

しかし斎場につくと火葬に出される寸前!
ギリギリのところで蘭たちが止め、目暮警部の指示で中を見てみるが・・・コナンの姿はなし。

棺の中身って火葬する前に確認したりはしないんでしょうか?私は全く知識がないので分からないですが、でもまあ中に誰かが入っているなんて思いませんよね(^^;)

それはさておきコナンがいないのはちょっと意外でした。 ここでコナンが見つかってめでたしめでたしという流れかと思ったので。今回のお話はここからもうひとひねりあるんですね。

そんなとき葬儀場の地下駐車場にこの日廃棄される霊柩車があったことが判明。
何度か断続的に止まっていたのはゆかりの場所をめぐっていたのではなく、スクラップ車だったため単純に動作不良を起こしていただけだったと。

棺が二重底だったわけではなく、コナンは普通に棺の中に入っていただけ。
さすがに遺体の下にいたわけではないんですね。いくらなんでも自分の上に遺体が乗っているなんて嫌ですから。

そんな中霊柩車が処分場に到着。
探偵団、蘭、小五郎、警部たちが来たときにはすでにプレスが始まっていた・・・。

いやあ、ここは分かっていてもハラハラしました。早くストップボタンを押して!!!と心の中で叫んでしまいましたよw
小五郎が素手で機械を持ち上げようとするのは見ていてグッと来るものがありました。また蘭や探偵団が悲痛な叫びをあげている姿もなんだか映画のワンシーンのようでしたね。高木も呆然。灰原も真っ青。

元太「うな重10杯おごるから生き返ってくれ!」
コナン「いくらなんでもそんなに食えねーよ」 

このやり取り、すごく好きです。コナンの声が聞こえてきてすごく安心した自分がいました。
コナンは危機一髪、車の亀裂をキック力増強シューズで蹴破って脱出していたんですね。

犯人は三人の子供たち全員が共犯!
遺言状を盗むためにお互いが固定電話をつなぎっぱなしにして、アリバイを作っていました。
三人ともがこんな状態とは、唐橋グループ終わっています・・・。

最後の蘭の「そんなことのために・・・子供の・・・コナン君の命を危険にさらして・・・!許せないのはあなたたちの方じゃない・・・!!」

これはカッコよかったですね。 こうして毅然と犯人に対峙する姿を見て「網にかかった謎」のラストを思い出しました。(この話のラストでも蘭が犯人を諭しています)

結局会長の秘書は受け取った遺産をすべて慈善団体に寄付したのだとか。
愛人という立場だったことに負い目があったんでしょうかね。

全体を通して非常にキャラの心情がよく描かれていたと思います。コナンのピンチにみんなが力を合わせるという姿はとてもよかったですね。いい意味でアニオリらしくないお話だったように感じました。

個人的評価: 9 (満点:10) 

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