エンタメ最高マンの家庭用ゲームブログ

RPGにADV、アクションにシミュレーションなど、幅広い家庭用ゲーム(携帯ゲーム機ソフト含む)のおすすめ作品とレビュー、そして新作情報やゲーム関連のコラム(&コナンのTVアニメの感想)を書いていくブログです。 いただいたコメントにはその全てに返信いたします。ぜひお気軽にご意見・ご感想をお寄せください!

ご覧いただきありがとうございます! 全力で良質な家庭用ゲーム作品をご紹介していきます!

特大ボリュームの爽快リズムゲーム!Switch版VOEZレビュー!

(2017年11月17日追記あり)
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ニンテンドースイッチのロンチで発売されたソフトのレビューをちょこちょこ公開していますが、この記事ではダウンロード専売タイトルとしてフライハイワークスから配信されたリズムアクションゲーム「VOEZ」の感想を書いていきたいと思います。

本作はニンテンドーeショップで2500円で配信されており、もとはスマートフォンアプリとして人気の作品だったそうです。そのためタッチ操作専用で、 携帯モードのみに対応しています。(TVモードでは遊べません。)

ちなみに本作のレビューは他のソフトのレビューと合わせて公開しようと思っていたのですが、あまりにも出来がよく、特におすすめしたいソフトだったので単独の記事にすることにしました。 

(追記)
現在も続々と新曲が無料アップデートによって追加されています。その数は今や160曲以上!
これでもまだコラボ楽曲などを追加していくとのことなので、なんというコスパ!
パッケージ版も2018年1月25日に発売予定となっており、ますます目が離せませんね♪

<おすすめポイント>

心地いいタッチ操作で爽快感が抜群

プレイして最初に感じたのはレスポンスの良さと演出のスタイリッシュさ
システムとしては音楽に合わせてリズムよく画面上から流れてくる「ノーツ」というアイコンをタッチしていきます。
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この際、タッチの感度がいいのはもちろんですが、タッチしたときに表示される波紋のようなマークでタイミングが合っていたか確認することができます。

このタイミングがいい意味でゆるく、ちょっと早すぎたかな?という場合でもコンボが途切れなかったりするので、リズムゲームが下手な私でも上手くなった気分になります。
また本作は爽快さが重視された作りのようで、多くの方は自分が何かの楽器をノリノリに演奏している錯覚に陥るのではないでしょうか。

大量に収録された曲数
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2500円というダウンロードタイトルとしては高めの設定ではありますが、本作はこれでもかなり安い、お買い得な内容であると断言できます。

100曲以上収録された音楽はバラエティに富んでいて、多種多様な嗜好に応えられる豪華さ。ニンテンドースイッチ版独占の楽曲も追加されているそうです。
はっきり言ってパッケージタイトルでフルプライス販売してもいいのでは?と思えます。

チュートリアルが終わると自動的にすべての楽曲がすぐに好きなように遊べますので、突然100曲以上が解禁されてどれからプレイするか悩んでしまいましたねw

誰でも楽しめるいい意味での単純さと、上級者にとっての奥深さ

ノーツは普通にタッチするもの、スライドしてつなげるもの、長押しするもの、フリックで方向操作するものがあります。
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どれも30秒ほどで終わるチュートリアルで説明されますが、直観的な操作ができるようになっていますしシンプルなので、誰でも気軽に始められると思います。

難易度はEASY、HARD、SPECIALの三段階用意されていて、リズムゲームが苦手な方も得意な方も、自分に合った難易度で楽しめます。

ちなみにこの作品の魅力の一つとして、曲によってノーツが落ちてくるレーン(軌道)が重なったり移動したり増えたり減ったりと、曲の雰囲気に合わせて自在に変化することが挙げられます。
レーンが目まぐるしく動いている様子は新鮮な感覚でしたね。

ストーリーモードも搭載
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蘭空町と呼ばれる架空の町を舞台に、蘭空高校の男女六人がバンドを結成し活動していくストーリーモードも搭載されています。
基本的にはキャラ同士のSNSでのやり取りを見る形式で、楽曲で一定の評価を上げるなどして解禁していきます。

あくまでおまけのモードという位置づけだとは思いますが、世界観を示す美しい一枚絵などが多数存在し、集めたくなります。

リズムゲームのおもちゃ箱のような印象

ハイテンポな曲からしんみりとした曲、何かのRPGのラスボス戦のような曲にボーカロイド系の曲まで、本当に幅広いジャンルの曲が詰まっています
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また曲選択画面では曲名が羅列されているのではなく、その曲のイメージ画像が表示されているので、いろいろとその曲の世界観を想像しながらプレイすることができ、より音楽自体が魅力的に感じられるようになっています。

<気になるポイント>

・ゲームオーバーの概念がない

本作は最後まで譜面が終了すると、評価が判定される仕組みとなっています。(C~Sまでの4段階?)
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↑私は下手なのでハードでもC判定・・・(笑)特訓中です。

いくらミスを重ねても最後までプレイすることができるため、ラストまで演奏できた!という達成感はありません。とはいえもちろんS評価をゲットすることは動機付けになりますし、私は特にきになりません。(というよりこの仕様の方がありがたいです)

・TVモードでは遊べない 

完全にタッチ操作オンリーなので、物理キーでの操作はできません。念のためお気を付けください。
(追記・パッケージ版では物理キーでの操作も追加されるようです。)
 
<総括>

私は普段からリズムゲームをそんなに多くプレイするわけでもありませんが、いままで遊んだリズムゲームの中で一番面白いと感じるソフトの一つになりました。 

耳に残るいい曲が揃っていますし、お気に入りの曲を探すのも楽しい本作。
まだソフトが揃っているとは言えないニンテンドースイッチですが、「やるソフトがない・・・」という方におすすめしたいですね。まさにお買い得です。
 







Switchで個人的に出して欲しい任天堂タイトル10本!

ニンテンドースイッチではかなり念入りにソフト戦略を組んでいる様子の任天堂。インタビューなどを見る限りでは、新規の作品なども複数開発しているような口ぶりで、今後の展開がますます気になるところです。

さてこの記事では、そんなニンテンドースイッチで私が発売してほしいと願ってやまないタイトルをまとめて挙げていきます。(今回は任天堂作品に絞っているのでソフトメーカータイトルは取り上げていません。また実現する可能性が低いタイトルは基本的には取り上げていません。スイッチでも十分に新作展開があり得そうなものをピックアップしています。加えて既に新作に関する情報が発表されている作品は、その内容問わず除外しています。)

※順番はランキングなどではなく、ただ思いついた順です。ちなみに「思いつき忘れているけどめちゃくちゃ新作を望んでいる作品」もあるかもしれません(笑)

※同様の趣旨のSwitchソフトメーカー編PS4編をそれぞれ公開中です。よろしければ合わせてご覧ください。

新・光神話パルテナの鏡2

スマブラシリーズで有名な桜井さんが手掛けたシューティング・アクションゲーム。
ファミコンで発売されたパルテナの鏡の続編と言えなくもないですが、もはや完全新規IPと考えていいほどに別作品に仕上がっています。

本作の魅力は何といっても様々な特徴を持った神器、シンプルでありつつもタッチパネルでの快適な照準操作によって実現した爽快なシューティング。また小気味よい物語も挿入されるシングルプレイ。さらに特筆すべき3vs3での最高に熱い対戦マルチプレイ。私は3dsのアクションゲームで「NO.1を一本挙げろ」と言われれば、迷うことなく本作を推します。

新しい神器を合成によって作り出すのも本当に中毒性が高く、同じ名前の神器であっても付与される効果によって全くその使い勝手が違うところもお見事。これによって戦略に応じた自分ならではの神器を作る楽しさも格別でした。
というわけで新作が本当にやりたい!!!桜井さんにはぜひパルテナの続編を(ないしは追加要素ありの完全版でもいいので)考えていただきたいです。

カルドセプトシリーズ最新作

カルドセプトシリーズはボードゲームにカードゲームをがっつりと融合させた、大宮ソフトの看板作品です。3dsで発売された二作は任天堂からの発売となっていますのでここで取り上げています。

ダイスを振ってマップ上を進み、空いている土地には手札のクリチャーを召喚可能。クリチャーを召喚すればそこは自分の領地となり、相手プレイヤーがそこに止まれば通行料を得られます。ただしそのクリチャーを相手に破壊されれば領地は相手のものになってしまう、というのが大まかなシステムです。

属性・能力・ステータスの異なる様々なクリチャー、装備カード、様々な効果を発揮するスペルカードなど、戦い方に合わせて自由にデッキを組み、運を実力で跳ね返す本作。カードゲームや戦略ゲームが好きな方は間違いなくハマるでしょう!

関連記事リンク:カードゲームとボードゲームの華麗な融合!カルドセプトシリーズ!(カルドセプトリボルトレビュー)

もぎたてチンクルのバラ色ルッピーランド2

ゼルダの伝説シリーズで登場する緑タイツのオッサンが主人公のチンクルシリーズ。こんなことを言うとゼルダファンの方に怒られそうですが、私はチンクルLOVEなので(あくまでゲームとしてですよw)、正直言ってゼルダよりも好きだったりします。

特に私が新作を出して欲しいのは一作目であるバラ色ルッピーランドのようなシステムのもの。(上のAmazonリンクは二作目にあたりますが、システムは一新されてしまいました…)

すべてがルピーというお金で解決する、という非常に”いやらしい”コンセプトなんですが、これがギャグとしてだけでなく、ゲームのシステムとして見事に昇華させられています。
ゼルダを彷彿とさせるダンジョンでの謎解き、ボリュームたっぷりのフィールドの探索はもちろんですが、この斬新すぎるゲーム性は他で味わうことはできません。騙されたと思って遊んでいただけば、本作の尋常ではない魅力を実感していただけるのでは!?と思います。今一番新作が遊びたいソフトの一つです。

黄金の太陽シリーズ最新作

任天堂の数少ないファンタジーRPGである黄金の太陽シリーズ。
新作は2010年の「漆黒なる夜明け」から途絶えており、続編を求める声がチラホラ聞こえている作品です。

王道の作品ではありつつも、エナジーを用いた謎解き、ジンとクラスチェンジのシステムなど、特徴的な要素もあり、その意味でもさらにパワーアップさせて帰ってきてほしいですね。

カービィのエアライド2

人気キャラクター・カービィを題材にしたアクションレースゲーム。空中に浮かんで走るエアライドマシンで3Dのコースを縦横無尽に、そしてスピーディーに駆け回ることができる作品で、これもスマブラの桜井さんが手掛けたタイトルとなります。

本作で特筆すべきはやはりその対人プレイの楽しさ。
誰でも簡単に操作できるシンプルなゲーム性でありながら、繰り返しプレイしても飽きることのない奥深さを兼ね備えています。
ニンテンドースイッチは携帯性とハードの特徴的な機能のおかげでマルチプレイへのハードルが大きく下がっているので、本作は相性抜群かと思います。

幻影異聞録#FE for Nintendo Switch

アトラスのメガテンシリーズと任天堂のファイアーエムブレムシリーズのコラボレーションということから企画が始まった本作。しかし結果的に両シリーズとは縁が遠い”芸能界”に”アイドル”といったキーワードが出てきたことからも分かるように、非常にペルソナ4を彷彿とさせる作品になりました。

ジュブナイルものとしてのストーリーの熱さ、RPGとしての完成度が高く評価されており、ファイアーエムブレムらしさこそ少ないものの、良作のRPGという声をよく耳にします。

惜しむらくはWiiUで発売されたために売上が振るわなかったこと。かくいう私も本作は購入しなかったのですが、今になって非常に興味が湧いてきたので、ぜひともスイッチで再始動してほしいです。

任天堂製の(恋愛・美少女系)テキストADV

任天堂が本気でテキスト型のアドベンチャーを出したらどのような作品になるのか。
以前からそんな興味がありまして、ここで挙げさせていただきました。

任天堂はテキストアドベンチャーを一切出していないというわけではなく、例えばハードボイルドなサスペンスADVである「ウィッシュルーム」シリーズなどがありますが、その数がかなり少ないことは事実。

そんな中、ニンテンドースイッチのテーブルモードはADVとピッタリなので、この機会にぜひ一本出してみてほしいですね。特にこれまでに出したことがない(?)美少女系ADVを見てみたい。

斬撃のレギンレイヴ2

なんといってもジョイコンとの相性を考えたらレギンレイヴは外せません。
本作はモーション操作で攻撃し、敵をどんどんなぎ倒していく、いわば”ファンタジー版の地球防衛軍”といった作品です。(開発会社も同じです。)

いい意味で任天堂らしくない、バイオレンスさのあるゲームですが、その爽快感は高い中毒性があり、武器の種類が豊富なのも〇。また北欧神話を題材にしたストーリーも熱い。

マルチプレイにもピッタリのソフトですし、上述の通りジョイコンでのモーション操作にも完璧にフィット。もはや新作を出さない選択肢などないでしょう!

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡/暁の女神 リメイク

任天堂のSRPG、ファイアーエムブレムシリーズの中でも久し振りに据え置き型ゲーム機で展開されたソフトということで、従来作品とはどこか一線を画している感がある蒼炎の軌跡 / 暁の女神。

二部作で地続きとなっている壮大なストーリーが高く評価されていますが、いかんせん現行ハードではプレイできないのが惜しいところ。ぜひともニンテンドースイッチで二作まとめてリメイクしてほしいですね。

マリオテニスシリーズ最新作

私はスポーツゲームの中だと野球ゲームとテニスゲームが好きなのですが、その中でもマリオテニスシリーズはぜひスイッチで新作を出して欲しいと思っています。

特に通常の操作に加え、ジョイコンでのモーション操作モードなどを追加してくれると、大きな進化が見込めるのではないかと思っています。
3ds版はランキングで上位に入るためにかなりやりこんだので、シングルスには結構自信があります(笑)


というわけで以上となります。
F-ZERO新作、ファミコンウォーズ新作、ちびロボ新作、マザーリメイク/新作、零シリーズ新作、ドンキーコング新作、リズム天国新作など、発売を待ち望む声が大きい作品はまだまだ多くありますが、いずれにせよこれらの中から何本が実現するのか、しないのか。ポジティブに期待して待ちたいと思います。


シャイニングレゾナンスがPS4で復活、Switchに面白法人カヤック参入など[2017年11月15日のゲーム情報+雑記]

今回も新作情報などを雑記形式でまとめておきます。

1.シャイニング・レゾナンス リフレインがPS4で発売決定!
レゾナンスシャイニング
人気RPGのシャイニングシリーズが再始動
シャイニング・レゾナンスのリマスタータイトルとなる「シャイニング・レゾナンス リフレイン」がPS4で発売決定!

エクセラとジーナスが仲間になるifストーリーが楽しめるリフレインモードが追加されるほか、150種以上のDLC、新主題歌などの追加、難易度やAIの調整など、様々な要素が加わってリメイクにも近い内容となっているようです。
発売日は2018年3月29日とのことです。

2.面白法人カヤックが初のコンシューマーゲームをSwitch向けに発売決定!

面白法人カヤックによる初のコンシューマーゲームがSwitchに登場することが判明!
同社が子会社化した2Dシューティングを得意としているガルチとの共同開発タイトルで、そのタイトルは「RXN -雷神-」。


本作も縦スクロールシューティングとなっているそうで、フルボイスのストーリーモードも搭載。PVを見てみましたが予想以上に力が入っている印象で、これは私も購入します!
配信日は2017年12月を予定。ダウンロード専売で価格は税別3900円ということです。

それにしても最近はこの手のスマホゲームを手掛けていたメーカーの家庭用への逆参入が目立ちますね。先日はコロプラの家庭用ゲーム参入も話題となりました。非常にいい傾向であると好意的に受け止めています。

3.その他発表されたソフト

アンエピック-オタクの小さな大冒険 PS4
日本一ソフトウェアの”日本一Indie Spirits”の第七弾。レトロなグラフィックの2D横スクロールアクションゲーム。2017年12月に1620円で配信予定。

ファントムブレイカー バトルグラウンドオーバードライブ NSw
5pb.による横スクロールのラインバトルアクションゲームのスイッチ版。他機種版のDLCをすべて収録し、マルチプレイにも対応。2017年12月7日に1000円で配信予定。

4.オカルティック・ナイン」/「俺達の世界わ終っている。」を購入しました!

まだプレイできていないので、これまで特に触れていませんでしたが、購入はしてあります。ロボティクス・ノーツ エリートをプレイ中なので、これをクリアしたら順次プレイする予定です。

それとSwitchのダウンロードソフト「The Bridge」(990円)を購入してプレイ中。画面を傾けて扉を目指すシンプルなパズルアクションなのですが、白黒で描かれたどこか不気味な雰囲気と、意外なほど歯ごたえのある高い難易度が見事にマッチ。今後別の記事でも触れるつもりですが、頭を使って解くパズルゲームが好きな方はぜひ。

5.RPGツクールフェスを用いた新作の制作を開始!

3dsの「RPGツクールフェス」を使ってエンタメ最高マンのオリジナルRPG第二弾を制作することを決めました!現在はシナリオのプロットとシステムデザインを準備中。

現段階ではまだ制作に着手しているわけではありませんし、なかなか時間が取れそうにない状況なので、いつ完成するかはまだ未定ですが、ぜひ興味を持っていただけたら嬉しいです。(3dsさえお持ちであればどなたでも無料で遊んでいただけます。)

ちなみに1作目は一応ファンタジーの戦記物を作ったつもりですが、今回はファンタジーの世界観ではありつつも、一風変わった成長システムを搭載した冒険風作品にする予定です。

関連記事リンク:エンタメ最高マンが制作したRPG!「救国の英雄戦記」攻略!



私が家庭用ゲーム各社に抱くイメージ2017<大手メーカー編>

2016年10月に公開して各所からいろいろな反応を頂いた企画の第二弾
それが「私が家庭用ゲームメーカーに抱くイメージ”2017”」となります。(今回は大手メーカー編。今月中には中小メーカー編”2017”も公開します。)

前回の同企画からからおよそ一年が経過し、ゲーム業界もまた少し変わってきました。もちろん各社に対する私の印象にも変化があります。そこで今回は”2017年”編として、改めて一社ごとに簡単ではありますが、語っていきます。

※この記事シリーズは私がとある一介のゲーマーとして、家庭用ゲームを開発する各社をどのような目で見ているのか、できる限りオブラートに包むようなことはせず、正直な本音を書くというのがコンセプトです。そのため普段と比べて辛口な表現を用いる場合もあります。ただこれはゲーム好きだからこその思いを込めてのことなので、あらかじめご了承いただきたいと思います。
(そんなつもりは全くないのですが、もし偉そうに聞こえてしまったらすみません

関連記事リンク:私が家庭用ゲーム各社に抱くイメージ<大手メーカー編>
関連記事リンク:私が家庭用ゲーム会社に抱くイメージ<中小メーカ―編・PART1>
関連記事リンク:私が家庭用ゲーム会社に抱くイメージ<中小メーカ―編・PART2>

今回取り扱うのは、

任天堂/SIE(ソニーインタラクティブエンターテインメント)/バンダイナムコエンターテインメント/カプコン/スクウェア・エニックス/ セガゲームス/コナミデジタルエンタテインメント/コーエーテクモゲームス

の8社です。

任天堂

先に言ってしまいますが、昨年から最も印象が大きく変わったのは何を隠そう、任天堂です。
昨年の10月の時点で私は任天堂に大きな不満がありました。WiiUの事実上の撤退。3ds向けの新作の減少。新ハード(Switch/当時の通称NX)の詳細も不明。任天堂が大好きだからこそ、「これからどうするんだ!?」という不安が渦巻いていたんですね。

そのため昨年の記事では少々辛辣に書きました。はっきり言って任天堂の行く末に明るい兆しを見て取ることができていなかった。

…しかし!
私の任天堂に対する好感度はこの一年間で急回復、というか過去最高のレベルまでうなぎのぼりしています。
ニンテンドースイッチの大ヒット。ハード一年目とは思えない作りこまれたソフトの数々。続々と届くソフトメーカーからの新作開発の発表。
「やっぱり任天堂、いろいろと隠してやがったな!?」
言葉遣いが悪くて恐縮ですが、心の声をそのまま口にするとこんな感想になりますw

全体的に2017年は任天堂の復活の象徴となる年になったと思います。とはいえ、これがあくまでもスタートであることには違いありませんので、ハードの勢いが失速しないよう、来年以降も練りに練ったソフト戦略で、慢心することなく突き進んでほしいということも付け加えておきます。

SIE

相変わらず安定したPS4展開を続けているSIE。ユーザー層はもはや盤石で、ソフトラインナップも現行ハード随一。この辺りは昨年といい意味で変わっていないように見受けられます。

PSVRの展開も5000円の値下げを敢行。ようやく在庫も一定数が出荷されるようになり、今年はPSVRのセカンドローンチを果たしたというように思います。私もPSVRを購入し、新たな体験に概ね満足しています。

一方で不満に思っていることも昨年と変わらず2つ。
まず1つ目はIP展開です。SIEはファーストとして自社のIPをもっと有効に活用すべきである、と考えています。(安価なリマスターは始めているので改善していくつもりはあると思うのですが…)

いくつか例にとると、”キッズの星プロジェクト”でなぜ「サルゲッチュ」の新作を押し出してこなかったのか。ユーザーからの期待の声が大きい「ワイルドアームズ」や「フリーダムウォーズ」などの新作をどうして作らないのか、といったところでしょうか。

特にJAPANスタジオはもっと”日本の市場に幅広く受け入れられるタイトル”をバンバン作ってほしいですね。特にPSVITAの発売直後は非常に積極的だった印象があるだけに、今は少し寂しさを覚えています。

もう一つは繰り返しになりますがPSVITA、およびその後継機の展開についてです。
日本ではまだまだ携帯機需要はかなり根強いので、VITAの後継機を出す意味は大いにあると思います。この部分については裏で何かしら動いていることを信じるほかありませんが、加えてPSVITAに対するサポートがほとんど皆無であるのは不可解です。
こちらも来年の今頃、印象が大きく変わっていることに期待したいです。

バンダイナムコエンターテインメント

各ハードにバランスよくソフトを配置している姿勢は相変わらず好感を持っていますが、気になるのは一時期と比べると明らかに発売される新作数が絞られていること。

この会社はとにかく多数のIPを抱えており、休むことなく新作が発売される印象が強いだけに、タイトル数が減っている現状は少し不安があります。

決算などを見ると、強力なIPを生かしたネットワーク事業(スマホゲーム展開)がかなり上手く行っているようで、もし開発リソースをそちらへとシフトさせているのだとしたら、個人的には残念ですね。

カプコン

カプコンといえば今年はモンハンダブルクロスの海外展開について批判もありましたが、一方で「モンハンワールド」の発表がかなり注目を集めました。
ハイエンドのモンハンを望む声は以前から強かったため、ゲーマーからの期待に応えたということで、見る目が変わった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

相変わらず家庭用ゲームを中心に据えたソフト展開をしていることも好印象ですし、この調子で頑張ってほしいと思います。ただ去年も書きましたが、新規IPも欲しいところ。

スクウェア・エニックス

スクウェア・エニックスも私の中で今年かなり印象が(いい意味で)変わりました。

というのも、この会社は新ハードの立ち上げにはどちらかと言えば消極的な会社、という印象なのですが、Nintendo Switchに対してはかなり積極的。
実際ソフトメーカーとしては独占タイトルである「オクトパストラベラー」をはじめとして続々と新作を供給・発表しており、スイッチにとって心強い存在となっています。

新ハードが盛り上がればゲーム業界全体の盛り上がりにも繋がるので、このような積極的な姿勢は嬉しく思いますし、私もどんどん応援していきたいです。

セガゲームス

つい最近「ヴァルキュリアシリーズの新展開」(家庭用に新作orリメイクだとみられています)、「シャイニングシリーズの新展開」(PS4でシャイニングレゾナンス 新要素ありのリマスター版発表)などが発表されているように、意外と家庭用ゲームから離れることなく、むしろ少しずつIPを復活させていこうとしている印象を受けています。

新規作品こそあまり見えてはきませんが、比較的好意的なイメージを持っています。アトラスの方針に特に干渉していない様子なのもアトラスファンとしては◎。

コナミデジタルエンタテインメント

印象の悪さは正直なところあまり払拭されていないコナミ。
今年も大きなIPの家庭用展開はほとんどなく、ボンバーマンを復活させたのが唯一の加点ポイントでした。

遊戯王やプロ野球スピリッツ、幻想水滸伝など、ファンの多い作品が再び家庭用ゲーム作品として、何らかの形で登場する日を待ち望んでいます。
余談ですが、来年こそはパワプロの新作、出ますよね??

コーエーテクモゲームス

今年も多数の新作を家庭用向けに発売したコーエーテクモ。昨年に引き続き私の印象はかなりいい会社です。
特にこの会社のマルチプラットフォーム展開は非常にスピーディーで、新ハードにもしっかり対応させているのはさすがです。

主力である無双シリーズについてもコラボ作品であるFE無双、大きく進化を遂げた様子の本編・三國無双8などがラインナップに連なり、前者は高い評価を獲得。後者も大きな注目を集めています。

ガストブランドについての展開は「よるのないくに2」などにおいて物議を醸しましたが、個人的にはどんどん挑戦していってほしいですね。

また今年は例年と比べ延期が少なかったように見受けられました。延期の常習犯となっていた昨年から改善されていて、ブランドごとのIP管理となった効果が表れているのかもしれません。一つ言うならば、自社タイトルが玉突き状態になるような発売日の設定は、もう少し考えてほしいところだったりします。


というわけで以上となります。
細かな異論などを抱いた方もおられるかもしれませんし、厳しく書いた箇所などで不快に思われた方などおられましたら、申し訳ありません。
それでは中小メーカー編”2017”もまたぜひご覧ください!







ゲームならではの名セリフを集めてみた!vol.4

家庭用ゲーム作品の心に残った名台詞・名言をまとめてみました!」という記事の第3弾。
vol.1はこちら / vol.2はこちら / vol.3はこちら

名言というより決まり文句、決め台詞みたいなものも混ざっているかもしれませんが、ご了承ください。選んでいる作品は私の独断と偏見によります。また取り扱い作品に関してはちょっとしたネタバレになる可能性もあるので、ご注意ください。
(第5弾も更新する予定です。)

ペルソナシリーズより>

我は汝、汝は我…。

シリーズを通じて、コミュが発生したりペルソナが覚醒したりするタイミングで表示されるメッセージ。もはやお馴染みとなっていますね。

②♪エブリディ・ヤングライフ!ジュネス!
あなたの~テレビに~時価ネットたなか~♪み・ん・な・の欲の友♪

前者はペルソナ4で流れるゲーム内の大型スーパーチェーン店のキャッチコピー。
後者はペルソナ3・4で流れるゲーム内通販のキャッチコピーです。どちらもそこまで凝ったメロディではないのに、なぜか耳に残るのが不思議(笑)

モンスターハンターシリーズより>

上手に焼けましたー

アプトノスなどから生肉を調達し、彼らの真横でこんがり肉を作り始める鬼畜プレイ。これが自然界の弱肉強食の恐ろしさか…。
たまにイビル・ジョーなどの目の前で焼いていて自分が食われることも。これが食物連鎖か…。

フェイトシリーズより>

――――問おう。貴方が私のマスターか
FATE

いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は十分か
FATE2
いずれもFate/stay nightからの名言。
Fateシリーズの何がすごいって、言い回しがとにかくカッコいいんですよね。厨二心をくすぐられる、というと言い方が悪いかもしれませんが、セリフが巧妙というか秀逸なんです。これも人気の出た理由の一つでしょう。
全体的に原作の奈須きのこさんの文才が光りまくり、上に挙げた以外にもたくさんの名台詞がありますが、ここでは割愛。

たけしの挑戦状より>

こんなげーむにまじになっちゃってどうするの

ビートたけしさんが監修したファミコン用ソフト「たけしの挑戦状」。
理不尽な難易度でクソゲーの代名詞的な存在ですが、本作を必死になってクリアしたユーザーに突きつけられる衝撃の一言がこれ。
今の時代、このようなソフトが発売されたら暴動・返品ものでしょうねw
ゲーム黎明期だった当時だったからこそ許されたネタだと言えます(笑)

車輪の国 向日葵の少女より>

いわれたことしかできない人間を三流。いわれたことを上手にできる人間で、ようやく二流。森田はいつになったら一流になるんだ?

よく、我々のように人の上に立つ人間は、下の者に向かって、 お前の思考は手に取るようにわかると言うが、実際はそんなことはない。我々は、他人の思考を予測しているのではなく、思考を指定しているのだ。

夏が来て、暑くなって、少しだけ雨が降って、田んぼは青々しくて、風が吹くと緑の匂いがして、ケンちゃんみたいな友達がいて……なんにも変わらないけれど、それだけでもいいんだよ。

超がつくほどにメッセージ性が高く、社会の在り方や人間の生き方を深く考えさせられる名作ADV「車輪の国 向日葵の少女」から3つ取り上げました。罪人への更生指導を監督する特別高等人を目指す主人公と、罪を背負ったヒロインたちの紡ぐ重たいストーリーが魅力の本作はまさに名言だらけ

特に上の二つは主人公の指導者である法月という男のセリフなのですが、この人は言うなれば名台詞マスター。口から出す言葉のほとんどに深い意味が込められています。かなり面白い作品なのでオススメです。(PSPソフトのため、PSVITAからダウンロード購入してプレイするのがいいと思います。)

ゲームを遊んでいなくても、純粋にメッセージとしてだけでも素晴らしい内容。ぜひ動画を見てみてください♪

レイジングループより>
人狼を題材にしたミステリー+ホラーADVから二つをピックアップ。

おおかみがくるぞ!!
reijing
おおかみジジイの不気味な発言。ネタバレになるので特に言えることはありませんが、かなりインパクトのあるセリフでした。

をちなかれ

これもネタバレ防止につき、コメントは差し控えますが、雰囲気づくりが上手いなあと思いましたね。

カオスヘッドより>

その目だれの目?

こちらはカオスヘッドを未プレイで意味を知らなかったとしても、”なんとなく怖い”というのがスゴイ。


今回は以上となります。
最後の方は期せずして不気味なもの3連発となってしまいましたねw
vol.5も公開予定ですので、お楽しみに!
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