エンタメ最高マンの家庭用ゲームブログ

RPGにADV、アクションにシミュレーションなど、幅広い家庭用ゲーム(携帯ゲーム機ソフト含む)のおすすめ作品とレビュー、そして新作情報やゲーム関連のコラム(&コナンのTVアニメの感想)を書いていくブログです。 いただいたコメントにはその全てに返信いたします。ぜひお気軽にご意見・ご感想をお寄せください!

ご覧いただきありがとうございます! 全力で良質な家庭用ゲーム作品をご紹介していきます!

Switch/ニンテンドーeショップ新作情報!2018年11月1日週

今週は12タイトルが配信。そして来週は現時点で8タイトルが配信予定。

今週の更新内容

2018年11月1日配信開始タイトル

・リスク 世界征服ゲーム(2592円)
・クロワルール・シグマ(2000円)
・レッドストリート 悪魔の挑戦デラックス
・マニュアル・サミュエル ~死神との約束~(1000円)
・A Hole New World(ア・ホール・ニュー・ワールド)(1200円)
・ティンバーマン VS エディション(200円)
・Bomb Chicken(ボム・チキン)(1750円)
・マシナリウム(1000円)
・マダルダッシュ(620円)
・SEGA AGES ファンタシースター(999円)
・アケアカNEOGEO フットサル~5 ON 5 MINI SOCCER~(823円)
・ナナミと一緒に学ぼ!English 上達のコツ 理論編(2800円)

先週の時点で未公開だったタイトルとしては、最大4人で対戦可能なタコパーティ乱闘「マダルダッシュ」、英語学習用ソフト「ナナミと一緒に学ぼ!English 上達のコツ 理論編」、ファミコン風のレトロスタイル2Dアクション「A Hole New World」などが配信開始。
それ以外にも注目の配信タイトルをいくつか簡単にご紹介。 

リスク 世界征服ゲーム

最新鋭の指令室から戦争の指揮をとるというストラテジー体験が楽しめる戦略型ボードゲーム。
最大で5人までプレイ可能で、オンライン対戦にも対応しています。



マニュアル・サミュエル ~死神との約束~

不運な事故に遭い地獄で目を覚ました主人公のサムが、蘇生の条件として死神から24時間の”マニュアル生活”を強いられるという作品。操り人形のようにキャラを操作する独特なゲーム性となっており、おすそわけの協力プレイにも対応しているそうです。

 

Bomb Chicken(ボム・チキン)

爆弾を産むニワトリを操作して、様々な仕掛けを解き明かしていく探索系のアクション・パズル・プラットフォームゲームとなっています。コミカルなデザインがいいですね♪



2018年11月8日配信開始予定タイトル

・ワールドオブファイナルファンタジー マキシマ(6264円)
・みんなでカーニバル・ゲーム!(4800円)
・ボクらの消しゴム落とし(1400円)
・アスタブリード(2000円)
・ロスト・イン・ハーモニー -Lost in Harmony-(900円)
・バリアント ハート ザ グレイト ウォー(2592円)
・ゴースト-1.0-(1000円)
・ジェットメロ:ヒーロー・オブ・ザ・ユニバース(1500円)
・お絵かきパズル1000!(700円)

配信タイトルのいくつかをご紹介。

みんなでカーニバル・ゲーム!

全部で20種類、様々なミニゲームを最大4人で楽しめるパーティーゲームがテイクツーインタラクティブジャパンから登場。

バリアント ハート ザ グレイト ウォー

第一次世界大戦を題材としたパズルアドベンチャーがUBIから登場。戦争で生き残るために4人の主人公が敵の前線を回避しながら進む様子が描かれるそうです。



ゴースト-1.0-

アンエピックの開発チームが手掛けるサイバーパンク2Dアクション。
ゴーストとなって電脳空間を駆け抜け、宇宙ステーションの機密を盗み出して陰謀を食い止めるという設定だそうです。



というわけで今週はやはり「Risk」が気になります。調べてみたところ、アメリカではモノポリーなどと並んでかなりメジャーなボードゲームだそうで、日本でいうと人生ゲーム的な存在なのだとか。
以上今週の更新情報でした!

ゲーム機はどこまで進化する?

家庭用ゲーム機は世代を追うごとに飛躍的な進化を遂げてきました。
その進化の在り方は会社やハードによって様々ではありますが、今回の記事ではゲーム(やゲーム機)が一体どこまで進化を続けていくのかということを考えてみたいと思います。

近年はハード間で”見た目の差”を出しづらくなってきた

まず最初に言及しておきたいのが、近年は以前に比べて各ハードでマシンパワーによる表現の差を出しづらくなってきたということ。

もちろん今でもハードごとに性能の差はありますが、どのハードも一定レベルのグラフィック表現ができるようになってきたために、”圧倒的な差”というのはつきづらくなってきています。

これはもちろんグラフィックだけの話ではなく、例えば”音質”や”操作性”などもそう。
様々な側面において、各ゲーム機がひとつの完成形を迎え、新たな進化を見出しづらくなっているということが言えるのではないでしょうか。

ゲームソフトにも同じことが言える

ゲーム機の性能が向上したことで、ゲームの表現の幅も飛躍的に向上しました。

現実との境界線が曖昧になりそうな”フォトリアル”なゲームが増えましたし、挙動や物理法則に至るまで現実世界を再現することもできるようになりました。

またアニメ調のゲームにしても映像をぬるぬると動かせるようになっていますし、性能による制限はかなり少なくなってきていると言えます。

もちろん予算的な問題やコンセプトの違いなど作品ごとに抱える事情はそれぞれですが、シリーズものにしても”見た目”だけで差をつけるのはかなり難しくなってきている現状があると考えています。

ゲーム機、ゲームソフト、いずれも大きく進化してきたからこそ、逆に(従来の形での)進化の余地が小さくなってきてしまった、ということですね。これは言うなれば”進化の飽和”という表現がぴったりくるのではないでしょうか。

ゲーム機はこれ以上進化できないか?

では本題に移りますが、ゲーム機はこれ以上の進化が見込めないのでしょうか?

ここまでの書き方だと、ゲーム機の目に見える進化は難しくなっているという結論になりそうですが、私の考えはそうではありません。

「ゲーム機の進化は次のステップへ」

何かの標語みたいですが、私はゲーム機の進化がちょうど分水嶺へと差し掛かっているのだと感じています。

どういうことかといえば、「従来の形での進化」は一度落ち着き、「新たな形での進化」の模索が進んでいるのではないかということです。

具体的な例として挙げられるのが”PSVR”です。
VR(バーチャルリアリティー)によってゲームの可能性は文字通り”一つ次元が上がる”ような期待があります。

自分がゲーム内の世界に入り込んでしまったかのような臨場感や没入感。それはそのハードならではの付加価値をもたらしています。

もう一つは”Nintendo Switch”です。
こちらは着脱可能なコントローラーと持ち運べる本体設計によって、場所や時間を選ばずにゲームが楽
しめる”プレイスタイルの多様性”を生み出しました。

据え置き機でありながら手軽で便利、快適にゲームが楽しめる。これもまたこれまでとは違う新たな進化の方向性だと言えるでしょう。

こうして各ハードが従来とは別のベクトルに舵を切ったことで、進化の余地は再び大きく広がったと考えられます。

実際、VRについて言えば、これはまだ研究途上の技術ということもあり、ソフト単位でのクオリティには大きな差異があります。
加えて「触感」や「匂い」、「味覚」をVRに付加するような進化もあり得ると思います。

Switchについて言えば、携帯性のさらなる向上やまったく新しい第4のプレイスタイルの発明、HD振動機能の追求など、こちらも様々な進化の可能性がありますよね。

ゲーム機にはまだ見ぬ無限の可能性がある!

こうして考えてみると、ゲーム機の「進化の飽和」はあくまで従来の形での進化が飽和してきているというだけであって、それは今後のゲーム機に大きな進化が見込めないということではないことが分かります。

今回挙げた以外にも、例えば「AR(拡張現実)」や「AI(人工知能)」といった昨今話題になっている技術がゲーム機に新たな変革をもたらすかもしれません。

独創的なアイディアが尽きない限り、ゲーム機の進化には無限の可能性があるのだと思います。

【PS4】ASTRO BOT:RESCUE MISSION (VR専用)
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2018-10-04







「STEINS;GATE」後日談的創作大公開!(前編)[エンタメ最高マンオリジナル二次創作]

ついに公開!!!
名作「シュタインズ・ゲート」を題材としたオリジナル創作!!!
時系列としてはシュタインズ・ゲート世界線に到達した後という設定となっていますが、当然個人による勝手な創作なので、”エンタメ世界線”でのお話と思っていただいてもいいかと(笑)

シリーズ好きが高じて企画を思い立ってからおよそ1週間での執筆ということで、短い上に拙い作品ではありますが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
なお2話完結の予定で、今回は前編。後編はこれから執筆しますので、少々お待ちを…w


追記・後編も公開しました!

(STEINS;GATEの二次創作に関するガイドラインについてはリンク先をご覧ください。ニトロプラスの公式ページとなります。)

関連記事リンク:「Steins;Gate ELITE」でシュタゲ熱が再燃!シュタゲゼロのアニメ版感想も!

※以下の作品を他サイトにまるごと転載するのはご遠慮いただきますようお願いいたします。

「鞍点近傍のルーティン」(前編)<執筆:エンタメ最高マン>

「ダァルよー。そちらの進捗はどうなっている」
 ――果てしなく長い夏が過ぎ、心地のいい清風が色づいた木々を揺らすようになった頃。
 秋葉原の裏通りにひっそりと佇む我が秘密の研究所・通称ラボにて、俺は二次元の美少女が走る姿を恍惚として眺めるダルへと話しかけた。画面の中の美少女が手を振るたび、ダルも気色悪い笑みを浮かべながら手を振っている。
 まったく、指示をしておいた作業もそっちのけで、さっきからPCに釘付けではないか。こいつはいったい俺を誰だと思っている?
 俺は未来ガジェットの開発という重大な責務を負う、ラボの創設者にして、狂気のマァァッドサイエンティーースト! 鳳凰院凶真なのだぞ!?
「ちょ、オカリン。見てわからん? 今はとてもそれどころじゃないっしょ。この胸の揺れッ! 激しい息遣いッ! あああああ、ありすたんぺろぺろ」
 しかしダルはそんな俺には見向きもせず、買ってきたばかりのエロゲに夢中という有り様だ。
「相変わらずダルくんは変態さんだねぇー」
 黙々とコス作りに励んでいたまゆりも、そんなダルを見ながら笑う。あの変態ぶりを目の前で見せつけられても嫌な顔ひとつ見せない女子は貴重だ。というか女神だ。もしここにクリスティーナがいたならば、「この変態! 氏ね!」と罵倒されていたことだろう。いや、ダルにとってはそれがまたご褒美になってしまうわけだが。
「そんなことよりもだ。……ダルよ、お前には世界を救うための重大任務、未来ガジェット15号機のはんだづけを命じたはずなのだが」
 ――未来ガジェット。
 それはこのラボが世界を混沌に陥れ、その支配構造を変革するために開発を進めている、スーパーでスペシャルな秘密道具の数々のことである。
 しかし断じてネコ型のロボットが未来から持ってくるような生易しいものではなく、機関のエージェントさえ歯が立たない危険な代物ばかりだ。
「半田付け? あー、そんなん頼まれてたような気もするケド……でもそーゆーのは牧瀬氏に頼んだ方がいいと思われ。喜んでやってくれるっしょ」
「そうしたいのは山々なんだがな。しかしあいつには頼めないのだ。作戦任務上の重大な事情があってな」
「オカリンはねー、この前クリスちゃんとケンカしてしまったのです」
「っなッ!? おい、まゆりッ! 余計なことは言わんでいい!」
 俺は慌ててまゆりの口を手で塞ぐ。
「えー、でもね、まゆしぃはオカリンが悪いと思うのです。だってねー、オカリン、クリスちゃんがタイムマシンのお話をしてたら急に怖い顔して怒鳴ったでしょー? まゆしぃもすごくビックリしたんだよー」
「いや、あれはその……まあ色々と理由があってだな……」
 ――タイムマシン。
 それは時間を移動することができる、SFの世界では夢のような機械。聞いただけで子供たちが嬉々として目を輝かせる憧憬の的。
 だが俺は――いや”俺だけ”はタイムマシンがそんな愉快な代物でないと知っていた。
 タイムマシンは駄目だ。作ってはいけないし、作ろうとしてもいけない。
 時空を歪めるということはこの世界を管理する神を冒涜することと同義だ。もしその不可侵領域に踏み込もうとすれば、人はたちまち罰を受ける。
 それは想像を絶するほど恐ろしく残酷な罰で、心や体を抉られるような痛みを伴う。そしてそう、俺はそれを身をもって体験した。だからどうしてもタイムマシンという言葉には神経質になってしまう。これも"後遺症"のひとつだと言えるかもしれなかった。
「――とにかく、オカリンは早くクリスちゃんと仲直りするべきだと思うなー。クリスちゃん、あの日ラボから帰るときすごく落ち込んでいたのです」
「む……。ま、まあそうだな。もしこのままあいつが助手としての役目を果たさないとなると機関との戦いに大きな支障をきたす可能性もある。その意味では仲直りしてやるのも……まあ、なんだ……悪くはないな」 
「ツンデレ乙」
「……なにをッ!?」
 ダルめ、こういう時だけ鋭いツッコミを入れてくる。さすがは俺の頼れる右腕《マイ・フェイバリット・ライトアーム》だ。こちらの複雑怪奇な思考などお見通しというわけか。
「あのねあのね、そういうことならまゆしぃはちょっと買い物に行ってこようと思いまーす。ちょうどバナナとジューシーからあげを買いに行こうと思ってたんだー。それでね、ダルくん、もしよかったらダルくんも一緒にどうかな?」
 一方でまゆりは俺に気を回してくれているらしい。天然に見えて、その実は誰よりも人の機微を鋭く察知する。自慢の幼馴染みだ。
「これはあからさまに厄介払いされてるパティーンですね、わかります」
 やれやれと大仰に手を振るダル。
「ごめんねー、そういうわけじゃないんだけどね。でもオカリンは恥ずかしがりさんだから、まゆしぃたちがいると話しづらいかなーと思うのです」
 こちらも驚くほどに的確だ。まさかこいつらには俺の脳内を読まれているというのか? いや、バカな。俺は泣く子も黙る”鳳凰院凶真”だぞ? そんなことはあり得るはずもない。
「まゆ氏はオカリンを甘やかしすぎだと思われ」
「うーん、そうかなー? まゆしぃはオカリンの人質だからね、これくらいは普通だよー」
「……リア充爆発しろッ! 今すぐに!」
 だがダルの悲痛な叫びなどどこ吹く風といったように、PCの中でも美少女がイケメンと抱き合っていた。
「とにかくオカリンはちゃんとクリスちゃんと仲直りしておいてねー」
まゆりは俺に向かって天使のように優しく笑いかけると、いつもの帽子をかぶって楽しそうに支度を始める。
「……エロゲ、今すごくいいところだったんだけどな。まあでも、まゆ氏と二人きりで買い物というのもそれはそれで萌える展開なわけで」
「おいダルよ、分かっているとは思うが、まゆりに変なことをしたらお前がいくらスーパーハカーと言えど許さんぞ」
「ちょ、ブラウン氏みたいなこと言わないでほしいお。あとハカーじゃなくてハッカーだろ、常考」
 ダルはまるでセイウチのような大きな身体をわざとらしく震わせた。それにしてもここのところ、こいつのサイズがさらに巨大化しているような……。
「じゃあオカリン、行ってくるねー。欲しいものができたらメールしてねー」
 そう言ってまゆりは見送る俺に手を振り、ダルと二人でそそくさと出かけて行った。
 ――そうして扉が閉まった途端、ラボは一気に静寂に包まれる。
 しかし寂しくはなかった。この世界にはまゆりもクリスもいる。二人とも元気に生きている。その事実を噛み締めるたび、俺の胸には熱く込み上げてくるものがあった。
 ――世界線変動率1.048599パーセント。
 ”今”という時がどれだけの奇跡の上に成り立っているのか。一度失ったからこそ、俺はそれを痛いほど知っているのだ。
「……よし」
 意を決して俺は携帯を取り出した。いつもの”演技”のためではない。せっかくまゆりたちが機会を作ってくれたのだ。クリスティーナにちゃんと謝ろう。あいつとああだこうだ言い合っていないと俺としても調子が出ない。そもそも、こんなことで意地を張っていても仕方がないではないか。
 しかし俺がちょうどクリスティーナに電話をしようと思ったときのことであった。
 ――突然ラボの戸がガタガタと音を立てた。
 今日は特に誰かが訪ねてくる予定はなかったはずだ。フェイリスはメイドカフェであるメイクイーンニャン×2でバイト中だし、ルカ子は神主である父親の客人に対応すると聞いている。萌郁は編集プロダクションでの仕事が忙しい的なメールが届いたばかりだ。
 ――となると残るは……。
「いや、まさかな……」
 脳裏に浮かんだのは一人のラボメンの顔。だがそんな偶然はあり得ないだろう。なぜなら、世の中は因果という名の必然にきつく縛り付けられているのだから――。
 ――などと考えながら玄関へ出た俺の視界の先にいたのは、なんとクリスティーナその人であった。え? 嘘? まじで?
「「あ……」」
 あまりの不意打ちに俺とクリスティーナはお互いに短く声を上げる。そして俺はクリスティーナと顔を合わせたまま、その場で固まってしまった。
 ……気まずい。……とても気まずい。
 何か言わなければと焦れば焦るほど言葉が出てこなかった。そうして続くのは居心地の悪い沈黙だ。
 ……もはやにらめっこの世界選手権か何かみたいになってきた。 クリスティーナはなんだか仏頂面だし。いやまあ、それはいつものことなのだが。というかにらめっこだったらもっと表情作れよ! 心の中で訳の分からないツッコミを入れながら、俺は必死で言葉を選ぶ。
「あ……えっと、岡部……いたのね」
 しかし空気に耐えかねて、伏し目がちに口を開いたのはクリスティーナの方であった。
「あ、ああ……。それよりクリスティーナこそ……一体何の用なのだ」
「べ、別に用があったってわけじゃ……ないんだけど」
 歯切れが悪くいつもとべて威勢が感じられないクリスティーナ。
「……ええと、そうだ、ま、まゆりは?」
「まゆりなら今は買い物に出掛けているぞ。ダルと一緒にな」
「そ、そう……」
 こうして再びの沈黙である。
 そもそも先日言い合いになってしまったのは、俺が冷静さを欠いたことが理由だ。ここは気恥ずかしさを厨二病で誤魔化すべきではない。こちらから素直に謝るべきだ。
 俺は一度目を閉じてゆっくり息を吸う。鳳凰院は一旦封印し、岡部として接するべきだろう。
「「あ、あの、この前は……」」
 ……だというのに、ええい、どうしてこうタイミング悪く被るのだ!
「……俺だ! 機関のィエーィジェントが現れた! ああ、そうだ、どうやらやつは人を金縛りにする力を持っているらしい。っなに!? 新たな作戦が始まっただと!? くそ、それがシュタインズゲートの選択だというのか……! ああ、わかった、任せておけ! ああ、心配するな、俺が何とかしてやるさ! エル、プサイ、コングルゥ……」
「……はいはい、厨二病乙」
「……お前も相変わらずの@チャンネラーぶりではないか」
「……うっさいわよ! 妄想全開のあんたよりマシでしょ」
 このままではまた言い合いになってしまう。そう考えた俺は不本意ながら話を戻すことにした。
「その……この前のことだが……お、俺が悪かった……タイムマシンにはいろいろあってな。つい熱くなりすぎてしまったのだ」
「お、岡部……」
 クリスティーナは俺が頭を下げると、驚いたように目を見開いた。それから一度深呼吸をすると俺の方へと向き直った。
「えっと……そ、その、なんというか……私もあの時はちょっと言い過ぎた。あんただけしか知らないことがあるのは分かってたのにね。だから……ごめん。少し……配慮が足りなかった」
 正直なところ意外だった。まさかあの強情で勝気のクリスティーナが俺に謝るとは。明日は季節外れの雪でも降るのではないだろうか。いや向こうも俺に対して同じ事を思っているかもしれないが。
「――よし、それじゃ問題は解決だな」
 俺はいつもと変わらず雑然としたラボにクリスティーナを迎え入れると、ダルが放り出したままの電子基板を指差した。照れくささを誤魔化すためにはちょうどよかったのである。
「早速だが助手よ、お前にしてはなかなかいいところに来た。実はひとつ頼みたいことがあるのだ」
「何よ、頼みたいことって。……つーか私はあんたの助手じゃないと何度も言っとろうが!」
こうしてすぐにいつも通りのつっけんどんな口調に戻るクリスティーナ。この切り替えの早さも実にクリスティーナらしいと言えた。
「頼みたいのは他でもない。未来ガジェット15号機、"蝶ネクタイ型録音機~犯人はお前だ~"の半田付けだ」
「またそんなガラクタを作ってるの? 録音なんて携帯で十分じゃない」
「馬鹿め。いいか助手よ、こうなったら仕方あるまい。鳳凰院凶真が直々に説明してやるからよく聞いておけ。録音機を蝶ネクタイ型にすることには大きなメリットがあるのだ。その最たるものは、万が一機関に捕らえられても奪われたり壊されたりする心配がない、ということ。それはつまり機関の裏取引の証拠を手に入れるために最適な発明なのだ! フゥーハッハッハ!」
「ダメだ、こいつ。早くなんとかしないと」
「……」
 俺の視線に気が付き赤面するクリスティーナ。
「と、とにかく! 岡部の妄想はどうでもいいけど、半田付けくらいはやってあげてもいいわよ」
「うむ。それでこそ俺の助手だな、クリスティーナよ」
「だから助手でもティーナでもないから! そういうこと言われるとやる気も失せるのよね」
「ほう、しかしその割にはなんだかウキウキしているではないか。どうやら実験大好きっ子としての血が騒ぐようだな? いや、恥ずかしがることはないのだぞ。これはラボの運命を左右する重要任務なのだからな」
「は!? 別にウキウキなんかしてないから! 小さい頃しょっちゅうやってた半田付けが久しぶりにできてラッキーとか、岡部と思ったより簡単に仲直りできて良かったとか、そんなこと一ミリも思ってないからな!? 岡部が困ってるみたいだから仕方なくやってやるだけ。勘違いするなよ……!?」
 相変わらずテンプレートなツンデレを発揮するクリスティーナ。彼女の幾分上気した顔が色っぽく、反射的に目を逸らしてしまったなんて誰かに言えるはずもなかった。

後編へと続く





ソフト発売予定・2018年11月1日週/ネコ・トモ、トランスファリングなど

(トランスファリングについて追記・修正 / 2018年10月28日)

今週はパッケージタイトルは2本のみ。小休止的な週となっています。嵐の前の静けさ的な感じですねw

パッケージタイトル



おしゃべりができる特別なネコたちとほんわか生活を送ることができるコミュニケーションゲームがSwitchで登場。
かわいらしいネコと一緒に釣りやガーデニング、料理などを楽しめ、絆を深めていくストーリーが展開されるとのこと。またネコたちをコーディネートすることもできるそうです。
なお3ds版は発売が延期されており、2018年11月21日発売予定となっています。

【PS4】トランスファレンス
ユービーアイソフト株式会社
2018-11-01


ギミックに富んだ屋敷を探索し、離散した一家の謎を解き明かす一人称探索型のホラーゲーム。
PSVRに対応しており、スリリングな体験が可能となっているそうです。ただ詳しい情報はあまり出回っていないようで、謎だらけのタイトルと言えますね。

ダウンロード専売タイトル

<Switch>
・リスク 世界征服ゲーム
・クロワルール・シグマ
・レッドストリート 悪魔の挑戦デラックス
・マニュアル・サミュエル ~死神との約束~
・ティンバーマン VS エディション
・マシナリウム

<PS4>
・Donut County
・THE QUIET MAN
・モモンガ ピンボールアドベンチャー

<XboxOne>
・Infinite Adventures
・Super Volley Blast

などが配信予定です。

今週の一言

まずは先々週の予想の答え合わせから。
「ソウルキャリバー6」を初動2.6万本と予想していましたが、結果は2.4万本とニアピン。シリーズにかなりブランクがあったことを考えると、前作からの多少の減少は仕方ない部分があると思います。

さて、それでは今週の予想。
今週は「ネコ・トモ」を初動2.8万本と予想。シリーズ第1作である「クマ・トモ」は初動1.3万本ほどでしたが、ネコはやはり根強い人気を誇るのでこれを大きく超えてくるのではないかと。ただこの手のタイトルは本当に読めないんですけどね(笑)

ちなみに「クマ・トモ」は累計でみると15万本程度まで伸びているそうで、「ネコ・トモ」も年末商戦含め、長く売れるタイトルになるのではないでしょうか。上手くいけば3ds版と合算で30万本くらいまで伸ばせるかも?

Switch/ニンテンドーeショップ新作情報!2018年10月25日週

今週は17タイトルが配信。そして来週は現時点で6タイトルが配信予定。

今週の更新内容

2018年10月25日配信開始タイトル

・ぷよぷよeスポーツ(1999円)
・セブン・ビリオン・ヒューマンズ(1500円)
・EVE burst error R(イブ バースト エラー アール)(2980円)
・スネークパス(3218円)
・Gone Home(1500円)
・ピア二スタ(2480円)
・怪盗ツインズ(980円)
・フライングパワーディスク:Windjammers(1599円)
・Magic Scroll Tactics(1200円)
・Shikhondo(シクホンド)食魂徒(1680円)
・スパイダーソリティア BLACK(500円)
・わいわい!ウォールチャレンジ(800円)
・おとぎパズル~魔法のオブジェ~(980円)
・最強の麻雀 ~100万人のための麻雀道場~(1980円)
・シャンティ -海賊の呪い- for Nintendo Switch(2500円)
・アーケードアーカイブス ASO(823円)
・アケアカNEOGEO 風雲黙示録~格闘創世~(823円)

先週の時点で未公開だったタイトルとしては、ヘビを操作してステージを攻略するアクション「スネークパス」や、フライングディスクを投げあうアーケードスポーツゲーム「フライングパワーディスク:Windjammers」などが配信開始。
それ以外にも注目の配信タイトルをいくつか簡単にご紹介。 

ぷよぷよeスポーツ

ぷよぷよ通とぷよぷよフィーバーの2つのルールが収録されたeスポーツ専用の配信タイトルが登場。
24キャラクターが使用でき、インターネット対戦やオフライン大会モードも収録。
なお2018年11月30日までは500円で購入できるということで、非常にお得となっています。



セブン・ビリオン・ヒューマンズ

プログラミングを題材としたパズルゲームの第2弾となるのが本作。60以上のステージが収録されており、前作「ヒューマン・リソース・マシーン」からいろいろと進化しているみたいですね。

 

ピアニスタ

クラシックの名曲を演奏できるリズムアクションゲーム。おすそわけプレイによって2人でアンサンブルを楽しむこともできます。

ピアニスタ

怪盗ツインズ

2人組の怪盗団となって、様々なステージで華麗にお宝を盗み出していく潜入アクションゲーム。声を掛け合うことで厳重な警備をかいくぐるのがポイントとなるそうで、2人プレイがメインとなるゲーム性となっているようです。

怪盗ツインズ

 Gone Home

海外で過ごして1年ぶりに帰宅した主人公。しかしその家はもぬけの殻に。
本作はグリーンブライアー家に残された手掛かりを調べ、何が起こったのかを調べていく探索シミュレータータイトルとなっています。どこか「フィンチ家」を彷彿とさせるタイトルですねw



2018年11月1日配信開始予定タイトル

・リスク 世界征服ゲーム(2592円)
・クロワルール・シグマ(2000円)
・レッドストリート 悪魔の挑戦デラックス
・マニュアル・サミュエル ~死神との約束~(1000円)
・ティンバーマン VS エディション(200円)
・マシナリウム(1000円)

配信タイトルのいくつかをご紹介。

リスク 世界征服ゲーム

最新鋭の指令室から戦争の指揮をとるというストラテジー体験が楽しめる戦略型ボードゲーム。
最大で5人までプレイ可能で、オンライン対戦にも対応しています。

risk

マニュアル・サミュエル ~死神との約束~

不運な事故に遭い地獄で目を覚ました主人公のサムが、蘇生の条件として死神から24時間の”マニュアル生活”を強いられるという作品。操り人形のようにキャラを操作する独特なゲーム性となっており、おすそわけの協力プレイにも対応しているそうです。




というわけで今週は「EVE BURST error R」を購入予定。加えて「怪盗ツインズ」がなかなかに気になるところですね。
来週は「リスク 世界征服ゲーム」に興味津々。ボードゲームはパーティ性が高いのでいろいろ集めたくなるんですよね。
以上今週の更新情報でした!

記事検索
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
最新コメント
自己紹介
ご覧いただきありがとうございます。ゲームやアニメ、小説などの娯楽作品大好き人間。家庭用ゲームのおすすめ作品や新作情報、ゲーマーの目線でのコラムなどを公開していきたいと思っています。

連絡先:entertainment3150manエンタメgmail.com

(お手数ですが"エンタメ"を@に置き換えてください。また"返信がない=気付いていない"なので、Twitterやコメント欄から連絡された旨をお知らせください。)
Twitterで更新情報をつぶやいています。ぜひ気軽にフォローしてください!またブログ関連の連絡などもお気軽に!
Amazonで商品を検索
ブログ村
にほんブログ村 ゲームブログ 家庭用ゲーム機へ
にほんブログ村